ご契約のバイクを運転中に「他人にケガをさせてしまった」「他人を死亡させてしまった」などで法律上の損害賠償責任を負った場合に、相手方の治療費や慰謝料などを補償する保険です。
こんな場合に補償されます
歩行者を死亡させてしまった。
自動車に追突し乗車中の人にケガをさせてしまった。
保険金額は「無制限」がおすすめ
事故相手が死亡した場合や後遺障害で介護が必要な場合は、高額な賠償額が認定されることがあります。
被害者保護の観点から、当社では対人賠償の保険金額は「無制限」をおすすめしています。
高額賠償判決例
認定総損害額 | 裁判所 | 判決年 | 被害者性別年齢 | 被害者職業 | 被害態様 |
---|---|---|---|---|---|
5億2,853万円 | 横浜地裁 | 2011年 | 男41歳 | 開業医 | 死亡 |
4億5,381万円 | 札幌地裁 | 2016年 | 男30歳 | 公務員 | 後遺障害 |
4億5,375万円 | 横浜地裁 | 2017年 | 男50歳 | コンサルタント | 後遺障害 |
4億5,063万円 | 札幌地裁 | 2021年 | 男19歳 | 大学生 | 後遺障害 |
自賠責保険では補償が足りないことも
法律上で契約を義務付けられている自賠責保険では、相手が負った損害に応じて、傷害は120万円、後遺障害は4,000万円、死亡時は3,000万円が上限金額のため、補償が足りないことがあります。これを補うために任意保険の契約をすすめています。
過失割合について
賠償金額を決める要素に「過失割合」があります。
被害者と加害者それぞれに、事故に対する過失がどれだけあるかを示すもので、双方の示談交渉を経て決まります。
相手方との示談交渉は当社が行います
示談書の作成や相手方との交渉は、当社の人身事故・物損事故のスペシャリストが事故解決までしっかりサポートします。
事故後は慣れないことの連続です。事故対応は当社にお任せください。
補償されない場合
家族にケガをさせてしまった
対人賠償保険では「他人」の死傷を補償するため、家族(父母、配偶者、または子)の被害については補償の対象外となります。
- 保険契約者、記名被保険者などの故意によって生じた損害
- 地震、噴火、津波、台風、洪水、高潮によって生じた損害
- 以下の方に対する賠償責任
- 記名被保険者
- 被保険車両を運転中の者またはその父母、配偶者もしくは子
- 被保険者の父母、配偶者または子
- 被保険者の業務(家事を除く)に従事中の使用人