サステナビリティの取組み
私たちは、保険会社として、前向きな影響力を持っていると信じ、地域コミュニティや社会、地球環境のためにさまざまな活動に取り組んでいます。
チューリッヒ・インシュアランス・グループは、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーの皆さまに対して、チューリッヒの商品やサービスを通じて利益をもたらすと同時に、私たちが属する地域コミュニティにおける、社会問題に主体的に取組み、貢献することが持続的な価値の創造につながると考えています。
日本では設立以来、以下の分野で取組みを行っています。
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地域社会への貢献
私たちは自らが属する地域社会と強いつながりを持ち、保険事業を通じて貢献するとともに、持てる人材、時間、そして資源を通じて、地域社会のサステナブルな発展に寄与することが大切であると考えています。
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災害被災地の支援
私たちは災害被災地の救援・復興にむけた募金プログラムなどを積極的に行い、被害に遭われた方々が一日も早く平穏な日々を取り戻せるよう支援を続けています。
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次世代の支援
私たちは、未来を担う子どもたちが、健やかに成長し可能性を伸ばし、能力を十分に発揮できるように取組みを続けています。
主な取組み
YouTubeチャンネル『Green Music produced by Zurich』
当社は、喫緊の課題である気候変動の問題を日本の皆さまとともに考える契機にしたいとの想いから2022年1月にこのチャンネルを始動しました。当社の気候変動の取組みに賛同するミュージシャンが日本の自然豊かな土地を舞台に曲を書き下ろし、さまざまなアニメ作品に参加してきた新井陽次郎監督 のループアニメーションと融合させた BGM を配信しています。私たちの想いに共感してくださった皆さまにご視聴いただき、登録者20万人(2024年5月30日現在)を超えるチャンネルとして沢山の方にお楽しみいただいています。
YouTube公式チャンネル『Green Music produced by Zurich』:(https://www.youtube.com/@greenmusic_zurich)
気候変動に関する特設ウェブサイト:(https://www.zurich.co.jp/sustainability/)
「チューリッヒの森」プロジェクト
当社は2022年に開始した長崎県西海市の「チューリッヒの森」を始め、2023年11月から神奈川県、2024年4月からは大阪府と国内3か所にて「チューリッヒの森」プロジェクトと称し、森林保全活動に取り組んでいます。
「長崎県 チューリッヒの森」では長崎県西海市と提携し、西彼杵半島最大の流域面積を持つ雪浦川流域の荒廃した森林や竹林の5年間にわたる一体的な森林整備を実施しています。この活動により、森林の二酸化炭素吸収を促進して地球温暖化対策に貢献するほか、森林の持つ防災や水源涵養などの機能を強化し、美しい里山づくりによる地域活性化につなげることを目指しています。
「神奈川県 チューリッヒの森」では神奈川県の「森林再生パートナー制度」に参加し、5 年間県に寄付を行い、それを財源として県が相模川や酒匂川流域の水源地域の森林の整備活動を実施します。水源地域の森林を健康で活力ある状態に保ち、次世代に引き継いでいくため、当社社員も間伐、枝打ち、下草刈り、自然観察などの活動を実施し、県と一体となって森林を守っていきます。
「大阪府 チューリッヒの森」では大阪府の「アドプトフォレスト制度」に参加し、大阪府能勢町地黄内の森林において「里山活力創造の森づくり活動」を開始しました。大阪府と能勢町が実施する森林保全の取組みに当社が参画し、手入れが行われなくなっていた私有林の再生を目指して活動します。当社は5年間、対象森林の地拵えや植樹と獣害対策、下刈りなどの活動を実施するとともに、一部の作業を大阪府森林組合に業務委託し、府と町と一体となって森林整備活動を行います。
カーボンニュートラル自動車保険
スーパー自動車保険をご契約のお客さまを対象に、走行距離に応じたCO2排出をオフセット(埋め合わせ)することができるプログラムをご提供しています。お客さまがウェブサイトにて、お車のサイズ、運転時間または走行距離を入力すると、CO2 排出量とオフセット金額が算出され、相当額のクレジットを購入できます。お客さまが購入したクレジットは、国内外の森林保全活動に充当されます。また当社もお客さまと同額を日本国内の地方自治体やNPOなどの森林再生プロジェクトへ寄付します。努力をしても削減しきれない分のCO2を他の場所で削減・吸収することで埋め合わせ、オフセットする取組みにより、当社はお客さまとともにカーボンニュートラルの実現に向けて取り組んでいきます。
「カーボンニュートラル自動車保険」特設ウェブサイト:(https://www.zurich.co.jp/carbonneutral/)
“WeCare”プロジェクト
2021年1月20日から7月31日の期間、当社の各種お手続きにおいて、お客さまが電話ではなくインターネットで手続きされた場合、その件数に応じて、当社が寄付を行う“WeCare”プロジェクトを実施しました。お客さまにインターネット手続きの利便性を体験いただくこと、またそのアクションを当社が社会貢献活動に還元することを目的に行ったこの取組みに対して、多くのお客さまからのご支持をいただき寄付金額は35,179,000円となり、「日本赤十字社」と「セーブ・ザ・チルドレン」の2団体へそれぞれ17,589,500円を寄付しました。
また、“WeCare”プロジェクト第2弾は2022年12月15日から実施し、2023年8月31日 に目標寄付金額35,000,000円を達成することができました。この寄付金については、森林保全活動を行う「一般社団法人 more trees(モア・トゥリーズ)」と「東京都中野区」の 2 団体に対してそれぞれ 17,500,000円をお送りしました。
“WeCare”プロジェクトの特設ウェブサイト:
“WeCare”プロジェクト第1弾:(https://www.zurich.co.jp/wecare/)
“WeCare”プロジェクト第2弾:(https://www.zurich.co.jp/wecare2/)
社員による社会貢献活動
チューリッヒ・インシュアランス・グループは世界で最も責任感が強く、影響力のある企業の一つになることを目指しており、社内でも社員によるさまざまな社会貢献活動を推進しています。
日本では、各事業拠点において有志社員が企画、運営する社会貢献活動を定期的に開催し、チューリッヒ・インシュアランス・グループの財団法人Z チューリッヒ基金(※)の支援を受けています。
主な活動:各拠点周辺の清掃活動、就労支援施設へのチャリティ・スイーツ・イベント、子ども食堂へのおもちゃや文具の寄付など
(※)Z チューリッヒ基金(Z Zurich Foundation)
Z チューリッヒ基金(Z Zurich Foundation、以下、ZZF)は、チューリッヒ・インシュアランス・グループ(以下、グループ)の社員、お客さま、ビジネスパートナー、政府や NGO と協力し、増大する気候災害に人々が直面しても立ち向かっていける未来、人生のストレスを感じている人々が声をあげることができる未来、社会的に取り残された人々がその可能性を最大限に発揮できる未来を目指しています。ZZF は、グループのさまざまなメンバーによって設立されたスイスを拠点とする慈善財団であり、グループが世界中のコミュニティ投資戦略を実行する主要な担い手となっています。ZZF の活動については 、ウェブサイト( https://www.zurich.foundation )をご覧ください。
これからも当社では、地域社会への貢献や持続可能な社会の実現に向けた取組みを続けてまいります。
最新の情報は「ニュースリリース・お知らせ」でご覧いただけます。
チューリッヒ・インシュアランス・グループの取組みについては、こちら(https://www.zurich.com/en/sustainability)をご覧ください。