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軽自動車の任意保険料の相場。月額はいくら?30代・20代の保険料

更新日:2024年7月2日

公開日:2022年7月4日

軽自動車の任意保険料の相場。月額はいくら?30代・20代の保険料

軽自動車の自動車保険(任意保険)の保険料は、普通自動車よりも保険料が安い傾向があります。
また、保険料に加えて、税率や維持費が安い傾向があるのも軽自動車の特長です。

軽自動車の任意保険料の相場や月額はいくらなのか、30代・20代など年代別の軽自動車の保険料の相場、保険料を抑える方法についてご説明します。
軽自動車の保険料を見直したい方や、軽自動車の購入を悩んでいる方はご参考にしてください。

自動車保険の相場についてはこちら

ポイント

  • 軽自動車の自動車保険(任意保険)の保険料は、普通自動車より安い傾向があります。
  • 軽自動車の保険料は、型式別料率クラスによっても異なります。
  • 軽自動車の保険料をさらに抑えるには、補償内容や保険会社の見直しが有効です。

目次

軽自動車の任意保険料の相場

損害保険料率算出機構のデータによると、軽自動車の自動車保険(任意保険)の保険料は、普通車や小型車よりリーズナブルで、軽自動車の年間保険料の平均は約5万円です。
特に、普通車とは年間で2万円以上の差があります。

年間保険料 契約台数※1 保険料合計※2
軽四輪自動車乗用車 約49,511円 18,751,412台 928,405,974千円
自家用乗用車小型 約54,806円 14,422,028台 790,412,281千円
自家用乗用車普通 約72,327円 17,478,306台 1,264,229,069千円

※1契約台数は、新契約の台数です
※2保険料は、異動・解約による追加・返戻保険料を加減した金額です
出典元:損害保険料率算出機構「2023年度_自動車保険の概況
※2024年5月執筆現在

軽自動車の自動車保険料が、普通車よりもリーズナブルな傾向があるのは、事故1件あたりの支払保険金額が少ないことが影響していると考えられます。

普通車よりも車両重量が軽く、事故を起こした場合でも相手方への損害が小さくなりやすいためです。実際の保険料は、車の用途・車種だけでなく、被保険者の年齢や等級などさまざまな要素によって異なります。

軽自動車の任意保険料の月額はいくら?

軽自動車の任意保険料の月額はいくらなのでしょうか。
チューリッヒにて軽自動車のホンダN-BOXでご契約いただいた場合の、分割払いの月額をご参考ください。

N-BOX(JF3)

  • 分割払い(月額)
    2,650円
  • 年齢
    36歳
  • お住まい
    福岡
  • 走行距離
    3,000km以下
  • 等級
    15等級
  • 付帯補償(選択可)
    車両保険(ワイドカバー型)

※分割払いは年間保険料を12分割(分割保険料といいます)し、11回払いで払い込む方法です。ご契約の際に、初回保険料として分割保険料の2回分をお支払いいただき、2回目以降11回目まで分割保険料を毎月の払込期日にお支払いいただきます。分割払いはクレジットカードと口座振替でのお支払いがお選びいただけます。口座振替による分割払いの場合はお電話でのご契約のみとなり、インターネット割引の適用外となります。

30代・20代の軽自動車の任意保険料の相場

軽自動車の自動車保険料(任意保険料)は、運転者の年齢が大きく影響します。
そこで、チューリッヒの軽自動車の保険料を30代、20代と年代別にご説明します。

30代の軽自動車の保険料の相場

30代で軽自動車を運転している方の年間の自動車保険料例です。

N-タント(LA660S)

  • 年間保険料例
    40,360円
  • 年齢
    35歳
  • お住まい
    東京
  • 走行距離
    3,000km以下
  • 等級
    17等級
  • 付帯補償(選択可)
    車両保険(ワイドカバー型)

20代の軽自動車の保険料の相場

20代で軽自動車を運転している方の年間の自動車保険料例です。

ワゴンR(MH55S)

  • 年間保険料例
    75,750円
  • 年齢
    29歳
  • お住まい
    高知
  • 走行距離
    5,000km超
    10,000km以下
  • 等級
    11等級
  • 付帯補償(選択可)
    車両保険(限定カバー型)

チューリッヒの自動車保険の保険料例についてはこちら

軽自動車の保険料は型式別料率クラスによっても異なる

軽自動車(自家用軽四輪乗用車)の自動車保険料は「型式別料率クラス」によっても異なります。
型式別料率クラスとは、型式ごとの事故実績を踏まえて算出した事故にあうリスクを表す値です。損害保険料率算出機構が補償内容(対人賠償責任保険、対物賠償責任保険、人身傷害保険、車両保険)ごとに定めています。型式は、車検証に記載されています。

料率クラスの値が大きいほど事故のリスクが大きくなるため、保険料が高くなり、料率クラスの値が小さいほど事故のリスクが小さいため、保険料が安くなるしくみです。型式料率クラスは、損害保険料率算出機構によって、1年ごとに見直されています。

普通自動車(自家用普通乗用車・自家用小型乗用車)の型式別料率クラス

普通自動車の型式別料率クラスは、1から17の17クラスに区分されています。保険料はクラス1が最も安く、クラス17が最も高く設定されています。

普通自動車(自家用普通乗用車・自家用小型乗用車)の型式別料率クラス

軽自動車(自家用軽四輪乗用車)の型式別料率クラス

軽自動車の型式別料率クラスは、1から3の3クラスに区分されています。

軽自動車(自家用軽四輪乗用車)の型式別料率クラス

軽自動車(自家用軽四輪乗用車)の型式別料率クラス制度は、2020年1月1日に導入されましたが、2025年1月1日以降の契約から、軽自動車(自家用軽四輪乗用車)の型式別料率クラスが7段階に細分化されることが予定されています。
出典元:損害保険料算出機構「自動車保険参考純率改定のご案内
※2024年5月執筆時点

軽自動車の自賠責保険料

自賠責保険は、軽自動車に限らず車を保有するすべての人が加入しなければなりません。任意で加入する自動車保険とは違い、強制保険とも呼ばれています。
軽自動車の契約期間ごとの自賠責保険料は、以下のとおりです。

36ヵ月 24ヵ月 12ヵ月
軽自動車 23,520円 17,540円 11,440円

※令和5年4月1日以降始期の契約で、離島以外の地域(沖縄県を除く)に適用する保険料(共済掛金)
出典元:損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率
※2024年5月執筆時点

自賠責保険の保険料は、軽自動車と普通車で大きな違いはありませんが、軽自動車のほうが若干安くなっています。

軽自動車の自賠責保険料はいくら?必要性や加入場所も解説

軽自動車の任意保険料を抑える方法

軽自動車の任意保険料を抑える方法は、以下のとおりです。

  • 運転者の範囲や年齢条件を見直す
  • 不要な補償や特約を外す
  • 車両保険の条件を見直す
  • 保険料の支払方法を「年払い」にする
  • 保険会社の割引制度を活用する
  • 免責金額を大きくする
  • エコカー減税対象車を選ぶ
  • 保険会社を見直す

軽自動車の自動車保険料を抑える方法は、普通車の自動車保険料を抑える方法と大きな差はありません。以下の記事では、自動車保険の保険料を安くするための見直しポイントを丁寧にご説明しています。ぜひ参考にしてください。

自動車保険を安くする方法とは?保険料が高い理由と見直しポイントを説明

軽自動車に車両保険は必要か

車両保険は、事故やトラブルによって車が損害を受けた場合に補償するための保険で、車の修理費用や買い替え費用などが補償されます。自動車保険の基本補償に追加で付帯可能です。

車両保険金額は、契約時の車の時価額を目安に決まるため、普通自動車・軽自動車に関わらず車種によって異なります。「軽自動車だから車両保険は不要」といったことはなく、車の状態や経済状況によって必要性を判断することが大切です。

軽自動車の任意保険の見直し

軽自動車は、交通事故1件あたりの支払保険金額が少ない傾向があることから、自動車保険(任意保険)の保険料がリーズナブルになっています。
軽自動車は自動車保険がリーズナブルとはいえ、自賠責保険料、税金、ガソリン代など、多くの維持費がかかります。保険料を抑えるために、自動車保険(任意保険)を見直して補償内容の変更や、保険会社を切り換えるのもおすすめです。

たとえば、現時点で代理店型の自動車保険に契約している場合は、通販型(ダイレクト型)の自動車保険に切り替えることで、軽自動車の保険料を抑えられる可能性があります。

チューリッヒのリーズナブルな保険料について詳しくはこちら

金子 賢司
金子 賢司

2020年1月から軽自動車(自家用軽四輪乗用車)の型式別料率クラスが3段階になり、2025年1月からは7段階になります。これまで以上に型式ごとに保険料に違いが出るため、保険料の仕組みや見直し方法を理解しておくことが大切です。

軽自動車の任意保険料の相場についてよくあるご質問

Q自動車保険(任意保険)の保険料は普通車と軽自動車で違いますか。
A

軽自動車の保険料のほうが、普通自動車の保険料よりもリーズナブルな傾向があります。
軽自動車のほうが車両重量は軽く、保険料が安くなると考えられます。

Q軽自動車の保険料の相場はいくらですか。
A

軽自動車の自動車保険(任意保険)の保険料の相場は、約5万円です(※)。特に、普通車とは年間で2万円以上の差があります。
※保険料は、異動・解約による追加・返戻保険料を加減した金額です
出典元:損害保険料率算出機構「2023年度_自動車保険の概況
2024年5月執筆現在

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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