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自動車保険を安くする方法とは?保険料が高い理由と見直しポイントを説明

更新日:2022年8月25日

公開日:2019年12月26日

自動車保険料は、運転者の条件や特約などを見直すことで安く抑えられる可能性があります。自動車保険料を安く抑えたい方は、必要な補償を把握したうえで契約を変更できるポイントがないか、確認してみましょう。

当記事では、自動車保険料が高くなっている原因や安くする方法、自動車保険を見直すときのポイントをご説明します。

ポイント

  • 自動車保険料が高くなる原因を確認しましょう。
  • 値段だけを重視するのではなく、必要な補償やサービスは外さないようにすることがポイントです。
  • 自動車保険を見直すタイミングに注意しましょう。

自動車保険料が高くなっている原因

まずは自動車保険料が高くなる原因を把握しましょう。原因として考えられるものは以下の4つがあります。

  • ノンフリート等級が低い
  • 運転者の年齢が若い
  • 不要な補償や特約に加入している
  • 代理店型の自動車保険に加入している

ノンフリート等級が低い

自動車保険には「ノンフリート等級制度」があり、保険金を請求した事故歴に応じて保険料の割引や割増が決まります。
事故にあって自動車保険の補償を受けると等級が下がり、翌年の保険料が高くなるしくみです。たとえば盗難にあうと1等級、他車と衝突すると3等級ダウンになり、翌年の保険料が高くなります。

等級は1等級から20等級まであり、自動車保険に新規で契約した年は6等級から始まることが多いです。1年間無事故で過ごすと翌年の等級が上がって保険料が割引されるので、事故を起こさないようにすることも保険料の増額防止に繋がります。

初めての契約:6等級 1年間事故なしの場合、次年度の等級は6等級から7等級へ上がる
自動車保険は等級によって割引率が変わるの?

運転者の年齢が若い

保険料は運転者の年齢が低いほど、金額が高くなる傾向にあります。統計上、若い方ほど自動車事故率が高いとされているためです。保険会社によって運転者の年齢条件の基準は変わりますが、20代〜50代の間は「年齢が低いほど保険料が高くなる」しくみであることを覚えておきましょう。

自動車保険の運転者年齢条件とは

不要な補償や特約に加入している

万が一に備えて補償や特約を付けておくことは大切ですが、必要以上に多い補償や使う機会が少ない特約がついているのは、保険料が高くなる原因になります。「本当に必要な補償内容か」を確認し、不要な補償や特約は解約しましょう。

たとえば、「もともと家族で車を共有していたが、今は自分だけが運転するようになった」場合、運転者条件を見直すのがおすすめです。「運転者本人・配偶者限定特約」を付けると補償対象が本人もしくは配偶者に限定され、保険料を抑えやすくなります。

代理店型の自動車保険に加入している

自動車保険には「代理店型」と「通販型(ダイレクト型)」があります。代理店型の自動車保険は代理店手数料がかかるため、同じ補償内容でも通販型より保険料が高くなる傾向にあります。自動車保険を安く抑えたいなら、通販型の保険料と比較してみましょう。

代理店型と通販(ダイレクト)型を比較し、通販(ダイレクト)型の場合は店舗がなく代理店手数料などがかからないため、その分保険料を安く設定できる ※図はイメージです
自動車保険の通販型・ダイレクト型とは。代理店型自動車保険との違い

自動車保険料を安くする方法

自動車保険料を安くできる可能性のある6つの方法を説明します。

  • 運転者条件を見直す
  • 車両保険の条件を見直す
  • 自動車保険の補償内容を見直す
  • 保険会社の割引サービスを活用する
  • 自動車保険料の支払い方法を「年払い」にする
  • 保険会社を見直す

運転者条件を見直す

運転者条件を見直すことで、保険料を安く抑えられる可能性があります。運転者条件には「使用目的・運転者年齢・運転者範囲」があります。

使用目的

自動車保険に加入する際に、保険会社から自動車の使用目的を確認されます。使用目的は以下の3つから選び、上に行くほど自動車保険料が高くなります。

自動車保険料を安くできる可能性のある6つの方法を説明します。

  • 業務
  • 通勤・通学
  • 日常・レジャー

「自動車通勤をしていたが、今は通勤で使わなくなった」といった場合は、目的を変更すると保険料を安く抑えられます。ただし、保険料を安くするために、意図的に実態と異なる使用目的で契約すると告知義務違反になります。告知義務違反になると、事故にあっても保険金が支払われない可能性があるため、正しく申告しましょう。

運転者年齢

自動車保険に加入する際に運転者の年齢に条件を付けると、保険料を安く抑えられます。たとえば、運転者年齢条件を「26歳以上補償」にすることで、25歳以下の運転者が補償されない分、保険料が安くなります。
チューリッヒが設けている条件は以下の4つです。

自動車保険料を安くできる可能性のある6つの方法を説明します。

  • 全年齢補償
  • 21歳以上補償
  • 26歳以上補償
  • 30歳以上補償
18歳、全年齢補償:運転する人の年齢に関係なく補償します 21歳、21歳以上補償:21歳以上の人が運転中の事故を補償します(21歳未満の人が運転中の事故には、保険金が支払われません。) 26歳、26歳以上補償:26歳以上の人が運転中の事故を補償します(26歳未満の人が運転中の事故には、保険金が支払われません。) 30歳、30歳以上補償:30歳以上の人が運転中の事故を補償します(30歳未満の人が運転中の事故には、保険金が支払われません。)

運転者範囲

「運転限定特約」では、特定の方が運転した場合のみ補償を付けるようにすると、保険料を安くできます。たとえば、1人暮らしで運転者が自分のみの場合は、「運転者本人・配偶者限定特約」を付けて「運転者または配偶者が運転したときのみ補償」にすると、保険料を安く抑えられます。
チューリッヒには、以下のような運転限定特約があります。

特約名 補償の範囲  
運転者本人・
配偶者限定
記名被保険者
記名被保険者の配偶者

保険料が安くなる↑

保険料が高くなる↓

運転者家族限定 記名被保険者
記名被保険者の配偶者
記名被保険者またはその配偶者の同居の親族
記名被保険者またはその配偶者の別居の未婚※の子

※未婚とは婚姻歴がないこと

運転者の限定なし

車両保険の条件を見直す

自動車保険料を安くしたい場合、車両保険の条件も見直してみましょう。車両保険には、幅広く事故を補償する「ワイドカバー型」や、補償の範囲を限定した「限定カバー型」があります。「限定カバー型」は補償の範囲が狭い分、保険料を安く抑えられます。

免責金額(自動車修理代のうち、自己負担となる金額)を設定して、保険料を安くする方法もあります。運転経験や自動車の使用頻度を踏まえて、節約できるところは節約するのがおすすめです。ただし、万が一に備えるために必要な補償は外さないようにしましょう。

車両保険とは。車両保険金額の計算

自動車保険の補償内容を見直す

自動車保険の補償内容を見直し、不要な補償に加入していないか確認をしましょう。必要以上の補償は解約や変更をおすすめします。

特に注意したいのは、生命保険や自転車保険との重複です。車の事故で怪我をした場合、生命保険・自動車保険それぞれで「ケガをしたときの補償」を受けられるようにしていると、補償の内容が重複している可能性があります。

補償の対象や適用条件が異なる場合もあるので、内容を確認したうえで必要な補償を受けるように見直しましょう。

保険会社の割引サービスを活用する

保険会社では、さまざまな割引サービスがあります。チューリッヒでは、以下のような割引サービスをご用意しています。

■インターネット割引

インターネットからお申込みいただいた場合に割引

■e証券割引

インターネットで新規または継続契約手続きを行い、保険証券、異動・解約承認書および領収証が不要の場合に割引

■早期契約割引

保険開始日の45日前までに契約申込みをされた場合に割引

■新車割引

指定の乗用車に限り、新車の場合に割引

■自動ブレーキ割引

「自動ブレーキ装置」を装備する車両に対して割引

■ゴールド割引

ゴールド免許の場合、保険料が「ブルー」の場合に割引

割引は継続・新規の契約の際に受けられるものが多く、中途契約では適用できない場合もあります。条件を確認したうえで、割引を活用しましょう。

自動車保険料の支払い方法を「年払い」にする

自動車保険料は1年分を一括で支払う「年払い」と、1ヵ月単位の分割で支払う「月払い」の2種類から選べます。

年払いは1度に高額の保険料多くの金額を支払うことになりますが、12ヵ月分の保険料の合計で比べると、月払いより安くなります。「1年間で支払う自動車保険料を少しでも抑えたい」という方は、年払いへの変更を検討してみてください。

保険会社を見直す

保険会社を見直すことで、保険料を安く抑えられる可能性があります。自動車保険は代理店型より通販型(ダイレクト型)は保険料が安い傾向があるため、今加入しているのが代理店型なら、保険会社の見直しに合わせて通販型に切り替えるのもおすすめです。

保険会社のキャンペーンや割引によって「初年度に限り、保険料が安くなる」といったパターンもあります。保険料は継続的に支払うものなので、翌年以降の金額も見据えて保険料を確認しましょう。

保険会社を見直す際のチェックポイント

保険会社を見直すにあたって確認したいポイントを3つ説明します。

  • 自分に必要な補償を付けたうえで保険料が抑えられるか
  • ノンフリート等級が上がるタイミングを逃していないか
  • 付帯サービスが充実しているか

自分に必要な補償を付けたうえで保険料が抑えられるか

保険会社を見直す際は、自動車保険料を安く抑えられて、かつ事故にあった際に必要な補償を受けられるものを選びましょう。

たとえば、運転者の年齢条件を限定的にした方が保険料を安く抑えられる傾向がありますが、運転者の年齢が幅広いのであれば、全年齢を補償対象にしておいたほうがよい場合もあります。実際の運転者の条件に合わせた補償を付けたうえで、保険料を抑えられないか確認しましょう。

ノンフリート等級が上がるタイミングを逃していないか

自動車保険は、1年間無事故であれば翌年に等級が上がります。しかし、満期以前に保険会社を切り換えると等級が上がらない場合もあります。他社の自動車保険に切り替える際は、保険の満期日に切り替えれば等級がワンランクアップしますが、満期日を迎えていなければ等級は上がりません。

タイミングによっては、満期を待って切り換えたほうがお得な場合もあるため、加入している契約と照らし合わせて、保険会社を切り替えるタイミングを検討しましょう。

自動車保険を解約・途中解約する場合の注意点

付帯サービスが充実しているか

保険会社を見直すにあたって、付帯サービスも合わせて検討しましょう。

ロードサービスやレンタカーなどの付帯サービスが充実している保険会社もあります。同程度の保険料・補償内容の保険で迷う場合は、付帯サービスを比べてみて、より活用できそうなものが含まれているかを確認してみましょう。

自分に合った形で自動車保険料を安く抑えよう!

自動車保険料が高くなる原因や安くする方法を説明しました。

保険料を安くする方法は、運転者条件や車両保険の条件など見直しがあります。必要以上の補償が付いている場合は契約内容の変更をおすすめしますが、万が一のときに必要な補償まで外さないようにすることが大切です。

安くできるポイントを確認しながら、ご自身に合った補償は受けられるようにし、自動車保険を見直してみましょう。

金子 賢司

自動車保険の補償内容を見直すと保険料を安くできる可能性はありますが、万が一のときに補償の対象外となっては意味がありません。見直しの際は運転者条件、車両保険、補償内容が希望通りになっているか慎重に確認をしましょう。

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自動車保険料についてのよくあるご質問

A

被保険者の免許証の色が通年適用されますので、保険料の変更はございません。

A

被保険者(主にお車を運転される方)の居住地域(住所)によって保険料が異なります。転居により記名被保険者の住所が変更になる場合には、変更のお手続きが必要となります。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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運営者情報
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(チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド)

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