公開日:2022年9月29日
ペット保険への加入を検討しているときに注意しておきたいのが、年齢制限です。いざという時に大切なペットを守るために、ペット保険の年齢制限について把握する必要があります。今回はペット保険の年齢制限の概要と、加入すべきタイミングについて解説します。
ペット保険は年齢制限を設けているケースが多いです。「新規加入時」「更新時」それぞれの年齢制限について見ていきましょう。
ペット保険に新規加入するときの年齢制限は、下限が0歳で、上限が8〜12歳程度で設定されているケースが多いです。一方、新規加入時には年齢制限が設けられていないペット保険もあります。
ペット保険には加入して更新できる年齢に上限が設けられているものがあります。一方、終身(※1)で継続が可能なものもあります。
※1 ペット保険の終身
人間の終身保険は更新という概念がなく、契約者が亡くなる時期を満期としています。しかし、ペット保険は契約が自動的に更新されます。よってペット保険の終身保険とは、年齢制限がなく生きている間は自動で更新されることから終身のように見える仕組みとなっています。なお、事故多発やモラルリスクといったケースについては、保険会社から契約の更新を断られる場合があります。
年齢別にペットがかかりやすい病気や事故について解説します。保険の加入タイミングに正解はありませんが、それぞれの年齢で加入を決める際の考え方についても見ていきましょう。
十分な免疫力がないことや消化機能が発達していないため、下痢や嘔吐などの症状が多く見られます。また、ウイルスなどの感染症にも注意が必要です。
異物誤飲が多い傾向にあります。
病気だけでなく、もしもの事故に備えたいと考えている場合は、ペット保険の加入を検討するタイミングとなります。
犬がかかりやすい主な病気は、外耳炎や皮膚炎、胃腸炎、下痢など。猫がかかりやすい主な病気は、膀胱炎や下痢、嘔吐、皮膚炎、結膜炎などです。特に、犬は犬種を問わず外耳炎、猫は泌尿器系の病気(膀胱炎など)になりやすいといわれています。
0歳と同様に異物誤飲が多い傾向にあります。
ペットが高齢になると、年齢制限によってペット保険に加入できなかったり加入できるペット保険の選択肢が少なったりする場合もあります。将来の病気や事故に備えて、ペット保険の加入を検討するタイミングとなります。
犬がかかりやすい主な病気は、外耳炎や皮膚炎などに加え、心臓病や腫瘍、歯周病などです。猫については、膀胱炎や結膜炎などに加え、腎臓病や外耳炎、腫瘍などの病気にかかりやすくなるといわれています。
異物誤飲に加え、体力や目の機能の低下による事故(物などにぶつかる、高いところから落ちるなど)が発生することがあります。
ペット保険に加入できないケースが増えてくる年齢であり、高齢になればなるほど年齢制限によって加入できなくなる可能性が高くなります。ペット保険の加入を考えている場合は、早めに検討する必要があるでしょう。
ペットを拾った、または譲ってもらったといったケースでは、正確なペットの年齢がわからないこともあるでしょう。結果、ペット保険の加入を諦めてしまう理由となってしまいます。
年齢が分からなくても推定年齢を申告することで、ペット保険に加入できるケースがあります。ペットの年齢がわからない時は、動物病院で推定年齢を調べてもらえますので、病院に相談してみましょう。
チューリッヒのペット保険は、生後60日以上から満11歳未満のペット(犬)がご加入いただけます。犬の年齢が分からないという場合でも、かかりつけまたはお近くの動物病院にて、おおよその生年をご確認いただければ加入可能です。月と日が不明な場合は、ご自宅に迎え入れた日、または記念日などをご入力ください。
ペット保険への加入をお考えの方は、ぜひチューリッヒのペット保険をご検討ください。なお、対象となる傷病は「骨折・脱臼※・がん(悪性腫瘍)・良性腫瘍」に限られます。
※ お申込みの補償プランによっては、脱臼は補償の対象になりません。
給与明細は「手取り額しか見ない」普通のサラリーマンでしたが、お金の知識のなさに漠然とした不安を感じたことから、CFP®資格を取得。
現在、生活に身近なお金・終活・高齢期の生活資金の準備や使い方のテーマを中心に、個別相談、セミナー講師、執筆などで活動中。
中田FP事務所 代表
CFP®認定者
終活アドバイザー
NPO法人ら・し・さ 正会員
株式会社ユーキャン ファイナンシャルプランナー(FP)講座 講師
日本FP協会 くらしとお金のFP相談室 相談員(2020年)
日本学生支援機構認定 スカラシップ・アドバイザー(平成29年10月認定)
元システムエンジニア・プログラマー