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ワイパーブレードとは。交換時期や外し方。適合しないと車検が通らない?

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ワイパーブレードとは。交換時期や外し方。適合しないと車検が通らない?

雨の日の運転に欠かせないのが「ワイパー」です。

ワイパーは雨や雪などを拭い、運転時の視界を確保し、安全を守るためのとても大切な部品です。また、雨や雪だけでなく、泥やほこりなどさまざまなものを取り除いてくれます。

本記事ではワイパーブレードのしくみ、交換時期や交換方法(取り外し方)についてご説明します。

ワイパーってどんなもの?ワイパーの種類

ワイパーってどんなもの?ワイパーの種類

ふだん何気なく使っているワイパーの目的を考えたことがあるでしょうか?ワイパーは自動車工学上、「フロントウィンドウとリアウインドウから水、雪、汚れ(無機物、有機物、あるいは生物)を取り除くこと」を目的に設計されています。

ワイパーを構成するのはアームとブレード、ゴムです。金具とゴムがセットで正式には「ワイパーブレード」といいますが、一般的には「ワイパー」と呼ばれることが多いです。

ワイパーの部品

電気モーターの回転運動がワイパーリンクによって左右の往復運動に変換され、ワイパー支持部、アームを動かし、フロントウインドウについた水滴などを拭います。

ワイパーの種類

現在、ワイパーの種類は外観デザインで分けると3種類あります。

トーナメントタイプ

トーナメントタイプ 日本ワイパーブレード連合会の資料をもとに作成

ワイパーアームから小さなフレームを介して、ワイパーゴムが取り付けられ拭き取り部が可動式になっています。多くの車種で採用されている一般的なワイパーです。

フラットタイプ

フラットタイプ 日本ワイパーブレード連合会の資料をもとに作成

フロントウインドウの曲面にワイパーゴムとワイパーブレードが一体化されたタイプが「フラットタイプ」と称され、拭き取り能力が高いのが特徴です。欧州車でよく採用されています。

デザインタイプ

デザインタイプ 日本ワイパーブレード連合会の資料をもとに作成

形状はカーブがかっていてデザイン性も高く、風を受けても浮きあがりにくい設計のため、高速走行時での拭き取り性能が向上します。

ワイパーブレード劣化の原因、寿命は?

ワイパーブレード劣化の原因、寿命は?

ワイパーは常に、紫外線、オゾン、ワックスなど油分、寒暖の差や風雨にさらされています。そのような状況で雨や雪、ほこりなどを拭き取り、視界を確保するために機能しています。

アームが動くと、エッジ部分は約45度の傾きを保ちながらウインドウを拭き取ります。「細長いゴムの塊で窓を拭いている」と思われるかもしれませんが、ウインドウに接するのはラバーエレメントのダブルマイクロエッジで、接触部はわずか0.01〜0.015mmという繊細な部品です。

そのため、拭き取りをしているゴムの部分だけでなく、本体も劣化してしまうのです。

ワイパーの交換時期は?

ワイパーの交換時期は?

ワイパーのゴム部はゴム製品であるため、経年や紫外線の影響で劣化します。「持ち」は使用頻度や自動車の保管状況(屋根のない屋外保管が一番劣化しやすいのは言うまでもありません)によって異なります。

最近は添加剤の品質向上などで長持ちするようになりましたが、次のような症状が出てきたら、ワイパー交換のサインです。

フロントガラスの状態

そもそも、ワイパーで拭いたあと、フロントガラスの「視界不良」は、安全に直接関わる問題ですので、拭きむらなどが出て見えにくくなったら交換しましょう。

ワイパー本体の状態

ガラスとの摩擦で音や振動が出ると感じるようになったら、ワイパーゴムを交換しましょう。

ワイパーの音(ビビリ音)や振動についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

また、ワイパーブレードの摩耗やサビによりガタつきが出ている場合は、ゴムだけでなくワイパーブレード本体の交換が必要です。

ワイパーは保安基準に適合しないと車検が通らない

ワイパーに関する保安基準は、道路運送車両の保安基準 第45条(窓拭き器等)などにより以下のようになっています。

・自動車の前面ガラスには、(中略)視野の確保に係る性能等に関し告示で定める基準に適合する自動式の窓ふき器(左右に窓ふき器を備える場合は、同時に作動するものであること。)を備えなければならない。

また道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第147条で
・この場合において、窓ふき器のブレードであって、老化等により著しく機能が低下しているものは、この基準に適合しないものとする

これにより
・ワイパーの低速及び高速の各作動が不良でないか
・ワイパーの払拭(しょく)状態が不良でないか
を検査されることになります。

車検では以下の点検項目に抵触すると、交換あるいは調整しなければ車検に通らないということになります。

  1. ワイパーが正常に動かない
  2. ワイパーゴムが切れている、またはついていない
  3. ワイパーがガラスに触れていないなどで拭き取りが不十分

自動車ディーラーなどの「点検パック」などに加入していると、年に1回はワイパーゴムを交換するメニューがあるので、オーナーはあまり意識しなくてすむメリットがあります。
整備工場でも取り替えてくれますので、自分で交換するのが面倒であれば依頼するのが簡単です。

ゴムの点検は半年ごと、ワイパー本体の交換は年1回を目安にしましょう。

ワイパーブレードの交換の方法

ワイパーブレードの交換の方法

ワイパーブレードの交換方法(取り外し方)

ワイパーゴムに摩耗、亀裂、ヒビなど状態が見られたら交換が必要です。ワイパーを交換する際は、アームを立てて作業を行います。アームが不意に倒れ、ガラス面を傷つけないよう、タオルなどでガラス面の保護を行いましょう。

ここでは、一番普及している「トーナメントタイプ」の交換方法について説明します。

  1. ワイパーのアームを立てる
    アームを起こし、フロントウインドウから離します。
  2. ワイパーブレードをアームから取り外す
    ワイパーゴムが装着しているブレードを、アームから取り外します。 アームと接続している部分の、コネクターのストッパーを押しながら、ブレードをアームの根元側(下)にスライドさせフックからワイパーブレードを外します。
  3. ブレードを外したアームは、フロントウインドウを傷つけないように、ガラスにタオルをはさんで寝かせておきましょう。
  4. ワイパーアームを立てて新しいワイパーブレードを取り付けます。
    新しいワイパーブレードをブレードクリップに引っ掛け、ワイパーブレード本体を上に引き上げます。

このときカチッと音が聞こえるまで上げてください。取り付けたら、ワイパーが正常に動作するかを確認しましょう。

ワイパーゴムの交換方法

ワイパーゴムは、ブレードから横方向にスライドすれば引き抜けるようになっています。
ワイパーゴムの交換についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

1年に1回は点検・交換を

1年に1回は点検・交換を

ワイパーは常に外気にさらされているため非常に劣化しやすい部品です。1年に1回は点検・交換をするようにしましょう。

1年が経過していなくても本記事でご紹介したような劣化のサインがあれば点検・交換の必要があります。

視界を確保し、安全を守るためのとても大切な部品、しっかりメンテナンスしましょう。

最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

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