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自動車保険の等級制度(ノンフリート等級)とは

更新日:2024年3月7日

公開日:2020年9月28日

自動車保険の等級制度(ノンフリート等級)とは

自動車保険の等級制度(ノンフリート等級)とは、自動車の事故歴に応じて保険料の割引率・割増率を定める区分のことです。
新規加入時は原則として6等級からスタートし、1年間無事故であれば1等級上がります。等級が上がるほど保険料を抑えられるため、等級を着実に上げていくことが重要です。

等級が上がる条件や下がる条件など、自動車保険の等級(ノンフリート等級)に関する基礎知識をご説明します。自分の等級の調べ方や事故あり係数適用期間、等級の引継ぎ方法もご説明しているので、ぜひ参考にしてください。

ポイント

  • 自動車保険の等級(ノンフリート等級)とは、自動車の事故歴に応じて、保険料の割引率・割増率を定める区分のことです。
  • 1年間無事故なら1等級上がり、事故を起こして保険を使うと等級が下がります。
  • 保険料の割引率は、事故歴の有無と等級によって大きく異なります。

自動車保険の等級(ノンフリート等級)とは

自動車保険の等級(ノンフリート等級)とは

自動車保険(任意保険)の等級(ノンフリート等級)とは、保険料の割引率・割増率を定めるための区分のことです。自動車の事故歴に応じて等級が変わり、保険料が変わります。

ノンフリート等級は、契約者が所有・使用する自動車の台数が9台以下の自動車保険契約に適用される制度です。所有・使用する自動車が10台以上の自動車保険契約になると、割増引率の適用単位や保険料の算出方法が異なる「フリート等級」での契約となります。

一般的な保険会社では、契約者の事故実態に応じてリスクを1〜20等級(一部の共済では22等級まで)に区分しています。
チューリッヒでは、1等級から20等級までの区分を採用しており、初めて自動車保険に加入する場合は、原則として6等級(セカンドカー割引の適用条件を満たす場合は7等級)からスタートします。

事故を起こさなければ毎年1等級上がります。等級が高いほど割引率が上がり、保険料がリーズナブルになるしくみです。一方で、4等級以下になると、保険料が割増になります。

自動車保険の等級(ノンフリート等級)が上がる条件

以下の条件のいずれかを満たせば、翌年度の等級が上がります。

  • 無事故で保険を利用していない場合
  • ノーカウント事故しか起こしていない
  • 事故を起こしても自動車保険を利用しない

原則として、保険期間1年間で保険を使った事故がなければ、翌年度に1等級上がります。

無事故で保険を利用していない場合

無事故で保険を利用していなければ、翌年度に1等級上がります。

なお6等級からスタートした場合、上限の20等級になるには、最短でも14年かかります。

ノーカウント事故しか起こしていない場合

自動車の事故には、事故の内容によって事故件数にカウントされない「ノーカウント事故」があります。たとえ事故を起こしても、ノーカウント事故であれば翌年度に1等級上がります。

ノーカウント事故として扱われる事故は、以下のとおりです。

  • 自分に過失のない事故で、相手の保険で補償される場合
  • 次の事故に当てはまる場合
    ・無保険車傷害特約事故
    ・搭乗者傷害保険事故
    ・人身傷害保険事故
    ・人身傷害定額払保険事故
    など

事故を起こしても自動車保険を利用しない場合

たとえ事故を起こしたとしても、自動車保険を使わなければ無事故扱いとなり、翌年度に1等級上がります。

自動車保険を利用すると翌年度の等級が下がり、保険料が割高になります。そのため、保険金を受け取らずに自分で修理費などを負担したほうが、等級を維持でき、結果的に支出を抑えられるケースもあるでしょう。

自動車保険を使わずに自己負担する場合の修理費用と、事故により等級が下がる場合の保険料の支払額とを比較し、判断するとよいでしょう。

事故を起こしても自動車保険を利用しない

なお、バッテリー上がりやキー閉じ込みなどのトラブルによりロードサービスを使用した場合も、等級には影響はありません。

自動車保険の等級(ノンフリート等級)が下がる条件

保険期間中に以下の事故を起こして保険を使うと、翌年度の等級(ノンフリート等級)が下がります。

  • 1等級ダウン事故
  • 3等級ダウン事故

1等級ダウン事故で自動車保険を利用する

1等級ダウン事故の例

1等級ダウン事故とは、事故1件に対して翌年度に1等級下がる事故のことです。

1等級ダウンに該当する事故の例は、以下のとおりです。運転される方が気をつけていても防ぐことが難しい事故が多く含まれます。

  • 火災または爆発
  • 盗難
  • 騒じょうまたは労働争議にともなう暴力行為または破壊行為
  • 台風、竜巻、洪水または高潮
  • 落書または窓ガラス破損
  • いたずら
  • 飛来中または落下中の他物との衝突
  • 上記以外の偶然な事故

3等級ダウン事故で自動車保険を利用する

3等級ダウン事故の例

3等級ダウン事故とは、事故1件に対して翌年度に3等級下がる事故のことです。たとえば12等級の方が3等級ダウン事故を起こすと、翌年度は9等級になります。

3等級ダウンに該当する事故の例は以下のとおりです。対人賠償保険や対物賠償保険、車両保険を利用する事故が当てはまります。

  • 他人の車との衝突により、自分の車を修理する場合
  • 電柱に車をぶつけてしまい、自分の車を修理する場合
  • 通行人にケガをさせてしまった場合
  • 当て逃げにあい、自分の車を修理する場合

なお、1件の事故で複数の補償項目から保険金を支払うことになったとしても、等級が下がるのは3等級までです。

たとえば、他人の車にぶつかって車を傷つけただけでなく、相手にケガをさせてしまったとします。この場合は、相手の車に対して対物賠償保険金が、相手のケガに対して対人賠償保険金が支払われます。1件の事故で2種類の保険を使っていますが、下がるのは3等級です。

3等級ダウン事故・1等級ダウン事故とノーカウント事故の違い 事故の際に自動車保険を使うと等級は下がる?

ノンフリート等級の割増引率一覧表

自動車保険は、等級が高いほど割引率が高くなります。しかし、同じ等級であっても、事故の有無によって適用される割引率・割増率は異なるため、保険料が異なります。

さらに、等級に応じた割引率・割増率も、保険会社によって異なる場合があります。多くの保険会社では、「自動車保険参考純率」をベースにノンフリート等級ごとの保険料を各保険会社で決めています。

以下の割引率表は、損害保険料率算出機構が算出している「自動車保険参考純率 ※」の等級ごとの割増引率です。
なお、当社や他保険会社の等級ごとの割引率とは異なりますのでご注意ください。

※参照元:損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率改定のご案内」(2021年9月28日適合性審査結果通知受領)

等級 無事故 事故あり
20等級 -63% -51%
19等級 -57% -50%
18等級 -56% -46%
17等級 -55% -44%
16等級 -54% -32%
15等級 -53% -28%
14等級 -52% -25%
13等級 -51% -24%
12等級 -50% -22%
11等級 -48% -20%
10等級 -46% -19%
9等級 -44% -18%
8等級 -38% -15%
7等級 -27% -14%
6等級 -13%
5等級 -2%
4等級 +7%
3等級 +38%
2等級 +63%
1等級 +108%

-は割引率、+は割増率

出典元:損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率改定のご案内(2021年9月28日適合性審査結果通知受領)」
※2023年12月執筆現在

3等級ダウン事故を起こすと3年間、1等級ダウン事故を起こすと1年間「事故あり」の割引率・割増率が適用されます。この期間を「事故あり係数適用期間」といいます。事故あり係数適用期間は最大6年で、無事故期間1年ごとに事故あり係数適用期間も1年減ります。

3等級ダウン事故を起こして20等級から17等級に下がった場合、3年間無事故を継続できれば、3等級上がります。事故あり係数適用期間も0年になるため、無事故の20等級の割引率・割増率が適用されます。

3等級ダウン事故の発生

なお、自動車保険の保険料は、等級だけでなく車種や年齢条件などさまざまな要素で決まります。同じ等級であっても、その他の要素によって保険料が割増になることも充分考えられます。

自動車保険の20等級の保険料の相場はいくら? 自動車保険の等級の割引率表

自動車保険の等級(ノンフリート等級)を引き継ぐ方法

自動車保険は、条件を満たせばさまざまな場面で自動車保険の等級(ノンフリート等級)を引き継ぐことができ、保険料を抑えられます。

ここからは、状況別の引継ぎ方法やポイント・必要書類などをご説明します。

同居する家族・親族間での引継ぎ

家族・親族間で等級を引き継ぐことで、家族全体の保険料負担を抑えられる場合があります。

たとえば、子どもが免許を取得し新車を購入した場合、通常は6等級(セカンドカー割引の適用条件を満たす場合は7等級)からのスタートです。さらに、年齢条件や車の使用目的などの要素を踏まえると保険料が割高になる可能性があります。

しかし、親がこれまで積み上げてきた等級を子どもに引き継げば、保険料負担の軽減が期待できます。

親は新規加入の6等級(セカンドカー割引の適用条件を満たす場合は7等級)からのスタートとなり保険料が従来よりも割高になってしまいます。しかしゴールド免許割引や年齢条件などが加味されるケースもあるため、家族全体で負担する保険料が抑えられる可能性があります。

同居する家族・親族間での自動車保険の等級の引き継ぎ

チューリッヒでは、記名被保険者を以下に変更した場合に限り、等級の引継ぎが可能です。

自動車保険の等級の引き継ぎ対象者

親族であっても、別居している場合は引継ぎができないため注意が必要です。

等級を引き継ぐための名義変更手続きの際は「現在の保険証券」と「車検証」を準備のうえ、電話で手続きを行ってください。

なお、保険会社によっては手続きの流れや方法が異なる場合があります。詳しくは加入中の保険会社にご確認ください。

自動車保険で親の等級をもらえる?親子・家族間での等級の引継ぎ

他社の自動車保険からの引継ぎ

保険会社を切り替える際も、等級を引き継ぐことが可能です。

自動車保険は、代理店や通販型(ダイレクト型)、外資系保険会社などさまざまな会社が取り扱っており、そのほぼすべての保険会社の間で、自動車保険の等級を引き継げます。

他社の自動車保険へ切り替える場合は、以下の書類が必要です。

  • 運転免許証
  • 車検証
  • 契約中の保険証券

共済からの引継ぎ

チューリッヒでは、以下の共済から等級を引き継ぐことも可能です。

  • 全労済 ※1
  • 全国自動車共済
  • 教職員共済 ※2※3
  • 中小企業共済
  • JA共済

※1 各都道府県共済および全国交運共済・全逓共済・電通共済・森林労連共済・全たばこ生協・全水道共済
※2 日本教職員共済の場合には、当社にて契約内容の確認を行うため、別途、書類をご提出いただきます。
※3 車両保険を別の保険会社で契約されている場合、お取扱いできません。

共済からチューリッヒへ切り替える場合は、以下の書類が必要です。

  • 運転免許証
  • 車検証
  • 契約中の保険証券

なお、JA共済や全労災、中小企業共済を含む損害保険会社各社の間では、契約者の前契約に関する情報を交換するしくみがあります(自動車保険の等級情報交換制度)。このしくみにより、保険会社を変更しても以前の事故歴などを正しく保険料に反映することができます。

車を買い替えたときの等級の引継ぎ(車両入替)

保険会社は変更せず、車を買い替えて自動車保険の補償対象を変更する手続きを「車両入替」といいます。条件を満たしたうえで車両入替の手続きを行えば、等級を引き継ぐことが可能です。

車両入替に必要な書類は、以下のとおりです。

  • 新しい車の車検証
  • クレジットカード(追加保険料が発生する場合)
  • 銀行口座情報(返還保険料が発生する場合)

納車前に前もって手続きをしておけば、納車日当日、車を乗り換えるタイミングで自動車保険が切り替わります。

自動車保険の車両入替。納車当日でも手続き可能?保険の切り替えタイミング

車に乗らない期間があるときは「中断証明書」の発行がおすすめ

廃車や海外渡航などの理由で契約を一時中断したい場合は「中断証明書」の発行を申し出ましょう。一定の条件を満たせば、中断した日から自動車保険に再加入するまで最長10年間、現在のノンフリート等級を維持できます。

中断せずに自動車保険の契約が切れてしまうと、再契約したときに等級が引き継がれずに6等級からの再スタートとなってしまいます。等級を引き継げば保険料を抑えられるので、解約せずに中断を申し出ましょう。

チューリッヒの場合、中断証明書の発行申請期間は、原則として旧契約の保険期間の末日(解約の場合は解約日、保険期間満了の場合はその満期日)から13ヵ月以内です。お客さま専用ページから中断証明書の発行申請ができますのでぜひご利用ください。

自分の車の等級(ノンフリート等級)を調べる方法

自動車保険の等級(ノンフリート等級)を調べる方法は、おもに以下の3種類があります。

  • 保険証券(継続証)を確認する
  • 保険会社ウェブサイトのマイページを確認する
  • 保険会社・保険代理店に連絡する

保険証券が手元にあればすぐに確認できますが、ない場合はマイページを確認したり、保険会社や代理店に問合わせたりしてみましょう。

なお、「6S」や「7B」などと数字の後ろにアルファベットが表記されている場合があります。同じ等級であっても、契約状態や年齢条件が変われば保険料の割引率が異なるため、「6S」などとアルファベットを併記して詳細に区分しているのです。

チューリッヒでは、ご契約の運転者年齢および用途・車種に応じて6A・6B・6C・6Gの4区分に分かれます。

自動車保険の等級の調べ方。事故あり係数の確認方法

2台目からはセカンドカー割引で7等級からスタートできる

原則として、初めて自動車保険を契約する場合は6等級からのスタートとなります。

しかし、一定条件を満たせば、複数所有新規(セカンドカー割引)という扱いになり、2台目以降の車の新規保険契約を7等級からスタートできます。

2台目からはセカンドカー割引で7等級からスタートできる
セカンドカー割引とは。自動車保険の2台目が割引になる?デメリットはあるの?

自動車保険を切り替えるタイミングと等級について

自動車保険は満期のタイミングで切り替えれば、効率的に等級を上げられます。自動車保険を切り替える際は、タイミングに注意しましょう。

保険期間中に切り替えると、無事故であっても等級は上がらず、切り替え前の等級を継続する形での契約となります。等級アップの機会を逃してしまう可能性があります。

自動車保険を切り替えるタイミングと等級について

等級が上がれば保険料が抑えられる可能性があるため、契約期間や等級が上がるタイミングを考慮したうえで切り替えるとよいでしょう。

自動車保険の等級(ノンフリート等級)を上げるために無事故で運転することが大切

自動車保険の等級(ノンフリート等級)は、1年間無事故であることで1等級上がります。等級が上がるほど保険料を抑えられるため、最短で20等級に上がれるように、日頃から法令を遵守し安全運転を心掛けましょう。
落書などのいたずらや盗難など、自分の運転に起因しない事故であっても1等級ダウン事故として扱われるため、普段から防犯対策を実施することも大切です。

自動車保険の切り替えを検討している場合は、等級を無駄なく引き継ぐためにも、満期のタイミングで切り替えを行いましょう。

金子 賢司

事故で自動車保険が使えるケースであっても、等級が下がって次回の更新以降、保険料がアップすることを考えると、保険を使わないほうがよい場合もあります。自動車保険を使う前に、保険会社に次回以降保険料がどれくらい高くなるのか、事前に確認しておきましょう。

自動車保険の等級制度(ノンフリート等級)に関するよくあるご質問

Q自動車保険の等級(ノンフリート等級)を上げる方法を教えてください
A

以下の条件のいずれかを満たせば、翌年度の自動車保険の等級が上がります。

・無事故で保険を利用していない
・ノーカウント事故しか起こしていない
・事故を起こしても自動車保険を利用しない

詳細は「自動車保険のノンフリート等級が上がる条件」をご確認ください。

Q自動車保険の等級(ノンフリート等級)が20等級になるまで何年かかりますか?
A

6等級からスタートした場合、20等級になるまで最短で14年かかります。事故を起こし自動車保険を使うと等級が下がるため、20等級までさらに年数がかかります。

最短で20等級になるには、安全運転を心掛けることが重要です。

Q交通違反が自動車保険の等級(ノンフリート等級)に影響を及ぼすことはありますか?
A

交通違反は等級に影響しません。等級に影響があるのは、事故で自動車保険を使った場合です。

ただし、免許証の色が変わることで保険料に影響が出る可能性があります。またゴールド免許割引を適用している場合、違反すると割引が適用されなくなり保険料に影響が出る可能性があります。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

チューリッヒの自動車保険

インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちらをご確認ください。
  • お電話でお手続きされた場合“インターネット割引”は適用されません。
運営者情報
チューリッヒ保険会社
(チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド)

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