このお知らせは、チューリッヒ・インシュアランス・グループ発表の参考和訳となります。
(チューリッヒ、2020年9月21日)チューリッヒ・インシュアランス・グループ(以下、グループ)は、ブラジルの不毛な農地を動植物など生命豊かな原生林に蘇らせることを目標とする持続可能な森林再生プロジェクトを支援することに同意しました。今回の施策は、生物多様性の喪失による壊滅的な影響について国際機関が警鐘を鳴らす中、グループが、気候変動との闘いにおける健全な生態系の重要性を認めていることの表われです。
8年間に及ぶこのプロジェクトは、非営利団体Instituto Terraとの協力で、厳選した100万本の原生木を植えることで、「もう一つの」ブラジルの熱帯雨林である大西洋岸の森林を蘇らせるものです。これは、昨年、グループが保険会社として初めて国連の「Business Ambition for 1.5°C Pledge」に署名した際に行った約束の一つです。従来種が生存する健全な森は、「緑の砂漠」化や、生態系をうまく機能させることができない単一種の植林地化を防ぐのに寄与します。
グループは、生物多様性の喪失と関連付けて気候変動へ対処する必要性が高まっているという立場を支持しています。動植物の種類が過去にない速度で減少する中、この二つは、互いに補完し合うものです。「2020年国連地球規模生物多様性概況第5版」では、生物、生態系間の多様性は、気候変動や長期的な食糧確保への対処、将来の広範囲な感染病蔓延予防における鍵であると提言しています。
同報告書では、国連が策定した2010〜2020年の多様性保護のための220の目標はいずれも達成できなかったとしています。新型コロナウイルス感染症の拡大は、この重要性をさらに際立たせました。生態系が崩れると、人間と病気を媒介するものとの間の境界が壊れ始めるのです。
この大西洋岸の植林プロジェクトは、グループが長年にわたって協力しているインドネシアンの保護プロジェクトRimba Rayaを補完し、世界でも森林破壊の影響が最も大きい地域における生態系保存の取り組みを強化するものです。
(チューリッヒ、2020年9月21日)チューリッヒ・インシュアランス・グループ(以下、グループ)は、ブラジルの不毛な農地を動植物など生命豊かな原生林に蘇らせることを目標とする持続可能な森林再生プロジェクトを支援することに同意しました。今回の施策は、生物多様性の喪失による壊滅的な影響について国際機関が警鐘を鳴らす中、グループが、気候変動との闘いにおける健全な生態系の重要性を認めていることの表われです。
8年間に及ぶこのプロジェクトは、非営利団体Instituto Terraとの協力で、厳選した100万本の原生木を植えることで、「もう一つの」ブラジルの熱帯雨林である大西洋岸の森林を蘇らせるものです。これは、昨年、グループが保険会社として初めて国連の「Business Ambition for 1.5°C Pledge」に署名した際に行った約束の一つです。従来種が生存する健全な森は、「緑の砂漠」化や、生態系をうまく機能させることができない単一種の植林地化を防ぐのに寄与します。
同僚、お客さま、コミュニティーと一丸になって
グループのヨーロッパ、中東&アフリカ、銀行ディストリビューションのCEOである アリソン・マーティンは以下のように述べています。「植林は、気候変動を抑制し、地球上のさまざまな種類の動物、植物、生態系を保護するうえで、強力な手段となり得るのです。木を何本植えるかということだけではなく、他の生命体をいかに支えるか、支えることができるかということでもあるのです。このプロジェクトを通して、気候変動緩和の一面でありながら、しばしば見落とされがちな生物多様性に貢献しているのです」
グループは、生物多様性の喪失と関連付けて気候変動へ対処する必要性が高まっているという立場を支持しています。動植物の種類が過去にない速度で減少する中、この二つは、互いに補完し合うものです。「2020年国連地球規模生物多様性概況第5版」では、生物、生態系間の多様性は、気候変動や長期的な食糧確保への対処、将来の広範囲な感染病蔓延予防における鍵であると提言しています。
同報告書では、国連が策定した2010〜2020年の多様性保護のための220の目標はいずれも達成できなかったとしています。新型コロナウイルス感染症の拡大は、この重要性をさらに際立たせました。生態系が崩れると、人間と病気を媒介するものとの間の境界が壊れ始めるのです。
この大西洋岸の植林プロジェクトは、グループが長年にわたって協力しているインドネシアンの保護プロジェクトRimba Rayaを補完し、世界でも森林破壊の影響が最も大きい地域における生態系保存の取り組みを強化するものです。
自己維持能力を持つ亜熱帯林に
このプロジェクトでは、20世紀に畜産農場のために 伐採されたミナスジェライス州の土地に、自己維持能力を持った亜熱帯林を蘇らせるために、8年間にわたって植林を行います。ブラジルの大西洋岸の原生林のうち、今でも残っているのはたったの7パーセントに過ぎません。この森林再生プロジェクトでは、700ヘクタール(サッカー場850以上に相当)の土地に、80〜120種の木を植林し、徐々に生物多様性を高め、空気中の二酸化炭素の吸収を促します。
社員一人ひとりに一本の木を
グループの社員55,000名一人につき一本の木を植えることができ、残りはお客さまへのご案内を予定しています。