


保険業界にもともと興味があるわけではなかったので、チューリッヒも就職活動の一環として受けた数ある企業の一つでした。しかし、それまで受けた面接の中で一番真摯に耳を傾けてくれて、直感的に「良いところだな」と思いました。保険の仕事をしたいというよりも、ここで働きたいといった気持ちのほうが、入社を決めた当時の心境としては近い気がします。
入社後は座学研修からスタート。その後、約2ヵ月間の実務研修を受け、保険に関して一から学びました。全てが初めての内容で何が分からないのかも分からない状態でしたが、つまづいた時点で先輩社員の方々に質問をして少しずつ覚えていきました。質問をしやすい雰囲気を積極的につくってくれていた姿が印象に残っています。

研修後はカスタマーケアセンターという部署に配属され、新規のお見積り作成と継続手続きを行っています。こちらから掛けるわけではなく掛かってきた電話のご要望に添ってご案内するのが、主な業務です。他社で加入中のお客様であれば、他社の証券情報や希望の補償内容をお伺いして保険料の計算、手続き期限などをご説明します。既に色々と情報収集をして電話を掛けてくださる方も多いので、そういった方々には「お見積りですか?」とすぐにご案内をします。
お客さまの顔が見えないところがこの仕事の難しい点です。声色から、急いでいるのか、あるいは反対にゆっくりと説明を聞きたいのかを判断し、適切なご案内ができるよう心掛けています。

実は、初めて対応した電話でお客さまから怒られたんです。継続手続きの入金に関するお問合わせだったのですが、先輩社員に対しての質問が長引き「何分待たせるんだ」と。ただ、今思うと序盤の内に怒られて良かったと思っています。それまでは勉強した知識をいかに使うかに頭がいっぱいだったので、怒られたことをきっかけに“まずお客さまの声に耳を傾けること”がなにより重要だと気づくことができました。
今ではお客さまのタイプを冷静に見極め、一人ひとりに臨機応変に対応ができていると思います。例えば、思考タイプと呼ばれるお客さまだと感じた場合は補償内容をなるべく細かく伝えるようにするなど、一辺倒なご案内にならないことを意識して業務に取り組んでいます。

憧れ、目標にしている管理者の方がいます。その方は保険に関する知識が深く、私たちの質問に対して的確に答えてくれます。私もその先輩のように人に教える立場になることが大きな目標です。
ただ、管理者というとまだまだ先の未来になるため、その前に新卒メンバーを管理するトレーナーを経験したい。きっと誰かを教えることで、今までと違った視野で自分の仕事を見ることができると思っています。
全てを良い経験と捉えチャレンジする。そういった意識を持って、憧れの先輩に一歩ずつ近づいていきたいです。