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バイクや原付(スクーター)のタイヤ交換時期と適正な空気圧

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バイクや原付(スクーター)のタイヤ交換時期と適正な空気圧

「ブタと燃料」というのをご存じですか。バイクの話でいきなり「ブタと燃料」と言われても困ってしまうかもしれませんが…。
これは最低限、走る前にチェックしておくべきことの頭文字なのです。ブタの「ブ」はブレーキ。「タ」はタイヤです。「と」はライトやウィンカーなどの灯火類。そして「燃料」はガソリンなどの燃料です。
ここではそのブタの「タ」=バイク・原付(スクーター)のタイヤの交換時期と適正なタイヤの空気圧について解説します。

バイク・原付(スクーター)のタイヤの役割

バイク・原付(スクーター)のタイヤの役割

まずはバイク・原付のタイヤの役割を確認してみましょう。当然のことですが、タイヤは車体、ライダー、積載物の重量を支えます。支えるだけなら四角形でも良いのですが、動力を路面に伝え、スムーズに走らせるためにタイヤは円形です。

また、路面とタイヤとの間に摩擦を生みます。摩擦によって回転方向に進む力を路面に伝え、停止時にはスリップさせずに停まる力を受け止めます。カーブでは横方向の遠心力を受け止め横滑りを防ぎます。
また、空気を含み、程よく膨張したゴムタイヤは、操縦性や乗り心地を良くしてくれるクッションとなるのが主な役割です。

路面との接点

小さなバイクだとタイヤと路面の接点はほんの名刺サイズくらいです。大きなバイクでは後輪が非常に太い場合がありますが、実際には断面が丸いため接地している面積は見た目より小さく、はがきサイズくらいのものです。タイヤは回転しながらその僅かな接地面積でバイクを支え、走らせ、停め、曲がらせているのです。

トレッドパターン

さらにタイヤにはトレッドパターンと呼ばれる溝があります。降雨の際、タイヤと路面との間の雨水を回転するタイヤの溝を通して逃し、スリップを防ぎます。オフロードのバイクではゴツゴツしたブロック状のトレッドパターンが悪路の泥や砂を捉え、バイクを走らせます。
溝でない部分を山といい、タイヤがすり減り溝が浅くなることを「山がなくなる」といいます。ゴムで出来たタイヤは常に路面との摩擦があるので走行すれば当然擦り減ります。新品に対して半分くらいまで擦り減ったタイヤを5分山、ほとんど新品に近い状態だと9分山などといいます。

バイク・原付(スクーター)のタイヤ交換時期は

バイク・原付(スクーター)のタイヤ交換時期は

タイヤの耐久性はどれくらいか。それは使用方法と環境、使用頻度や走行距離、使用するタイヤの性質、バイクのパワー/スピードなど、色々な要因で大きく変化するので一概には言えません。しかし、目安はあります。まず日常の点検でわかる部分から確認してみましょう。

スリップサインの確認

現在乗っているバイク・原付があるなら、まず、タイヤのサイドウォール(タイヤ側面)を見てください。円周の途中の数ヵ所に小さな三角マークが表示されています。その三角マーク部分のタイヤの溝をよく見ると他の部分より浅くなっているはずです。その溝の浅い部分をスリップサインといいます。

タイヤの摩耗が進むと山が減り、元々浅くなっているスリップサインの溝が他より先に消えることになります。この状態をスリップサインが出たといいます。スリップサインの高さは、溝の一番深いところから1.6mm程に設定されていますから、スリップサインが出たときにはタイヤの溝の残りがおよそ1.6mmであることを示しています。

仮に1ヵ所でもその状態になったら、どんなに新しいタイヤでもそのまま走行することは出来ない危険な摩耗状態であることを示しています。そして、そのような状態で走行した場合、整備不良の取締の対象になったり、車検のあるバイクでは不合格となったりしますから注意しましょう。タイヤ交換の大まかな距離の目安としては、1万〜2万キロが交換の時期と考えましょう。目視で確認できるので、走り出す前に前後のタイヤ確認をする習慣を付けましょう。

タイヤの製造時期も目安のヒント

では、もう一度タイヤのサイドウォールを見てみましょう。今度は角丸四角形に囲まれた文字を確認してみてください。そこに例えばX1019と書いてあったとします。これはその下二桁がタイヤ製造年の西暦での下二桁を表し、上二桁が製造週を表しています。1019という表示は2019年の10週目に製造されたタイヤということを示しています。

この製造年をタイヤ交換のヒントにすることもできます。製造年から3〜5年が経過していたら山が残っていても交換するようにしてください。ゴムが硬化しているので突然のバーストやパンク、空気漏れ、グリップ不足によるスリップ事故などの危険が高まっている状態です。古いタイヤから新しいタイヤに交換すると、回転への抵抗も少なく、ハンドルも適正な重さに戻り、乗り心地も燃費も向上、ブレーキも効くようになるなど、良いことずくめの変化が感じられるはずです。

タイヤを長持ちさせるには
日頃バイクに乗ることでタイヤを少しでも長持ちさせる方法をお伝えしましょう。タイヤは路面との摩擦があるので走行すれば摩耗します。しかし、使用していなくても紫外線を浴び、外気に触れ、自然に劣化します。また、長期間放置したままだと一ヵ所で車重を支え続けることになるので、内部の繊維や構造材に負荷をかけ変形してしまいます。適度にバイクを走行させ、タイヤを使ってあげることも長持ちさせるには有効なことなのです。

走行時には適正な空気圧を維持し、安全でスムーズな運転を心がけるのがタイヤを長持ちさせる秘訣になります。
バイクメーカーの適正空気圧は、バイクの車体に貼られている表記ラベルかサービスマニュアルで確認することができます。わからない場合はバイクショップ、タイヤショップに相談してみましょう。

バイク・原付(スクーター)のタイヤ交換

バイク・原付(スクーター)のタイヤ交換

タイヤ交換の時期になったら、まずは次に装着するタイヤを決めなくてはなりません。メーカーが純正で装着しているタイヤは、そのバイクに適したタイヤが選ばれています。そのため同じものを選ぶのが一般的です。

しかし、さまざまなタイヤの特徴を調べ、たとえば燃費向上に向いているとか、コーナーリング性能の向上に適しているとか、それぞれの目的に合った性能のタイヤを選ぶのもバイクライフの楽しみに繋がります。

とはいえ、純正以外のタイヤを選ぶときには、純正で装着されているタイヤと同等以上の質のものを選びましょう。タイヤのサイドウォールにはサイズなどに関する情報も記されています。たとえば180/55ZR17-73Wという表示があるとします。これはタイヤの総幅、扁平率、スピード記号、タイヤの構造、リム径、負荷できる最大重量を表す負荷指数(ロードインデックス)を示しています。

また、タイヤの幅を標準より広いものにしたい場合、駆動チェーンやサスペンションなどと干渉してしまう場合があるので注意が必要です。各タイヤには定められた適合リムサイズがあるので、銘柄を変更する場合は事前に確認しましょう。

こうした表記の意味を知り、標準で設定されたタイヤのスペックよりも低いものを使うと危険だということを意識してタイヤ選びをしてください。タイヤによっては数値だけではない性能の善し悪し、あるいはバイクとの相性もあります。迷った場合はタイヤショップなどの専門家に相談することをおすすめします。

バイク・原付(スクーター)のタイヤ交換はプロにお任せが安心

バイク・原付(スクーター)のタイヤ交換はプロにお任せが安心

タイヤ交換は先ずバイクから前後のホイールを外し、リムからタイヤを外さなくてはなりません。そして新しいタイヤを組み付け、元に戻します。言うだけなら簡単に思えるこの作業ですが、実際に自分で交換をするのはかなり大変です。

タイヤ交換作業の流れ

たとえば、文章にすると「ホイールを外す」と書いてあるだけでも、実際にはホイールを外すためにはブレーキも外さなくてはならず、ドライブチェーンをスプロケットから外さなくては作業ができません。

組付けの際はブレーキの再調整やバランス取りなど、安全な走行を左右するかなり高度な技術が加わります。自転車のタイヤ交換とは大きく異なります。

作業時間

多くの道具が揃っていたとしても、よほど慣れていなければ順調に行っても1輪に3〜4時間はかかってしまいます。

専用の設備の整ったプロショップでは前輪20〜40分、後輪40分〜1時間、前後輪1時間〜1時間半ほどで前後輪を確実な技術のもとで交換してくれるはずです。その場合の工賃はお店、車種、作業の難易度などで上下しますが、廃タイヤ処理代も含めおよそ4,000円から10,000円の範囲で行ってもらえるはずです。

タイヤの金額にプラスして工賃/廃タイヤ処理代がかかりますが、バイク整備の確実なプロの技術に任せるのが安全、かつ賢明な選択です。自ら作業を行うにはかなりの高リスクになります。

また、お店によってはホイールを外したタイミングでホイールベアリング交換やその他の点検もしてくれることがあるので、安心です。

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