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衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)とは。義務化はいつ?衝突事故を防止できて安全?

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高齢ドライバーによる事故の増加が社会問題化しています。

そのため、衝突被害軽減ブレーキや、ペダルの踏み間違いによる誤発進抑制制御などの車の安全装置が注目されています。

本記事では、衝突被害軽減ブレーキの機能や、衝突事故の防止効果、後付けは可能か、また衝突安全性能の評価などについてご説明します。

衝突被害軽減ブレーキとは

衝突被害軽減ブレーキ

衝突被害軽減ブレーキは、カメラやレーダーにより先行車との距離を常に検出し、危険な状況にあるかどうかを監視します。

前方の自動車や歩行者を検知し、追突の危険性が高まったら、まずは音や警告灯などで警告し、ドライバーにブレーキ操作を促します。

それでもブレーキ操作がなく、このままでは追突や衝突の可能性が高いとシステムが判断した場合、自動的にブレーキが作動し、衝突被害の軽減を図る装置です。

衝突被害軽減ブレーキの名称は、各自動車メーカーで異なります。

参考に国産自動車メーカーの装備名称を掲載します。
(2020年1月執筆現在)

各社の衝突被害軽減ブレーキの名称
メーカー 装備名称
トヨタ Toyota Safety Sense(プリクラッシュセーフティ)
日産 エマージェンシーブレーキ
ホンダ 衝突軽減ブレーキ(CMBS)
マツダ アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート
スバル アイサイト(プリクラッシュブレーキ)
三菱 衝突被害軽減ブレーキシステム(Forward Collision Mitigation System:FCM)

さまざまな試験による衝突安全性能。ランキング

国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA)では、市販されている自動車の安全性能について試験による評価、公表を行っています。(「自動車アセスメント」)

これは、ユーザーに対しては安全な車選びの指針、自動車メーカーに対しては安全な自動車開発の促進となるものです。

衝突時被害軽減ブレーキの性能はメーカーによって、また車種によっても違いがあります。
そのため、さまざまな試験を実施して安全性能を比較し、結果を公表しているのです。

2018年度の衝突安全性能評価(100点満点評価)での上位5車種のランキングは、以下のとおりです。

  • スバル フォレスター(96.5点)
  • トヨタ クラウン(96.5点)
  • 三菱 エクリプス クロス(89.7点)
  • トヨタ カローラ スポーツ(87.8点)
  • トヨタ カムリ/ダイハツ アルティス(85.5点)

さらに詳しい結果はこちらをご確認ください。

衝突被害軽減ブレーキの性能を認定する「AEBS認定制度」

走行中または停止中の車両に対する衝突被害軽減ブレーキが、一定の性能を満たしていることを国が認定する衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)認定制度も、2018年度より始まっています。

一定の性能を有する衝突被害軽減ブレーキと認定されるためには、以下の3つの要件を満たす必要があります。(2020年1月執筆現在)

①静止車両に対する試験

静止している前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突しないまたは衝突時の速度が20km/h以下となること

②走行車両に対する試験

20km/hで走行する前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突しないこと

③ ①および②について、

①および②において、衝突被害軽減ブレーキが作動する少なくとも0.8秒前に、運転者に衝突回避操作を促すための警報が作動すること。

上記の要件にのっとり、国土交通省は2019年4月23日現在、8社152型式の自動車について、その衝突被害軽減ブレーキが一定の性能を有していることを認定しました。

対象車種についてはこちらをご確認ください。

AEBS 衝突被害軽減ブレーキ 国土交通省認定

衝突被害軽減ブレーキの義務化はいつ?後付けできる?

2019(令和元年)年6月末に日本の提案に基づき、乗用車などの衝突被害軽減ブレーキ(AEBS)の国際基準が成立しました。

国際基準の発行を受け、国土交通省は日本の国内基準を策定し、乗用車へ衝突被害軽減ブレーキの装着を、2021年11月より段階的に義務付ける方針です。

義務化のスケジュールは以下の通りです(2020年1月執筆現在)

衝突被害軽減ブレーキ装着義務付け 国産車 輸入車
新型車の義務付け時期 2021(令和3)年11月 2024(令和6)年7月
その他(継続生産車)※1 2025(令和7)年12月
※1 軽トラックは2027(令和9)年9月
2026(令和8)年7月

衝突被害軽減ブレーキ搭載の義務付けは、2021年11月から発売される国産の新型車です。

既に販売済で、衝突被害軽減ブレーキが搭載されていない車については、衝突被害軽減ブレーキを後からつけることはできません。

自動ブレーキという名で浸透している衝突被害軽減ブレーキは、各メーカーの性能に差異はありますが、基本的には

  • 前方の車両や歩行者を検知し、衝突のおそれがあると警報音や表示によってドライバーに警告
  • ブレーキぺダルが踏まれるとブレーキ踏力をアシスト
  • 衝突の可能性が高まると、自動で強いブレーキをかけ、衝突の回避または衝突時の被害軽減を図るというものです。

後付けできるのは急加速を抑制する「踏み間違い防止装置」

既に販売済の自動ブレーキ未搭載車については、自動ブレーキを後からつけることはできないとご説明しました。

しかし、高齢ドライバーによる悲惨な交通事故の増加により、国土交通省は「既販車への後付けの安全運転支援装置の開発の普及を推進しています。

トヨタやダイハツなどから出ている「踏み間違い加速抑制システム」は、後付けが可能です。

これはあくまでも発進時などに、ペダルの踏み間違いなどにより周辺障害物との衝突可能性がある場合に、衝突防止又は被害軽減のために急発進および急加速を抑制するものです。

動いている車を停めるものではありませんので、注意しましょう。

まとめ

政府は交通安全対策を積極的に進めています。

特に65歳以上の高齢運転者に対しては、衝突被害軽減ブレーキや、ペダル踏み間違い急発進等抑制装置が装備された安全運転サポート車(サポカー)を購入する際のサポカー補助金の検討も進んでいます。

国土交通省が公開している

などをチェックして、安全性の高い車選びをすることが大切です。

最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

※記載の情報は、2020年1月時点の内容です。

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