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サポカーとは?サポカーSとの違い、減税措置もある?

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サポカーとは?サポカーSとの違い、減税措置もある?

最近よく耳にする「サポカー」「サポカーS」とは自動ブレーキシステムなどを搭載した安全運転サポート車=「セーフティ・サポートカー」に対する愛称です。

高齢化が進み、高齢運転者の誤動作による交通事故が多く報告されるようになりました。このような事故を防止するため、経済産業省と国土交通省の指導のもと、各自動車メーカーによる安全運転に関する研究が進み、安全運転サポート車=セーフティ・サポートカー(以下:サポカー)が相次いで発売されています。テクノロジーの進化に伴い今後より一層進んでいくサポカーの普及。今回はサポカー、サポカーSについて解説します。

サポカーとは?サポカーSとは?違いはどこにあるのでしょうか

サポカーとは?サポカーSとは?違いはどこにあるのでしょうか 出典:経済産業省ウェブサイト「安全運転サポート車」の普及促進に向けた取組より

最近テレビコマーシャルなどでも耳にする機会が増えたサポカー。サポカーとは安全運転サポート車=セーフティ・サポートカーのことで自動ブレーキを搭載している車全般を指して名付けられた言葉です。一方のサポカーSとは、自動ブレーキ機能に加えてペダル踏み間違い防止時加速抑制装置などの安全運転支援装置を搭載している車のことになります。

経済産業省のサポカー/サポカーS(安全運転サポート車)のウェブサイトによると、

セーフティ・サポートカー(サポカー) 「セーフティ・サポートカー(サポカー)」とは自動ブレーキを搭載した、すべての運転者に推奨する自動車です。
セーフティ・サポートカーS(サポカーS) 「セーフティ・サポートカーS(サポカーS)」とは自動ブレーキに加え、ペダル踏み間違い時加速抑制装置等を搭載した、特に高齢運転者に推奨する自動車です。

出典:経済産業省「サポカー/サポカーSのウェブサイト」より

と説明されており、サポカーSは特に高齢者の誤操作に起因する事故を防ぐ目的で開発された車に付与される愛称であることが分かります。

このような制度が導入された背景として、高齢者による死亡事故件数の大幅な増加があることは否めません。2016年には死亡事故全体に占める75歳以上の高齢運転者の比率が13.5%と過去最高を記録し、高齢者による事故の多さが社会問題にもなっています。

75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数及び構成比

75歳以上の高齢運転者による死亡事故件数及び構成比 注:第1当事者が原付以上の死亡事故を計上している。
出典:警察庁ウェブサイト「75歳以上の高齢運転者に係る交通事故の現状(平成17〜28年)」より加工

死亡事故における人的要因比較(平成28年)

死亡事故における人的要因比較(平成28年)
出典:警察庁ウェブサイト「高齢運転者交通事故防止対策に関する提言(概要)」より加工

あわせて、75歳以上の高齢運転者事故要因の28%が操作不適となっており、高齢運転者を技術的にサポートする車の普及が喫緊の課題となっているのです。

なお、サポカーSはその種類によって以下3つのカテゴリーに分けられます。

区分・ロゴ サポート機能 機能詳細
ワイド
ロゴ「ワイド」
自動ブレーキ(対歩行者) 車載前方に搭載したレーダーやカメラにより、前方の歩行者の飛び出しや危険を検知して衝突回避する機能です。歩行者と衝突の可能性がある場合にはドライバーに対して警報で知らせ、さらに衝突の可能性が高い場合には自動でブレーキを作動します。
ペダル踏み間違い時加速抑制装置 車載レーダーやカメラ・ソナーにより停止時や低速走行時の走行の妨げとなるような障害物を探知。車の前方や後方に障害物を認識している状態でアクセルを踏み込んだ場合、エンジン出力を抑え急加速を防止する装置です。
車線逸脱警報 車載カメラを使い道路上の車線を検知。走行している車線からはみ出しそうになった場合やはみ出した場合にドライバーに対して警報を発します。
先進ライト 「自動切替型前照灯」
前方を検知しロービームとハイビームを自動で切り替えます
「自動防眩型前照灯」
ハイビーム中、先行車や対向車に向けた部分だけを減光します
「配光可変型前照灯」
運転者操作に応じて照射範囲を調整します
ベーシック+
ロゴ「ベーシック+」
自動ブレーキ(対車両) 車載前方に搭載したレーダーやカメラにより、前方車両の動きを検知して衝突回避する機能です。追突の可能性がある場合にはドライバーに対して警報で知らせ、さらに追突の可能性が高い場合には自動でブレーキを作動します。
ペダル踏み間違い時加速抑制装置 ※ワイドと同じ
ベーシック
ロゴ「ベーシック」
低速自動ブレーキ(対車両) 時速30km 以下で作動する自動ブレーキ
ペダル踏み間違い時加速抑制装置 ※ワイドと同じ

各メーカーが異なる名称を使用

各メーカーが異なる名称を使用

さて、徐々に普及しつつある安全運転サポート車ですが、各メーカーによってそれぞれ独自の名称を付与しています。機能は同じでもメーカーによって呼称、安全装置の動作環境が異なっています。

一例を以下表にしてみました。

メーカー 名称 内容
トヨタ Toyota Safety Sense プリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)、レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御機能付)、オートマチックハイビーム、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)など
日産 インテリジェントモビリティ プロパイロット(同一車線自動運転技術)、e-Pedal、エマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)、アラウンドビューモニターなど
ホンダ ホンダセンシング 衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、ACC〈アダプティブ・クルーズ・コントロール〉など
フォルクスワーゲン Volkswagen オールイン・セーフティ アダプティブ・クルーズ・コントロール“ACC”(全車速追従機能付)、渋滞時追従支援システム“Traffic Assist”、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”、ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)など

ここに挙げた以外のメーカーもそれぞれ独自の安全運転に関する研究や取組みを行い市販車にフィードバックしています。サポカー購入の際にはこのような各社の取組みやテクノロジーを参考に、自身に合った機能を搭載した車を選択するように心がけてください。

サポカーを購入すると減税措置があるの?

サポカーを購入すると減税措置があるの?

最後に、サポカー購入時の減税措置についてご紹介しておきます。残念ながら2018年4月現在、国内においてサポカー/サポカーSを新車で購入しても、特に減税措置などは行われていません。しかし、2017年3月31日に発表された「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁副大臣等会議によると

“例えば、環境性能に優れた乗用車の普及を図る上で効果があったいわゆるエコカー減税などの関連する先行事例も参考にしつつ、安全性能に優れた乗用車の普及を図る上でどのような施策が効果的か、また、先進安全技術の水準を評価するための国の基準策定や体制整備など施策を検討する上で必要となる課題への対応等について、本中間とりまとめに掲げられた施策の進捗状況も踏まえつつ、引き続き検討を進める必要がある”

出典:経済産業省ウェブサイト
「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁副大臣等会議中間取りまとめ

とあり減税措置の導入を検討していますが、具体的なスケジュールなどは決まっていないようです。

なお、任意保険については、2018年1月1日よりASV割引制度が導入されました。ASVとは、Advanced Safety Vehicleの略で、先進技術を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車、先進安全自動車のことです。

ASV割引の対象となるのは、ASVの機能のなかでも、いわゆる自動ブレーキとよばれるAEB(衝突被害軽減ブレーキAutonomous Emergency Braking)を装着している車です。
割引対象車種など、実際の適用については加入している保険会社へ問合わせてみてください。

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