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原付・バイクの自賠責保険。原付や250ccのバイクの自賠責保険料

更新日:2024年4月9日

公開日:2020年6月17日

バイクにおける自賠責保険の保険料は、原付、250ccバイクなどの車両区分によって定められており、支払う料金は契約する保険会社を問わず一定です。

車検時に自賠責保険の手続きができる乗用車などと違い、車検のない原付、250ccバイクは更新タイミングには注意が必要です。
バイクの自賠責保険のしくみを踏まえたうえで、250ccバイクなどの保険料やその支払い方法などについてご説明します。

ポイント
  • 自賠責保険料は250ccバイク、原付など車両区分ごとに定められています。
  • どの保険会社で契約しても、支払う自賠責保険料は同じです。
  • 原付・軽二輪はコンビニでも、自賠責保険料を支払えます。
  • 名義や住所が変わったときは、すみやかに届けましょう。

バイクや原付の自賠責保険は強制保険

バイクや原付を所有する誰もが加入しなければならない保険が、自賠責保険です。
一方、強制ではないものの、加入が推奨されるのが任意のバイク保険です。

バイクの維持費を考えた場合、自賠責保険は強制保険なので、必ず発生する費用といえるでしょう。

バイクや原付の自賠責保険料

自賠責保険の保険料は、原付(〜125cc以下)、軽二輪(125cc超250cc以下)、小型二輪(250cc超)の3つの金額設定となっています。

原動機付自転車(〜125cc以下のバイク)
保険期間 12ヵ月 24ヵ月 36ヵ月 48ヵ月 60ヵ月
保険料 6,910円 8,560円 10,170円 11,760円 13,310円
(参考)1年あたりの保険料(概算) 6,910円 4,280円 3,390円 2,940円 2,662円

損害保険料率算出機構「自賠責保険基準料率表」をもとに表作成
※令和5年4月1日以降に保険の有効期間を開始した保険契約に適用されます。
※沖縄県、離島などの一部地域については、上記保険料例と異なります。
※2024年4月現在

軽二輪(125cc超250cc以下のバイク)
保険期間 12ヵ月 24ヵ月 36ヵ月 48ヵ月 60ヵ月
保険料 7,100円 8,920円 10,710円 12,470円 14,200円
(参考)1年あたりの保険料(概算) 7,100円 4,460円 3,570円 3,118円 2,840円

損害保険料率算出機構「自賠責保険基準料率表」をもとに表作成
※令和5年4月1日以降に保険の有効期間を開始した保険契約に適用されます。
※沖縄県、離島などの一部地域については、上記保険料例と異なります。
※2024年4月現在

小型二輪(250cc超のバイク)
保険期間 24ヵ月 25ヵ月 36ヵ月 37ヵ月
保険料 8,760円 8,910円 10,490円 10,630円

損害保険料率算出機構「自賠責保険基準料率表」をもとに表作成
※令和5年4月1日以降に保険の有効期間を開始した保険契約に適用されます。
※沖縄県、離島などの一部地域については、上記保険料例と異なります。
※2024年4月現在

バイクの自賠責保険の保険料(保険金額)は政令で定められており(自動車損害賠償保障法第13条)、どこの保険会社で加入しても同じです。

FP 水野 圭子

自動車同様、バイクも自賠責保険は強制加入!保険料も一律のため、どこの保険会社で加入しても同じですよ。

長期だと割安な原付/軽二輪の保険料

自賠責保険の保険料は、125cc以下の1種及び2種の原付、126cc〜250cc以下の軽二輪、251cc以上の小型二輪と3つの金額設定がなされています。

この区分けは道路運送車両法の区分けなので、道路交通法の車両の区分けや免許の種類とは違い、たとえば750ccのバイクでも属するのは251cc以上のバイクの区分けで小型二輪となります。

国が定めている保険なので、どの保険会社で加入しても補償内容、保険料に変わりはありませんが、長期間契約すると割安になる設定がされています。

また、保険期間中にバイクを廃車にした場合は、保険会社に解約手続きをすることで保険料の還付を受けることができます。

この場合、廃車にした日ではなく、保険会社にて手続きをした時点で解約となるため注意が必要です。
また、保険期間の残りが1ヵ月未満の場合、解約返戻保険料はありません。

FP 水野 圭子

車検のないバイクは自賠責保険切れになりやすいです。バイクを購入したときには、保険料も割安になる、長期契約で加入しておきましょう。

バイクや原付の自賠責保険の更新

車検のある自家用車などについては、一般的に自賠責保険の更新手続きは車検の際に販売店などでサポートされるため、更新のタイミングについてさほど心配する必要はないでしょう。

しかし、車検のないバイクや原付ついては注意が必要です。

ご自身の保険期間をあらかじめ確認しておくことはもちろん、名義に変更があった場合などもそのままにせず、すぐに手続きを取ることが大切です。

名義変更

個人間取引や知人から譲り受けた場合など、原付やバイクの所有者が変わり、自賠責保険証明書の名義に変更があった場合は速やかに届け出をしましょう。

名義変更の届出先は、その自賠責保険を契約している保険会社の窓口となります。手続きの際は、原則として以下の書類が必要です。

  • 譲渡人・譲受人双方の印が押印されている自賠責保険(共済)承認請求書(契約している保険会社(組合)で入手できます)
  • 自賠責保険(共済)証明書
  • 譲渡意思の確認ができる書類
  • 保険契約者(譲渡人)の実印と印鑑証明書
  • 譲渡人本人が手続きする場合は、本人の確認書類(免許証、保険証など)

必要書類・手続きの詳細については、契約している保険会社の案内に沿って進めてください。
なお、該当する保険会社の連絡先は、自賠責保険証明書の下欄に記載されています。

住所変更

引越しなどにより住所が変わった場合も、速やかに自賠責保険証明書の住所変更手続きを行う必要があります。
名義変更の場合と同様、住所変更の申請はその自賠責保険を契約している保険会社の窓口で行います。

手続きの際には、自賠責保険証明書と契約者の印鑑が必要です。詳細は、保険会社の提供する情報で確認しましょう。

保険会社の連絡先は、自賠責保険証明書の下欄に記載されています。

自賠責保険料の支払い方法とタイミング

小型二輪

小型二輪の自賠責保険は、車検を受けるときに次の車検の満了期間まで加入することが義務付けられています。
新車登録時は3年、それ以降の継続車検時には2年分ずつを前もって支払います。

保険の取扱いのある整備工場が手続きの代行をするのが一般的で、重量税とともに、法定費用として扱われます。
車検ごとに確実に自賠責保険に加入するので継続の手続きを忘れることがないので安心です。

原付と軽二輪

車検のない原付と軽二輪では、新車でバイクを購入したときの諸経費の中に自賠責保険の項目が設定されています。販売店が手続きをしているはずなので確認をしましょう。

一方、個人売買で中古車を買った場合も、名義変更時に自賠責保険の証書が必要になりますので、ナンバー取得時に自賠責保険未加入の状態ではなくなります。

このように、バイクを登録した当初は必ず自賠責保険に加入している状態なのですが、初回以降、特に長期加入の場合は注意が必要となります。

長期で加入すると割安になる保険料設定もあり、初回加入時に長期契約をする方も多くいますが、その期間を各自で管理しておく必要があります。
加入期間や継続するタイミングをうっかり忘れ、保険切れにならないよう注意しましょう。

原付や軽二輪の場合はコンビニでの支払いもOK

また、原付や軽二輪の自賠責保険は購入した店舗に限らず、コンビニや郵便局、保険会社の店舗、インターネットで加入が可能です。
もし期限切れに気づいたら、車両に乗る前にいずれかの方法で速やかに保険に加入してください。

自賠責保険期間の確認方法

原付から小型二輪まで、自賠責保険に加入すると渡されるステッカー(保険標章)をナンバープレートに貼ります。
そこに記されているのが自賠責保険の有効期限です。

車検のある小型二輪の場合は、車検の有効期限を思い出す目安にもなります。
日頃から残りの期間を確認する癖を付けておくとよいでしょう。

このステッカー(保険標章)は有効期限によって色が変えられています。期限切れで走行することは絶対にしないようにしましょう。

ナンバープレートに貼られる自賠責加入ステッカー 上の数字が満期年 下の数字が満期月
FP 水野 圭子

原付から小型二輪まで、自賠責保険に加入した際に渡されるステッカー(保険標章)をナンバープレートに貼り、保険切れにならないようにチェックしましょう。

バイクや原付の自賠責保険の保険金額

自賠責保険の保険金額は、現実的には遺族や被害者への賠償に対して十分な保険金額とはいえません。他人を死傷させたことによる損害に対して最低限の補償をする保険です。

自分が被ったケガなどによる損害で補償を受けることはできません。また、「もの」の損害に対しての賠償はなされません。

バイクの自賠責保険の支払いがなされないケースは次のようになります。

  • 「もの」の損害への賠償(対物賠償)
  • 自分(運転手)のケガに対する補償
  • 対人であっても、ケガをした相手に100%の過失がある場合

バイクや原付の自賠責保険の保険金額の限度

自賠責保険は事故で相手に死傷させたとき、被害者に対して定められた補償をします。

自賠責保険(共済)の限度額と補償内容
損害 補償内容 限度額
傷害による損害
(事故により被害者が負傷した場合)
傷害による損害(治療関係費、文書料、休業損害、慰謝料など) 被害者1人あたり120万円限度
後遺障害による損害 傷害の程度に応じ、逸失利益、慰謝料など
  • 神経系統の機能や精神・胸腹部臓器への著しい障害
    被害者1人あたり(随時介護)3,000万円限度
    (常時介護)4,000万円限度
  • ①以外の後遺障害。程度により第1級~第14級
    被害者1人あたり75万円限度〜3,000万円限度
死亡による損害 葬儀費、逸失利益、被害者および遺族への慰謝料など 被害者1人あたり
3,000万円限度
出典:国土交通省ウェブサイト「自賠責保険ポータルサイト」
※2024年4月現在

もし億単位の金額が想定される高額医療費などに対しては、自賠責保険だけでは補償がまかなえません。

冒頭で触れたバイクの任意保険で、自賠責保険の不足分を補うのが実情となっています。

まとめ

自賠責保険は「強制保険」とも呼ばれ、原付やバイクに乗る方に義務付けられた保険です。保険料は車両区分によって定められますが、どの保険会社に契約しても自賠責保険料は変わりません。

原付や軽二輪は、自賠責保険料をコンビニでも支払うことが可能です。
支払い忘れのないように、注意しましょう。

  • 記載の情報は、2024年4月9日時点の内容です。

自賠責保険のよくあるご質問

Q原付や軽二輪、小型二輪の自賠責保険料は、保険会社によって違うの?
A自賠責保険の保険料は、125cc以下の1種及び2種の原付、126cc〜250cc以下の軽二輪、251cc以上の小型二輪と3つの金額設定がなされています。

この区分けは道路運送車両法の区分けなので、道路交通法の車両の区分けや免許の種類とは違い、たとえば750ccのバイクでも属するのは251cc以上のバイクの区分けで小型二輪となります。

国が定めている保険なので、どの保険会社で加入しても補償内容、保険料に変わりはありませんが、長期間契約すると割安になる設定がされています。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒのバイク保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒのバイク保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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