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4ナンバー車とは。車検や自動車税、任意保険。軽自動車はある?

更新日:2023年11月10日

公開日:2020年7月8日

車の4ナンバーは、貨物の運送を用途にする小型自動車につけられるナンバーです。小型貨物自動車(登録車)と貨物自動車(軽自動車)に分けることができます。
4ナンバーがつく小型貨物車(登録自動車、軽自動車とも)については貨物を輸送するための装備や荷室に条件があります。

4ナンバー車とは何か、車検や自動車税、任意保険・自賠責保険についてご説明します。軽自動車に4ナンバー車はあるのかなどについてご説明します。

ポイント

  • 4ナンバーとは、貨物の運送に使われる小型自動車につけられるナンバーです。
  • 4ナンバー車は、小型貨物自動車(登録車)と貨物自動車(軽自動車)があります。
  • 4ナンバーは、自動車税や自動車重量税などが安いという特徴があります。
  • 4ナンバー車の車検のサイクルは初回が2年目、2回目以降は1年ごとです

4ナンバーの意味と特徴。軽自動車にはある?

4ナンバーの数字の意味とは

車のナンバープレートの地域名の横にある数字を分類番号といい、自動車の種類や用途を表す数字の組み合わせとして規定されています。
自動車の分類番号には1ナンバーから0ナンバーまでの10種類があり、「4ナンバー」は軽トラックなどの小型・貨物自動車の分類番号です。

自動車の分類番号
1ナンバー 100番台 大型トラックなど普通貨物自動車
2ナンバー 200番台 バスなどの普通乗合自動車
3ナンバー 300番台 普通乗用自動車
4ナンバー 400番台 小型貨物自動車
5ナンバー 500番台 小型乗用自動車
6ナンバー 600番台 小型貨物自動車
7ナンバー 700番台 小型乗用自動車および小型乗合自動車。
8ナンバー 800番台 パトカーなど特殊用途自動車
9ナンバー 900番台 フォークリフトなど大型特殊自動車
0ナンバー 000番台 クレーン車など建設機械である大型特殊自動車
出典:国土交通省 ナンバープレートについて(登録部門)

このように分類番号の最初の数字で車種が分類できるようになっており、4ナンバー車は一般的に軽トラックなど、荷物を輸送することを目的とした小型貨物自動車が該当します。

登録自動車、軽自動車ともに、貨物を輸送するため装備や荷室の広さなどの条件が国土交通省 自動車の用途等の区分について(依命通達)で定められています。

4ナンバーに分類される車の条件

荷物の積載スペースの条件

4ナンバーは荷物を輸送することを目的とした車両に与えられるナンバーです。そのため荷物を載せるスペースの条件があります。

  • 荷物を載せるスペースの床面積が1m2以上あること(軽自動車の場合は0.6㎡以上)
  • 座席部分より荷物を載せるスペースが広いこと
  • 乗車定員の重量が荷物の積載可能重量よりも軽いこと(乗員一人55kgとして計算)
  • 荷物の積卸口が縦80cm、横80cm以上あること(軽自動車の場合は縦60cm以上、横80cm以上)
  • 荷物を載せるスペースと人が乗る席の間に壁や保護仕切りがあること(最大積載量500kgの場合は座席で守られている必要あり)

出典:国土交通省 自動車の用途等の区分について(依命通達)

車両サイズや排気量の条件

4ナンバーとして登録できるのは小型車です。そのため車両のサイズや排気量が以下にあてはまっている必要があります。

小型貨物自動車(登録車) 貨物自動車(軽自動車)
長さ 4.7m以下 3.4m以下
1.7m以下 1.48m以下
高さ 2.0m以下 2.0m以下
排気量 660cc超〜2,000cc以下(※) 660cc以下
出典:国土交通省 自動車の種類(道路運送車両法)
軽自動車検査協会 軽自動車とは
ファイナンシャル・プランナー 水野 圭子

4ナンバー車は商用バンや営業車のイメージがありますが、最近ではCMなどでもスタイリッシュな軽バンなど目にする機会が増えてきました。ボディは小さくても、シートをフラットにすることで広い荷室空間を確保できり、耐久性が高いなど、人気が高くなっています。

3ナンバーと5ナンバー車の違いとは。税金・サイズ・車種の違いは?

4ナンバーの自動車税、軽自動車税、車検、任意保険などは3ナンバーに比べて安い?

荷物をたくさん積むことができ、税金が安いという理由から4ナンバーの軽自動車を検討する人も多くなっているようです。4ナンバーの維持費は本当に安いのでしょうか。

自動車税

普通貨物自動車に分類される4ナンバー車の自動車税は、最大積載量によって決まります。

4ナンバー車(自家用トラック)の自動車税額(乗車定員3名以下)
最大積載量 自動車税(自家用)
1t以下 8,000円
1t超2t以下 11,500円
2t超3t以下 16,000円
3t超4t以下 20,500円
4t超5t以下 25,500円
5t超6t以下 30,000円
6t超7t以下 35,000円
7t超8t以下 40,500円
※8t超以降は1tごとに6,300円が加算されます。
なお、軽自動車の4ナンバー車(自家用車)の自動車税は5,000円です。

ただし、最大乗車定員が4名以上の場合は上記表の金額に以下の金額を加算した税額となります。

総排気量1L以下 5,200円加算
総排気量1L超1.5L以下 6,300円加算
総排気量1.5L超 8,000円加算
出典:国土交通省 自動車税
2023年9月現在

4ナンバー車と自家用乗用車では、自動車税の基準が違うので単純な比較はできませんが、1t以下の4ナンバー車の自動車税は8,000円であるのに対し、総排気量1L以下の普通乗用車の自動車税は29,500円です。

自動車税については4ナンバー車のほうが安くなると考えられるでしょう。

軽自動車税

続いて、4ナンバーの軽貨物車にかかる軽自動車税を見てみましょう。

軽自動車(種別割)の税額※ 初度検査年月から13年が経過している車両
4ナンバー車(自家用の貨物車) 5,000円 6,000円
自家用乗用車 10,800円 12,900円
※新税率:2015年4月1日以後に最初の新規検査を受けた軽自動車

自家用の貨物車区分、つまり4ナンバーが年間5,000円に対し、自家用の乗用車区分では10,800円と、5,800円の差があります。
このように軽乗用車と比べて4ナンバーの軽貨物車は自動車税の負担が軽減されます。

ただし、初度検査年月から13年が経過している車両は、軽自動車税が重課されます。

出典:総務省 地方税制度
※2023年9月現在

自動車重量税

4ナンバー車(自家用トラック)と自家用乗用車の自動車重量税を比較してみましょう。
4ナンバー車(自家用トラック)の自動車重量税
車両総重量 車齢13年未満
1t以下 3,300円/年
〜2t 6,600円/年
〜2.5t 9,900円/年
〜3t 12,300円/年
〜4t 16,400円/年
〜5t 20,500円/年
〜6t 24,600円/年
〜7t 28,700円/年
〜8t 32,800円/年

※エコカー外 13年未満

自家用乗用車の自動車重量税
車両重量 車齢13年未満
0.5t以下 4,100円/年
〜1t 8,200円/年
〜1.5t 12,300円/年
〜2t 16,400円/年
〜2.5t 20,500円/年
〜3t 24,600円/年
※エコカー外 13年未満

出典:国土交通省 2023年5月1日からの自動車重量税の税額表
※2023年9月現在

4ナンバー車と自家用乗用車の自動車重量税を単純に比較すると

4ナンバー車1t以下…3,300円/年
自家用乗用車0.5t超1t以下…8,200円/年

となり、自動車重量税の面でも4ナンバー車のほうが安くなります。

4ナンバー車の自賠責保険

自賠責保険はどうでしょうか。
4ナンバー車と自家用乗用車の自賠責保険料は以下になります。

自賠責保険料
小型貨物自動車(4ナンバー車)
(小型貨物自動車およびけん引小型貨物自動車)
12,850円/12ヵ月
自家用乗用車 11,500円/12ヵ月
出典:損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率」
※2023年9月現在

自賠責保険料に関しては、4ナンバー車のほうが割高になっています。

4ナンバーの車検の有効期間

貨物自動車の自動車検査証の有効期限

初回 2回目以降
事業用 車両総重量8t未満 2年 1年
事業用 軽自動車 2年 2年
自家用 車両総重量8t未満 2年 1年
自家用 軽自動車 2年 2年
出典:国土交通省 自動車検査証の有効期間

軽自動車以外の4ナンバーの小型貨物車は、初回車検を除くと1年ごとに車検を受ける必要があります。
このように4ナンバー車は車検の頻度が高くなります。

4ナンバー車の任意保険は

4ナンバーの任意保険は、契約者や契約内容などによって保険料が変わります。

また、4ナンバーは事故の実績に基づき、型式ごとに決定される型式別料率クラスがないという特徴があります。
保険料の比較をしたい場合は、各自動車保険の見積りを取って、比較するようにしましょう。

高速道路での4ナンバー車の区分

小型貨物自動車の4ナンバーの場合は普通車、貨物自動車(軽自動車)の4ナンバー車の場合は軽自動車等の料金区分となります。

4ナンバー車のメリット、デメリット

自家用乗用車と比較すると、4ナンバー車には次のようなメリットとデメリットがあります。

4ナンバー車のメリット

  • 自動車税(軽自動車税)が安い
  • 自動車重量税が安い

4ナンバー車のメリットは自動車税や自動車重量税が安いことでしょう。

軽自動車でも普通車でも、4ナンバーで登録されている場合は、毎年の自動車税の負担を軽くできます。

4ナンバー車のデメリット

  • 車検の有効期間が短い
  • 自賠責保険料が高い

自家用乗用車の場合、新車登録から3年が経過すると2年ごとに車検を受けます。

4ナンバーの小型貨物自動車の場合は新車登録から2年が過ぎると、毎年車検を受ける必要があります。(4ナンバーの軽自動車の場合は、2回目以降の車検も2年ごとです。)

車検の頻度が高くなり、手間や費用の負担が増える点は4ナンバー車のデメリットといえるでしょう。
また、自賠責保険料も4ナンバー車の方が高くなります。

ファイナンシャル・プランナー 水野 圭子

税金や保険料以外にも維持費として重要なのが燃費です。もともと貨物の輸送を目的として使用される軽バンなどは、燃費のうえでも優れた車が販売されています。維持費の安さと積載量の多さなど、今後も人気は続くでしょう。

まとめ

4ナンバーとは、小型の貨物自動車に付けられるナンバーです。
4ナンバー車には、小型貨物自動車(登録車)に該当するものと貨物自動車(軽自動車)に該当するものがあります。

荷室も広く、自動車税や自動車重量税などの税金の負担が抑えられるというメリットと車検の頻度が高くなり、自車検保養賠責保険料も高くなるというデメリットも理解して4ナンバー車を検討するとよいでしょう。

※記載の情報は、2023年9月時点の内容です。

車の4ナンバーのよくあるご質問

Q4ナンバーはどのような車に付けられるナンバーですか?
A4ナンバー車は小型の貨物自動車に付けられるナンバーです。
Q4ナンバー車には、軽自動車もありますか?
A4ナンバー車の中にも軽自動車に該当する車があります。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

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