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バイク用ヘルメット。おすすめの選び方(サイズ・安全規格)。スクーターも着用は義務?

バイクの事故では、頭部を損傷することが多く、ヘルメットの着用はライダーや乗員の命を守るために必要です。バイクに乗る際は安全基準を満たし、自分の頭部にフィットしたヘルメットを必ず正しくかぶるようにしましょう。バイク用ヘルメットの種類とおすすめの選び方(サイズ・安全規格)をご説明します。

ヘルメットの役割(2024年4月現在)

ヘルメットは、バイク走行中に事故にあってしまった際に、頭部全体を守るために重要な役割があります。過去5年の都内の二輪車乗車中の交通死亡事故における致命傷部位では、「頭部」の割合が49.7パーセントで最も高いです。このように、バイク乗車中の事故では、頭部の損傷が死亡の主要因となっています。
バイクに乗車する際は、必ずヘルメットをかぶり頭部を守ることが重要です。

※出典:警視庁 二輪車の交通死亡事故統計(2023年中)

走行時のヘルメット着用は義務(2024年4月現在)

バイク走行中のヘルメット着用は、道路交通法第七十一条で定められた義務です。注意しなければいけないのは、50cc以下の原付も、走行時のヘルメット着用が義務付けられていることです。

道路交通法 第七十一条の四

2 一般原動機付自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで一般原動機付自転車を運転してはならない。

乗車用ヘルメットの基準は、道路交通法施行規則第9条の5(乗車ヘルメット)に定められています。

1 左右、上下の視野が十分とれること。

2 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。

3 著しく聴力を損ねない構造であること。

4 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。

5 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。

6 重量が2キログラム以下であること。

7 人体を傷つけるおそれがある構造でないこと。

公道を走行する場合は、上記の道路交通法施行規則第9条の5の条件を満たしている必要があります。

なおヘルメット未着用で走行した場合は
乗車用ヘルメット着用義務違反:違反点数1点
です。

反則金は科せられませんが、自分の命を守るためにも、バイク走行時は必ずヘルメットを着用しましょう。

スクーターで近くに買い物に行く際なども、ヘルメットは忘れずに、しっかりとかぶりましょう。もし着用せず走行した場合は、スクーターも原付、または自動二輪としての扱いになり、乗車用ヘルメット着用義務違反となります。

バイク用ヘルメットの種類とおすすめの選び方(サイズ・安全規格)

バイク用ヘルメットの種類

フルフェイスタイプ

顔全体を覆うタイプのヘルメットで、レースでも使用されているタイプです。レースでの経験が商品開発にも生かされ、最も安全性が高いといえます。ただし視野が狭く、通気性には優れません。また、重量が重いのも難点です。

ジェットタイプ

顔部分が開いており軽量で開放的、そして視野が広いヘルメットです。透明シールドで顔部分をカバーすれば、走行時の砂や小石から顔面を守ることができます。しかし、走行時に風の影響を完全に防御することはできないので、高速走行には不向きです。
なお、事故の際に顔面を損傷する危険性があります。

ハーフキャップタイプ

頭頂部のみをカバーし、軽量なのでかぶったり脱いだりしやすいヘルメットです。シールドを使用しないので、砂や小石が顔にぶつかるなど、走行時の風の影響を直接受ける点がデメリットです。 ヘルメットで頭がおおわれる部分が最も少なく、安全性には劣るといえます。

システムタイプ

フルフェイスタイプの安全性と、ジェットタイプの利便性をあわせ持つヘルメットです。外見はフルフェイスタイプのヘルメットで、顔部分がシールドごと開閉できます。フルフェイスタイプのヘルメットよりも重いのが難点です。

オフロードタイプ

林道や砂利道を走るのに特化したヘルメットです。フルフェイスタイプと同等の安全性を持ち、バイザーが砂や泥、飛び石などから顔面も守ってくれます。防風性は低いため、高速道路を長時間走行するには不向きという特徴を持ちます。

バイク用ヘルメットの安全規格(2024年4月現在)

ヘルメットはライダーの命を守るものです。バイクのヘルメットにはいくつかの安全規格があるので、バイク用ヘルメットを購入する際は、安全規格を確認して購入することをおすすめします。

PSCマーク

バイク用ヘルメットが国内の安全基準に達しているのを確認できるのは、PSCマークです。PSCマークは、2009年4月1日に施行された消費生活用製品安全法に基づいたものです。

消費者の生命や身体に危害を及ぼす可能性のある商品は、国の定めた技術基準であることを証明するPSCマークがないと販売することは許されていません。そのため、国内でバイク用のヘルメットとして販売されているものには、原則としてこのPSCマークがついています。

JISマーク

JISマークとは、産業標準化法に基づいて制定されたマークです。品質、性能、安全性、試験方法など、日本産業規格(JIS)が定める基準に適合した商品であることを証明しています。乗車用ヘルメットに関しては、2007年3月に国際基準のテスト方法が採用されています。

SNELL規格

SNELL規格は、非営利団体である「スネル財団」による規格で、一般ユーザー用のヘルメットの安全規格を提供しています。5年ごとにテストの規格を変更するなど、厳しい安全基準を規定しています。

SGマーク

一般財団法人製品安全協会が制定したマークです。高い安全基準と製品認証が規定される他、SGマークがついた商品の欠陥により事故が起こった場合は、事故賠償が適用されます。

バイク用ヘルメットの選び方

ヘルメットはPSCマークかJISマークの付いたものを選ぶ

前述のとおり、道路交通法ではヘルメットの規格については定められていませんが、「交通の方法に関する教則」(第8章第1節 二輪車の運転者の心得)において、「乗車用ヘルメットは、PSCマークかJISマークの付いたものを使い、あごひもを確実に締めるなど正しく着用しましよう」とあります。

バイクのヘルメットを選ぶ際には、PSCマークやJISマークがついているかどうかを確認するようにしましょう。PSCマークがないものについては、乗車用ヘルメットとしての販売が法律上禁止されており、経済産業省ではPSCマークの表示がないヘルメットを購入・使用しないよう注意を呼びかけています。

PSCやJISマークの他、メーカーの品質保証なども確認して、必ず高い安全品質を持つものを購入しましょう。

※DOT規格やヨーロッパのECE規格のヘルメット使用の可否はチューリッヒではご回答できかねます。最寄りの警察署にて使用可否をご確認ください。

試着してサイズが合うか確認

2022年に都内で発生したバイク乗車中の死亡事故のうち、約27.5パーセントが事故時にヘルメットが外れていたといいます。こうしたことからも、ヘルメットを購入する際は、サイズが合うかどうかがとても重要になります。

人間の頭部のサイズは個人差があります。自分の頭にフィットするヘルメットを選ぶ際には、販売員に相談することをおすすめします。さまざまなヘルメットを試着して、よりフィットするものを選びましょう。

まとめ

バイクの事故では頭部損傷による死亡事故が多いというデータがあります。またバイクに乗車するときに、ヘルメットを着用することが義務付けられています。事故の際に頭部を守るためにも、安全規格を満たしたヘルメットを必ず着用するようにしましょう。

最後に、バイクを所有されている方は、チューリッヒのバイク保険をぜひご検討ください。
万が一のバイクの事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

※記載の情報は、2024年4月時点の内容です。

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