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バイク保険の等級とは?保険料の割引率と等級引き継ぎの注意点

更新日:2024年7月5日

公開日:2023年1月26日

バイクを購入したら、万が一の事故に備えて、バイクの任意保険である「バイク保険」の加入を考える方も多いでしょう。バイク保険の保険料は等級によって決まり、新規加入時は6等級からスタートします。新たな保険会社で契約するときに等級を引き継げないケースもあるので、しくみを理解しておくことが大切です。

バイク保険における等級ごとの保険料の割引率の決まり方や、等級を引き継ぐ際の注意点などをご説明しています。バイク保険の加入を検討する方は、ぜひ参考にしてください。

ポイント

  • バイク保険の等級は1〜20等級があり、新規契約時は6等級です。
  • バイク保険の保険料は、等級と事故あり係数によって決まります。
  • 事故の種類によって1等級下がる場合と3等級下がる場合があり、なかには等級に影響せず無事故扱いとなるケースもあります。

バイク保険の等級とは

バイク保険の保険料は、等級制度によって決まります。等級制度は、過去に事故を起こした履歴などから運転者の事故リスクを洗い出し、保険料を決定するしくみです。

バイク保険は1〜20等級があり、等級が上がれば上がるほど保険料の割引率が高くなります。バイク保険に初めて加入するときは6等級からスタートし、1年間無事故であれば翌年度の等級が上がります。

それでは、等級が下がるのはどのようなときなのでしょうか。

事故でバイク保険を使うと等級が下がる

事故を起こしてバイク保険の保険金を受け取ると、翌年度の等級が下がります。事故の種類によって、3等級下がる「3等級ダウン事故」と、1等級下がる「1等級ダウン事故」があります。

それぞれの違いは以下のとおりです。

3等級ダウン事故 対人、対物、車両事故を起こし、対人賠償保険、対物賠償保険、車両保険などを利用する事故(保険金未払い・未請求を含む)
1等級ダウン事故 契約車両の盗難や、台風・地震などの災害による破損などにより車両保険を使った場合の事故

相手がいる事故や自分の車を破損してしまった場合、ほとんどは3等級ダウン事故に該当します。

等級が下がらない事故もある

事故が発生しても等級に影響せず無事故扱いとなるケースがあり、このような事故を「ノーカウント事故」といいます。おもに、人身傷害や搭乗者傷害などの特約のみを使った場合などがノーカウント事故として扱われます。

バイク保険は等級によって保険料の割引率が決まる

バイク保険は、等級と事故の有無によって保険料の割引率が決まります。

どれくらい割引率が変わるのか、損害保険料率算出機構が算出している「自動車保険参考純率 ※」の等級ごとの割増引率をご参考ください。
プラスの数値は割増率、マイナスは割引率を表しています。6等級・7等級に関しては、前年契約がある場合と新規契約の場合で割引率が変わります。

なおチューリッヒの等級ごとの割増引率とは異なりますのでご注意ください。

参照元:損害保険料率算出機構「自動車保険参考純率

事故あり係数が適用されると保険料が高くなる

等級が下がると、下がった分の等級と同じ年数が「事故あり係数適用期間」とされ、この期間中は保険料が割増になります。たとえば3等級下がると、事故あり係数適用期間が3年加算されるしくみです。

逆に、1年間無事故であれば、事故あり係数適用期間は1年減算されます。このとき、さらに等級が下がる事故があると、1年減算された後、下がった等級分の年数が新たに加算されます。ただし、事故あり係数適用期間は最大6年です。

バイク保険の等級を引き継ぐ際の注意点

前契約のバイク保険の等級を引き継ぐ際には、以下4つの注意点を押さえておきましょう。

  • デメリット等級と事故あり係数は引き継がれる
  • 排気量によっては引き継げない
  • 8日以上の空白期間があると引き継げない
  • 自動車保険から引き継げない

それぞれ詳しくご説明します。

デメリット等級と事故あり係数は引き継がれる

デメリット等級とは、1〜20等級のうち5等級以下の等級を指します。前に契約していたバイク保険のデメリット等級と事故あり係数は、新たに契約するバイク保険に引き継がれます。なお、契約時にこれらを申告しなかったとしても、損害保険会社などの間の情報交換制度によって確認されますので、正しく申告しましょう。

排気量によっては引き継げない

バイク保険には排気量区分があり、二輪自動車から原動機付自転車、または原動機付自転車から二輪自動車に変更となる場合は、ノンフリート等級を引き継ぐことができません。新規に契約をしなおす必要があります。

8日以上の空白期間があると引き継げない

バイク保険は、無保険の期間が8日以上になると新規契約として6等級からスタートします。ただし、一定の条件を満たす場合は、中断証明書を発行することによって最長10年間等級を維持できます。たとえば、新しいバイクの納車日まで8日以上空いてしまう場合は、保険会社に中断証明書を発行してもらいましょう。

自動車保険から引き継げない

自動車保険とバイク保険は別の保険であるため、それぞれの等級を引き継ぐことはできません。車からバイクに買い替えると、バイク保険の新規契約で6等級からスタートすることになります。

バイク保険の保険料は等級で決まる

バイク保険は、事故を起こして保険を使用すると等級が下がり、翌年度の保険料が高くなります。一方で、1年間無事故であれば等級が上がり、無事故の期間が長ければ長いほど保険料の割引率が高くなります。

バイクを運転する際は、万が一の事故に備えて任意保険に加入し、日頃から安全運転を心がけていきましょう。

金子 賢司

5等級以下のデメリット等級は、8日以上の空白期間を空けて新規加入をしても6等級からスタートすることはできず、5等級からのスタートになるので注意してください。

バイク保険の等級に関するよくあるご質問

Q父名義のバイク保険の等級を引き継ぐことはできますか?
A

同居の親族であれば等級を引き継ぐことが可能です。記名被保険者が変更になる場合「配偶者間」「同居の親族間」「配偶者の同居の親族間」であれば等級を引き継げます。ただし、車両変更が伴う場合は等級の引き継ぎができません。

Q自動車保険のバイク特約とバイク保険のどちらで備えるのがよいですか?
A

バイクに乗る期間や台数により異なります。バイク保険の魅力はロードサービスが使えて、等級制度による割引が受けられることです。ファミリーバイク特約(原付特約)では、ロードサービスを利用できない場合が多く、等級制度による割引が受けられないため、長期的に見るとバイク保険よりも保険料の負担が大きくなる可能性があります。また、ファミリーバイク特約は、排気量の制限があるので、自分のバイクが対象かどうかも確認しましょう。

Qバイク保険を解約して、再加入するまで等級を維持することは可能ですか?
A

バイクに長期間乗らなくなるなどの理由で、解約や契約更新を見合わせる場合、中断証明書を発行する方法があります。一定の条件を満たしていれば、中断した日から次回のバイク保険加入まで、最長10年維持することができます。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒのバイク保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒのバイク保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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