公開日:2025年9月4日
初めて火災保険に申し込む際、「保険料の相場がわからない」と感じる方も多いのではないでしょうか。そのようなときに役立つのが「火災保険の一括見積りサービス」です。
複数の保険会社の見積りをまとめて比較できるため、おおよその保険料を知ることができます。
火災保険の一括見積りは、無料で利用できます。便利なツールである一方で、「個人情報を入力しなければならない」「必要な補償の提案はしてくれない」といった側面もあるため、メリットやデメリットをご説明します。
火災保険の一括見積りとは、複数の保険会社の見積りを一度にとれるサービスです。多くの一括見積りサイトは無料となっており、建物の情報や個人情報を入力することで利用できます。
一括見積りは複数の保険会社の見積書をまとめて確認するため、「同じ補償内容で最もリーズナブルな保険はどれか」といったことを比較できます。「これから火災保険に加入するにあたり、どの保険会社にしようか迷っている」「火災保険の更新期日が迫っているが、もう少し保険料を抑えた保険会社に切り替えたい」などと考えている方におすすめです。
火災保険の一括見積りは便利なツールではあるものの、以下のようなデメリットがあります。
一括見積りを利用する際は、申し込む方の個人情報の入力が必要です。入力する個人情報の例は以下のとおりです。
個人情報は、メールや郵送などで見積り結果を受け取るために入力します。契約前にもかかわらず、個人情報を入力することに不安を覚える方もいるかもしれません。このような方にとっては、個人情報を入力するのはデメリットであるといえるでしょう。
一括見積りサイトでは、見積りをとれる保険会社の種類が限られているため、特定の保険会社同士を比較したい場合には不便に感じることがあります。
一括見積りは付帯したい補償を決めて見積りをとることになるため、「この場合はどの補償を付けるとよいか」という相談は難しいといえます。
火災保険に加入することは決めているものの、「この補償はどのような内容なのか」「自分の場合はどのような補償を付けるべきか」などを相談しながら決めたい方には向いていないかもしれません。必要な補償の提案を受けたい場合は、代理店やカスタマーケアセンターで相談しながら決めると、納得のいく内容で保険に加入できるでしょう。
火災保険の一括見積りを利用すると、以下のようなメリットがあります。
火災保険の一括見積りサイトでは、原則として無料で見積りをとることができます。「とりあえず保険料を知りたい」という方に便利です。
インターネットにアクセスすれば、何度でも無料で見積りをとれる手軽さがメリットといえるでしょう。
「どの保険会社を選べばよいのかわからない」という方にも、複数社の見積りを一度にとれる一括見積りサービスは便利です。
保険会社によって、「風災や水災などの補償が必ず付いている」など条件が異なります。費用や補償の内容を一度に比較することで、自分に合った保険を選びやすくなります。
初めて火災保険を申し込む場合は、保険料がどれくらいかかるのかイメージしにくいことがあります。複数の保険会社の見積りをとることで、「自宅の場合はこのくらいの保険料になる」という相場がわかります。
1社のみの見積りでは、保険料が適正かどうかの判断が難しいかもしれません。一括見積りなら、複数社を比較できるため、相場を確認したうえで必要な補償を選ぶことができます。
一括見積りをし、その後保険会社から連絡があったとしても必ず契約しなければならないわけではありません。見積りと契約は別のものです。
見積りで出た保険料を参考に、「どの保険がよいか」「どの補償が必要か」などを考えたり比較したりして、自身が納得できる保険を選択しましょう。
火災保険の一括見積りは、以下の流れで行うことが一般的です。
まずは一括見積りサイトにアクセスし、建物や家財の情報や必要な補償、個人情報などを入力します。手続きが完了したら、後日保険会社から見積り結果が届きます。
一括見積りの際は、建物や家財に関する情報が必要です。事前に必要な情報がわかる資料を用意しておくと、正しい情報をスムーズに入力できます。
一部の選択肢では「わからない」を選べる場合もありますが、できるだけ正しい情報を入力します。必要な情報は、登記簿謄本(全部事項証明書)や確認済証、不動産売買における重要事項説明書などに記載されているため、準備しておくとよいでしょう。
一括見積りでは、「現在、火災保険に加入しているかどうか」を聞かれることがあります。加入している場合は、保険の満期日を入力します。
建物の種類とは、「戸建て」または「マンション」を指します。該当するものを選択しましょう。
居住形態とは、「持ち家」または「賃貸」を指します。持ち家向けの火災保険と、賃貸専用の火災保険では必要な補償が異なるため、見積りをとりたい建物に合わせて選択してください。
建物の構造とは、「木造」や「鉄骨造」などを指します。選択肢には、以下のような種類があります。
「耐火建築物」「準耐火建築物」など建物の耐火構造を選択する場合もあります。
階数は、建物が何階建てかを入力してください。マンションの場合、「何階に住んでいるか」ではなく「その建物が何階建てか」を選択します。
所在地は、その建物がある都道府県を入力します。
延べ床面積とは、各階の床面積の合計を指します。延べ床面積が坪数でしかわからない場合でも、換算が可能です。たとえば50坪の場合、以下のように求められます。なお、1坪は約3.30578m2(平方メートル)です。
50(坪)×3.3=165平方メートル
延べ床面積は、設計図面や建築確認申請書、登記簿謄本、パンフレットなどに記載されています。
今住んでいる建物の築年数を、新築の場合は建築される予定年月を入力します。
見積りサイトや補償内容によっては、以下の情報を入力することもあります。
家族の人数は、家財の保険金額の目安を算出するために必要です。
建物の情報に加え、氏名や住所、電話番号などの個人情報を入力する場合もあります。これは、メールや郵送で見積り結果を通知するためです。
一括見積りは便利なサービスですが、チューリッヒの火災保険が入っていないサイトもあります。「チューリッヒの火災保険の見積りをとりたい」という方は、チューリッヒの見積りサイトの利用をおすすめします。
一括見積りは便利な一方で、個人情報を入力することに抵抗がある方もいるかもしれません。チューリッヒの「かんたん見積り」では、以下3つの情報を入力するだけで、個人情報なしで火災保険料を確認できます。
チューリッヒの火災保険は持ち家(マンション・戸建て)向けで、ウェブサイトで申し込みを完結できます。補償内容も充実しており、地震保険や特約を付帯させることも可能です。
賃貸物件専用の家財保険について詳しくはこちら
チューリッヒの場合は、かんたん見積り以外にも、建物の情報や、所在地(郵便番号)などの必要事項を入力することで、より詳細な見積りができます。見積り結果を保存するには、メールアドレスの入力が必要です。
詳細な見積りでは、補償内容や特約の有無を選択でき、自分のニーズに合わせたプラン設計が可能です。また、保険会社独自のサービスや特典も確認でき、より信頼性の高い情報を得やすくなります。
火災保険の一括見積りは、複数の保険会社の保険料や補償内容を手軽に比較でき、相場を知るのに役立ちます。
しかし、個人情報の入力が必要になる場合がある点や、提案内容が個々の状況に合っていない可能性がある点には注意が必要です。
資格:CFP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンとして勤めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
火災保険の一括見積りを利用した場合、以下のようなデメリットがあります。
・個人情報を入力する必要がある
・取り扱う保険会社の種類が限られている
・必要な補償内容の提案はない
一括見積りを利用する場合、個人情報を入力せずに見積るのは難しいでしょう。一方、保険会社の個別の見積りであれば、住所や氏名、電話番号など個人情報の入力なしで見積りを出せるものがあります。
なお、契約に進む場合は各種個人情報の入力が必須となります。
火災保険の一括見積りを利用すると、建物の情報や補償内容といった見積りに必要な情報の確認のために電話がかかってくることがあります。
ダイレクト型だからお手頃な保険料