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ヤマハSR400とは。SR400の新型、カスタムについて

画像提供元:ヤマハ発動機販売株式会社 画像の転載使用などは禁じられています。

YAMAHA(ヤマハ) SR400というバイクは、400ccのビッグシングル(大排気量単気筒エンジン)バイクです。1978年のデビューから基本構造を変えることなく作り続けられた、400ccクラスの長寿バイクです。「SR400」の魅力、特長についてご説明します。

※2024年5月現在

SR400とは

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1978年に発売されたヤマハSR400は、43年間、大きなモデルチェンジをすることなく熟成と進化を続けてきたバイクです。

デビュー当初は、大排気量のオンロード単気筒バイクは国内に存在していませんでした。そんななか、大排気量オフロード単気筒バイクのエンジンや、フレームレイアウトを用いたオンロード用の400ccバイクとして仕立てられたのがSR400です。

SR400 名前の由来

SR400のSR「エスアール」と呼ばれる二文字は、「Single Road sports」の頭文字です。単気筒を示すシングルと、オンロードのスポーツバイクであることをシンプルに表しています。

SR400の主な変遷

SR400は、デビュー当初の1978年製から2021年製に至るまで、SRファンの声に応える時代に寄り沿った変更がなされています。また、排ガス規制などの法律に合わせるための変更なども行われています。

SR400のホイールの変遷

デビュー時にはスポークホイールを採用していたSR400ですが、デビュー翌年の1979年には、SR400SPモデルとして時代の先をゆくキャストホイールが採用され、モダンな雰囲気となりました。しかし、クラシカルなスポークホイールを望む声が高まり、限定生産を経て82年にはまたスポークホイールに戻っています。

モデルの熟成

SR400の変更は、タンクの形状やカラーリングなどのマイナーチェンジも繰り返されていますが、特長的な変更はブレーキなどに見られます。フロントブレーキは、当初シングルディスクブレーキを採用していましたが、一時期、趣味性の高いクラシカルな外観を作るためにドラムブレーキを採用しました。

このような一見逆戻りした趣味性として捉えられかねない変更は、充分な機能性をもたせつつ、SRのもつ雰囲気を守るために熟考されたもので、SR400の熟成と“フィロソフィー”を支えています。

生産中止と復活

長年の人気車種としてバイクユーザーに親しまれてきたSR400でしたが、2008年には、自動車排出ガス規制の強化に対応しきれず、30周年記念モデルを最後に生産中止になりました。しかし、2009年12月には、SRを熱望する声に応え、F.I. (フューエルインジェクション)=電子制御式燃料噴射システムを採用し、時代の要請に応えつつ、復活しています。

SR400

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SR400は、ファイナルエディションとして2021年3月15日に発売となりました。また、1,000台限定で「SR400Final Edition Limited」として特別仕様車の発売も行われました。

SR400 Final Edition

Final Editionの特長のひとつは、歴代のモデルを彷彿させるグラフィックを採用したダークグレーと、親しみやすく温もりを感じさせるブルーの2色が設定されたボディカラーです。どちらのカラーリングにもFinal Editionの文字が入っています。

SR400 Final Edition Limited

SR400 Final Edition Limitedは、熟成と進化を重ねてきた「SR400」の有終の美を飾る、ヤマハのモノ創りを集結させたモデルです。ブラックを基調とした燃料タンクは、職人の手作業によるサンバースト塗装※が施されています。

その他、シリアルナンバー入りのサイドエンブレム、真鍮製のタンクエンブレム、ブラック文字盤のメーター、新色のアルマイトによるホイールリムなどが採用されています。 ※中央部分から外側部分へと色が濃くなるグラデーションを施す塗装方法

SR400の走行性能と魅力

1978年のデビュー時から、SR400は、他車と比べて格別にパワーがあるわけでもなく、スピードが出るわけでもありません。400ccのビッグシングルという独特なエンジンが生み出す鼓動感と、伝統的なオンロードスポーツバイクの魅力を楽しむことに重きが置かれてきました。

SR400の魅力は、その軽量さとそれに見合ったフィーリングのよい動力性能を備えていることです。また、長い年月のなかで培われたSR独特の持ち味の魅力は、年齢を問わず幅広い乗り手から支持されています。

SR400のエンジン始動

SR400は、デビュー時からずっとキックスターター方式をとっています。キックスターター方式とは、ボタンを押してセルモーターを回すエンジンの掛け方とは違い、キックペダルを足で蹴りおろしてエンジンを掛けます。

キックスタートを覚えるにはコツがいるため、乗り手は自然とバイクに対して会話をもちかけるような心性となることもSRの楽しみであり、開発者がこだわり続けてきたフィロソフィーだといえます。Final Editionとしてリリースされた新型SR400もSR400らしい軽快感を保ち続けています。

新型SR400の価格、基本スペック

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新型SRの価格や基本スペックをご紹介します。

SR400 Final Editionの価格

新型のSR400 Final Editionの価格は、60万5,000円(消費税10%含む)(本体価格55万円)となります。また、1,000台限定のSR400 Final Edition Limitedの価格は、74万8,000円(消費税10%含む)(本体価格68万円)となります。

SR400 Final Editionの基本スペック
全長/全幅/全高 2,085mm/750mm/1,100mm
シート高 790mm
車両重量 175kg
原動機種類 空冷・4ストローク・SOHC・2バルブ
気筒数配列 単気筒
総排気量 399㎤
内径×行程 87.0mm×67.2mm
圧縮比 8.5:1
最高出力 18kW(24PS)/6,500r/min
最大トルク 28N・m(2.9kgf・m)/3,000r/min
始動方式 キック式
エンジンオイル容量 2.40L
燃料タンク容量 12L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料供給装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション
バッテリー容量 12V,2.5Ah(10HR)
乗車定員 2名
SR400の燃費
燃料消費率
国土交通省届出値 定地燃費値※ 40.7km/L(60km/h)2名乗車時
WMTCモード値 29.7km/L(クラス2,サブクラス2-2)1名乗車時
※定置燃費値は車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
WMTCモード値は発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。WMTCモード値については日本自動車工業会ウェブサイトもご参照ください。
※2024年5月現在

新型SR400の構成パーツ

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新型SR400を構成する主要パーツをご説明します。

エンジン

SR400の個性を輝かせている心臓部、空冷・4ストローク・SOHC・2バルブエンジンの基本スペックは、デビュー時から引き継がれています。ビッグシングルならではの豊かなトルク、低中速域での鼓動感が大きな魅力となります。

マフラー

ビッグシングルを端的に示す1本のマフラーは、エンジンからテールエンドまで美しい曲線を描いて伸びています。職人によって曲げられたマフラーは美しさだけではなく、極力車体の中心線に近づけ、バンク角(カーブを曲がるときに車体を傾けられる角度)を充分に確保しています。

シート

スマートなシートは、上部と下部を色分けし、シックな色合いとなっています。長くスムーズなシートは、好みのポジションを取りやすい形状です。また、足つき性をよくするためのローダウンシートがYAMAHAのアクセサリー専業会社のY’S GEARにより用意されています。

SR400のカスタム

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SR400のカスタムについてご説明します。

SR400はカスタムスタイルのベース

SR400にはメーカーオプション品に限らず、多くのカスタムパーツが存在します。Y’S GEARでは、ノーマルとは違った形状のウィンカー、便利なキャリアなどのアップデートパーツが多く取り扱われています。また、SR400はさまざまなカスタムスタイルのベースとして使用されます。

カフェレーサー、ボバー、チョッパーなどの全く異なるスタイルに対応できるのも普遍的なデザインのSR400の懐の深さであり、大きな魅力です。

一方、SR400は生産年数が長いため、多くの中古車も存在します。中古車をカスタムしたり、カスタムされた中古車を購入するのもSR400の楽しみといえます。カスタムの内容によっては新車価格を大きく超えるものまで存在します。

まとめ

画像提供元:ヤマハ発動機販売株式会社 画像の転載使用などは禁じられています。

絶対的な動力性能よりも、乗り手とバイクのコミュニケーションを大切にしてきたバイクがSR400です。2012年には既にGOOD DESIGN AWARDのグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しています。

SR400は、キックによるエンジンの始動方法も、走りで感じられる素直な動き、独特な振動、鼓動、音などが乗り手に自然なリズムを感じさせる、バイクの普遍的な魅力にあふれています。

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※記載の情報は、2024年5月時点の内容です。

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