バイク保険を選ぶとき、複数の保険会社の見積りを取って比較検討することが保険料を抑えるのに有効です。どのバイク保険を選べばよいのか、よくわからないという方もいらっしゃるでしょう。自分に合った保険を選ぶには、保険料と補償内容のバランスを考慮する必要があります。バイク保険の見積りを取る手順、バイク保険を選ぶときのポイントなどをご説明します。
バイクの任意保険(「バイク保険」)の見積りを取得する際には、ご自身に必要な補償内容を設定したうえで、各社の保険料を比較するのが一般的です。しかし、どのバイク保険を選べばよいかわからない、手続きが面倒と思う方もいらっしゃるでしょう。まずは保険料を比較するための見積り取得の方法をご説明します。
バイク種別 | 必要書類 |
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原付 |
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軽二輪(125cc超250cc以下) |
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小型二輪(250cc超) |
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インターネットの場合、それぞれの保険会社のウェブサイトから、あるいは見積りサイトから一括で見積りを請求することができます。上記の書類を用意しておけば、項目を順次入力していくだけなので簡単です。
保険会社にインターネットで見積りを取る場合も、不明点があれば電話で直接相談できます。複数の見積りを取得した場合、同じ補償内容であっても、保険会社によってロードサービスや事故対応など細かな点に違いがあるため、保険会社にできる限り確認しておくとよいでしょう。
見積り取得にあたり、補償内容を絞れば保険料を安くすることができますが、必要な補償まで削るのは本末転倒です。そこで、最低限押さえておくべき補償内容を考えてみましょう。
補償の基本となるのは、「対人賠償保険」と「対物賠償保険」です。その名のとおり、他人や他人の物に損害を与えた際の損害賠償に対する補償ですが、交通事故を起こすと、実際にどれくらいの損害賠償事例があるのでしょうか。
参考として過去の判例を紹介します。
平成17年5月17日名古屋地裁の判決では、3億8,281万円という高額な賠償判決が出ています。この事故はバイクに衝突した結果、被害者である会社員に重大な後遺障害が残ったというものです。
このような高額賠償を命じられる可能性があることを踏まえると、対人賠償保険と対物賠償保険に関しては、無制限に設定しておくのが安心です。
強制加入の自賠責保険による補償を受けることはできますが、自賠責保険は被害者救済を目的とした最低限の補償です。被害者が死亡した場合でも最高3,000万円までしか補償されず、不十分なのです。
次に、「人身傷害保険」と「搭乗者傷害保険」について考えてみましょう。
人身傷害保険は、契約のバイクに搭乗中の事故で死傷したときの補償です。過失割合にかかわらず、保険金額を限度に搭乗者傷害保険とは別に支払われます。
一方、搭乗者傷害保険は、契約したバイクに搭乗している人がバイク事故によって死傷したときの補償で搭乗者全員のケガを補償し、あらかじめ定められた保険金が支払われます。
いずれも、こちらに過失がある事故であっても補償を受けることができますので、それぞれのニーズに合わせて選択することが大切です。
最後に「車両保険」について説明します。車両保険は、車体の損傷に対する補償であり、修理費用などに充てることができます。ただし、バイク保険の場合、自動車保険とは異なり、「盗難」が補償対象外になっている点に注意しましょう。
チューリッヒの場合は「盗難時の臨時費用特約」をご用意しています。
補償内容のバランスを考えて判断するとよいでしょう。
チューリッヒの、「スーパーバイク保険」は24時間365日事故の連絡やロードサービスを受け付けています。また基本補償に加え、以下の特約などを自由に組み合わせて、最適な保険を設定することができます。チューリッヒの特約を見てみましょう。
偶然の事故により、外出中の記名被保険者が携行している身の回り品に生じた損害を補償するもの
バイク(原動機付自転車を除く)が盗難にあい、警察に届け出た場合に5万円を補償
スポーツ中のケガなど、契約中のバイクに乗っていないときのケガを補償
被保険者に対して、搭乗者傷害保険で死亡保険金や後遺障害保険金(後遺障害1等級から3等級まで)が支払われる場合に、その被保険者1名につき100万円を補償
自分に合ったバイク保険を選ぶには、まずは補償内容や特約をしっかり検討する必要があります。そのうえで、複数の保険会社から見積りを取り、比較検討することが大切です。
最後に、バイクを所有されている方は、チューリッヒのバイク保険をぜひご検討ください。
万が一のバイクの事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。
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