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ペット保険はいらない?ペット保険が必要、不要なケース

公開日:2022年9月29日

ペット保険には加入したいけど「保険料がもったいない」「ペット保険に加入した方がよい理由が分からない」といった理由から、加入をためらう方も多いでしょう。この記事では、ペット保険が必要なケース、不要なケースについて解説します。

ポイント

  • ペットの診療料金の中央値は初診料で1,386円、再診料で726円などです。
  • 動物病院にかけている1ヵ月の概算費用の平均は犬が約7,400〜9,200円、猫が約6,900円です。
  • 1つの病気にかかったときの治療費の最大額の平均は犬が約58,000〜74,000円、猫が約54,000円です。
  • ペットがかかりやすい主な病気は外耳炎、外耳道炎、歯周病、胃腸炎、ヘルニア(犬)、腎不全(猫)で、動物病院の利用頻度の年平均は犬が約6〜10回、猫が約7回です。
  • 補償内容や保険料はペット保険の商品によって異なります。ペット保険に加入する際は加入の目的を明確にし、比較検討しましょう。
  • ペット保険は保険料が掛け捨てであることや、すべての病気が補償されるわけではないことなど考慮すべき点があります。
  • 「高額な治療費を支払える経済的余裕がある」「補償してもらいたい病気や治療が補償されない」など、ペット保険に加入する必要がないケースもあります。
  • 「高額な治療費に備えたい」「ペットに十分な治療を受けさせたい」といった場合は、ペット保険に加入する必要があるといえるでしょう。

ペットの治療費の相場を知っておこう

ペットの治療費の相場や動物病院の利用頻度について確認します(公益社団法人日本獣医師会「家庭飼育動物(犬・猫)の診療料金実態調査(平成27年度)」「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査(平成27年度)」を参考)。

主な診療料金の中央値

主な診療料金の中央値は以下の通りです。手術を伴う入院の場合は、治療費が高額になる傾向があります。

  • 初診料:1,386円
  • 再診料:726円
  • 時間外診療(平日):2,324円
  • 時間外診療(休診日):2,646円
  • 時間外診療(深夜):4,513円
  • 入院料(犬・小型):2,729円
  • 入院料(犬・中型):3,491円
  • 入院料(犬・大型):4,201円
  • 入院料(犬・特大):4,753円
  • 入院料(猫):2,619円

動物病院にかけている1ヵ月の概算費用の平均

  • 超小型犬:7,435円
  • 小型犬:8,217円
  • 中型犬:8,183円
  • 大型犬:9,281円
  • 猫:6,991円

1つの病気にかかったときの治療費の最大額の平均

  • 超小型犬:58,046円
  • 小型犬:66,533円
  • 中型犬:59,386円
  • 大型犬:74,893円
  • 猫:54,197円

ペットがかかりやすい主な病気

  • 外耳炎、外耳道炎
  • 歯周病
  • 胃腸炎
  • ヘルニア(犬)
  • 腎不全(猫)

動物病院の利用頻度の年平均

  • 超小型犬:6.6回
  • 小型犬:8.2回
  • 中型犬:8.1回
  • 大型犬:10.1回
  • 猫:6.9回

ペット保険で一般的に補償される内容

ペット保険で一般的に補償される内容は、ケガや病気による動物病院の通院での治療費用、入院での治療費用、手術による治療費用となっています。

補償内容や保険料はペット保険の商品によって異なるため、ペット保険に加入する目的を明確にした上で、比較検討する必要があります。

ペット保険がもったいないと思われやすい理由

ペット保険がもったいないと思われやすい理由について確認します。

保険料が掛け捨て

ペット保険の保険料は掛け捨てであることが一般的です。貯蓄としての機能は期待できませんが、その分、保険料はお手頃な価格になっているといえるでしょう。

すべての病気が補償されるわけではない

ペット保険によって補償される病気や治療の種類は異なります。すべての病気や治療が補償されるわけではありませんので、もったいないと感じる方もいらっしゃるでしょう。

しかし、ペット保険の補償対象となっている病気やケガの治療は高額になるケースもあります。いざという場合のことを考えると、無駄にはならないといえます。

全額補償されるとは限らない

ペット保険に加入していても、治療費が全額補償されるとは限りません。しかし、補償割合(※1)、補償限度額(※2)などをペット保険加入時に選択することで、必要な補償を受けることができます。

※1 補償割合
保険の対象となる治療費のうち保険金として支払われる割合のこと。補償割合が70%の場合であれば、保険の対象となる治療費のうち70%が保険金として支払われ、残りの30%は自己負担となります。

※2 補償限度額
保険会社から被保険者に対して支払われる保険金の限度金額のこと。1年間の支払保険金の限度額を定めているものや、入院・通院・手術などの日数や回数に対して限度額を定めているものなどがあります。

免責金額がある

ペット保険によって免責金額(※3)が設定されている場合があります。免責金額が0円に設定されているケースもありますが、一般的に免責金額が少ないほど保険料は高くなります。

※3 免責金額
ペット保険の契約者が自己負担する金額のこと。例えば、補償割合70%、免責金額5,000円、保険の対象となる治療費(手術)10,000円で、治療費から免責金額を差し引き、補償割合をかけた額が保険金として支払われる場合、支払われる保険金は(10,000円-5,000円)×70%=3,500円となります。自己負担金額は、治療費10,000円-支払われる保険金3,500円=6,500円です。

ペット保険がいらないケース

ペット保険が不要となるケースについて見ていきます。

高額な治療費を支払える経済的余裕がある

ペットの治療費は自己負担となります。時には、治療費が高額になる場合もあるでしょう。しかし、自分で支払える経済的余裕や預貯金があれば、今すぐにペット保険に加入する必要性は低いといえるでしょう。

補償してもらいたい病気や治療が補償されない

補償してもらいたい病気や治療が補償の対象外で、他に加入するメリットが感じられない場合は、ペット保険に加入する必要性は低いといえるでしょう。

ペット保険が必要なケース

ペット保険が必要になるケースをご紹介します。

高額な治療費に備えたい

ペットの治療費は高額になる場合もあります。いざというときのために金銭面の備えをしたいという方は、ペット保険に加入すべきでしょう。

掛け捨て型であれば、手頃な保険料で高額な治療費に備えることができます。

ペットに十分な治療を受けさせたい

適切な治療方法はわかっているのに、経済的な理由で治療をあきらめざるを得ないケースもあります。しかし、ペット保険に加入することで、高額な治療費であっても治療に踏み切れます。ペット保険に加入することで、治療の選択肢は広がるでしょう。

ペット保険には入るべき?

ペットの治療費 は自己負担のため、治療費が高額になる場合もあります。大切なペットの万が一の備えとして、高額な治療費をカバーできるペット保険の加入を検討してみてはいかがでしょうか。

チューリッヒのペット保険に加入する主なメリットについてご紹介します。

  • 保険料がお手頃

補償の範囲を治療費が高額になるケースが多い犬の「がん・良性腫瘍・骨折・脱臼※」による通院・入院・手術の治療費用に特化。その分、保険料を低く抑えています。

  • 高額な治療費に備えることができる

通院・入院・手術ごとの日数や回数による限度額がなく、年間の支払限度額のみのため、高額な治療費が生じるケースに備えられます。

  • 対象となる病気(がん・良性腫瘍・骨折・脱臼※)で実際に生じた治療費の補償割合は100%

自己負担金額3万円をのぞき100%補償します(年間100万円限度)※4。

※ お申込みの補償プランによっては、脱臼は補償の対象になりません
※4 治療費用保険金は年間100万円が支払限度額となります。また、初年度契約から継続された保険期間中にお支払いした治療費用保険金と診断書等費用保険金を合計した額(通算支払限度額)は300万円が限度額となります。詳細は重要事項説明書をご確認ください。

保険料を抑えつつ、いざというときのためにペット保険に加入しておきたいとお考えの方は、ぜひチューリッヒのペット保険をご検討ください。

取扱代理店
名称:チューリッヒ保険会社
所在地:〒164-0003 東京都中野区東中野3-14-20
引受少額短期保険業者
名称:チューリッヒ少額短期保険株式会社
所在地:〒164-0003 東京都中野区東中野3-14-20
  • 「犬のがん保険」は、チューリッヒ少額短期保険株式会社が引受けを行う保険です。
  • チューリッヒ保険会社は、お客さまとチューリッヒ少額短期保険株式会社の保険契約締結の媒介を行うもので、告知受領権や保険契約締結の代理権はございません。
  • ご検討にあたっては、契約概要、注意喚起情報、普通保険約款を必ずご確認ください。

ペット保険のよくあるご質問

Q犬のがん保険で補償されるケガや病気とは具体的にどんなものでしょうか?
Aペットがケガや病気により保険期間中に被った「骨折・脱臼※およびがん・良性腫瘍」です。
※ お申込みの補償プランによっては、脱臼は補償の対象になりません。
Q保険料は毎年変わるのですか?
A保険開始日時点のペットの年齢が、「0〜2歳」「3〜5歳」「6〜8歳」「9〜11歳」「12歳以上」の区分内では同一保険料になります。
Q動物病院の窓口で治療費用を精算できますか?
Aこの保険は動物病院での窓口精算はできません。
Q保険料の年払はできますか?
Aいいえ。保険料のお支払方法は「クレジットカードによる月払」のみの取扱いとなっており、年払はできません。

チューリッヒのペット保険

チューリッヒ 犬のがん保険 骨折・脱臼プラス

運営者情報
チューリッヒ保険会社
(チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド)

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