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自賠責保険料一覧表(月割り早見表)。保険料改定について

更新日:2023年7月6日

公開日:2020年8月5日

自賠責保険の料金は、住まいの地域や車両の区分によって異なります。

自賠責保険の料金は定期的に見直しが行われており、近年では2023年4月に保険料の改訂が行われました。自賠責保険の手続きは、車の販売店や保険会社で行えます。

自賠責保険料の一覧表(月割り早見表)や2023年の自賠責保険料の改定について説明します。これから車を購入される予定の方や自賠責保険の加入について知りたい方は、参考にしてみてください。

ポイント

  • 2023年4月に自賠責保険料の改訂が行われました。
  • 自賠責保険へ加入する際は、販売店か保険会社で手続きを行います。
  • 今後も自賠責保険料が改訂される可能性があります。

普通乗用車の自賠責保険料一覧(月割り早見表)

普通自動車における自賠責保険の料金一覧(月割り早見表)は、以下の通りです。2023年4月1日から新たな基本料率が適用され、2021年4月以来の値下げが行われました。

基本料率の算出は、損害保険料率算出機構が行います。()内の保険金額は、1ヵ月あたりの料金を月割りにしたものです。

2023年版自賠責保険料早見表(自家用自動車)
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月
普通乗用車 24,190円
(653円)
23,690円
(658円)
18,160円
(726円)
17,650円
(735円)
12,010円
(923円)
11,500円
(958円)

()内は1ヵ月あたりの保険料換算の金額(端数切り捨て)
2023年(令和5年)の4月1日移行に保険の有効期間を開始した保険契約に適用されます。
沖縄県・離島地域を除きます。
損害保険料率算出機構 自賠責保険基準料率表(2023年1月届出)をもとに表作成

保険期間が37ヵ月の場合は月あたりの保険料が653円ですが、12ヵ月の場合は958円となっており、同じ車種でも保険期間によって月々の保険料が異なることがわかります。

軽自動車の自賠責保険料一覧(月割り早見表)

軽自動車における自賠責保険の料金一覧(月割り早見表)は、以下の通りです。

2023年版自賠責保険料早見表(軽自動車)
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月
軽乗用車 24,010円
(648円)
23,520円
(653円)
18,040円
(721円)
17,540円
(730円)
11,950円
(919円)
11,440円
(953円)

()内は1ヵ月あたりの保険料換算の金額(端数切り捨て)
2023年(令和5年)の4月1日移行に保険の有効期間を開始した保険契約に適用されます。
沖縄県・離島地域を除きます。
損害保険料率算出機構 自賠責保険基準料率表(2023年1月届出)をもとに表作成

普通自動車と同じ保険期間で比較すると、軽自動車のほうが保険料を抑えられることがわかります。

軽自動車の自賠責保険。保険料はいくら?

原付・バイクの自賠責保険料一覧(月割り早見表)

原付・バイクにおける自賠責保険の料金一覧(月割り早見表)は、以下の通りです。

2023年版自賠責保険料早見表(原付・バイク)
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月
原付 - 10,170円
(282円)
- 8,560円
(356円)
- 6,910円
(575円)
バイク 軽二輪
(125cc超から250cc以下)
- 10,710円
(297円)
- 8,920円
(371円)
- 7,100円
(591円)
小型二輪自動車
(250cc超)
10,630円
(287円)
10,490円
(291円)
8,910円
(356円)
8,760円
(365円)
7,150円
(550円)
7,010円
(584円)

()内は1ヵ月あたりの保険料換算の金額(端数切り捨て)
2023年(令和5年)の4月1日移行に保険の有効期間を開始した保険契約に適用されます。
沖縄県・離島地域を除きます。
損害保険料率算出機構 自賠責保険基準料率表(2023年1月届出)をもとに表作成

バイクは軽二輪(125cc超から250cc以下)と小型二輪自動車(250cc超)によって保険料が異なります。また原付と軽二輪は、13ヵ月や25ヵ月、37ヵ月の保険期間を設定できません。

原付・バイクの自賠責保険については、以下の記事で詳しく説明しています。

原付・バイクの自賠責保険。原付や250ccのバイクの自賠責保険料

その他車種の自賠責保険料一覧(月割り早見表)

その他の車種(普通・小型貨物自動車)における自賠責保険の料金一覧(月割り早見表)は、以下の通りです。

2023年版自賠責保険料早見表(普通・小型貨物自動車)
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月
自家用普通貨物自動車
最大積載量が2トンを超えるもの - - 32,030円
(1,281円)
30,980円
(1,290円)
19,290円
(1,483円)
18,230円
(1,519円)
最大積載量が2トン以下のもの - - 29,300円
(1,172円)
28,370円
(1,182円)
17,860円
(1,373円)
16,900円
(1,408円)
自家用小型貨物自動車 - - 20,950円
(838円)
20,340円
(847円)
13,480円
(1,036円)
12,850円
(1,070円)
営業用普通貨物車
最大積載量が2トンを超えるもの - - 44,130円
(1,765円)
42,610円
(1,775円)
25,640円
(1,972円)
24,100円
(2,008円)
最大積載量が2トン以下のもの - - 31,120円
(1,244円)
30,110円
(1,254円)
18,810円
(1,446円)
17,790円
(1,482円)
営業用小型貨物車 - - 27,090円
(1,083円)
26,240円
(1,093円)
16,700円
(1,284円)
15,830円
(1,319円)

()内は1ヵ月あたりの保険料換算の金額(端数切り捨て)
2023年(令和5年)の4月1日移行に保険の有効期間を開始した保険契約に適用されます。
沖縄県・離島地域を除きます。
損害保険料率算出機構 自賠責保険基準料率表(2023年1月届出)をもとに表作成

普通貨物車・小型貨物自動車はそれぞれ自家用と営業用に分けられ、自家用・営業用の普通貨物車は最大積載量によって保険料が異なります。

自賠責保険の加入方法は販売店か保険会社で手続きする

自賠責保険は加入が義務づけられているため、販売店で車両を購入する際は、購入手続きのなかに自賠責保険の加入が含まれています。

一方、個人で車やバイクを売買する際は、自分で手続きをしなければなりません。

自賠責保険は1年単位のみならず、1ヵ月単位での加入も可能です。自動車(普通乗用車/軽自動車)、排気量が250ccを超えるバイクの場合、車やバイクの販売店または保険会社の営業所窓口で手続きができます。

これらの車両は車検があるため、車検のタイミングで店舗へ持ち込めば自賠責保険の更新手続きもして対応してもらえます。そのため、「自賠責保険の更新を忘れていて、自分で再度加入手続きをしなければいけない」ということは少ないでしょう。

排気量250cc以下のバイクはコンビニやインターネットでも手続きが可能です。

自賠責保険の加入方法。コンビニで即日加入はできる?

自賠責保険の加入に必要な書類

自賠責保険の加入に必要な書類は車両によって異なります。車検のある車種とない車種、それぞれの場合を確認してみましょう。

車検のある車種

車検のある車種の場合、自賠責保険の加入時には以下の書類が必要です。

  • 車検証(自動車検査証)
  • 現在加入している自賠責保険の証明書

車を運転する際は、自賠責保険の証明書を携帯する必要があります。自賠責保険の証明書を携帯せずに運転した場合、30万円以下の罰金となります。

車検のない車種

車検のない車種の場合、自賠責保険の加入時には車種によって標識交付証明書や軽自動車届出済証の他、現在加入している自賠責保険の証明書などの書類が必要です。

標識交付証明書は原動機付自転車の車検証のようなもので、排気量が125cc以下の車種に対して交付されます。

軽自動車届出済証は軽自動車の車検証のようなもので、排気量が125cc超から250cc以下の軽二輪や軽特殊車の車種に対して交付されます。車同様、バイクを走行する際は自賠責保険の証明書の携帯が必要です。

自賠責保険料の支払い方法は現金一括払い

多くの場合、自賠責保険の料金は現金で支払います。自動車(普通乗用車/軽自動車)や排気量が250ccを超えるバイクは現金一括払いが基本です。

そのため、自賠責保険の料金を支払う際は契約する期間分の現金が必要です。3年など長期契約の場合は、数万円用意する必要があります。

自賠責保険料を支払うタイミング

店舗で車両を購入したり車検を受けたりする場合は、そのタイミングで自賠責保険の料金を支払います。ここでは、新車を購入したときや車検を受けたときなど、3つのタイミングを説明します。

新車を購入したとき

新車を購入したときは、ディーラーで自賠責保険の手続きや料金の支払いを行います。初回の車検は3年後(以降は2年ごと)になるため、36ヵ月または37ヵ月契約の分、保険料を支払うケースが多いです。

自賠責保険と車検の期限には、ずれがあります。自賠責保険は有効期限日の昼12時(正午)まで有効であるのに対し、車検は有効期限日の夜24時まで有効です。そのため、自賠責保険がかかっていない状態を避けるよう、車検の1ヵ月後となる37ヵ月を自賠責保険の保険期間に設定するのが一般的です。

車検を受けたとき

自賠責保険の契約期間は、車検のタイミング(車なら初回3年、2回目以降2年ごと)にあわせて決まることが多いです。車検を受けると同時に自賠責保険の契約更新と料金の支払いを行います。

車検の際には自賠責保険が有効でなければなりません。そのため、自賠責保険に未加入の状態を作らないよう、車検の1ヵ月後(25ヵ月)を保険期間に設定するのがよいでしょう。

自賠責保険が切れて再契約したとき

入院や長期の出張などで「車にしばらく乗れなかった」という場合、自賠責保険の契約期間や車検が切れることもあるかもしれません。このようなときでも、自ら手続きをすることで自賠責保険の加入が可能です。

自賠責保険が切れていると、車検を受けられません。「車検切れになっているため、とりあえず自賠責保険に加入したい」という場合は、1ヵ月だけ契約することも可能です。

車検切れ、自賠責保険の契約満了日を過ぎている状態での運転は禁止されています。車検や自賠責保険の契約が切れないよう、契約更新は速やかに行いましょう。

自賠責保険料を安くしたいなら長期契約がおすすめ

自賠責保険の料金はどこで契約をしても一律ですが、契約期間が長いほど費用を抑えやすくなります。少しでも保険料を抑えたいのであれば、長期契約がおすすめです。

ただし、自賠責保険が切れないよう期限内に支払う必要があります。車検のある車は車検のタイミングに期限を設定すると、車検の更新と同時に支払手続きを行えます。

自賠責保険料は改定が行われる

2023年4月、自賠責保険料の改定が行われました。自賠責保険料の改定は2年ぶりで、今回は平均11.4%の値下げとなっています。これまでも数年置きに変更されており、今後も自賠責保険料は変わる可能性があります。

自賠責保険料の基準料率は、事故件数や事故による保険金支払額、法律の変更などを考慮して算出されるしくみです。損害保険料率算出機構が毎年水準を検証しています。

保険料を算出した時点では適正な水準であったとしても、社会環境の変化などによって事故のリスクが変化します。事故のリスクなどによっては、自賠責保険の料金が値上がりすることもあるかもしれません。

自賠責保険料の一覧表について最新情報は、国土交通省の自賠責保険ポータルサイトで確認できます。最新の保険料金やすべての車両区分・保険期間を確認したい場合は、自賠責保険ポータルサイトを確認してみてください。

金子 賢司

自賠責保険はどの保険会社で加入しても保険料は同じで、あまり見直しの余地はありません。自賠責保険の期間などどうしていいかわからないときは、無理に自分で加入しようとせず、販売店や車検を受ける業者にお任せしましょう。

自賠責保険の料金に関するよくあるご質問

Q自賠責保険料はいつ変更になりますか?
A
自賠責保険料の基準料率は、事故件数や事故による保険金支払額、法律の変更などを考慮して、損害保険料率算出機構が毎年水準を見直し、必要に応じて改定を行っています。次回の変更時期は決まっていませんが、これまで数年置きに変更されており、今後も料金が変わる可能性があります。
Q自賠責保険はどこで加入できますか?
A
車を購入する・した店舗(ディーラーや中古車販売店、整備工場など)や保険会社などで、加入と支払いができます。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

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