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地球温暖化、大気汚染、気候変動……いま、さまざまな環境問題があります。環境問題は「いま」のアクションが「未来」に影響するため、これからを生きる子どもたちにこそ伝え、ともに考えていきたいもの。
そこで今回は、自然界で具体的にどのようなことが起こっているのか、子どもと一緒に詳しく環境問題が学べる絵本を5冊紹介します。選書していただいたのは、保育園や子育て支援センターなどで読み聞かせに関する講師を務める前田ちひろさん。ご自身の体験もふまえ、環境問題を考えるうえで大切な、自然の仕組みを伝えられるものとして、主に小学校低学年のお子さまにおすすめの絵本を選んでいただきました。
INDEX
前田ちひろ
津田塾大学卒業。株式会社ベネッセコーポレーション勤務の後、2014年絵本講師として活動をスタート。育児への不安や孤立感に悩むなか、「子育て」と「絵本」の知識を学び、絵本を通して密度の濃い時間を過ごしてほしい! という想いから、主に保育園や幼稚園、子育て支援センターで講座を開催。
1.『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』(福音館書店)
なぜ地球がウンチだらけにならないのか。タイトルにひかれ、当時7歳の息子と読みました。
主人公の犬が、さまざまな生き物のウンチについて調べ、考えるお話です。人間をはじめ、生き物のウンチには役割があります。
例えば、地上に落ちたウンチは雨にとけて、土にしみ込み、植物の大切な養分になっている。ウンチをエサにする魚や虫もいて、決して無駄にはなっていない。子どもにも、とてもわかりやすい絵と文章で描かれており、年中・年長さんや小学校低学年のお子さまにおすすめです。
排せつされた「ウンチ」は地球上で循環していく
生き物のウンチの形や色、排せつの仕方がそれぞれ違うこと、また排せつされたウンチは、地球を汚しているのではなく、ほかの生き物の栄養になったり、植物の種を運ぶ役割を担ったりしているなど、さまざまな気づきを得られます。
ウンチの働きを知り、より身近に感じることで、地球のなかで循環していることを学べる1冊です。動物はもちろん人間のウンチも、どのように再生・循環しているのかなど、お子さまと一緒に調べたり、考えてみたりしてもいいかもしれません。
作: 松岡たつひで
2.『しずくのぼうけん』(福音館書店)
発行は1969年。50年以上も絶版されずに売れ続けています。幼児期に読んだ記憶がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バケツからぴしゃんと飛び出したしずくは、長い旅に出ます。ほこりで汚れた自分のからだを見て、洗濯屋に行ったり、病院へ行ったり。そのうちに、ギラギラと照りつけるお日さまにあたって、ぐんぐんと空にのぼっていきます。
しずくが笑ったり、困ったり、驚いたりとさまざまな表情をして姿を変えていき、私たち読み手も、絵本の世界に引き込まれます。
気温や場所によって変化する、水の性質を学ぶ
水が太陽の熱であたためられ、水蒸気から雲となり、空中で冷やされると、雨となって地面におち、寒い夜には氷となる。気温や場所によって変化していく水の性質について書かれた科学絵本です。
私たちの身近にある水。その水がどのように姿・形を変えて循環していくのか、小学校低学年のお子さまから、読み聞かせをして一緒に学んでいけるかと思います。
作:マリア・テルリコフスカ 絵:ボフダン・ブテンコ 訳:うちだりさこ
3.『アマモの森はなぜ消えた?』(そうえん社)
アマモは、花を咲かせタネでふえる「海草(うみくさ)」です。太陽の光をあびて酸素をつくり出し、水をきれいにしてくれます。
埋め立て地がつくられ、工場やマンション、レジャー施設など、人間が生活をする場所は増えました。しかし、海の生き物たちは住む場所がなくなり、生きていけなくなりつつあります。せめてアマモが育てば、いろんな生き物がもどってくる。そんな思いからはじまった、「アマモ再生の取り組み」を紹介する写真絵本です。
身近な疑問が、世界の現状を知ることにつながる
都会にある海を見て、魚や植物がいないことに疑問を感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 私はこの絵本で初めてアマモを知り、その答えを学びました。
売っている魚の生産地を見て、多くが外国から輸入したものだと気づいた当時小学生の息子。この絵本を読み、日本を取り巻く海の現状に興味をもちました。
絵本で読んだ体験が、現実の体験とリンクしたときに、子どもは感情が動き、スイッチが入ったように思いや言葉を発します。絵本を通して、親子でさまざまな体験をしてみてください。
いまを生きる子どもたちへ、本来の海や川、自然の姿を伝え、残していくにはどうしたらいいか、考えるきっかけになるかと思います。
文・構成:山崎洋子 写真・監修: 海をつくる会
4.『森の木』(BL出版)
何百年も何千年も生き続け、虫や魚、鳥やけものたちに多くの恵みを与えてきた森。その近くに村をつくり、暮らしてきた人たちも、森から多くの恩恵を受けていた。森には素晴らしい実のなる木があり、村人たちは、みんなでその実を分け与えた。
しかしこの実をもとめて、領主たちが大勢の兵士を連れて、木々を切り倒し、その木を自分たちだけのものにしようとして森を荒らしていき……。
読み終えたあと、まるで映画を観たような印象を受けました。
地球で起こっていることを、子どもとゆっくり考える
大地も光も水も大気も、そこに暮らすみんなのものであって、決して一部の人間だけのものではない。豊かな森のおかげで、数多くの生き物が生かされている。
そんな自然のあり方が、「落語絵本シリーズ」で人気の川端誠さんによってていねいに、見開きでダイナミックに描かれています。大自然がもつ生きる力、自然との共存、人間の欲深さや愚かさなど、さまざまな気づきを得られます。
ときとして私たち大人は、「きちんと読んだか」「何か学んでくれたか」を確認するために、すぐに子どもへ質問をしたり、感想を求めたりします。
しかし、子どもは豊かな感性で、絵本のストーリーをゆっくりと味わい、考えていることもあります。子どもからの反応・感想を待ちながら、一緒にその時間を味わうことも大切かもしれません。
作・絵:川端誠
5. 『ゾウの森とポテトチップス』(そうえん社)
あなたはゾウが好きですか? ポテトチップスはいかがでしょうか?
一見、何のつながりもなさそうな、ゾウとポテトチップス。私たちの身近にあるポテトチップスは、実はゾウや森に生きる動植物の生態に大きく関係しているのです。
絵本の舞台はボルネオ島。そこに住む人たちが、なぜたくさんのアブラヤシの木を植えているのか。それは、アブラヤシの果実から「パーム油」をとるためでした。
「パーム油」は、ポテトチップスやカップ麵、洗剤などに使用されており、私たち人間の生活を豊かにするためにつくられています。一方で、アブラヤシの木をたくさん植えたために、動物たちは生活する場所を奪われてしまう──。
自然と動物、そして人間が共存していくには?
自然や動物・人間が共存していくために、私たちは何を考え、行動したらいいか。そんな問いが、写真と分かりやすい文章で描かれています。
「地球は人間だけのものでない」
巻末に出てくるゾウの表情を見て、作者の言葉に心を打たれる方も多いのではないでしょうか。例え小さな一歩でも、いますぐに始められることは何か、子どもと一緒に考えたいですね。
写真・文: 横塚眞己人
文:前田ちひろ メインイラスト:ふくおかまこ 編集:森谷美穂(CINRA, Inc)
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