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高齢者講習とは。免許更新に必要?認知機能検査のテスト問題、不合格について

高齢者講習とは。免許更新に必要?認知機能検査のテスト問題、不合格について

日本の運転免許保有者数は、約8,221万人です(平成28年末)。このうち75歳以上の免許保有者数は、約513万人(75歳以上の人口の約3人に1人)で、今後も増加する推計です。

高齢になると動体視力、および瞬時に判断する力が低下します。安全な運転を続けるためには、運転に必要な自身の能力の状態を自覚することが大切です。

本記事では、高齢運転者が免許更新時などに受ける認知機能検査、高齢者講習についてご説明します。

高齢者講習とは

高齢者講習とは

高齢者講習とは、免許証更新時の年齢が満70歳以上の方が免許を更新するときに必要な講習です。

免許証の更新期間は誕生日の前後1ヵ月間ですが、高齢者講習は誕生日の5ヵ月前から誕生日の1ヵ月後(満了日)まで受講することが可能です。

なお免許更新期間の満了日の年齢が75歳以上の方は、高齢者講習を受講する前に認知機能検査を受けなければいけません。

認知機能検査・高齢者講習の流れ

更新時における高齢者講習(法定講習)
・70歳から74歳の運転免許取得者が免許更新を希望する場合、座学、運転適性検査、運転講習などで構成された「高齢者講習」を必ず受検する必要があります。

詳しくは、警視庁高齢者講習(70歳から74歳までの方の免許更新)をご確認ください。

・75歳以上のドライバーは、高齢者講習の前に認知機能検査を行います。
高齢者講習で一人ひとりに適した講習を行うため、記憶力や判断力を測定する検査を受けて高齢者講習を受ける必要があります。

詳しくは、警視庁高齢者講習(75歳以上の方の免許更新)をご確認ください。

高齢者講習の種類は?

高齢者講習の種類は?

高齢者講習には以下の5種類があります。

受講可能な場所は地域によって異なりますが、運転免許試験場か自動車教習所で行います。

高齢者講習 70歳以上の高齢者の方が更新時に受ける一般的な講習。
試験ではないので、終了したら高齢者講習証明書が交付されます。
75歳未満
認知機能検査第3分類
2時間 5,100円
認知機能検査第2分類
認知機能検査第1分類
3時間 7,950円
シニア運転者講習 の高齢者講習と同じ内容で、住所地以外でも受けることができる講習です。 75歳未満
認知機能検査第3分類
2時間以上 5,100円
認知機能検査第2分類
認知機能検査第1分類
3時間以上 7,950円
チャレンジ講習※ 加齢に伴って生ずる身体の機能の低下が自動車などの運転に著しい影響を及ぼしているかどうかについての実車による確認を行う講習。
75歳以上は事前の認知機能検査の結果が、「記憶力・判断力に心配ありません」と判定になった方のみ受講可。
評価点が70点以上の場合に合格。チャレンジ講習に合格した後、簡易講習を受講する必要があります。
簡易講習を併せて受講することにより、高齢者講習に代えることができます。
1人約30分 2,650円
特定任意高齢者講習
(簡易講習)
「チャレンジ講習」に合格し、「チャレンジ講習受講結果確認書」の交付を受けた人が受講できる簡易な講習です。
高齢者講習に代わる講習とみなされます。
視力などの適性検査に合格すれば更新手続きができます。
1時間以上 1,800円
運転免許取得者教育 高齢者講習と同等の運転技術の向上を目的とした講習です。 75歳未満
認知機能検査第3分類
2時間以上 教習所ごとに異なる
認知機能検査第2分類
認知機能検査第1分類
3時間以上 教習所ごとに異なる

高齢者講習受講後は、終了証明書が交付されます。

終了証明書は免許更新の際に必要となります。免許更新の際は、講習手数料の他に更新手数料(2,500円)が必要です。

※チャレンジ講習は高齢者講習とは違い、受講しただけでは運転免許の更新ができません。
免許の更新をするためには、実車走行による一般課題と特別課題において、70%以上の点数を獲得したうえで、特定任意高齢者講習の簡易講習を受講する必要があります。

75歳以上が高齢者講習の前に受けるテスト、認知機能検査とは。どんな問題?

75歳以上が高齢者講習の前に受けるテスト、認知機能検査とは。どんな問題?

認知機能検査とは、記憶力や判断力の低下があるかどうかを簡単な質問で測定する検査です。

以下の3つの検査項目を受験し、検査用紙に記入します。
所要時間:約30分
検査手数料:750円

・時間の見当識

検査時における年月日、曜日および時間を回答します。

・手がかり再生

16種類のイラストを記憶し、記憶しているイラストを思い出して回答する検査です。
まずはヒントなしに回答し、さらにヒントをもとに回答します。

・時計描写

時計の文字盤を描き、さらに、その文字盤に指定された時刻を表す針を描きます。

図:時計描写

認知機能検査の問題や採点方法については、警視庁のウェブサイトに公開されています。参考にしてみてください。

認知機能検査で不合格だったら?

認知機能検査で不合格だったら?

認知機能検査は最高点100点、最低点0点で判定結果が出ますが、合格不合格という判定をするものではありません。
点数によって結果が3つに分類されます。

また認知機能検査の結果で、不合格となることはありませんが、高齢者講習の内容、時間、手数料が異なります。

点数 分類 認知機能の低下について   高齢者講習
76点〜100点 第3分類 認知力・判断力に心配がない(認知機能の低下のおそれがない)。 2時間講習(5,100円)
49点〜75点 第2分類 認知力・判断力が少し低くなっている(認知機能の低下のおそれがある)。 3時間講習(7,950円)
0点〜48点 第1分類 認知力・判断力が低くなっている(認知症のおそれがある)。 専門医の診断または診断書の提出後問題がなければ高齢者講習。 3時間講習(7,950円)
認知症と診断された場合には、運転免許の取消しなどの行政処分。  

更新時以外でも認知機能を把握。臨時認知機能検査・臨時高齢者講習とは?

更新時以外でも認知機能を把握。臨時認知機能検査・臨時高齢者講習とは?

高齢者講習は、平成29年3月12日施行の道路交通法改正「高齢運転者に関する交通安全対策の規定の整備について」によって変わりました。

改正前は免許の更新時にのみ認知機能検査を行っていましたが、免許の更新後に一定の違反(18項目)をした場合も、臨時に認知機能検査を行うことになりました。

なぜなら免許の更新は3年に1度、その間に認知機能が低下してしまう可能性があるからです。

そのため75歳以上の運転者については、認知機能の状態を把握するために、更新時以外でも以下の18項目の違反行為があった場合は、臨時認知機能検査を受けることになりました。

臨時認知機能検査の対象となる違反行為

  • 信号無視
  • 通行禁止違反
  • 通行区分違反
  • 横断等禁止違反
  • 進路変更禁止違反
  • しゃ断踏切立入り等
  • 交差点右左折方法違反
  • 指定通行区分違反
  • 環状交差点左折等方法違反
  • 優先道路通行車妨害等
  • 交差点優先車妨害
  • 環状交差点通行車妨害等(例:環状交差点内を通行する他の車両の進行を妨害)
  • 横断歩道等における横断歩行者等妨害
  • 横断歩道のない交差点における横断歩行者妨害
  • 徐行場所違反
  • 指定場所一時不停止等
  • 合図不履行
  • 安全運転義務違反

臨時認知機能検査で以前より悪くなっている場合は臨時高齢者講習を受講

75歳以上の運転者が一定の違反をした場合、「臨時認知機能検査」を受けます。
この検査結果が、直近の認知機能検査よりも悪くなっている場合は、臨時高齢者講習(2時間、5,800円)を受けなければなりません。

検査の結果「認知症のおそれあり」という判定になった場合は、臨時適性検査を受けるか、主治医などの診断書を提出する必要があります。

そこで認知症という診断がなされた場合、免許停止・取り消しの対象になります。
臨時高齢者講習を受講しない場合は、免許停止の対象となります。

まとめ

まとめ

認知機能検査の結果、「記憶力・判断力が低くなっている」と判定された方であっても、ただちに運転免許が取り消されるわけではありません。

ただし、記憶力・判断力が低下すると、信号無視や一時不停止の違反をしたり、進路変更の合図が遅れたりする傾向が見られます。

これまでのような運転ができなくなったと感じたり、高齢の家族の運転に不安を感じたりした場合は、全国の運転免許センターなどに設置されている「運転適性相談窓口」や医師に相談することをおすすめします。

最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

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