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小型二輪免許とは。教習所・一発試験の免許取得方法とAT限定解除

50cc超125cc以下の小型二輪は普通自動車と同じ法定速度で走れること、二段階右折の必要がないことなどから通勤の足としても人気が高まっています。
またAT小型限定普通二輪免許(AT小型限定免許)は、法律の改正で免許の教習修了まで最短3日間が最短2日間で可能となり、取得しやすくなっています。小型二輪免許についてご説明します。

そもそも二輪免許とは?

車両としての二輪車は道路運送車両法と道路交通法による区分が存在します。運転免許については、道路交通法による区分に従って分けられています。

排気量 50cc以下 50cc超125cc以下 125cc超250cc以下 250cc超400cc以下 400cc超
道路交通法 車両区分 原動機付自転車(原付) 普通自動二輪車(普通二輪) 大型自動二輪車(大型二輪)
免許の種類 原動機付自転車免許(原付免許) 普通自動二輪車免許(小型限定普通二輪免許) 普通自動二輪車免許
(普通二輪免許)
大型自動二輪車免許

二輪免許証は上記の表のように、「原付」「小型限定普通二輪」「普通二輪」「大型二輪」に加えて、AT車限定の「AT小型限定普通二輪」「AT普通二輪」「AT大型二輪」の全7種類があります。
小型限定普通二輪免許で運転可能な二輪車は、排気量125cc以下のものです。

小型限定普通二輪免許取得の方法

小型二輪を運転するために必要な免許は、小型限定普通二輪免許です。AT型のみ運転できるAT小型限定普通二輪免許もあります。
小型限定普通二輪免許は16歳から取得可能です。

それでは小型限定普通二輪免許取得の流れを見てみましょう。小型限定普通二輪免許を取得するには

  1. 1.教習所を利用する
  2. 2.教習所を利用せずに直接免許試験を受験する(一発試験)

という2つの方法があります。

1.教習所を利用する場合は視力・聴力などの適性検査で問題がなければ学科教習と技能教習に進みます。卒業検定で70点以上とれれば教習所を卒業となります。
卒業後、運転免許試験場で適正検査と学科試験を受けクリア(90%以上)すれば、教習所の卒業試験に合格した方は技能教習が免除されるので、免許取得となります。

2.教習所を利用せずに運転免許試験場で直接免許試験を受験する場合です。一発試験という言い方をする方もいます。運転免許試験場で適性検査、学科試験、技能試験、講習を受けたあと免許取得となります。

6,100円(受験料2,600円、試験車使用料1,450円、免許証交付料2,050円)

再試験の場合は、その都度受験料、試験車使用料がかかります。
別途取得時講習受講料(16,200円)が必要となります。

※出典:警視庁公式サイト「二輪免許試験(直接試験場で受験される方)」
※2024年6月執筆現在

AT小型限定普通二輪免許の技能教習は最短2日間で修了可能に

小型限定普通二輪免許にはAT限定免許もあることは冒頭でお話ししました。
2018年7月に実施された道路交通法施行規則の一部改正により、普通自動車免許所有者はAT小型限定普通二輪免許の教習所での教習が最短3日間かかっていたのが、最短2日間で修了可能になりました。
これは、AT小型限定普通二輪免許(AT小型限定免許)に係る1日の技能教習時間の上限などが見直されたためです。

AT車限定を解除してMT車にも乗れる、小型限定二輪免許にするには?

運転免許証に各種の限定条件が付されている免許を限定のない運転免許に変更することを限定解除、といいます。正式には限定解除審査といい、限定条件のない免許に変更するための審査のことです。

たとえばAT小型限定普通二輪免許のAT車限定条件を解除して、小型限定普通二輪免許に変更するというような場合です。

限定解除には以下の2つの方法があります。

1.指定自動車教習所で規定時限数の教習(表内の必要教習時限数)を受け、審査に合格したら、運転免許試験場で申請手続きをする方法

2.運転免許試験場で直接限定技能審査を受ける方法

※2024年6月執筆現在

小型限定普通二輪免許は一発で取得できるの?

教習所にかかる費用や時間の面から、小型限定普通二輪免許を運転免許試験場で直接受ける一発試験で取りたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。
運転免許試験場では、小型限定普通二輪免許を運転するだけの技能と学科が身についていることを試験されます。

現有免許がない場合、小型限定普通二輪免許を取得するために、教習所では学科と技能の教習時間が設定されています。教習所を利用せずに運転免許センターで免許を取得することは可能ですが、指定自動車教習所を卒業して合格する方のほうが多いです。

ただし、普通自動車免許を持っていると教習時間と技能時間が大きく短縮され、AT小型限定普通二輪免許においても短縮されます。また普通自動車免許を持っていると本試験で学科試験が免除されます。

まとめ

小型限定普通二輪免許についてお話ししてきました。50cc超125cc以下の小型二輪は50cc以下の原付にある法令の制限(2段階右折、30km/hの速度制限)がなく通勤、通学、買い物などの他、ツーリングなど幅広い用途で利用できます。

また法改正によりAT小型限定普通二輪免許は、普通自動車免許を持っていれば最短2日間で教習を修了できるなど、普通免許所持者には免許取得がしやすくなりました。

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