小さなお子さんのいる女性を中心に、電動アシスト自転車(電動自転車)に乗る方が増えています。
電動アシスト自転車のパーツの一つに、バッテリーがあります。できるだけ長く乗れるよう、上手に充電しましょう。
電動アシスト自転車のバッテリー充電方法や寿命、バッテリーを処分する方法などをご説明します。
電動アシスト自転車(電動自転車)はとても便利な乗り物ですが、気になるのはバッテリーです。
上手に充電をし、できるだけ長く使っていくにはどのように使えばよいのでしょうか。
機種やバッテリーの内部温度、メーカーにもよりますが、電動アシスト自転車のバッテリーを100%充電させるためには、約3〜8時間かかります。
気温や使用量によって、バッテリーの容量は減少しますから、常にバッテリーはどのくらい残っているかチェックをすることが大切です。
また長い間バッテリーに充電していない場合は、充電時間が伸びることがあります。
なお一度の充電で走行できる距離の目安は、YAMAHAのSION-U(20インチ)なら46km、ワゴンなら57kmです。
電動アシスト自転車の前照灯は、バッテリーを電源にしています。
バッテリーの残量がなくなると消灯するため、道路交通法第52条により夜間での走行ができなくなります。
またバッテリーの残量が減るにつれ、ペダルも重くなります。
ペダルが重いと、うまく運転ができず危険です。
特に上り坂では重量がかかり、バッテリーを消耗します。
バッテリーが切れてしまえば、電動アシスト自転車を手で押さなくてはなりません。
電動アシスト自転車のバッテリーは常に確認し、夜間に走行する場合はしっかり充電しておきましょう。
電動アシスト自転車のバッテリーは、「リチウムイオン電池」もしくは「ニッケル水素電池」の2種類があります。
最近はリチウムイオン電池のバッテリーが増えているため、ここではリチウムイオン電池のバッテリーを例にご説明します。
リチウムイオンバッテリーの特徴は、以下の通りです。
こうした特徴を踏まえたうえで、上手に充電することが大切です。
なおバッテリーの充電はペットや幼児がいるところを避け、15〜25度の室内で行うとよいでしょう。
バッテリーは使っているうちに、徐々に劣化していきます。
一般的に充放電を700〜900回ほど行うと、購入時の約半分ほどに低下するといわれています。
使用しているうちに充電できる容量が減り、バッテリーの持ちの悪さを感じるようになります。
充電が多くて不便だと感じるようになれば寿命だといえます。
最寄りの販売店へ行き、バッテリー交換を行いましょう。
「リチウムイオン電池」でも「ニッケル水素電池」でも、電動アシスト自転車のバッテリーはリサイクルできます。
使用済みのバッテリーは、自転車販売店に持って行きましょう。
なお、一般社団法人 JBRCのウェブサイトを開くと、バッテリー回収が可能な販売店がわかります。
最寄りの販売店に行きましょう。
電動アシスト自転車(電動自転車)に乗る方が増加するにつれ、事故や盗難が増えています。
また盗難においては、電動アシスト自転車のバッテリーが盗まれることが増えているようです。
こうした事故や盗難を防ぐために、以下の方法があります。
メーカーによっては、「盗難補償制度」がある場合があります。
メーカーによっては補償期間内であれば、新車価格の一部と新車組み立て料で、同じタイプの自転車を購入することができます。ただしバッテリーだけの盗難に関しては、盗難補償制度はありませんので、注意が必要です。
全国の各自治体で、自転車保険加入の義務化が進んでいます。
最近は自転車での事故による、高額な損害賠償を命じられるケースも少なくありません。
あらかじめ自転車保険に入っておくことが求められている時代だといえるでしょう。
たとえばチューリッヒの自動車保険には、「個人賠償責任補償特約」があります。
チューリッヒの「個人賠償責任補償特約」では、電動アシスト自転車に乗って他人にケガをさせた場合にも損害賠償金を補償します。
電動アシスト自転車(電動自動車)は、使用量や気温によってもバッテリーが減少することがあります。
常にバッテリー容量を、チェックしておきましょう。
またバッテリーがなければ前照灯をつけることができず、夜間での走行ができません。
あらかじめ充電を行ったうえで、安全運転を心がけましょう。
最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。
※記載の情報は、2024年9月時点の内容です。
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