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普通自動二輪のバイクとは。AT/MT車の違い

原付スクーターから大型の車種まで、バイクには排気量の違いなどによりさまざまな種類があります。

そのなかでも排気量にゆとりがあり、本格的なライディングが楽しめる「普通自動二輪車」に関心があるという方も多いことでしょう。

本記事では、普通自動二輪のバイクの定義、AT/MTの違い、履歴書への免許の記載方法などについてご説明します。

2021年9月執筆現在

普通自動二輪車とは

普通自動二輪の定義や特徴などについてご説明します。

普通自動二輪はどのようなバイクなのか

「普通自動二輪」とは、バイクにおける車両区分のひとつで、排気量が50cc超〜400cc以下のバイクを指します。

次の表をご覧ください。

車両区分 原付 普通自動二輪
免許の種類 原付 普通自動二輪免許小型限定/AT小型限定 普通自動二輪免許/普通自動二輪免許AT限定
排気量(CC) 〜50 50超〜125 125超〜400
運転できる年齢 16歳〜 16歳〜 16歳〜
高速道路の走行 × ×
二人乗り ×

上記の通り、普通自動二輪の運転免許には、排気量や車両のタイプに応じて「小型限定」「AT限定」など、いくつかの種類に分かれています。

たとえば、「普通自動二輪免許 小型限定」で運転できるのは125ccまで、400ccのバイク(AT/MT)を運転するには限定なしの「普通自動二輪免許」が必要です。

普通自動二輪車をおすすめしたい方

では、どのような方に普通自動二輪のバイクは適しているのでしょうか。

高速道路をバイクで走りたい方

普通自動二輪は、高性能で安定感のある車格のバイクが多数発売されています。

なかでも高速道路での走行が可能な125cc超〜400ccのバイクは、ロングツーリングに出かけやすいです。

バイクの二人乗りをしたい方

パートナーとのタンデムライドを楽しみたいなら、普通自動二輪の免許は必須です。

普通自動二輪はAT限定や小型限定、AT小型限定も含めて二人乗りが可能です。ただし、乗車定員が2名のバイクに限ります。

また普通自動二輪免許(小型限定含む)もしくは大型自動二輪免許を取得してから1年以上経過していないと、二人乗りはできません(側車つきのものを除く)。
しかもこの1年以上の経過については、免許の効力が停止していた期間を除きます。

なお、高速道路での二人乗りに関しては20歳以上で、普通自動二輪免許(小型限定含む)もしくは、大型自動二輪免許を取得してから3年以上経過していなければなりません。
こちらの3年以上の経過も、免許の効力が停止されていた期間を除きます。

大型自動二輪車との違い

次に、普通自動二輪と「大型自動二輪」との違いについて見てみましょう。

以下の表をご覧ください。

車両区分 普通自動二輪 大型自動二輪
排気量(CC) 〜400 無制限
運転できる年齢 16歳〜 18歳〜
高速道路の走行
二人乗り

大型自動二輪は排気量が無制限であること、また運転できる年齢が18歳以上であることが普通自動二輪との大きな違いです。

大型自動二輪は、普通自動二輪に比べて車格も大きくパワーも兼ね備えたビッグマシンになります。そのためスムーズに操るには、普通自動二輪からステップアップがおすすめです。

普通自動二輪車のATとMT

普通自動二輪車には、大きく分けてオートマチック車(AT)とマニュアル車(MT)の2つの種類があります。ここでは、その違いについて見てみましょう。

ATのバイクの特徴

いわゆるビッグスクーターなど、クラッチ操作が必要のないバイクです。

マニュアル車に比べて気軽に乗ることができ、スクータータイプは収納力にも優れているため、通勤や買い物など日常使いにも活躍します。

MTのバイクの特徴

アクセル、ブレーキに加えてクラッチ操作が必要なバイクです。ATに比べて操作は難しいものの、習熟すれば特に気になることはないでしょう。

またクラッチ操作が行えるMTのほうがきめ細かな速度調節ができるため、渋滞などの低速走行時において安定した走行が可能です。

AT/MT両者の違いを、一覧で比較してみましょう。
※ただしこちらは、個人差があります。

MT AT
車重 軽い 重い
高速安定性
低速安定性
足つき
荷物 収納スペースなし 広い収納スペース
操作 複雑 簡単

限定解除の方法

「小型限定」「AT限定」など免許の限定条件を外すことを「限定解除」といいます。

これにより、より大きな排気量のバイクに乗ったり、マニュアル車も運転したりすることが可能となります。

限定解除を行うためには、解除の内容により自動車教習所で3〜8時間の技能教習を受ける必要があります。

技能審査に合格したら、運転免許試験場に「指定校技能審査合格証明書」などの必要書類を持参し、免許証条件変更手続きを行います。この変更(限定解除)は、即日行われます。

詳しい教習内容などは、自動車教習所などに問い合わせてみましょう。

履歴書と普通自動二輪車免許

自動車の免許と同じく、普通自動二輪免許も履歴書に明記したい大切な資格のひとつです。ここでは履歴書への正しい免許の書き方について見てみましょう。

免許にはどのように記載されているのか

まずご自身の免許証に普通自動二輪免許やその取得年月日が、どのように記載されているかを確認してみましょう。

免許取得年月日

免許証表面の左下に、3行の日付欄があります。

1行目の「二・小・原」の項目は、それぞれ二輪車・小型特殊・原付を表しています。普通自動二輪の取得日は、基本的にはこの行の日付を見ればわかります。

ただし、同じ項目内で複数の免許を取っている場合、この行には最初に取得した免許(原付など)の日付が記載されます。

原付などのあとに普通自動二輪免許を取得している場合は、普通二輪を取得した日付は記載されていません。

忘れてしまった場合は、運転免許試験場や警察署の窓口で確認する必要があります。

免許の種類

免許の種類は、取得年月日の右の欄で確認できます。

普通自動二輪車免許であれば、「普自二」と記載されています。

また「小型限定」などの限定がある場合には、免許証に「普通二輪は小型二輪に限る」といった条件が付されています。

履歴書にはどのように記載すべきか

最後に履歴書への正しい書き方について、免許の種類ごとに見てみましょう。

普通二輪免許

「令和○年○月 普通自動二輪車免許 取得」と書きます。

AT限定免許 

「令和○年○月 普通自動二輪車免許(AT限定) 取得」と書きます。

小型二輪限定免許

「令和○年○月 普通自動二輪車免許(小型二輪限定) 取得」と書きます。

AT小型限定免許

「令和○年○月 普通自動二輪車免許(小型二輪・AT限定) 取得」と書きます。

まとめ

普通自動二輪について、その概要から履歴書への免許の記載方法まで、さまざまな角度から見てきました。

ロングツーリングに、タンデムライドにと大活躍する普通自動二輪ですが、忘れてはならないのは「バイクは危険な乗り物」であるという点です。

俊敏な走りを楽しみながらも、無謀な運転は決して行わず、交通ルールやマナーを守ってなによりも安全なライディングを心がけてください。

最後に、バイクを所有されている方は、チューリッヒのバイク保険をぜひご検討ください。

万が一のバイクの事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

協力:ロイヤルドライビングスクール広島

※記載の情報は、2021年9月時点の内容です。

  • 本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
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