1989年、米国で「LS」「ES」という2台のセダンからスタートしたレクサス(LEXUS)は、2005年に日本デビュー。
ラグジュアリーな車としてその地位を確立しています。(2022年10月に生産終了しています)
レクサスブランドのプレミアムコンパクトカーであるレクサス(LEXUS)CTのラインアップ「CT200h」のスペックや、内装・燃費などをご説明します。
コンパクト | CT | ─ | ─ | ─ |
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セダン | IS | ES | LS | ─ |
クーペ | RC | RC F | LC | ─ |
SUV | UX | NX | RX | LX |
※2021年3月執筆現在
レクサス(LEXUS)CTはダイナミックかつスポーティーなスタイルを持つ、レクサスのハッチバックモデルで、レクサスブランドのエントリーモデルとして、2011年1月に登場しました。
レクサスCTの「CT」は「Creative Touring」に由来しており、「創造的な旅行・旅ができる車」という意味です。
1,800ccのハイブリッドシステムを搭載し、長距離ドライブはもちろん、街乗り、高速道路においてもレクサスらしい、静かで上質な走りを実感できる車です。
正式名称はハイブリッドのhがついたCT200hです。
CT200hは標準モデルに加え、本革シートが標準装備のラグジュアリーな version L、スポーティさを高めたF SPORT、ダンパーによる乗り心地や足回りのグレードをアップしたversion Cが用意されています。
1.8Lエンジン+電気モーターを搭載したCT200hは、ガソリンエンジンでは体感できないスムーズな加速性能が特長です。
発進時の力強い加速、高速走行からのさらなる加速など、なめらかなスピードアップ、ダイナミックでパワフルな走りを実現しています。
スムーズなハンドリングは入り組んだ都市での走行をストレスなく、快適なものにしています。
力強く快適な乗り心地と俊敏な走りを両立し、車との一体感をとことん追求したのがCT200hといえるでしょう。
また、気分やシーンによって走りを選べるドライブモードセレクトが装備されているのも魅力的です。
走りと燃費のバランスにすぐれ、さまざまなシーンに適したノーマルモード、ハイブリッドシステムの加速性能を最大限に引き出すスポーツモード、燃費性能を優先させるエコモードと3つの走行モードを選択できます。
燃費はWLTCモード:21.3km/Lと低燃費です。
レクサス(LEXUS)のなかではコンパクトなモデルになりますが、ボディサイズは全長4,355mm 、全幅1,765mm 、全高1,450mm、大きめの5ドアハッチバックです。
2017年のマイナーチェンジで、緻密なスピンドル形状の造形が縦方向に少しずつ変化する新意匠のグリルメッシュが採用され、一目でレクサスとわかる、スタイリッシュでかっこいいデザインとなっています。
起動時に鋭角のL字に光を放つ、ヘッドランプ上部に配置されたアローヘッド形状のクリアランスランプは、精悍でスポーティな表情とレクサスブランドとしての高級感を際立たせています。
また車の屋根がボディ後方まで長く伸びた形状のロングルーフデザインを採用し、風の流れをコントロールするなど、車全体で空力性能を追求、走りとともに燃費性能にも貢献しています 。
レクサス(LEXUS)のなかではコンパクトなモデルのCTですが、上質な室内空間が確保されています。
運転席はスポーティーな低めのシートポジションで、 視線や姿勢を変えることなく走りに集中でき、程よく包まれる心地よい空間設計となっています。
センターコンソールの10.3インチワイドディスプレイが標準装備で、さまざまな情報がより大きく鮮明に表示され、地図情報も読み取りやすくなっています。
運転しやすいように配慮されたリモートタッチはナビゲーションやオーディオ、エアコンなどの操作を直感的に行えます。
内装インテリアカラーは、シート表皮とオーナメントパネルの一体感を感じさせる2トーンカラーを採用しています。
本革シートはversion Lのみですが、その他のシートファブリックも高級感ある素材です。
また、ハイブリッドカーはバッテリーを積載するスペースが必要なので、荷室が狭いと思われがちですが、後部座席のシートを倒すと奥行き約1,500mmのフラットな空間になり、多くの収納スペースを確保することができます。
CTは2017年のマイナーチェンジで、予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を標準設定しました。
道路上の車両や歩行者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出し、衝突する可能性が高いと判断した場合に警報やブレーキの制御により衝突回避、あるいは衝突被害の軽減を支援します。
万が一、車両や歩行者と衝突しそうな場面に遭遇した場合には、警報の後、ドライバーがブレーキを踏むとプリクラッシュブレーキアシストがブレーキ力をアシストし、ドライバーの回避行動をサポートします。
道路上の白線(黄線)をカメラが認識し、ドライバーがウインカー操作を行わずに、車線を逸脱する可能性がある場合、警報ブザー、およびディスプレイ表示により注意喚起します。
同時に電動パワーステアリング[EPS]を制御することで、車線逸脱を回避しやすいようにドライバーのステアリング操作をサポートします。
夜間走行時に、周囲の明るさの状況によりハイビームで走行可能と判断した場合、ロービームをハイビームに自動的に切り替えます。
対向車のヘッドランプや先行車のテールランプを検知すると、ハイビームからロービームへ自動切換え、他のドライバーの眩惑を低減し、夜間の前方視界を確保します。
ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、設定した車間距離を保ちながら追従走行を支援します。
高速道路の走行時などのシーンでドライバーの運転負荷を大幅に軽減します。
これらの予防安全システムに加え、駐車時や車庫入れなどの低速走行時、障害物の接近を表示とブザーで知らせ、さらに距離が縮まると自動(被害軽減)ブレーキをかけるパーキングサポートブレーキ (静止物)[PKSB]、急発進・急加速を防ぐドライブスタートコントロールなど、高い安全性を備えています。
最後にレクサス(LEXUS) CT200hの基本スペックをご紹介します。
駆動方式 | 前輪駆動 |
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エンジン | 直列4気筒 |
総排気量 | 1,797cc |
最高出力 | 73kW(99ps)/5,200rpm |
モーター最高出力 | 60kW(82ps) |
モーター最大トルク | 207N・m(21.1kgf・m) |
トランスミッション | 電気式無段変速機 |
車両重量 | 1,380kg |
最低地上高 | 130mm |
最小回転半径 | 5.0m |
乗車定員 | 5名 |
JC08モード燃費 | ─ |
WLTCモード燃費※ | 23.9km/L └市街地 21.2km/L └郊外 24.8km/L └高速 24.5km/L |
価格 | 3,869,000円(税込)〜 |
サイズ |
※WLTCモード:市街地、郊外、高速道路の各走行モードを平均的な使用時間配分で構成した国際的な走行モード
※2021年3月執筆現在
ダイナミックかつスポーティーなスタイルをもつレクサス(LEXUS)CTは、スポーティーな走りと優れた環境性能や快適性を実現したハイブリッド専用車です。
セダンと比べると小さく感じるかもしれませんが、高級感を備えながらの適度なサイズ感と楽しい走り、さらに低燃費と経済性・実用性も兼ね備えた、都市にふさわしいプレミアムコンパクトカーです。
レクサスのなかではエントリーモデルということで比較的購入しやすい価格帯というのも魅力です。
※協力:Lexus International
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※記載の情報は、2021年3月時点の内容です。
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