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車酔い・乗り物酔いの対策。治し方(薬・ツボ)や原因

更新日:2024年2月29日

公開日:2020年7月10日

楽しいドライブも乗り物酔い・車酔いをしやすい方にとっては、不安で苦痛なひとときでしかありません。ドライブの前にしっかりと対策をすれば、乗り物酔い・車酔いは防ぐことができます。そこで乗り物酔い・車酔いのメカニズムから、薬やツボを使った対処法や治し方などについてご説明します。

ポイント

  • 車酔い・乗り物酔いは、誰にでも起こりうる症状です。
  • 車酔い・乗り物酔いの原因は、さまざまあります。生まれもった体質の他、事前の準備でもある程度対処することができます。
  • 車内での過ごし方を見直すことも重要です。読書やゲームをしないようにし、車を換気して環境を整えましょう。
  • 車酔い・乗り物酔いになってしまったら、休憩を取るなどして脳と体をリフレッシュしましょう。

乗り物酔い・車酔いのメカニズム

三半規管は外側半規管、後半規管、前半規管から成り、前庭規管は卵形嚢、球形嚢から成る。 参考元:MEDLEY「三半規管の図」を参考に作成

人間の体は、常にバランスを保とうする平衡感覚が備わっています。平衡感覚は内耳(耳の奥)にある三半規管(前半規管、外側半規管、後半規管)によってつかさどられ、三半規管に溜まっているリンパ液が頭部の傾きや動きを察知しています。

車に乗っていると、目の前の景色が次々に変わります。脳は視覚や聴覚、筋肉など体のあらゆる器官の情報をキャッチし、バランスを保とうとします。

その一方で体は動いていないのに景色だけが変化すると情報にズレが生じ、脳が混乱してしまいます。ただ自分で運転している場合はこのミスマッチが起きないため、乗り物酔いになりにくいのです。

これらのことから自律神経に影響をもたらし、吐き気や頭痛などの不快な症状が起きるのです。

日本赤十字社医療センター 耳鼻咽喉科部長 物部 寛子

乗り物に乗っているときの受動的な動きと、体内での前庭規管や視力からの入力とのミスマッチにより、乗り物酔いが起こります。

乗り物酔い・車酔いを誘発する原因

乗り物酔い・車酔いは、どのようなことが原因で起こるのでしょうか。以下がおもな原因です。

体調が悪い
  • 風邪
  • 過度な疲労
  • 睡眠不足

という状況がある場合。

食事(食べ過ぎ/空腹) 車の振動により、胃腸も常に振動する。気分が悪くなったり嘔吐したりしてしまうことも。
車内で本を読んだりゲームをしたりする 車の振動がある状態で本を読んだりゲームをしたりすると、眼球が不自然な動きに。平衡感覚を失い、乗り物酔い・車酔いを誘発する。
運転が荒い スピードを出しすぎたり、急なカーブを強引に曲がったりすると車が激しく振動する。
乗り物酔い・車酔いの経験のない方でも、気分が悪くなることも。
車内の嫌な臭い 乗り物酔い・車酔いをしやすい方は、臭いにも敏感。ガソリンの臭いや、食べ物や汗などの臭いが車内に残り、乗り物酔い・車酔いを誘発する。
心理的な要因 一度酷い乗り物酔い・車酔いを経験すると、「乗り物酔い・車酔いをするのではないか」と不安に思ってしまいがち。こうした不安感が、乗り物酔い・車酔いをさらに誘発する。
車のエアコンの臭い対策とエバポレーターの洗浄

乗り物酔い・車酔いをしやすい方の特徴

誰でも車酔いは起こりますが、小児や女性は、成人男性よりも車酔いを起こしやすいです。小学生でも年齢が上がると、乗り物酔いをしにくくなります。また、2歳以下では乗り物酔いはあまり起こりません。

成人になるにつれて脳が乗り物のスピードや揺れに慣れていき、徐々に乗り物酔い・車酔いする方が減少します。成人以降も以下のような方は、乗り物酔い・車酔いしやすい傾向にあります。

便秘や下痢をしやすい 腸の働きが悪くなると、自律神経が乱れやすい。そのため、乗り物酔い・車酔いしやすい傾向に。
ストレスや不安がある 「また酔ってしまうのでは」という精神的な不安やストレスがあると乗り物酔い・車酔いを誘発する可能性も。
なるべく心を落ち着けることが大切。
片頭痛がある 侵害受容性の高さから、乗り物酔いを起こしやすいといわれている。
日本赤十字社医療センター 耳鼻咽喉科部長 物部 寛子

2歳以下では空間認識におもに「視力」を用いており、前庭機能を用いることが少ないので視覚と前庭とのインプットのミスマッチが少ないといわれています。

見逃せない病気の可能性も

大人になって、乗り物酔い・車酔いがひどくなる方はあまりいません。しかし、「大人になっても続く」「急に乗り物酔い・車酔いするようになった」「明らかに、頻度や症状の重さが変わった」という場合はご注意ください。

耳や脳に、病気が潜んでいる可能性があるためです。「症状が辛い」「急に症状があらわれた」という場合は、医療機関への受診をおすすめします。

乗り物酔い・車酔い防止対策 車に乗る前の準備

乗り物酔い・車酔いしがちな方は、車に乗る前に自分に適した対策を取るようにしましょう。また運転手も、同乗者が乗り物酔い・車酔いをしないための配慮が求められます。

酔い止めの薬を飲む

乗車する30分ほど前に、酔い止めの薬を飲むことです。酔い止め薬には自律神経を整えたり、胃腸の過度な働きを鎮めたりする効果があるので、吐き気などの症状を抑えるのに効果的です。

また事前に薬を飲んでいると安心できることで、心理的にも乗り物酔い・車酔いを予防することができます。

食べ過ぎや空腹に注意

ドライブ前は、軽い食事で済ませておくようにしましょう。もちろん二日酔いは乗り物酔い・車酔いを誘発するので、たとえ運転しなくてもお酒は適量を心掛けましょう。

乗る前に食べてはいけないものは?

乗り物酔い・車酔いを助長しやすくなる可能性があるため、乗り物に乗る際には以下のものの飲食は控えることをおすすめします。

柑橘類 消化が悪く、胃酸が出やすくなるため酔いやすくなります。
アルコール 嘔吐中枢が刺激されたり三半規管の動きが悪くなったりします。
油分の多いもの 乳製品や油ものなどは消化が悪いため、酔いやすくなります。
味付けや臭いの強いもの 臭いが刺激になり、酔いやすくなります。

ゆったりとした服を着る

体を締めつける服を着ていると血行も悪くなり気分が悪くなりがちです。車に乗る際はゆったりとした服装を心掛け、車内ではベルトも緩めるなどできるだけリラックスして過ごせるようにしましょう。

その他、注意すべきこと

他にも乗り物酔い・車酔いを防ぐためにはいくつか注意しておきたいことがあります。以下の通りです。

睡眠

前日は、睡眠をしっかり取る。

睡眠不足や疲労は、自律神経を乱しやすくするため。

排便

しっかりと済ませておく。

腸の乱れは自律神経も狂いやすくなる。腹痛が乗り物酔い・車酔いを助長させる可能性があるため。

乗ってからの乗り物酔い・車酔い防止対策

走行中は前方遠くを見る

進行方向を向く座席に座り、ドライブ中は前方遠くを見つめていると乗り物酔い・車酔いを抑えるのに効果的。

遠くの空を見ることなど、意識的に視線の位置を工夫しよう。

車の中を換気する 運転中、定期的に窓を開けて換気をし、乗り物酔い・車酔いしにくい環境を整えよう。
定期的に休憩をとる 休憩タイムは車から降り、新鮮な空気を吸いストレッチをするなどリフレッシュをしよう。
ヘッドサポーターをつける 頭部をある程度固定するのも、効果がある
慣れることで改善する場合も

乗り物酔い・車酔いを根本的に克服するためには、「乗り物に慣れる」ことが最も効果的。

子どもならば、会話や歌を歌ったりして気を紛らわしてあげよう。楽しくドライブできて酔わなかったという成功体験が積み重なれば自然と克服が可能。

大人の場合、慣れるために揺れを感じにくいバスなどの大型の乗り物から始めるのがおすすめ。まずは何度か数駅程度の近距離だけ乗ってみて「酔わなかった」という成功体験を積み重ねよう。

乗り物酔い・車酔いの治し方は?即効が期待できる方法は?

乗車中に乗り物酔い・車酔いの症状が出たときの対処法には、どのようなものがあるのでしょうか。

リクライニングなどで体を倒し、頭が揺れないようにする

すぐに車を停める場所がないときは、できるだけ頭が揺れない工夫をしましょう。シートのリクライニングを倒し、体をできるだけ楽な姿勢にします。

頭をしっかりと固定し、揺れないようにすることです。さらにズボンのベルトやボタンを緩めるなど、ゆったりとした体勢を取ります。
目を閉じて、静かに呼吸をするようにしましょう。

乗り物酔い・車酔いを軽減するツボを押す

乗り物酔い・車酔いを軽減するツボを押すのも、方法のひとつです。以下が、おもな乗り物酔い・車酔いのツボです。

内関(ないかん)

手のひらを上にして、手と手首の境からひじ側へ指3本分の場所にあるツボ。胃の不快感を和らげる。

外関(がいかん)

手のひらを下に向け、手と手首の境からひじ側へ指3本分の場所。内関のちょうど反対側にあり、頭痛や疲労回復の軽減に。

築賓(ちくひん)

足の内側にあるくるぶしから膝の方へ向かって指5本分くらいの場所。疲労回復や足のむくみ改善、乗り物酔いに。

侠谿(きょうけい)

足の小指と薬指の付け根の間にある少しくぼんだところにある。めまいや耳鳴りにもよい。

翳風(えいふう)

耳の付け根の後ろにある骨と筋肉の間にあり、口を開けたときにくぼむ部分のツボ。翳風(えいふう)の下には顔面神経が通っていて、刺激することで表情筋がほぐれて頭痛などの軽減も期待できる。
参考元:エスエス製薬「アネロン」公式ウェブサイトを参考に作成

氷水を飲む

氷水を飲んだり、氷を口に含んだりするのも効果的です。氷を口に含むと氷の刺激が自律神経を整えてくれます。また氷の刺激が、気を紛らわせてくれる効果もあります。ただあまり氷水を飲みすぎるとおなかが痛くなるので、飲みすぎには注意しましょう。

まとめ

乗り物酔い・車酔いの原因とその予防法や対策についてご説明しました。乗り物酔い・車酔いは、乗り物の揺れやスピードなど、体が受けた刺激によって脳が混乱し自律神経が乱れることで起こる症状です。その日の体調や環境、乗り方などによって乗り物酔い・車酔いが誘発される可能性があります。

事前に酔い止めの薬を飲む、体調を整え、車内でスマホを使わないなどの予防がおすすめです。乗り物酔い・車酔いになってしまったならば適度に休憩を取って外の空気を吸ったり、ツボを押したりして脳と体をリフレッシュさせてあげましょう。

カーライフのよくあるご質問

Q乗り物酔い・車酔いは、どのようなことが原因で起こるのですか?
A睡眠不足や食べ過ぎ・空腹などによるものや、進行方向と異なる方向を向いたままスマホや本を見ることによるものがあります。また、過去に乗り物酔いを経験した不安な気持ちが誘因となることもあります。
Q乗り物酔い・車酔いになったら、どうしたらよいですか?
Aまずは、リクライニングを倒し、頭が揺れないようにしましょう。また車から降りて休憩し、体を休めることです。さらに、乗り物酔いを軽減するツボを押すことや、氷を口に含んでリフレッシュするのも効果的です。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

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