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125cc以下の原付二種の任意保険と自賠責保険

更新日:2023年1月6日

公開日:2019年8月28日

125ccのバイクは、速度規制(30km/h)がないことや、税金や維持費が安いということもあって、通勤や通学の足として人気です。

しかし125ccのバイクは車検がないため、自賠責保険の期限切れに気づかないまま乗り続けてしまう可能性もあるため注意が必要です。
そして、125cc以下の原付二種であっても万が一の事故に備えて任意保険も検討する必要があります。

125cc以下の原付二種の自賠責保険と任意保険の選び方についてご説明します。

ポイント

  • 125cc以下の原付バイクであっても、万が一の事故に備えて任意保険に加入しておくと安心です。
  • 125cc以下の原付バイクも加入が義務付けられている自賠責保険だけでは、高額な賠償を請求された場合に十分に損害を補償することができません。
  • 家族が自動車の任意保険に契約しているのであれば、ファミリーバイク特約(原付特約)を付帯すると保険料を抑えつつ、125cc以下のバイクの事故にも備えることができます。

125cc以下の原付バイクの任意保険

125cc以下の原付バイクに任意保険は不要と考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、125cc以下の原付バイクだからといって事故を起こさないとは限りません。

大きな事故を起こしてしまった場合、高額な賠償を請求される可能性もあります。任意保険に加入していなければ、その費用を全額自分で負担しなければならなくなってしまいます。

125cc以下の原付バイクであっても、高額な賠償が求められたケースもあります。万が一、事故を起こしてしまったことを考えれば、125cc以下の原付バイクであっても任意保険に加入することは決して無駄ではないでしょう。

ファイナンシャル・プランナー 水野 圭子

意外と知られていないのが、原付でも種類があって法定速度が違うことです。排気量が50cc以下の原付バイクでの法定速度は30km/hと低速ですが、125ccの場合には30km/hに制限されていません。速度が出るほど、事故の際の被害が大きくなる可能性があります。

125cc以下の原付バイクの自賠責保険

125cc以下の原付も、125cc超のバイクや乗用車などと同じように自賠責保険の加入が義務付けられています。

自賠責保険は強制保険とも呼ばれているとおり、公道を走るすべての車やバイクに加入が義務付けられている保険です。原付一種、原付二種ともに自賠責保険への加入が義務付けられています。

しかし、自賠責保険は交通事故の被害者を救済するための基本的な対人賠償です。自賠責保険だけでは、万が一の事故の損害を補填できません。

自賠責保険の対象は被害者に対する対人賠償のみですので、店舗や電柱など物を壊した場合は補償されません。店舗などを損壊した場合は、修理費以外に修理中の休業損害なども損害賠償に含まれるので、多額の賠償金を支払う可能性があります。

また、バイク事故はドライバー自身や搭乗者がケガをすることが多いですが、こうした治療代も自賠責保険では補償できません。ドライバーや搭乗者が、自分で治療費を支払わなくてはいけません。

肝心の被害者への賠償額についても、自賠責保険では被害者が死亡した場合の限度額は3,000万円、後遺障害を負い介護が必要になった場合の限度額は4,000万円となっています。

原付事故であっても相手が死傷した場合、補償額が数億円になることも珍しくありません。
そのような場合には、自賠責保険だけでは事故への備えは不十分といわざるを得ないのです。

任意自動車保険 対物賠償責任保険金額別契約構成表
保険金500万円まで 500万円超1,000万円まで 1,000万円超2,000万円まで
原動機付自転車の契約台数 185,124 33,130 10,137
ファイナンシャル・プランナー 水野 圭子

加害者になって高額の慰謝料の支払いになることがあります。万が一の場合に備え、自賠責保険だけでなく、任意の自動車保険にも加入しましょう。

自賠責保険ではカバーできない損害を補償するのが任意保険

任意保険は自賠責保険と違い、補償の範囲が広く補償額が大きいのが特長です。

補償の範囲が広く、補償額が大きいと万が一事故が起こったとき、ドライバーだけでなく被害者やその家族にとっても安心です。こうした理由からも、原付であっても任意保険への加入が求められるのです。

原付バイクは任意保険に入れる?

125cc以下の原付バイクの任意保険の相場

原付の任意保険は各保険会社のバイク保険で加入できます。任意のバイク保険ならご自身のケガ、物損事故の損害も補償範囲です。

任意保険に加入する場合、補償範囲はもちろんですが、保険料も気になるところではないでしょうか。チューリッヒの場合、125cc以下の原付バイクの保険料は、次のような金額となっています。

ホンダ PCX125

ホンダ PCX125

  • 年間保険料例
    17,050
  • 排気量
    125cc(原付)
  • 年齢
    30歳
  • 等級
    新規6等級
  • 排気量
    125cc(原付)
  • 年齢
    30歳
  • 等級
    新規6等級

ロードサービスの対象になる

自動車だけでなく原付バイクも道路上でトラブルに見舞われることがあります。 そんなときに頼りになるのが「ロードサービス」です。ガス欠、パンクなどのトラブルや自走不能になったときの帰宅費用や宿泊費用などもサポートしてくれるなど、各社に違いがあるので確認しましょう。

家族が自動車の任意保険に入っているならファミリーバイク特約もおすすめ

家族の誰かが自動車の任意保険に加入しているなら、ファミリーバイク特約(原付特約)を付帯するのもおすすめです。

ファミリーバイク特約(原付特約)とは

ファミリーバイク特約(原付特約)は、自動車の任意保険に付帯する特約の一つです。

自動車保険 の記名被保険者、またはその配偶者およびそれぞれの同居のご家族(別居の未婚の子を含む)が、原付バイクの運転中に起こした事故の際には、「人傷型」と「自損型」の2種類の補償タイプをお選びいただけます。

「人傷型」の場合 記名被保険者またはその配偶者および、それぞれの同居のご家族(別居の未婚の子を含む)が原動機付自転車を運転中のおケガを補償します。
「自損型」の場合 記名被保険者またはその配偶者および、それぞれの同居のご家族(別居の未婚の子を含む)が原動機付自転車を運転中のおケガについて、自損事故の場合に補償します。
※自損事故とは、相手のいない単独事故や相手に過失がない事故などで、自賠責保険では補償されない事故をいいます。

この場合ノーカウント事故となり、保険金の支払いを受けても主となる自動車保険の翌年度の等級に影響がありません。

チューリッヒでは、自動車の任意保険の「原付特約」でご用意していますので、参考にしてみてください。

保険料を抑えることができる

上述したとおり、ファミリーバイク特約(原付特約)は自動車の任意保険に付帯するので、バイクの任意保険に単体で加入するよりも保険料を抑えることができます。

特に原付免許は16歳から取得可能ですが、未成年者のバイクの保険料は高く設定されているので、未成年者が原付に乗るならファミリーバイク特約(原付特約)のほうがより経済的です。

またファミリーバイク特約には、年齢制限がありません。

ファミリーバイク特約(原付特約)のデメリット

ファミリーバイク特約(原付特約)は事故で保険金の支払いを受けても、主たる自動車保険の等級に影響がないということをお話ししました。

それは逆に原付で毎年無事故を積み重ねても、主たる自動車保険の保険料の割引に影響しないということを意味します。

年数にもよりますが、長くバイクに乗る場合は、無事故を重ねるごとに保険料の割引率が大きくなる任意のバイク保険のほうが、長期的にはメリットがある場合があります。

そもそも原付とは?

原付は正式には原動機付自転車といい、125cc以下のバイクはすべて「原付」に分類されます。さらに、原付は50cc以下の第一種原動機付自転車と50cc超〜125ccまでの第二種原動機付自転車に区分されます。(道路運送車両法第2条3項道路運送車両法施行規則第1条

第一種原動機付自転車(50cc以下)

道路運送車両法施行規則 では、50cc以下の原付のことを第一種原動機付自転車と定義しています。第一種原動機付自転車は、普通免許(四輪)や学科試験と実技講習の受講だけで取得できる「原付免許」で運転できます。通勤や通学などで気軽に使用する人が多く、車検もありません。

第二種原動機付自転車(50cc超〜125cc以下)

道路運送車両法施行規則では50cc超〜125cc以下のバイクを第二種原動機付自転車と定義しています。しかし道路交通法では小型自動二輪車になり運転するには普通自動二輪免許以上の二輪免許(小型限定を含む)が必要になります。50cc以下の原付一種と同様、車検はありません。

便利な125cc以下の原付も万が一の事故に備えましょう

税金や維持費も安い125cc以下の原付は、日常生活の足として人気です。使用頻度が高いだけに万が一の事故の備えが重要といえます。

バイク保険、自動車保険のファミリーバイク特約(原付特約)、どちらもメリットがあります。本記事を参考にご自身に合った選択をしてください。

※記載の情報は、2022年11月20日時点の内容です。

125cc以下バイクの任意保険のよくあるご質問

Q125cc以下のバイクに乗る予定です。任意保険を契約するメリットは?
A任意保険は自賠責保険と違い、補償の範囲が広く補償額が大きいことが挙げられます。
万が一事故が起こった場合、ドライバーだけでなく被害者やその家族にとっても安心です。こうした理由から、原付であっても任意保険への加入が求められるのです。
Q原付とは、どのようなバイクですか?
A原付は正式には原動機付自転車といい、125cc以下のバイクはすべて「原付」に分類されます。さらに、原付は50cc以下の第一種原動機付自転車と50cc超〜125ccまでの第二種原動機付自転車に区分されます。(道路運送車両法第2条3項、道路運送車両法施行規則第1条)

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒのバイク保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険、バイク保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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