閉じる

車のリコールの意味とは。対象車の検索・情報の調べ方や、車検はどうなる?

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

車のリコールの意味とは。対象車の検索・情報の調べ方や、車検はどうなる?

車のリコールとは、自動車が設計や製造過程で、何らかの不具合があった場合に自動車メーカーが無料で回収と修理を行い、事故やトラブルを未然に防ぐための制度です。自動車関連のリコールは毎年300件以上の報告があるなど、とても多いのが特徴です。では自分の車がリコール対象車になった場合は、どのように対応すればいいのでしょうか。

自動車のリコールの意味とは?

自動車のリコールの意味とは?

リコールに関する記事は新聞やTV、ネットなどでたびたび目にすることがありますが、そもそも自動車のリコール制度とはどのようなものなのでしょうか。

リコール制度とは

リコール制度とは、自動車が設計や製造過程などで何らかの問題があった場合、自動車メーカーが自らの判断で国土交通省に事前に届け出を行ったうえで、その車種を無償で回収し修理を行うことを義務付けられた制度です。
リコール制度は設計・製造に起因した事故を未然に防ぐことを目的とし、道路運送車両法第63条の2、第63条の3、第63条の4、第64条を根拠としています。
またリコール制度は自動車のみならずタイヤやチャイルドシートなどにも適用されています。

出典:道路運送車両法第63条

もし自動車メーカーなどがリコールの義務を怠ると、道路運送車両法第106条の4、第111条により

  • 懲役1年以下
  • 罰金300万円以下
  • 法人罰金2億円以下

の罰則に問われることになります。

出典:道路運送車両法第106条の4
出典:道路運送車両法第111条

リコール件数

リコールの届出は近年(平成25年度〜29年度)年間300件を超えており、平成29年度の総届出件数は、377件でした。
自分が所有する車がリコール対象車になっていないかどうか、常に注意しておく必要があります。

近年のリコール件数と対象台数
年度 件数 対象台数
25 303 7,978,639
26 355 9,557,888
27 368 18,990,637
28 364 15,849,014
29 377 7,700,330

出典:国土交通省資料をもとに作成

リコールはどのように告知される?

自動車がリコールになった場合は、自宅に自動車メーカーやディーラーからDMなどでリコールの通知表が送付されます。またTVや新聞、ネットなどの媒体で自動車メーカーからリコール車種の告知が出されます。

リコール対象車を検索したり情報を調べる方法

所有する車種がリコール対象車であっても、引越しをして住所変更をしていない場合などは自動車メーカーやディーラーからの通知が届かない場合があります。もし自分が所有する車種がリコール対象車かどうか気になる場合は、下記の方法で調べることができます。

自動車メーカーのサイトで調べる
リコール情報は各自動車メーカーのウェブサイトで必ず記載されます。リコール対象車の対処法などの情報も掲載されているので、自動車メーカーのウェブサイトを検索して調べ、リコール対象車の情報を得るのが一番便利です。

国土交通省のサイトで調べる
リコール情報は国土交通省のサイト内にある「自動車のリコール・不具合情報」でも検索して調べることができます。1993年4月からリコールの届け出のあった車の情報を調べることができるので、中古車を所有する人には特に便利です。
自動車のリコール情報はもちろんですが、タイヤやチャイルドシートなどのリコール情報も検索して調べることができるので、気になる場合は当該サイトで確認してみることをおすすめします。

不具合情報の発信も重要

リコールとなる車の不具合は、実際にその車の使用者からの情報で発覚することも多く、国土交通省並びにメーカー側にとっては、その情報収集と蓄積、調査・分析と原因究明が責務です。事前に事故を防ぐために迅速かつ適切なリコールが実施されるよう、自動車を所有し運転する人は、情報の受け手側のみならず、不具合の情報を発信する側でもあります。安全安心な車社会を維持するためには、少しでも故障や不具合が気にかかった場合、速やかにその情報を発信することはとても有益です。「なぜこんなところが故障するの?」あるいは、「これってひょっとしてリコールかな?」
といぶかしく感じたら、国土交通省のウェブサイトに設置された自動車の不具合情報ホットラインに情報を発信しましょう。

所有する自動車がリコールになった場合の対処方法

では自分が所有する自動車がリコール対象車となった場合は、どのように対処すればいいのでしょうか。

所有する自動車がリコールになったら

所有する自動車がリコール対象車となった場合は、新車、中古車を問わず無料で修理してもらえます。
自動車メーカーやディーラーからリコールの通知表が届いた場合は、指定された場所に自動車を持って行き、速やかに修理に出しましょう。
また新聞やTV、ネットや国土交通省のウェブサイトなどでリコールの情報を知った場合は速やかに自動車メーカーに連絡し、自動車メーカーの指示に従うようにしてください。

リコールへの対応をしていないと車検に通らない?

自分の車が車検の時期にリコール対象車になった場合、車検はどうなるのでしょうか。リコールへの対応をしていないと車検には出せないのでしょうか。

・リコールへの対応をしていなくても車検には出せる
リコールへの対応をしていなくても車検に出すことはできます。しかしリコールされている部分は車検代行業者が交換・修理することはできないので、車検代行業者からディーラーに依頼して交換・修理をしてもらうことになります。その際代行業者に手数料が発生する場合があり、リコール対応分の日数も余分にかかるので、あらかじめ車検代行業者に確認するとよいでしょう。

・車検に通らない場合がある
リコールへの対応をしていない車は車検に通らない場合があります。リコール原因が「国が定めている保安基準をクリアすることができない重大な欠陥がある」と認定された場合などで、最近ではタカタ製のエアバッグの異常破裂などがこれに該当します。
他にもリコール原因が保安基準である「車検検査該当項目」の範疇にあれば、リコールへの対応をしていないと車検に通らない場合があります。

・リコール判明後はただちにディーラーに相談を
リコールの修繕義務はディーラーが車検代行業者で車検を行い車検証が発行されても、リコール未対応の場合は車検代行業者に通知が来ることがあります。こうしたことからも、リコールがわかったらすぐにディーラーと連絡を取り、今後の相談をすることが重要です。

リコールの対応に期限はない

うっかりリコールの告知を見逃してしまったり、長年リコール対応が放置されていた中古車を購入してしまったりした場合はどのようにしたらいいのでしょうか。
リコールの対応に期限は設けられていません。国土交通省のウェブサイトでも20年以上前のリコール情報を掲載しているなど、自動車メーカーは過去にさかのぼってリコールの対応を義務付けられています。
リコールの対応を忘れてしまったり、リコール未対応の中古車を購入してしまったりした場合も、すぐにディーラーに連絡をして早急に対応を取るようにしましょう。

車のトラブルを未然に防ぐために

車のトラブルを未然に防ぐために

リコールの告知が行われれば、速やかにリコールへの対応をすることは当然のことですが、個人でも日常的に車のメンテナンスをするなど、安全への取り組みを心掛けましょう。

日常のメンテナンスの重要性

車を安全に走行するためには日常的にディーラーや自動車修理工場などでチェックを行い、必要であればメンテナンスを行うことが重要です。
またドライバーには法令で日常点検整備が義務付けられており、国土交通省により全15項目の日常点検が義務付けられています。これらはドライバーが目視などでできる検査なので月に1度は必ず行うようにしましょう。

日常点検整備の項目
ブレーキペダルの踏み残りしろと効き具合
駐車ブレーキの引きしろ(踏みしろ)
エンジンのかかり具合・異音
エンジンの低速・加速の状態
ウィンド・ウォッシャの噴射状態
ワイパーの拭き取りの能力
ブレーキ液の量
冷却水の量
エンジン・オイルの量(汚れ)
バッテリ液の量
ウィンド・ウォッシャ液の量
ランプ類の点灯・点滅
タイヤの空気圧
タイヤの亀裂・損傷有無
タイヤの溝の深さ

出典:国土交通省ウェブサイトをもとに作成

法定点検を忘れずに

法定点検は車検と同様に車の所有者に課せられた義務です。車検をしているから安全と思っている人もいるかもしれませんが、法定点検は車検の対象とならない点検項目をチェックします。ブレーキ周りなど車の安全性にかかわる点検項目もあるので、12ヵ月ごと、24ヵ月ごとの法定点検も忘れずに行うようにしましょう。

まとめ

まとめ

リコール制度は車の故障や事故を未然に防ぐことを目的として設けられた制度です。リコール対象車となれば自動車メーカーから無料で修理などをしてもらえます。リコールになった際は自動車メーカーから通知が来る他、TVや新聞などのメディアや国土交通省のウェブサイトで公表されるので、対象車種かどうか検索して情報を調べましょう。リコール対象車であった場合は必ず、ディーラーと連絡を取り、速やかに修理するようにしましょう。

チューリッヒの自動車保険のご案内

万が一の車の事故・故障・トラブルに備えて、チューリッヒの自動車保険(車両保険・ロードサービス)をご検討ください。

自動車保険
チューリッヒの自動車保険は、レッカー100kmまで無料、給油10lLまで無料など、充実のロードサービスをご提供しています。

自動車保険のお見積り
チューリッヒなら、かんたん3ステップで自動車保険料をお見積りいただけます。

車両保険
車両保険は、自分の車の損害に備える保険です。

ロードサービス
チューリッヒのロードサービスは、24時間365日迅速に現場へ急行。無料ロードサービスを提供します。

自動車保険の等級
自動車保険のノンフリート等級とは、事故(保険金請求)歴に応じて保険料の割引・割増を適用するしくみです。

この記事が気に入ったら、
SNSで家族や友人にシェア!

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

チューリッヒの自動車保険

インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちらをご確認ください。
  • お電話でお手続きされた場合“インターネット割引”は適用されません。

DD190208-2

「自動車の制度」の記事一覧

プレゼントキャンペーン

自動車保険のサービス・補償内容

特別コンテンツ


TAGS

専門家のコラム

公式SNS

チューリッヒの自動車保険 ネット申込みで最大21,000円割引(※) 自動車保険のお見積りはこちら

TAGS

この記事が気に入ったら、
SNSで家族や友人にシェア!

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

チューリッヒの自動車保険
ネット申込みで最大21,000割引!

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちら

自動車保険 お見積り