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原チャリ(原動機付自転車)とは。正式名称や免許

原チャリとは、どのような乗り物なのでしょうか。

原チャリは「ゲンチャリ」と読み、スクーターやバイクなどと同じく、原動機付二輪車のことを指す俗称です。

原チャリの意味や、免許の種類、維持費、保険、名義変更についてご説明します。

原チャリの特徴や維持費について

「原チャリ」とは、正式名称を「原動機付自転車」といいます。

自転車のことを俗称で「チャリンコ」や「チャリ」と呼ぶことから、原動機付のチャリンコの略称が「原チャリ」となります。

バイクの排気量や免許区分

排気量 50cc以下 50cc超90cc以下 90cc超125cc以下 125cc超250cc以下 250cc超400cc以下 400cc超
道路運送車両法 原付一種 原付二種 軽二輪 小型二輪
道路交通法 一般原動機付自転車 普通自動二輪車 大型自動二輪車
運転免許 原付免許
普通自動二輪免許(小型限定)
普通自動二輪免許
大型自動二輪免許
※参照元:神奈川県警察「道路交通法施行規則第1条の2(一般原動機付自転車の総排気量等の大きさについて)」
※2025年4月

「原チャリ」は法律上では、「道路運送車両法」と「道路交通法」で、若干区分けに違いがあります。

原チャリとは原動機付自転車のことで、総排気量50cc以下の従来の原動機付自転車に加え、「最高出力を4.0kw以下に抑制した排気量125cc以下の二輪車」のバイクです。

法令や免許区分に関するご説明は、正しい免許区分名の原付としてご説明すべきですが、本記事の以下表記においては、原チャリとして説明します。

原チャリの免許取得について

原付免許の取得方法

原チャリの免許は、原付免許といいます。

受験場所は、住所を管轄する警察の運転免許試験場となります。

受験資格は

  • 16歳以上
  • 視力が両眼で0.5以上あること(一眼が見えない場合は他の眼の視野が左右150度以上で視力が0.5以上あること)。

となります。

受験日は平日のみ(祝日、休日、年末年始を除く)、受付時間などは管轄の免許試験センターに問い合わせましょう。

受験料は3,550円(受験料1,500円、免許証交付料2,050円)です。
不合格の場合はその都度受験料がかかります。
また、別途、原付講習受講料4,500円が必要となります。

準備する書類など

原チャリの免許取得に準備する書類などは以下となります。

  • 本籍(国籍)記載の住民票
  • 本人確認書類(健康保険証、パスポートなど。詳しくは試験場に問い合わせましょう)
  • 申請用写真(無帽、正面、上三分身、無背景で申請前6ヵ月以内の写真)

原付講習(実車での講習)

原付講習は学科試験合格後に受講します。
受講料は4,500円です。

受講時は長袖、長ズボンなど運転にふさわしい服装が好ましいでしょう。
履物にサンダル、ハイヒールは不可となっています。
ヘルメットは試験場に用意されています。

試験の流れ

受付→適性検査→学科試験→合格発表→写真撮影→原付講習→免許交付となります。
学科試験に合格すればこの流れを1日で行うことができます。

原チャリの主な交通ルール

原チャリの特徴は、交通法規にあります。
道路交通法で定められている交通法規のなかに、原チャリ特有のルールがあります。

法定速度時速30km

制限速度が時速30km以上の道であっても、原チャリは時速30km以上で走行することはできません。
それ以上での走行は速度違反となります。
また、高速道路、自動車専用道路の走行はできません。

第一通行帯走行義務

片側二車線以上の道路の第一通行帯(一番左の車線)の左側を走らなくてはなりません。

二段階右折

信号のある三車線以上(右折レーン含む)の交差点で右折する際は、右にウィンカーを出しながら第一通行帯を直進し渡ります。

渡った先で方向を右に変え、正面の信号が青になったら直進して進みます。
ただし、二段階右折禁止の標識がある場合は小回り右折をしなければなりません。

また、二車線以下の交差点でも二段階右折の標識がある場合は標識に従わなければなりません。

乗車定員1名(二人乗り禁止)

原付一種の一般道路における法定速度は時速30kmで、高速道路の通行や2人乗りは禁止されています。なお50cc超125cc以下の原付ニ種なら、2人乗りも可能です。

原チャリに乗る装備/服装

原チャリに乗る際は、サイズの合ったバイク用ヘルメットを正しく着用しましょう。道路交通法でも、原チャリ乗車時のヘルメット着用は義務付けられています。

原チャリの場合も普通自動二輪と変わらないバイクウェア、グローブ、ライディングシューズなどを準備すると安全です。

夜間走行時には少しでも目立つよう、明るい色のウェアを着るのも安全につながります。不意な悪天候に備え、雨具も準備しておきましょう。

原チャリと「電動自転車」や「スクーター」の違い

原チャリと電動自転車と呼ばれる「電動アシスト自転車」、「スクーター」の区分けについてご説明します。

電動アシスト自転車とは

電動アシスト自転車はその名の通り、走る際、ペダルをこぐ力をモーターがアシストする自転車です。

モーターの力だけで自転車が自走できない車両となります。
スピードも時速24km以上になるとアシストされなくなるしくみになっています。

ペダルが付いていても、電動アシスト自転車の車両規定に合わないもの(ペダル付電動自転車)は、「原チャリ」にあたりナンバープレートが必要となります。

運転するには原付免許が必要となり、自転車のつもりで運転すると、無免許運転となったり、道路交通法違反および道路運送車両法違反となりますので注意が必要です。

スクーター

「スクーターとは原動機を座席の下に設け、前方に足踏み台のある、車輪の直径が22インチ以下であるような二輪自動車を指す」
これは、通商産業省(現・経済産業省)や日本小型自動車工業会、スクーターメーカーが、1953年10月に定義した内容です。

バイクとの大きな違いは、またがって乗るのではなく、足置きボードに足を揃えてのせる乗車姿勢です。

また、エンジンなどのメカニカル部分が、ボディにカバーされているのも特徴といえます。
スクーターは、原チャリとバイクのバリエーションの一つとなります。

原チャリの維持費・保険・名義変更

原チャリの維持費には主に、以下のようなものがあります。

自動車税(軽自動車税)

市役所や区役所から、4月1日時点の車両の所有者に納税通知が送られてきます。

所有者の住所のある市区町村が管理する市区町村税となります。
税額は年額2,000円です。

自賠責保険(強制保険)

自動車賠償責任保険は、法律によって所有者に対し加入が義務付けられている保険です。

保険内容、保険金額はどこの保険会社でも変わりません。

保険料は12ヵ月で6,910円、24ヵ月で8,560円、36ヵ月で10,170円と、期限が長くなるに従って割安になります。

※出典:損害保険料率算出機構「自賠責保険基準料率表」
※2025年5月現在

うっかり保険が切れたまま運行すると免許停止に加え、1年以下の懲役、または50万円以下の罰金という重い処罰/処分の対象となります。

バイク保険(任意保険)

バイク保険は、任意で加入する保険となります。

自身のケガや破損してしまった物に対する補償などは強制保険ではカバーされません。

自賠責保険でカバーされない部分を補償するのが、バイク保険(任意保険)です。
任意保険の保険料は、原チャリの維持費の重要な項目として予算に組み入れると安心です。

原チャリを含めた125cc以下のバイクの場合、普通自動車に乗っていて自動車保険(任意保険)に加入しているとファミリーバイク特約があります。

チューリッヒでは原付特約という名称で提供しています。
チューリッヒの原付特約はこちら

詳しくはご契約の保険会社にお問い合わせください。
ファミリーバイク特約(原付特約)とは。保険金額やバイク保険との違い

その他の維持費

その他にはガソリン代、メンテナンス代、駐輪場代などが必要となります。

名義変更

原チャリの名義変更は市区町村の役所で行います。
以下の書類などが必要となります。

  • 軽自動車税申告書兼標識交付申請書
  • 譲渡証明書
  • 廃車証明書(廃車済の場合)
  • ナンバープレートと標識交付証明書
  • 運転免許証など、申請者の本人の確認ができるもの

原チャリについてまとめ

原チャリは、原動機付自転車の俗称です。元々は自転車にエンジンを取り付け、自転車の機動力を上げたのが原チャリでした。

免許区分は原付免許であり、原付免許で乗れるのは排気量50cc以下の原動機付自転車と、「最高出力を4.0kw以下に抑制した排気量125cc以下の二輪車」の原付一種のみです。
また、原付免許である原チャリの免許は、学科試験に合格すれば一日で免許の交付を受けられるのが特長です。

基本を守り、安全に楽しく原チャリに乗りましょう。

最後に、バイクを所有されている方は、チューリッヒのバイク保険をぜひご検討ください。
万が一のバイクの事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

※記載の情報は、2025年6月時点の内容です。

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