更新日:2021年6月7日
公開日:2020年7月27日

バイクのブレーキに欠かせない部品の一つに、キャリパーがあります。
いったいどのような部品なのでしょうか。
本記事では、キャリパーの役割はもちろん、塗装や交換の目安などについてもご説明します。
キャリパーとは、ディスクブレーキについている部品です。
まずは、どのような部品であるかをご説明します。
バイクには、2種類のブレーキがあります。
油圧式の「ディスクブレーキ」と、機械式の「ドラムブレーキ」です。
油圧式のディスクブレーキは、ディスクローターという車輪と一体になった円盤型の金属を、挟んだ際の摩擦力で動力を制御しています。
キャリパーは、このディスクローターを挟む部品のことです。
一方、機械式のドラムブレーキは、ブレーキペダルを踏むと、車輪内にあるブレーキアームが動きます。
そして車輪の内側にあるドラム内部には、ブレーキシューと呼ばれる制御材があります。そのブレーキシューが内側から外側に圧着し、タイヤとともに回転しているドラムを止めるしくみです。
油圧式のディスクブレーキのブレーキレバーもしくはブレーキペダルを踏むと、その力がブレーキ液を通して、車輪内のキャリパーに内蔵されたピストンに伝わります。
そしてピストンがブレーキパッド(摩擦材)を押さえつけ、ディスクローターの回転が遅くなり、ブレーキがかかるのです。
なお、ピストンの数や大きさ、配置はバイクによって異なります。
油圧式のディスクブレーキについているキャリパーですが、最近はキャリパーの専用カバーも販売されています。
キャリパーカバーの取り付け方ですが、事故を回避するために以下のように行いましょう。
ブレーキをかけるたびに、キャリパーは高温になります。
つまり耐熱塗装でなければ、キャリパーの塗装は非常にはがれやすいといえます。
また洗浄の際に用いる溶剤によっても、キャリパーの塗装ははがれやすいです。
浅い傷やはがれについては、タッチアップペイントで補修しましょう。
キャリパーは高温になるため、耐熱性のタッチアップペイントを選ぶことが肝心です。
ただタッチアップペイントは、色によって耐熱性に差があります。
コンパウンドを使って細かい傷を消した後、タッチアップペイントで補修します。
はみ出したところは、シンナーで消しましょう。
塗装に自信がない人は、バイクの販売店や修理店に依頼しましょう。
専門家であれば、一般的な顔料を塗るという選択肢の他に、細かい粒子を吹きつけて金属をコーティングする「粉体塗装(パウダーコート)」も可能になるかもしれません。
パウダーコートは、以下のようなメリットがあります。
つまり傷に強く、また熱によるひび割れがおきにくく、錆なども防げます。
専門家に頼めば塗装の寿命が長く、また慣れない塗料で事故を起こすこともありません。
キャリパーのオーバーホールや交換は、どのように行えばいいのでしょうか。
走行距離や時間の経過によっても異なりますが、キャリパーの交換の目安は初回が5年、以降は4年ごとに行ったほうがいいといわれています。
キャリパーの中で特に注意が必要なのは、内蔵されたブレーキパッドです。
ブレーキパッドは、ブレーキを踏むたびに消耗します。
ブレーキパッドがすり減ると、ブレーキが効きづらくなります。
特によくバイクに乗る機会の多い人は消耗しているかもしれませんので、早めにキャリパーのオーバーホールを行うといいでしょう。
キャリパーは、油圧式のディスクブレーキについており、動力を制御する重要な部品です。
特にキャリパーに内蔵されたブレーキパッドは、ブレーキをかけるたびに消耗します。
定期的にキャリパーのオーバーホールをすることはもちろん、ブレーキパッドに注意を払い、安全な状態でバイクに乗れるようにしましょう。
最後に、バイクを所有されている方は、チューリッヒのバイク保険をぜひご検討ください。
万が一のバイクの事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。
※記載の情報は、2020年4月時点の内容です。
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