チューリッヒ保険会社
Net Zeroの実現に向けて
チューリッヒ・インシュアランス・グループ(以下、グループ)はさまざまな取組みにより、2050年までに温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることを目指しています。
地球温暖化を1.5℃に制限することを掲げた国連のグローバル・コンパクト”Business Ambition for 1.5℃”に最初の保険会社として署名
グループ全拠点で消費する電力を再生可能電力に切り替える
上場株式/社債の投資先炭素集約度を2025年までに25%削減、直接不動産投資先の炭素集約度を30%削減
EV100に署名し、2029年までに会社が利用する全車両を電気自動車に切り替えることを約束
私たちが環境問題に
取組む理由
地球全体の温暖化を解決するために、私たちが貢献できることはほんのわずかかもしれません。チューリッヒ保険会社は、ステークホルダーであるお客さまや社員、お取引先はもちろん、日本の皆さまが、この危機に対する意識を向け、それぞれの立場で行動を起こすための「きっかけ」を提供していきます。私たちは、世界中が同じ想いで地球環境と向き合うことが大切であると考えています。
ペーパーレス化の促進
社内における申請文書や資料の電子化はもちろん、保険のお申込みや各種お手続きはWebおよびスマートフォンでもご利用いただけるようオンライン化を推進し、利便性の向上とともにペーパーレス〜CO2削減に貢献しています。
その他の取組みについては当社「企業情報」サイトでも随時お知らせしていきます。
サステナビリティの取組みZurich Forestプロジェクト
2020年からスタートしたブラジルでの森林再生活動。原生林の再生、動植物の生物多様性、土壌の保護、水源の復活と維持活動を支援しています。
詳しくみる(英語サイト)
インドネシアでのカーボンオフセット・プロジェクト
森林保全、雇用・医療・教育・浄水システムの提供、地域社会の基盤整備や、生物多様性保全にも取組んでいます。
洪水レジリエンス・アライアンス・プログラム
地域コミュニティが水害への耐性を強化し、命を救う実用的な方法を見出だせるように支援。2018年からは、200万人の人々の水害からの復興支援を約束しています。
詳しくみる(英語サイト)
気候変動は私たちの暮らしにどのような影響を及ぼすのでしょうか。そして私たちはどのように考え、取組んでいくべきなのでしょうか。アクションを起こすヒントが見つかるかもしれません。
グループ全体の「気候変動」に関するトピック一覧(英語サイト)私たち一人ひとりの力は小さいかもしれません。しかし、多くの人が気候変動という問題に向き合いアクションを起こすことが、大きな力となります。チューリッヒはこの問題に積極的に取組み、皆さまとともに、豊かな自然環境を未来へ継承するために歩んでいきます。
ひびきあう夕暮れ
和久井沙良
作品概要
そこは栃木県にある織姫神社。親友と語り合った懐かしい思い出が織りなす、『ひびきあう夕暮れ』が響きわたる。
アーティストからのコメント
私の生まれ育った栃木県足利市は都心から電車で2時間ほどの程よい田舎。私は故郷が好きだ。故郷の景色が特に。遊びに行ったのはだいたい緑たっぷりの景色の良い場所だった。たまに無性に田舎へ行きたくなるのは自然に救われたことが何度もあるからであろう。今回このようなお話をいただいたときに真っ先に浮かんだのは高校時代に友人とよく行った織姫神社だ。229段ある階段を登ると真っ赤な神社が佇んでいる。さらにその奥の山を登ると足利を一望できる場所がある。
学校では声を大にして言えないことがここでならなんの気兼ねもなく話せるし、とにかく空気がいい。心から解放されるこの時間が私は好きだった。大人になってから行くあの場所はどんなだろうか、今振り返って考えるとあんなにも尊い時間だったのにその当時は日々の悩みで精一杯だったんだろうなと、こんなにも淡い美しい思い出になるとはまるで思わなかっただろう。当時の私に伝えたい。「大抵のことはなんとかなるよ、そしてこの景色が今のあなたの糧になっているよ」と。多少美化されて脳裏に焼き付いているであろう景色、匂い、肌ざわり、心情を即興演奏で伝えたい。個人的な音楽ですが自由にお聴きください。
アーティスト紹介
和久井沙良
1998年栃木県生まれ。作曲家 鍵盤奏者。東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。3歳よりピアノを9歳より作曲を始める。大学在学中にサックス奏者MALTAのバンドメンバーとして共演し、ジャズの要素を取り入れた演奏をはじめる一方で企業やビッグバンドに楽曲提供も行う。卒業後は独自の美学に基づく即興演奏を軸に演奏活動を開始。2022年には自身のソロプロジェクトSara Wakui & Spice Rhythmの活動を始動。同年3月に初となるリーダーライブを丸の内COTTON CLUBにて開催、ソールドアウトとなり一躍注目を集める。
https://twitter.com/donwaku
https://www.instagram.com/donwaku/
海風のゆうわく
パソコン音楽クラブ
作品概要
そこは大阪府の泉大津市にある小松緑道。サイクリングロードからつながる臨海が織りなす、『海風のゆうわく』が響きわたる。
アーティストからのコメント
自分たちが昔遊んだ思い出深い地元の記憶をイメージして作りました。緑道を通る風、木の擦れる音、徐々に近づく海の香りなどを感じられるような音になっていればと思います。リラックスしたい時にでも聞いてみてください。
アーティスト紹介
パソコン音楽クラブ
2015年結成。“DTMの新時代が到来する!”をテーマに、ローランドSCシリーズやヤマハ MUシリーズなど80~90年代の音源モジュールやシンセサイザーを用いた音楽を制作している。2017年に配信作品『PARKCITY』を発表。他アーティスト作品への参加やリミックス、演奏会を重ねながら、ラフォーレ原宿グランバザールのTV-CMソング、TVドラマ「電影少女 - VIDEO GIRLAI 2018 -」の劇伴制作、アニメ「ポケットモンスター」のEDテーマ制作などを手がける。
https://twitter.com/pasoconongaku
http://pasoconongaku.jp/Index.html
川のささやき
角銅真実
作品概要
そこは長崎県の佐々川。川のほとりのゆるやかに経過する時間が織りなす、『川のささやき』が響きわたる。
アーティストからのコメント
生まれ育った長崎県佐々町には佐々川という川が流れています。町の流れる川の橋の下の藪のそばなどで、ぼんやり時間を過ごすことが多かったです。お天気の日は橋の下で川の流れや山の緑を飽きもせず1日中眺めていたりしていました。山が別の生き物の形に見えてきたり、ただ虫の羽音を感じたり、時間や出来事がどこまでも広がっていく感覚、自然のそばでいつまでも白昼夢を見るような感覚の中で時間を過ごしていた思い出が身体と記憶に残っています。今回、佐々川でフィールドレコーディングを行い、そこに音を重ねました。夕暮れの時間、川やそこに住む生き物や森、あらゆるものが夜に向かって動き出していくのを聴いていました。
アーティスト紹介
角銅真実
音楽家、打楽器奏者。長崎県生まれ。マリンバをはじめとするいろいろな打楽器、自身の声、言葉、身の回りの気になるあらゆるものを用いて、音楽といたずらを紡ぐ。その形はインスタレーション、アートプロジェクトでの作品制作にも及び、演奏だけにとどまらない作家としての自由な表現活動を国内外で展開している。ソロでの活動のほか、バンド・ceroのサポートメンバーとして活動。
https://twitter.com/Cat_typingg
https://manamikakudo.wordpress.com/
風のうたたね
ji2kia(aTTn)
作品概要
そこは石川県の卯辰山公園。みずみずしい新緑の賑わいが織りなす、『風のうたたね』が響きわたる。
アーティストからのコメント
“未来に残したい美しい自然の風景”というテーマから、まさに自分が幼少期からよく訪れていた卯辰山の景色や空気を思い出しながら今回の作品を制作させて頂きました。私が小さい頃は広がる公園の景色以外にも動物園があったり、ご飯処があったりと現在とは違う形で残っていますが、現在も帰省する際は必ず立ち寄っています。その際に携帯のボイスレコーダーで録音した鳥の鳴き声や足音なども今回の作品に取り入れながら様々なサウンド要素を追加して、上京してから今に至るまでの自身の心境の変化なども反映させる形でビートテープ風に仕上げました。この作品を通して様々な情報が溢れる現代の中でそっと一息付けるかつ、都会から離れ不思議な世界観に小旅行する感覚になれるような時間になれば嬉しく思います。
アーティスト紹介
ji2kia(aTTn)
石川県金沢市出身のビートメイカー/DJ。2017年にビートテープシリーズ『short ski』を6か月連続で発表。その作品をきっかけにドイツのインディーレーベル<S!X>のコンピレーションアルバムにも参加するなど評価を高め、2018年からはTAKUMIとAndy Nagashimaと共にaTTnを結成。以降様々なコンセプトテープのリリースやフェスへの参加を重ねてきた。近年はファションブランド“RITO”の東京コレクションでのBGM制作や、キャタピラー社TV CMへの楽曲を提供する。
https://www.instagram.com/ji2kia
https://twitter.com/ji2kia
https://oddbose.bandcamp.com/
雪のといき
A.G.O + Shin Sakiura
作品概要
そこは新潟の上越国際スキー場。麓に広がる見渡す限りの雪景色が織りなす、『雪のといき』が響きわたる。
アーティストからのコメント
今回は雪景色をテーマに、山頂から見下ろす透き通った冷たさと、不思議と感じさせられる雪景色の暖かさを感じながら制作させていただきました。 幼い頃から冬は雪に囲まれながら育った環境で、スキーやスノーボードが日常にあったので、その記憶を具体化しながら、しんちゃん(Shin Sakiura)のエモーショナルなギターのニュアンスや手触りをビートに落とし込みました。 都会の喧騒からは少し離れた自然が持つ柔らかいニュアンスが少しでも伝えられたら嬉しいです。
アーティスト紹介
A.G.O
東京を拠点に活動するビートメイカー/プロデューサー。生音と先進的なサウンドを組み合わせたグルーヴィーなプロダクションを得意とし、アレンジ、ミックスダウンも自身でこなす。これまでに、ヒップホップクルーCIRRRCLEの全ての楽曲の他、SIRUP、BE:FIRST、Chara+Yuki、春野などの作品を手がける注目のプロデューサー。
https://twitter.com/agosoundtokyo
https://www.instagram.com/agosoundtokyo/
https://www.youtube.com/channel/UCQ6MOi5xHyQrDyL1CABs7lg/featured
Shin Sakiura
東京を拠点に活動するプロデューサー/ギタリスト。バンド活動を経た2015年より個人名義でオリジナル楽曲の制作を開始。エモーショナルなギターを基としながらも、HIP HOPやR&Bからインスパイアされたバウンシーなビートとソウル〜ファンクを感じさせるムーディーなシンセ・サウンドが、心地よく調和されたサウンドで注目を集める。
https://www.shinsakiura.net/
https://www.youtube.com/channel/UC1kllfJB_Ig99rW4kd7sBjg
なびきあう花模様
春野
作品概要
そこは茨城県にあるひたちなか海浜公園。風に揺れる辺り一面のネモフィラ畑が織りなす、『なびきあう花模様』が響きわたる。
アーティストからのコメント
国営ひたち海浜公園。広大な敷地面積には、さまざまな花の香りがあり、また東には海原を迎え、風向きによって海や森林、花々などの多様な色を伴った風が公園を吹き抜けていきます。実はこの場所、野外フェスである「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」が2019年まで開催されていました。お気に入りのアーティストのステージまでの森道を人の流れに身を任せ散策しながら歩いて行く、あの空間が毎年とても好きだったのです。または、GWに満開を迎えるネモフィラやコキアの花畑として圧倒的な広大さを誇るみはらしの丘。知っている方も多いのではないでしょうか。近隣で暮らしたこともあり、何回も訪れたこともある親しい場所です。 今回制作した音楽は、そうした広大な空間で、しかし箱庭で鳴るように小さく狭い室内楽を聴くような、そんな作品を目指しました。ここでは起承転結など存在せず、ただ緩やかな時間が音楽と共に流れていきます。私たちの日々の生活は、私たちの気付かないところで密接に、豊かな自然によって支えられているような気がします。誰しもが心象風景にあるような、やがてはそこに帰りゆくような、そういった安心感・包容力を持った自然という見えない力のそばで、この音楽が誰かの人生の一寸を共に出来たら嬉しいです。
アーティスト紹介
春野
作詞・作曲・トラックメイキング・ミックス・マスタリングまですべてをこなす、マルチな才能を発揮するネット発の次世代シンガーソングライター・プロデューサー春野。これまでに自身でストリーミングサービスやYouTubeなどを中心にオリジナル楽曲を発表・リリースし話題を呼び、2020年には、EP「IS SHE ANYBODY?」をリリースしiTunesおよびApple MusicのR&Bチャートで1位を獲得。ジャズやヒップホップに影響を受けたという彼のサウンドは、Lo-Fiヒップホップやジャズ、現代的なポップスまでクロスオーバーするスムースでグルーヴィーなトラックが特徴的。2022年2月に最新EP「25」をリリース。
https://haruno-official.com/
https://youtube.com/c/harunoiswhoo
森林のいぶき
MONJOE
作品概要
そこは長野県の軽井沢町。天気や時間の山の表情の移ろいが織りなす、『森林のいぶき』が響きわたる。
アーティストからのコメント
軽井沢の森。澄んだ空気の中、響き渡る虫の大合唱や鳥の囀りに癒されることもあれば、迷子になって自分より体の大きい野生動物と遭遇してゾッとすることもある。心地良さと恐怖・不安が同居している所に「本来在るべき姿」の魅力を感じるのかもしれない。都市生活に染まった僕が捉える「自然」を是非お楽しみください。
アーティスト紹介
MONJOE
DATSのヴォーカル/ソングライターとして2015年にEP「DIVE」にてデビューし、同年には早くもサマーソニックに出演。2017年には、砂原良徳氏をマスタリング・エンジニアに迎えたデビュー・アルバム「Application」をリリース。FUJI ROCK FESTIVAL「レッドマーキー」を始め、国内の大型フェスにも出演。2018年、SMEレコーズより「Digital Analog Translation System」でメジャーデビュー。また、トラックメイカーとして2019年までyahyelのメンバーとしても活動し、向井太一や加藤ミリヤ、FIVE NEW OLD、雨のパレード、AAAMYYYといったアーティストやバンドへの楽曲提供をはじめ幅広い活動を続ける。
https://twitter.com/monjoe_
https://www.instagram.com/monjoe.wataru/
夕日のねいろ
TOSHIKI HAYASHI(%C)
作品概要
そこは神奈川県の稲田堤。夕暮れに居酒屋に集う人々の賑わいが織りなす、『夕日のねいろ』が響きわたる。
アーティストからのコメント
かつて多摩川に存在した居酒屋と、その周りの自然を思い出しながら制作をしました。こんなところに本当に居酒屋があるのかと半信半疑で向かい、夕暮れまで語り合った日が懐かしいです。思い出となった場所が無くなってしまいもう行けないのは寂しいですが、今回このような形で表現できることを嬉しく思います。 行ったことがある人は懐かしんでいただき、行ったことのない人は雰囲気を感じて頂けたら嬉しいです。
アーティスト紹介
TOSHIKI HAYASHI(%C)
相模原出身。東京を拠点に活動する、DJ/BEAT MAKER、音楽プロデューサー。 HIPHOPのBoomBapスタイルを基礎に、City PopやR&Bなど様々なジャンルの楽曲を制作。Awesome City Club、mega shinnosuke、chelmico、iriへの楽曲提供や、泉まくら、odolaやCBSのRemixを手がけるなどメジャー、インディーズ問わず良質な音楽を数多く提供している。また、ラップデュオchelmicoのサポートLIVE DJとしても活躍し、全国各地でライブを行っている。
https://toshikihayashi.com/
春のゆらめき
関口シンゴ
作品概要
そこは東京の上野公園。関口シンゴが若い頃によく訪れた上野公園で、移ろいゆく桜の音色が織りなす、『春のゆらめき』が響きわたる。
アーティストからのコメント
もう十数年も前の話になりますが、結婚してすぐに住み始めたのは東京の駒込でした。真冬に引っ越して、当時はまだ仕事もあまりなく、時間を持て余しては気晴らしによく上野公園まで散歩に出かけたものです。少しのことで落ち込んだり、あるいは逆に浮き立つような気分になったり。二十代という若さは、その頃にしか感じられない繊細な景色を見せてくれたように思います。
最初の春に見た桜の色や花の香り、柔らかい風の感触は、当時の自分たちが感じていた未来に対する不安や希望とセットになって、今でも大事に体の奥の方に眠っている気がします。
どんな思い出の中にも花や木々や風という自然がきっと含まれていると思います。
これからもそんな美しい自然を失わないように、また今年も懐かしい桜の花を見ることが出来るようにという思いを込めて作りました。
今回久しぶりにそんな景色を思い出させてくれたこのプロジェクトに感謝いたします。
アーティスト紹介
関口シンゴ
ギタリスト、コンポーザー、プロデューサー。ジャズ、ソウル、ロック、ポップスなどを独自のセンスで解釈した音作りが賞賛される。関口シンゴ名義でソロアルバム『Brilliant』をリリース。
またデジタルシングル「North Wing」は世界中のリスナーに届き、Spotifyでの再生回数が1,000万回を超える快挙を達成した。さらにプロデューサー、ギタリストとしてあいみょん、米津玄師、Wouter Hamel、Chara、土岐麻子、などをサポート。docomo (カンヌ国際広告祭で3部門入賞)、Van Houten (アジア太平洋広告祭 ゴールド受賞)などのCMやJ-WAVEのジングル楽曲制作、映画「まともじゃないのは君も一緒」の劇伴を手がけるなど各方面で活躍。
Shingo Suzuki (B)、mabanua (Dr)と共にバンド Ovall (オーバル) としても活動している。1992年生まれ、2013年から作曲活動開始。エレクトロニカ・アンビエントを得意とし、やわらかく、少し仄暗い雰囲気を好んで制作。作詞作曲・ボーカルを自らが務めるコンセプトアルバム「薬草」「薬草2」をリリース。ピアノで聴くtipToe.「pianolesson」にて、ピアノアレンジを担当する。動画・イラスト・音楽、幅広いジャンルで活動を行っている。
https://shingosekiguchi.com/
https://twitter.com/vusik_music
https://www.instagram.com/shingo.sekiguchi/
うららかな春の声
MIZ
作品概要
そこは東京都の砧公園。MIZが仲の良い友人たちと桜の木陰で語り合う姿と、花見の心地良い空気感が織りなす、『うららかな春の声』が響きわたる。
アーティストからのコメント
大人数の花見に疲れて、少し離れた木陰でギターをぽろぽろと一人で弾いていたら徐々に音が重なってくる。遠くから聞こえてくる人の声と木々が揺れる音が風に乗っかってきて、楽器もそれに身を任せていた。
ふと顔を上げると周啓と石若くんとマーティと日高くんがいた。
アーティスト紹介
MIZ
MONO NO AWAREの八丈島出身、玉置周啓(Vo.)と加藤成順(Gt.)によるアコースティックユニット。聞き手のある場所の思い出、匂い、音にリンクするような楽曲をコンセプトに制作している。
ある音楽を聴いて、風の吹く草原を思い浮かべる人もいれば、かつて住んでいたアパートを思い出す人もいる。それは、耳にした場所が旅先なのか、平日の最終バスなのかというのも関係しているかもしれない。だから、MIZは、さまざまな土地を訪れて写真を撮ってもらったり、もっと誰かの生活に寄り添うような空間で演奏をしてみたりする。
そうすれば、僕らの音楽を聴いて思い浮かぶ映像が、めくるめく変わっていくと思うのです。代表的なローファイ・ヒップホップ・アーティストが数多く所属するドイツのレーベルVinyl-Digitalに2016年から所属。 欧米を中心にSpotifyだけで年間1600万回再生されている日本人トラック・メイカー。2017年にリリースしたアルバム「Calm Life」は国内外で高い評価を受ける。最近では企業のPVやTV番組のオープニング曲なども手掛けている。
https://twitter.com/miziraz
https://www.instagram.com/miziraz/
うなりあう山の響
小林うてな
作品概要
そこは長野県の八ヶ岳。小林うてなが幼い頃より故郷の原村から見上げていた、荘厳な山々が織りなす、『うなりあう山の響』が響きわたる。
アーティストからのコメント
自分にとっての自然とは、「体感してきた(記憶の中の)自然」と「映像で目にした荘厳な景色」が混ざり合いながら意識の中に存在しています。
実際に自然に身を置いた時の豊かな体感と、空想で異国の景色を思い浮かべる時のここではないどこかにワープするような感覚、この二つの「体感」と「憧れ」を音にしてみました。
体感だけでなく、憧れや記憶としても自身の中に存在している自然。ふと記憶のかけらがよみがえる時、心がほっと豊かになりますように。
アーティスト紹介
小林うてな
長野県原村出身。東京在住。
劇伴・広告音楽の制作、スティールパン奏者としてライブサポートやレコーディングに参加。2018年音楽コミュニティレーベル「BINDIVIDUAL」の立ち上げと同時にBlackBoboiを結成。2021年ソロアルバム「6 roads」を絵本とともにリリース。2022年「鬼の右腕」を再結成。
https://twitter.com/utenakobayashi
https://www.instagram.com/utenakobayashi/
https://utenakobayashi.com/
星のせせらぎ
王舟/Oh Shu
作品概要
そこは奈良県の東吉野村。木々の揺れや星の煌めき、祖父の家で作曲をしていた王舟が受けた大自然からのインスピレーションが織りなす、『星のせせらぎ』が響きわたる。
アーティストからのコメント
数年前に奈良の東吉野の山の中にある、BIOMANのおじいちゃんの家でアルバム「Villa Tereze」の共同制作合宿をしました。駐車場から家までにちょっとした山道があって横が崖になっていました。
灯がなくて、夜になると懐中電灯の灯り以外何も見えないくらいの暗闇、恐る恐る歩きながら、ふと上を見上げたら、満天の星空がブワーと広がっていて、とても綺麗でした。
その体験をもとに自然の中に身を置いたときのドキドキ感とワクワク感、またその二つが交差した時の居心地を想像しながら、今回の楽曲たちを制作しました。
アーティスト紹介
王舟/Oh Shu
2014年7月、多くのゲストミュージシャンを迎えてバンド編成で制作した
デビューアルバム「Wang」をfelicityからリリース。
2016年1月、たったひとり、宅録で制作した2ndアルバム「PICTURE」をリリース。
2018年5月、BIOMAN(neco眠る)と共作でインストアルバム「Villa Tereze」
をイタリアにて制作、NEWHERE MUSICからリリース。
2019年5月、宅録とバンド演奏を融合させた3rdアルバム「Big fish」をリリース。
2020年6月、インストアルバム「Pulchra Ondo」をリリース。
これまでにドラマ「コタキ兄弟と四苦八苦」、『阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし』などの劇伴を担当。
バンド編成やソロでのライブ活動のほか、CMへの楽曲提供、他アーティスト楽曲へのゲスト参加、プロデュースなどもおこなっている。
https://twitter.com/ohshu84
https://ohshu-info.net/
森のこどう
UQiYO
作品概要
そこは和歌山県の熊野古道。早朝に踏み入れた深い森の中に広がる、静寂から湧き上がるように強まってゆく生命の気配が織りなす、『森のこどう』が響きわたる。
アーティストからのコメント
昔、日が登る前の真っ暗な早朝に、和歌山の熊野の森の中を歩いたことがあります。夜と朝の狭間という時間、空間に感じたのは、異様な静寂。静かではなく、生き物たちの気配や鼓動のようなものは確かにそこに蠢いていて、それが徐々に白んでいく空と共に少しずつ起動していく音のグラデーション。秋の少し肌寒いはずの早朝に、それらは生暖かい温もりとして触覚とはまた違う感覚に刺激を与えてきました。
アーティスト紹介
UQiYO
カタチなきものを紡ぎ
カタチなき音を編む
UQiYO が木霊する今ここで
蒼き空と風で語らい
大地の草木と花を愛でるとき
あの小さき鳥が羽ばたくほどの刹那にも
僕らはきっと愛を見つける
空しき無常と星の瞬き
孤独な夜に川面を覗けば
漆黒に踊る白月の欠けらにも
僕らは永久に消えぬ己を映す
僕はカタチなきリアルを知っている
たぶん君もそうだろう
たとえばそれは真新しくも懐かしきデジャヴ
たとえばそれは目を閉じ 広がる君だけの世界
闇を彷徨い見つけた光と 愛に包まれ溢れた涙が
いつか君を目覚めさせる君のUQiYOが顕れる
明日はどこへ行くのか還るのか
どんなに霧が深くても大丈夫さ
いつか僕らは光に包まれ
いつか全ては澄み渡る
約束の地に辿りつくまで
僕は君と一緒に歩く
今ここ笑って今ここ泣いて
今ここUQiYOを聴きながら
http://uqiyo.com
https://www.instagram.com/uqiyo2010/
https://twitter.com/UQiYO
https://www.youtube.com/user/UQiYO
そよ風のさんぽ
sea-no
作品概要
そこは熊本県の天草。sea-noが思春期までを過ごした、山あいに流れる穏やかな音色が織りなす、『そよ風のさんぽ』が響きわたる。
アーティストからのコメント
天草は、6歳から15歳まで過ごし、とても影響を受けた大切な場所です。自然豊かな山の中で、祖母と家族と、沢山の猫達と共に暮らしていました。山への入り口から家までの道、さらに登った先の神宮、生息する植物や猫達を思い出しながら、ひとつひとつゆっくりと辿るように音楽を作らせて頂きました。穏やかな時間の流れる場所ですので、柔らかい音のピアノや可愛さのある音を中心に構成しています。そんな情景を思い浮かべながら、聴いている方に寄り添える音楽になれたなら幸いです。
アーティスト紹介
sea-no
1992年生まれ、2013年から作曲活動開始。
エレクトロニカ・アンビエントを得意とし、やわらかく、少し仄暗い雰囲気を好んで制作。作詞作曲・ボーカルを自らが務めるコンセプトアルバム「薬草」「薬草2」をリリース。
ピアノで聴くtipToe.「pianolesson」にて、ピアノアレンジを担当する。
動画・イラスト・音楽、幅広いジャンルで活動を行っている。
https://twitter.com/sealoid
にぎやかな島風
BROCKBEATS
作品概要
そこは香川県の小豆島。BROCKBEATSが魅了された、瀬戸内海に浮かぶ小豆島の音色が織りなす、『にぎやかな島風』が響きわたる。
アーティストからのコメント
3年前の瀬戸内国際芸術祭で瀬戸内海の島々を訪れ、瀬戸内海の穏やかな海と日本一晴れの日が多いという気候が気に入って香川県に移住しました。小豆島はその気候の良さでオリーブの栽培に一番適している場所らしく、島のいたる所にオリーブの木が生えていてどこか異国のような雰囲気もあり大好きな場所です。島というのは生活のほとんどが海の幸と山の幸に恩恵を授かっていて、人と自然がうまく共存しているバランスの取れた場所だなと感じます。今回音楽を制作するにあたってイメージを膨らませる必要は無く、気が向いたらフェリーで島に行き、穏やかな海を眺めてその景色をそのまま音楽に変換するという作業でした。瀬戸内海や島の穏やかさ、旅の高揚感を感じていただけたらなと思います。今年は3年ぶりの瀬戸内国際芸術祭なのでコロナが落ち着いたら是非足を運んでみて欲しいです。
アーティスト紹介
BROCKBEATS
代表的なローファイ・ヒップホップ・アーティストが数多く所属するドイツのレーベルVinyl-Digitalに2016年から所属。 欧米を中心にSpotifyだけで年間1,600万回再生されている日本人トラック・メイカー。
2017年にリリースしたアルバム「Calm Life」は国内外で高い評価を受ける。最近では企業のPVやTV番組のオープニング曲なども手掛けている。
https://twitter.com/brockbeats
北風のさえずり
石橋英子
作品概要
そこは千葉県の九十九里浜。石橋英子が青春時代に通っていた海岸線の音色が織りなす、『北風のさえずり』が響きわたる。
アーティストからのコメント
自分の故郷の風景は田んぼのど真ん中に車や冷蔵庫が捨てられていたり、林を抜けると突然ポツンと人がいるのかいないのかわからないような工場が現れたりするような風景でした。そんな切り貼りしたような風景が自分の音楽に与えた影響は大きいような気がします。今回の曲も人工的なものと自然から受けた豊かさみたいなもののバランスが崩れないように、という気持ちで作りました。
アーティスト紹介
石橋英子 / EIKO ISHIBASHI
千葉県出身、日本を拠点に活動する音楽家。電子音楽の制作、舞台や映画や展覧会などの音楽制作、シンガー・ソングライターとしての活動、即興演奏、他のミュージシャンのプロデュースや、演奏者として数多くの作品やライブにも参加している。近年では劇団マームとジプシーの演劇作品や、アニメ『無限の住人-IMMORTAL -』、映画『ドライブ・マイ・カー』の音楽を担当。ピアノ、シンセ、フルート、マリンバ、ドラムなどの楽器を演奏する。2022年の最新作はBlack Truffleよりリリースされた『For McCoy』。
初夏のかおり
岡田拓郎
作品概要
そこは東京にある多摩川。岡田拓郎の実家のそばで青々と育つ茶畑と懐かしい記憶が織りなす、『初夏のかおり』が響きわたる。
アーティストからのコメント
馴染みのある自然を題材に制作…ということで、自分にとっての自然の記憶を掘り起こしてみて最初の記憶として思い当たるものは、2、3歳頃まで過ごした青梅市今井の田園風景。居間と庭を隔てる引戸を引くと茶畑が一面に広がっていて、自分の足で歩くことが出来るようになってからはそこが格好の遊び場になった。土の感触や風の匂い、木擦れの音はきっとそこで初めて覚えた。今でこそ腰ほどの高さのお茶の樹も、小さな子供には背丈ほどの高さで、それが一面に広がるのでちょっとした迷路のように感じた。今回の制作に際して再び今井へ足を運ぼうかと思ったが、実際の今井の風景をモデルにするのではなく、見るもの触れるもの全てが不思議に感じたその自身の幼少期の記憶を辿りながら、あの頃の今井の風景のための音楽を書いてみようと試みました。
アーティスト紹介
岡田拓郎
1991年生まれ。東京都福生市育ち。音楽家。2012年にバンド「森は生きている」を結成。2枚のアルバムを残し2015年に解散。ソロ名義では2018年にSteve Hiettのカヴァー曲を含む『The Beach EP』を、2020年に『Morning Sun』、ドローン作家duennとの共同名義で2020年『都市計画』などをリリース。自動BGM生成デバイスAISOを用いた環境音楽の制作にも携わる。菊地健雄監督作品、映画『ディアーディアー』をはじめ、映画音楽も制作。
はずみゆく朝日の音
荒田洸
作品概要
そこは岩手県の松尾八幡平駅。荒田洸がコンサートへ向かうバスから見た心打たれた景色、田舎道の音色が織りなす『はずみゆく朝日の音』が響きわたる。
アーティストからのコメント
とあるライブの移動中にふと通りかかった岩手県の畦道、日が登り始めたくらいの早朝にバスのなかから観えたその景色の美しさは一瞬にして僕の心を奪いました。朝日に照らされた田んぼや単線の踏切、そして点々と灯のついた家々から様々なストーリーを想像しとっさにその景色を一枚の写真に収めました。その時から頭にずっと残っているその情景、そして一枚の写真から着想を得て楽曲を作りたいと思っていたのがこのような素敵な形で発表できたことは本当に幸せです。
朝焼けの風景から得た着想を元に、僕なりに朝の静けさとこれから始まる1日へのわくわく感を様々な音を組み合わせて作り上げました。忙しい朝にもゆったりとした朝にも聴いてくれる方々の1日をこの作品が 豊かにしてくれることを願っています。
アーティスト紹介
荒田洸
1992年生まれ、東京出身。シンガーソングライター/ドラマー。ブラックミュージックをベースにもち、フォーク、アンビエント、オルタナティヴなどジャンルを超えた楽曲、そして「日本人特有の言葉選び、空間を意識した音作り」で常に進化を続ける新境地を見事に提示し各媒体・リスナーから高い支持を得る。
2021年7月にEP『Views of Panorama』をリリース。音楽活動をメインにファッションやアート、ジャンル問わず様々な活動を通してシーンを構築。ハイブリッドなアーティストとして、更なるステータスを目指す為、アグレッシブに活動している。
https://twitter.com/hikaru_pxr
https://www.instagram.com/hikaru_pxr/
https://aratahikaru.com/
https://www.youtube.com/channel/UCXpIC1-IJE-xu5A4X_SwgwA
水仙のはなうた
rionos
作品概要
そこは淡路島の灘黒岩水仙郷。rionosが母親に連れて行ってもらった、寒空の下で凛と咲き誇る水仙たちの音色が織りなす、『水仙のはなうた』が響きわたる。
アーティストからのコメント
神戸生まれなので、目の前に佇む淡路島は何度も足を運ぶ身近な存在でした。
淡路島は『古事記』の神話の中で、日本で最初に生まれた土地として描かれる、神秘的な力を感じる島です。
その中でも灘黒岩水仙郷は特に思い入れのある場所で、丘一面に咲く白い花と、花越しにキラキラ光る海の風景は、わたしの心の奥深くに刻まれていて、自分自身の軌跡を辿るような制作になりました。
晴れの日も雨の日も、どんな一日にも夜明けはやってくる、そのようなイメージで心が少し軽くなったり、ほっと安らぐような、誰かの日常に添える音楽になっていれば嬉しいです。
アーティスト紹介
rionos
1991年生まれ、兵庫県神戸市出身。作詞、作曲、アレンジ、プログラミング、エンジニアリングのほぼすべてを自分ひとりだけで行う。
アイスランド音楽に影響を受けた、アコースティックとエレクトロニカを共存させたサウンドに、幻想的で浮遊感のあるコードワークとメロディを得意とし、また純白で心に沁み通る歌声は高く評価されている。シングル「ハシタイロ」でメジャーデビュー。ジャンルを問わず幅広く楽曲提供を行い、クリエイターとしても多方面で作品を発表している若手実力派アーティスト。大阪芸術大学音楽学科音楽制作コース卒業。卒業制作 オーケストラ作品『マーリン-管弦楽のための交響的素描』にて学長賞受賞。代表作は、TVアニメ『クジラの子らは砂上に歌う』ED 主題歌「ハシタイロ」 / 長編アニメーション映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』 主題歌「ウィアートル」劇場版 OVA『あさがおと加瀬さん。』 / 劇場版 OVA『フラグタイム』寺嶋由芙、上田麗奈、ChouCho、斉藤壮馬、Little Glee Monster、やなぎなぎ、Uru、中島美嘉 他
https://twitter.com/rionos
http://rionos.net/
https://www.youtube.com/c/rionos_official
森たちのたわむれ
久保田リョウヘイ
作品概要
そこは新潟県の三条市下田郷。久保田リョウヘイが懐かしい時間に浸りたい時に訪れるという下田郷で雨上がりの匂いと清らかな空気の音色が織りなす、『森たちのたわむれ』が響きわたる。
アーティストからのコメント
現在、自然豊かな新潟県に活動拠点を置いてハンドパンの演奏やトラックメイクを行なっています。
新潟の自然はとても豊かで、四季折々の様々なロケーションから創作のインスピレーションを貰っています。
山や川に行って練習をしたり、フィールドレコーディングや映像制作を日々行っています。
仲間たちと焚き火を囲みながらのご飯、そしてハンドパンの演奏は新潟ならではの特別な楽しい時間です。
日々の暮らしの中に自然を感じる。その中でハンドパンの音を鳴らして自然とセッションする時間がなんとも心地よいです。
今回、制作した曲にも、自然の中で録音した鳥の声や川のせせらぎの音を取り入れています。トラックは全ての音、キックやベース音もハンドパンの音をサンプリングして制作してみました。
この曲達を聴いて、自然の中に溶け込み、ほっと一息ついて、心地よい時間を過ごして頂ければ嬉しいです。
アーティスト紹介
久保田リョウヘイ
1998年生まれ、茨城出身。“癒しの音色、広がる世界” 日本、世界で注目を浴びている次世代楽器、ハンドパン奏者“久保田リョウヘイ“(現在23歳)
自然の中でインスピレーションを受けた作品は、印象的なメロディとBeatが降り成す唯一無二のSTYLE。
渋谷でのStreet演奏が話題となり2017年に1stアルバム「RISING」をリリース。その後ヨーロッパ6カ国で演奏を行う。様々な楽器や DJ、ヨガ、マインドフルネスとのセッションまで幅広い演奏を行っている。自然音や全ての音をハンドパン音で制作するアンビエント/テクノ作品の制作も行っている。
現在、国産ハンドパン製造も兼ねて、世界的な金属加工の街・新潟県“燕三条市“に居を構え、ハンドパン普及に努めている。2018年『TOKYO COLLECTION』出演。2019年には、『ピーターバラカン LIVE MAGIC』、『FUJIROCK FESTIVAL GIPSY AVARON ステージ』に出演。一度聴いたら耳から離れない癒しの音色を是非体感下さい。
https://twitter.com/RKhang0
https://www.instagram.com/ryohei_kubota0/
https://www.ryohei-kubota.com
海のかなで
tommgn
作品概要
そこは鹿児島県の奄美大島。tommgnの第二の故郷である美しい島々とそれを囲む海の音色が織りなす、『海のかなで』が響きわたる。
アーティストからのコメント
自分のルーツである奄美大島に赴いた時に見た、美しい朝日を想って制作しました。生まれ育ったのは都市部だったのですが、成人し社会に出る前にルーツの地に一度訪れようと思い立ち、奄美大島の親戚の家を訪ねました。
初めてなのにどこか懐かしい島の気候、海辺で聴こえる海風や木々の揺れる音、島独特の花や植物の香り、五感に訴えかけてくる自然を感じて、どこか自分の根っこの部分に戻って来れた心地がしました。郷土料理を囲みながら自分の家系の話などを聞き、心地良く眠りについた翌朝、ふと家の目の前にある海辺に足を運びました。
その時に見た朝日は、まるでこの世のものとは思えない美しさで、自然と涙が溢れてしまいました。今回はその時の感情を想い、表現した即興演奏を中心に楽曲を制作しました。
人の手では到達出来ない何かは自然の中にたくさん存在していて、これからもその尊さを胸に音楽活動を続けていきたいです。
そして自分の音楽で少しでもそのエッセンスを伝える事が出来たらと、強く願っております。
アーティスト紹介
tommgn
1992年生まれ、東京出身。 ギタリスト、コンポーザー。
ピアノ、ベース、ギターなど様々な楽器を1人で完結させるスタイルで楽曲を制作。
LOUIS VUITTON、三越伊勢丹、高島屋、モンスターラボなど様々な企業に楽曲提供を行う。
また、ソロ音源 "Coastline" をリリースし、海外の様々なプレイリストやブログに取り上げられた。
また、実兄との音楽制作プロダクション『TMTY PRODUCTION』を運用。
https://twitter.com/tommgn_mm
https://www.instagram.com/tommgn_mm
http://tmtyprod.com/works/
夕暮れのさざめき
Lycoriscoris(Yunosuke Senoo)
作品概要
そこは岡山県の鷲羽山。毎週訪れるという瀬戸内海にて、Lycoriscorisの心を洗い続ける小さな島々の音色が織りなす、『夕暮れのさざめき』が響きわたる。
アーティストからのコメント
子供の頃は自然に囲まれて育ちました。一度岡山を離れ、最近になって再び岡山で暮らし始めたのですが、自然の厳しさや美しさ、スケールの大きさを日々再発見しています。
お話を頂いた後すぐに映像の場所に行ってイメージを膨らませてから制作をスタートしました。全編は長い1つの曲になっており、映像の陽の傾きに合わせて音楽も少しずつ変化します。
主張しすぎないメロディーや何度繰り返しても飽きないリズムパターン、リスナーの意識を邪魔しない音色を心がけて制作しました。
それぞれの音やフレーズは独立しているようですが、でも時々お互いに干渉したり、それぞれ不規則に変化したりしています。
繰り返していたモチーフが気づいたら消えていたり、ふとしたタイミングでまた出てきたりと聴いてるうちに自然のイメージに溶けていけるような没入感のある音楽になっていたらと思います。
自然の中でちょっとしたアクセントとして聴いてみてください。
アーティスト紹介
Lycoriscoris
岡山県在住の音楽家、Yunosuke Senooのプロジェクト。2009年頃より本格的に電子音楽の制作を始め、国内レーベルより2枚のアルバムとEPをリリース、2016年にはドイツの名門レーベル、KOMPAKTのKXシリーズからEPをリリースした。イギリスの人気レーベルのコンピレーションアルバム、Anjunadeep 08への参加を皮切りに、同レーベルよりEPと2枚のアルバムをリリース。BBC、KEXP、NTS、SiriusXMなどの世界中のラジオ、VICE、CLASH、XLR8Rなどの大型メディアでで紹介された。クラブやライブハウス、DJバーやイベントスペース、国内外のフェスなどにソロライブセットやバンドセット、DJセットなど様々な形態で出演。生演奏や電子楽器を駆使しながら情景が浮かぶようなオーガニックな音を追求し、世界に向けて発信し続けている。
http://lycoriscoris.com/
https://www.instagram.com/lycoriscoris/
https://open.spotify.com/artist/44fky3vQ6AYZ15CmNYrmyt?si=SpDrrx3eRQKHv-JOKmZ1eg
帰り道のじゃれあい
yuhei miura
作品概要
そこは群馬県の前橋。秋の近づきを感じるyuhei miuraが生まれ育った田畑の音色が織りなす、『帰り道のじゃれあい』が響きわたる。
アーティストからのコメント
僕は今もこのような環境が広がる生まれ故郷で音楽制作をしています。
毎日のように自転車や原付で走っているあの風景に音をつけるなんて、本当に感慨深くて、今まで歩んできた道が間違ってなかったと思える作品になりました。
全曲を通してストーリーを大事にし、赤城山や榛名山に囲まれた自然豊かな前橋の素晴らしさを表現しました。
この曲たちは、僕が得意とするLo-fi的なアプローチに、最高のギタリストで盟友のKazuki Isogaiと新たに仲間として加わってくれたRefeeldくんの良いところを全て混ぜ合わせた、最高の6曲です。
大学・大学院と農業環境を専攻していたのですが、この作品を通じて、音楽でもこのような田園風景を守るお手伝いができるかもしれないと、なにか今までの活動が全て繋がったような気がします。
アーティスト紹介
yuhei miura
群馬県在住のビートメイカー。
在学中、大学の友人とバンド活動を開始。2016年のメジャーデビューを経て、2018年個人名義での制作を開始。上村翔平(THREE1989)や沖縄のヒップホップクルー604のメンバーらと共作・リリースを重ね、Rin音、空音、西恵利香らへの楽曲・ビート提供を行う。
現在はLo-Fi Hiphop, Chillhopに傾倒し、盟友Kazuki Isogai,Kozaと海外レーベルからリリースを重ねており、ストリーミングサービスにおける月間リスナー数は世界各国合わせて最大で約50万人、合計再生回数は1000万再生を達成した。
2022年にはKazuki Isogai, Refeeldを迎えてEPをリリース予定。
https://open.spotify.com/artist/6p9EJBuYNleKnGIll5vHA5?si=mdrkPeYPTU-d64Mz4nsaPA
https://www.instagram.com/_yuhei_miura_/
すみわたる朝の余韻
高橋啓泰 / Hiroyasu Takahashi
作品概要
そこは岐阜県の長良川。ゆったりと流れながら、高橋啓泰の成長をずっと見守ってきた川沿いの清らかな音色が織りなす、『すみわたる朝の余韻 』が響きわたる。
アーティストからのコメント
高校時代、毎日自転車から眺めていた長良川。どこまでも続く自然溢れる風景。僕自身の故郷である岐阜を音楽で表現しました。
久しぶりに長良川へ足を運んでインスピレーションを受け、実際に自然の音を録音し楽曲に混ぜ込みました。
今回は誰でも口ずさめるような歌詞のないメロディ、過去や故郷を懐かしむようなノスタルジックな雰囲気を感じて聴いてもらえると嬉しいです。
アーティスト紹介
高橋啓泰 / Hiroyasu Takahashi
岐阜県出身。She Her Her Hersのボーカルとして全楽曲の作曲を担当。
繊細なメロディ、ドリーミーでメランコリックな世界観を得意とし、バンド活動のみならず楽曲提供やCM音楽など多方面で活動の幅を広げている。
2019年にはShe Her Her Hersで中国7都市を回るツアーを行うなど、日本のみならず海外からも支持を受ける。
2021年には「silver rain EP」「Arrows」「Wolves」「After a Moment」を発表。
https://shhhs.lnk.to/shhhs_music
https://www.instagram.com/hiroyasu__takahashi/
雨のささやき
江ア文武
作品概要
そこは福岡県:八幡の住宅街。江ア文武が祖父母の家に向かう途中に見た、雨の日の山々と住宅。家々と自然の音色が織りなす『雨のささやき』が響き渡る。
アーティストからのコメント
都市部に生まれ育ったので自然はやや縁遠い存在だったのですが、祖父母の家に向かう車中で見た福岡の山々と住宅街の光景は頭に残っています。
今回制作した音楽は、そうした情景の直接的な表現を意図しているわけではありませんが、“自然”と“人々の営み”がより近い環境で制作したいと考え、日々を過ごしている東京の中心部ではなく、かねてよりご縁のあった奈良県のアトリエでレコーディングを行いました。
中心部から車で1時間ほど離れた自然豊かな場所で過ごしたあとに行われたアトリエでのレコーディング。石油ストーブの香りとあたたかな光に囲まれた空間で、時折野鳥の訪問客を迎えながら、大まかな曲のスケッチを元にした即興演奏を中心に構成しました。場所の持つ空気や時の流れをそのまま閉じ込めたような作品になったと思います。
日々の生活が、私たちの気づかないところで豊かな自然に支えられているように、この音楽が少しでも多くの方々の支えになれば嬉しいです。
アーティスト紹介
江ア 文武 / Ayatake Ezaki
音楽家。1992年、福岡市生まれ。
4歳からピアノを、7歳から作曲を学ぶ。東京藝術大学音楽学部卒業。東京大学大学院修士課程修了。
WONK, millennium paradeでキーボードを務めるほか、King Gnu, Vaundyなど数多くのアーティスト作品にレコーディング、プロデュースで参加。
映画『ホムンクルス』(2021)をはじめ劇伴音楽も手掛けるほか、音楽レーベルの主宰、芸術教育への参加など、さまざまな領域を自由に横断しながら活動を続ける。
2021年、ソロでの音楽活動をスタート。
https://ayatake.co
https://www.instagram.com/ayatake/
こすれあう秋の音
TiMT
作品概要
そこは軽井沢。かつて文豪たちに愛された宿場町、追分にある別荘で、TiMTが過ごした時間、秋の木々たちの音色が織りなす、『こすれあう秋の音』が響きわたる。
アーティストからのコメント
未来に残したい自然がテーマということで、青年期に家族で過ごした軽井沢の自然を思いながら制作しました。
自然の中でゆっくりと流れる時間の経過、刻々と変化していく窓の外の景色のように、心地よい音をレイヤーしていくことで少しずつ変化していくような楽曲群を作ってみました。
当時一緒に時間を過ごした兄にSaxを入れてもらうことが出来て、個人的にも感慨深い制作になりました。
作業中、食事中、リラックスしたい時など、皆さんの日々にそっと寄り添えたら幸いです。
アーティスト紹介
TiMT
東京を拠点に活動するコンポーザー/トラックメーカー/ドラマー/ギタリスト。
PEARL CENTER/Mime/Pistachio Studioといった複数のバンド/プロジェクトに所属し、音楽を発信している。
70’s~モダンポップスまで様々な音楽を経由した、流麗なメロディとドラマーならではの多様なグルーヴの掛け合わせが織りなす幅広いトラックは、国内外のリスナーを魅了している。
ソロ名義としては2013年ごろから活動を開始。
2018年にカナダのLofi-Hiphopの名門レーベル、Inner Ocean Recordsからリリースした自身3作目となるビートテープ、"KEY MILESTONE"はUSのSpotifyの公式プレイリスト入りを果たし、日本のインディペンデントアーティストとしては異例の250万回再生を記録している。
また、国内ではmaco marets、ZIN、showmore、三浦透子、Foi等への楽曲提供・アレンジプロデュースや、企業CMの楽曲提供なども幅広く手掛ける。
https://timt.pb.online/top
https://www.instagram.com/timt__________
https://twitter.com/bonobonotommy
こだまする夏物語
だいじろー / Daijiro Nakagawa
作品概要
そこは京都の清滝。だいじろー / Daijiro Nakagawa が幼い頃から通い慣れている渡猿橋を臨む、川のせせらぎや草木が風になびく音色が織りなす、『こだまする夏物語』が響きわたる。
アーティストからのコメント
私は作曲をする際にインスピレーションの元として、自然や育ってきたルーツを込めることが多いです。今回はより一層、自身のルーツや育ってきた環境と共に創った四曲に仕上がったと感じています。
アニメーションにもなっている清滝は、私が小さい頃から現在に至るまでとても影響を受けた大好きな場所です。目を閉じて、耳を澄ませば心に向かう様で。そんな寛大な力を持った人間に成れたら、と思っています。
生まれ育った場所と人々、匂いや記憶、それぞれが優しく浮かぶ様な寄り添う音になっていれば幸いです。
アーティスト紹介
だいじろー / Daijiro Nakagawa(JYOCHO/Ex:宇宙コンビニ)
プログレッシブかつポップスな音楽性でシーンを驚かせる“JYOCHO”にて、メインコンポーズ・プロデュースを行う、超絶テクニックを誇るギタリスト。 2015年3月t惜しまれつつ解散した伝説のプログレッシブ・ポップバンド“宇宙コンビニ“のリーダーとしてもバンドを牽引。
また、アコースティックギター1本だけで構成されたインストアルバムを制作するなど、Daijiro Nakagawa名義でソロ活動も行っている。
バンド活動・ソロ活動と並行して、他アーティストプロデュースやCMへの楽曲提供やアレンジ、劇伴、演奏など、
プレイヤー/コンポーザー/アレンジャーなど、幅広く音楽活動を行っている。
https://daijironakagawa.com/
https://twitter.com/daijirooo7?s=20
https://www.instagram.com/daijirooo7/