閉じる

渋滞の定義とは。高速道路の渋滞原因は先頭?渋滞回避やハザードなどの事故対策

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

高速道路などで運転をしていると、渋滞に遭遇することがあります。渋滞はなぜ発生するのでしょうか。

渋滞は、事故や道路工事が原因となることもありますが、実はそれ以上に、ドライバーの運転によって引き起こされています。

本記事では、渋滞の定義やメカニズム、個人でできる渋滞時の回避方法や事故対策、高速道路が進めている渋滞対策などについてご説明します。

「渋滞」が起きる最大の原因は、工事や事故ではない

渋滞とは

日本道路交通情報センターでは、一般道路に関しては時速10km以下で走行している状態、高速道路では時速40km以下で走行している状態を渋滞としています。

しかし、道路管理者によって渋滞に対する定義には多少の違いがあり、NEXCO東日本では、時速40km以下での低速走行や停止や発進を繰り返す車列が、1km以上かつ15分以上継続した状態を指します。

こうした渋滞が起きる原因は、大きく「交通集中渋滞」「工事渋滞」「事故渋滞」の3つに分かれます。

このうち、工事渋滞や事故渋滞についてはイメージしやすいのではないでしょうか。

工事や事故により道路区間の一部が通行できなくなるため、渋滞が発生するというメカニズムです。

一方、工事や事故を原因としない「交通集中渋滞」が起きるメカニズムについては、あまりよく分からない人も多いでしょう。

しかし、NEXCO東日本管内の調査によると、2018年に発生した渋滞のうち約73%が交通集中渋滞でした。

この理由は、渋滞の「先頭」に着目すると見えてきます。

渋滞の先頭はどうなっているのか?

渋滞が起きる原因は、渋滞の先頭から把握することができます。

交通集中渋滞が特に起きやすいとされている、以下の箇所から渋滞が始まっているケースが多いのです。

上り坂・サグ部

サグ部とは、下り坂から上り坂に変わる凹状の箇所を指します。

上り坂やサグ部では、無意識に速度が低下しがちです。

そのため、「前の車の速度が低下した」と判断し、後続車が次々とブレーキを踏みます。

これにより、渋滞がどんどん後ろに伸びてしまいます。

なぜサグ部では渋滞が発生しやすいのかについては、こちらの記事を参考にしてください。

接続道路

高速道路と一般道をつなぐ接続道路でも渋滞が起きがちです。

たとえば、高速道路の本線から一般道に出る地点に信号がある場合、青信号の間に車が一般道に出きらず、これが本線まで伸びて渋滞が発生することがあります。

インターチェンジ

高速道路と一般道路との出入り口として設置されているインターチェンジの合流部は渋滞が多発するポイントです。

こちらは、車両の流入にともなって車線を変更したり、速度を落としたりする車が多くなるため、後続車の速度も低下し渋滞となってしまいます。

トンネル

トンネルの入り口は、急に暗くなり、圧迫感を感じることから、知らず知らずのうちにスピードが落ちてしまい、渋滞の原因になることがあります。

渋滞を回避するには

渋滞のメカニズムを理解したら、次に渋滞を回避する対策を考えてみましょう。

以下のとおり、個人でも可能な対策は少なくありません。

渋滞情報(交通状況)をチェックする

高速道路を運転するときは、事前に渋滞情報を把握し、渋滞が予測される道路を避けることが大切です。

日本道路交通情報センターや、NEXCOのウェブサイトから渋滞情報や渋滞予測をチェックすることができるので、運転の出発前に確認しておくとよいでしょう。

また、渋滞情報をリアルタイムで知らせてくれるアプリなども活用し、迂回路を使えばスムーズに運転できることもあります。

スピードメーターをこまめにチェックする

車列の先頭を走っている、車間が大きく開いている、といった場合には、上り坂やサグ部、トンネルでの速度低下に気づきにくいものです。

高速道路の走行中はスピードメーターをこまめに見て、速度の低下がないかチェックするとよいでしょう。

もし著しくスピードが遅くなっていたら前の車との車間距離に注意しつつアクセルを踏み、法定速度まで回復できるようにしましょう。

ETC2.0機器を利用する

ETCを利用することで、高速道路の料金の支払いが自動化でき、混雑緩和につながります。

さらに、次世代のシステムが導入されている「ETC2.0」に対応する機器を使えば、自動料金支払いだけでなく、交通に関するさまざまな情報を得ることができます。

渋滞情報もその主たるサービスのひとつで、サグ部など渋滞の発生しやすい場所や、混雑している車線を事前に知らせてくれるので、安全かつ快適な運転が可能となるでしょう。

高速道路の渋滞対策

高速道路では、渋滞緩和のための施策を行っています。

代表的なものは、車線の増設やETCの整備ですが、その他にもあまり知られていない渋滞対策が取り入れられているため、一部ご紹介します。

「速度低下注意!!」などの看板

上り坂など、速度低下による渋滞が発生しやすい箇所に看板が設置されています。

もしこの看板を見かけたとき、車列の先頭を走っていたり、前の車との車間距離が空いていたりするなら、アクセルを踏んで法定速度まで回復させるようにしましょう。

水平ライン

道路の脇に設置される防音壁などに見られる、水平方向に引かれたライン。

これは、上り坂を走行していることを意識させる対策として設置されているものです。

繰り返しますが、上り坂になると無意識に速度を落としがちになるため、スピードが落ちないように注意しましょう。

画像提供:阪神高速道路株式会社

エスコートライト(速度回復誘導灯)

トンネル内などを中心に、側壁上に一定間隔で連続的に点滅灯が設置されていることがあります。

この点滅灯が、エスコートライト(速度回復誘導灯)と呼ばれるものです。

エスコートライトは、生物が光刺激に反応して移動する性質に着目したもので、光が流れるように連続的に点灯させることで、ドライバーが速度を落とさないように支援する役割を果たします。

画像提供:首都高速道路株式会社

まとめ

交通渋滞の発生にはさまざまな要因がありますが、渋滞でイライラしながら運転すると思わぬ事故を起こす可能性も考えられます。

渋滞の発生時には渋滞の最後尾の車に追突する事故が発生しやすくなります。適正な速度と車間距離を保ち、前方の渋滞に気がついたら、ハザードランプを点滅させ後続車へ合図するなど、追突事故防止を心がけましょう。

そして、渋滞のメカニズムを理解し、出発前には日本道路交通情報センターのウェブサイトなどで渋滞情報を確認し、余裕をもって出かけることも大切です。

※記載の情報は、2020年4月時点の内容です。

この記事が気に入ったら、
SNSで家族や友人にシェア!

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

チューリッヒの自動車保険

インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちらをご確認ください。
  • お電話でお手続きされた場合“インターネット割引”は適用されません。

DD200420-2

「渋滞」の記事一覧

プレゼントキャンペーン

自動車保険のサービス・補償内容

特別コンテンツ


TAGS

専門家のコラム

公式SNS

チューリッヒの自動車保険 ネット申込みで最大21,000円割引(※) 自動車保険のお見積りはこちら

TAGS

この記事が気に入ったら、
SNSで家族や友人にシェア!

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

チューリッヒの自動車保険
ネット申込みで最大21,000割引!

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちら

自動車保険 お見積り