国道16号は、東京近郊の都市を結ぶ環状の道路で、神奈川県、東京都、埼玉県、千葉県の一都三県を連絡しています。
国道16号沿線には、国際的な貿易港やコンビナート、物流センターなどがあるため、荷物を運ぶ大型車などの往来も多く、渋滞が発生する箇所もあります。
国道16号の渋滞や事故、通行止めなどの交通情報の調べ方と沿線のライブカメラ設置場所についてご説明します。
国道16号は、「東京環状」とも呼ばれる環状の道路です。
神奈川県横浜市を起終点とし、都心から半径30kmの地域を連絡しています。
横浜市、相模原市、大和市、町田市、八王子市、昭島市、福生市、羽村市、瑞穂町、入間市、川越市、さいたま市、春日部市、船橋市、千葉市、八千代市、木更津市、横須賀市などを結んでおり、延長は約331kmとなっています。
日本道路交通情報センターのウェブサイトでは、道路の渋滞情報が5分置きに更新されています。
国道16号の渋滞情報を確認するためには、トップページの地図の近くに記載されている都道府県名を選択します。
日本道路交通情報センターのウェブサイト
Google マップでも、国道の渋滞情報を調べることができます。
通行予定の経路や場所を検索し、メニューのなかから道路交通状況を選択すると、地図上に渋滞している区間や通行止め区間、事故が発生している箇所などが表示されるようになっています。
Google マップでは、パソコンでもスマートフォンでも同じ機能を使うことができて便利です。
VICSは、Vehicle Information and Communication Systemの略です。
FM多重放送やビーコンを利用して、渋滞や事故などの交通情報をリアルタイムにカーナビに表示させるシステムです。
VICSを受信するためには、VICS対応のカーナビ、FM多重アンテナ、光ビーコンアンテナ、電波ビーコン受信機が必要です。
高速道路には電波ビーコン、一般道路には光ビーコンが設置されています。
一般道路では、自車の前方30km以内に発生している事故や渋滞の情報が自動的に地図上に表示されます。
渋滞は赤、混雑はオレンジ色の矢印で示され、矢印の長さによって渋滞区間がわかります。
また、事故の場合は、赤い×印が表示されます。
渋滞情報を確認するときと同じ手順で、情報を確認したいエリアを選択すると、通行止めが生じている箇所は、地図上に黒で示されています。
また、規制一覧のタブに切り替え、路線名称を国道16号に指定すると国道16号で規制が行われている箇所の一覧が表示されます。
ただし、このときに表示されるものは、指定している都道府県内で行われている規制のみです。
都道府県をまたいだ交通情報を調べたい場合は、都道府県の指定を再度行って、調べる必要があります。
日本道路交通情報センターのウェブサイト
Google マップでは、経路検索時に道路交通状況を表示させると、通行止めが発生している場合には、通行止めのマークが地図上に表示されます。
走行中、通行止めとなっている箇所の30km圏内となった場合は、カーナビ上に通行止めのマークが表示されます。
国道16号には、ライブカメラが設置されている場所がいくつかあります。
以下の地点がライブカメラの設置場所となっています。
埼玉県内のライブカメラ
柏市のライブカメラ
小谷田交差点、扇町屋(南)交差点、扇町屋交差点、扇町屋三丁目、高倉五丁目、高倉四丁目、高倉二丁目、河原町交差点、入間市IC(下り線)の9ヵ所。
川越市脇田新町 西武高架橋(上り線)と、川越市脇田新町 西武高架橋(下り線)の2ヵ所。
春日部市梅田地区、春日部市小渕地区(小渕上り3)、春日部市小渕地区(小渕下り3)、春日部市不動院野、春日部市下柳の5ヵ所。
国道16号は一般車両の往来だけでなく、沿線に立ち並ぶコンビナートや流通センターに物資を運搬する道路として活躍しています。
交通量も多いため、渋滞や事故、通行止めが発生することもあります。国道16号の通行前には、道路情報やライブカメラの映像を確認しておくと安心です。
最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。
※記載の情報は、2024年9月時点の内容です。
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