更新日:2025年12月11日
公開日:2020年9月28日
ロードサービスは、バッテリー上がりや走行中のパンクなど、車の故障やトラブルにあったときに頼りになるサービスです。自動車保険に付帯されていることが多いため、まずは加入している自動車保険の契約内容を確認してみましょう。
ロードサービスを利用できる事故やトラブル例、利用する流れや利用料金、JAFと自動車保険の違いなどを詳しくご説明します。
ロードサービスとは、車の事故や故障、バッテリー上がり、パンクなどのトラブル時に、救援を依頼できるサービスです。
ロードサービスを提供する代表的な組織として「JAF(日本自動車連盟)」があります。JAFは入会金や年会費が必要ですが、非会員でも救援を依頼する際に料金を支払えば利用が可能です。
その他、自動車保険(任意保険)やクレジットカードに付帯するロードサービス、ディーラー独自のロードサービスなどもあります。
自動車保険に付帯するロードサービスは、多くのサービスを無料で利用できるのが特長です。なお、保険会社によっては「ロードアシスタンス」と呼ばれることもあります。
チューリッヒのスーパー自動車保険には、ロードサービスが無料で付帯されています。
ロードサービスが利用できる事故やトラブルには、次のようなものがあります。
チューリッヒのスーパー自動車保険のロードサービスを例に、事故やトラブルごとに利用できるサービスをご説明します。
事故や故障で車が動かなくなった
事故や故障により車が走行できなくなった場合は、レッカー車を手配して修理工場などへ車を運ぶ必要があります。その際のレッカー移動は、ロードサービスで手配可能です。
チューリッヒでは、事故や故障によって走行不能になった場合、レッカーサービスを手配し、お客さまご指定の修理工場までレッカー移動を行います。距離100kmまでの移動費用が無料で利用可能です。
さらに、レッカーの利用により移動が困難になった契約者さまや同乗者の方へのサポートも行います。
なお事故の際のみご利用いただけるチューリッヒの「指定修理工場」には、距離の制限なく搬送します。
自動車事故の場合は、まず119番で人命救助と110番で警察への届け出が優先です。その後、自動車保険のロードサービスへ連絡してレッカーを手配しましょう。
ライトの消し忘れや半ドアでの放置、バッテリーの寿命などが原因で、車のバッテリーが上がることがあります。この場合、エンジンをかけようとしても「キュルキュル」という音だけが鳴り、始動できないため、その場での対応が必要です。
チューリッヒでは、バッテリー上がりの際にケーブルをつないでエンジンを始動する「ジャンピング作業」を行います。※
※保険期間中1回のご利用となります。
タイヤのパンクは、タイヤに釘などの異物が刺さったり、空気圧が不足していたりすることが原因で起こるトラブルです。
チューリッヒでは、車にスペアタイヤを積んでいる場合はタイヤ交換し※、スペアタイヤがなければ車に搭載されているパンク修理キットで応急処置を行います。
※契約車両(四輪自動車に限る)にスペアとして標準装備されている場合に限ります。
車内に鍵を置いたままドアを施錠すると、車に入れなくなる「インロック(キー閉じ込み)」の状態になります。
チューリッヒでは、キー閉じこみや紛失の際の解錠やキー作成を無料※で対応可能です。
ただし、スマートキーなどの特殊な鍵は、解錠できてもエンジンを始動できないことがあります。その場合は、後日ディーラーで純正スペアキーを作成してもらうなどの対処をしましょう。
※保険期間中1回のご利用となります。
車がガス欠で動かなくなったときは、ロードサービスや近くのガソリンスタンドに連絡して対応してもらう必要があります。
ロードサービスによっては、ガソリン代を補償してもらえる場合もあります。チューリッヒでは、ガス欠時の給油が10リットルまで無料※です。
※保険期間中1回のご利用となります。
夜間にヘッドライトが故障すると、公道を走行できなくなるため、バルブ(ライト)交換などの対処が必要です。
チューリッヒでは、ヘッドライトが故障した際はバルブ交換を行います。※
ただし、汎用性の高いバルブを用意できないなど、現場での対応が難しい場合は、修理工場へレッカー移動することになります。
※バルブ代はお客さま負担です。
「パーキングブレーキが解除できない」「シフトレバーをドライブに入れても車が動かない」といったときは、サイドブレーキが固着している可能性があります。サイドブレーキが固着すると車を運転できません。
チューリッヒでは、サイドブレーキの固着の解除対応を行います。
ホイール付近から異音がする場合は、タイヤや走行関連部品の異常が考えられます。たとえば、ホイールを固定するボルトが緩んでいると、タイヤがぐらついてハンドルをとられ、事故につながるおそれがあります。
運転中に違和感をおぼえたら、安全な場所に駐車してからロードサービスに連絡しましょう。
チューリッヒでは、ホイールの緩みが確認された場合、ボルトの増締めで対応します。
駐車中の車の下にオイルが漏れていた場合や、オイル切れでエンジン始動時に白煙が上がる場合など、オイルに関するトラブルでもロードサービスを利用できます。
チューリッヒでは、オイル漏れの際に点検・補充を行います。自宅の駐車場で気づいた場合でも依頼可能です。オイル補充が必要な場合、現場にてオイルを用意できる場合は無料で提供し、用意できない場合はレッカー移動の対応となります。
「側溝にタイヤが落ちた」「縁石や雪のかたまりに乗り上げた」「雪道や砂地でスリップして抜け出せなくなった(スタック)」などのトラブルでも、ロードサービスを利用できます。
チューリッヒでは、タイヤの本数に関わらず無料で引き上げ作業を行います。※
車の操作で抜け出すのは困難な場合があるため、トラブル時はロードサービスに連絡しましょう。
※落差1m以内まで。クレーン作業は無料サービス対象外です。
オーバーヒートとは、「冷却水(クーラント)」の温度が過剰に上昇し、エンジンが正常に動かなくなる現象のことです。冷却水の不足や冷却システムの故障、エンジンオイルの不足などで起こります。
そのまま走行を続けるとエンジントラブルの原因となるため、走行中に異常を感じたときは、安全な場所に停車してロードサービスを呼びましょう。
チューリッヒでは、現場で応急処置が可能な場合は冷却水や各種オイルの補充で対応し、対応できない場合はレッカーサービスを提供します。
旅行中に事故やトラブルで車が故障した場合も、ロードサービスを利用できます。ただし、車が自力で走行できずレッカー移動となった場合は、その場から帰宅するのが難しくなるケースも考えられます。
チューリッヒのスーパー自動車保険では、レッカーサービスの利用により移動が困難になったときに、宿泊費用や帰宅費用などを補償するサービスも提供しています。
| サポート | 補償内容 |
|---|---|
| ホテル代(宿泊費用)サポート | 当日一泊分の宿泊費用を搭乗者全員分、全額補償 |
| レンタカー(四輪自動車)費用サポート | レンタカーの基本料金を24時間まで無料補償 |
| 帰宅費用サポート | 自宅または目的地までの交通費を搭乗者全員分、全額補償 |
| ペットケアサポート | ペットホテルの延長などにかかる費用を1万円まで補償 |
| ピックアップ費用サポート | 修理後の車両を自宅まで搬送する費用を全額補償 |
| キャンセル費用サポート | 旅行代金などのキャンセルにかかった費用を5万円まで補償 |
ロードサービスは幅広いトラブルに対応していますが、すべてのケースで利用できるわけではありません。
ここでは、ロードサービスを利用できない事故やトラブルの例をご説明します。
| 無料サービスの対象外となる事故 | ロードサービスを提供できない事故 |
|---|---|
|
|
車検が切れて公道を走れない車は、ロードサービスの対象外です。積載車での運搬や仮ナンバー(臨時運行許可番号標)を取得して移動させるなど、別の方法で対処する必要があります。無免許運転や飲酒運転といった法令違反が原因のトラブルも、ロードサービスは利用できません。
積雪路や凍結路をノーマルタイヤで走行して動けなくなった場合も、ロードサービスの無料サービスの対象外となります。また、タイヤチェーンの脱着作業も無料サービスの範囲外です。雪道を走行する際は、事前に冬用タイヤやチェーンを装備しておきましょう。
砂浜のように立ち入りが禁止されている区域など、通常の走行に不適切な場所でのトラブルは、事故や故障として扱われません。そのため、ロードサービスの無料サービスの対象外となります。
地震や噴火などの自然災害が原因で発生した損害は、ロードサービスでは対応できません。また、台風や豪雪などで現場が危険と判断された場合も、ロードサービスを提供できない場合があります。
車の故障やトラブルでロードサービスを利用する際の流れは以下のとおりです。
安全な場所に車を移動させ、二次被害を防止したうえでロードサービスを手配しましょう。ロードサービス到着までにかかる時間は、天候や交通状況などによって異なります。そのため到着予定時刻はその場で確認しましょう。
連絡の流れは利用するサービスによって異なります。以下で詳しく見ていきましょう。
ロードサービス付帯の自動車保険に加入している場合は、保険会社の専用窓口に連絡します。
チューリッヒでは、インターネットや電話に加え、LINEでも事故・故障受付が可能です。「LINEロードサービス受付」なら位置情報を取得でき、簡単な質問に回答いただくだけで作業スタッフが直ちに現場に直行します。到着予定時刻は別途案内いたします。
連絡後は、修理スタッフやレッカー車が全国のサービス拠点から現場へ向かいます。バッテリー上がりやパンクなど、その場で修復できるトラブルは現場で対応し、走行が困難な場合はレッカーサービスで搬送します。
JAFなど会員制ロードサービスに加入している場合は、そのサービスの専用窓口に電話で連絡するのが一般的です。
JAFの場合は、電話の他、ウェブサイトやスマホアプリからも救助要請が可能です。アプリやウェブを利用すればGPSで現在地を特定できるため、救助場所を詳しく伝える必要がありません。さらに、車両情報などを事前登録しておくと、手続きがよりスムーズになります。
※参考:ロードサービス|JAF
※ 2025年10月執筆時点
JAFをはじめ、会員制ロードサービスのなかには、非会員でも救援要請が可能なものもあります。ロードサービスに未加入で自動車保険にも付帯されていない場合は、非会員でも利用可能なロードサービスを探してみましょう。
ロードサービスの利用料金は、自動車保険に付帯されているものと、JAFなどの会員制ロードサービスとで異なります。
JAFなど、自動車保険に付帯するロードサービス以外の場合、ロードサービスの種類や、会員か非会員かによって料金が異なります。
たとえば、JAF会員はバッテリー上がりやパンク、燃料切れ、キー閉じこみなど、ほとんどのサービスを無料で利用できます。一方、非会員はロードサービスを利用するたびに料金が発生します。なお、会員になるには入会費・年会費が必要です。
※参考:JAF 入会メリット・費用について
※2025年10月執筆時点
ロードサービス付帯の自動車保険に加入している場合、利用料金や無料で依頼できる範囲は保険会社ごとに異なります。たとえば落輪で走行不能になった際、「クレーン車での引上げが必要な場合は有料」といったように、作業内容によって費用が変わるケースもあります。
チューリッヒのスーパー自動車保険では、一部のサービスを除き、ロードサービスが無料で利用できます。その他の自動車保険については、各保険会社のウェブサイトや約款で確認しましょう。
自動車保険に付帯されているロードサービスとJAFでは、以下のように補償の対象やロードサービスの内容・範囲、入会金・年会費の有無が異なります。
|
自動車保険付帯の ロードサービス |
JAF | |
|---|---|---|
| 補償の対象 | 車(契約の車) | 人(会員本人) |
| 内容・範囲 |
無料で利用できる内容 や範囲に制限がある |
利用回数の制限なし |
| 入会金・年会費 | 無料 | 有料 |
自動車保険に付帯されるロードサービスは、契約している「被保険自動車」が対象です。そのため、自分の車のトラブルであれば利用できますが、知人の車やレンタカーでのトラブルは対象外となります。
ただし、自動車保険のロードサービスでは「車」が対象となるため、契約している車を家族や友人が運転していた場合でもロードサービスを利用できます。
一方、JAFは契約している「人」が対象です。自分の車だけでなく、知人の車やレンタカー、バイクを運転していた場合も利用できますが、対象はあくまで「会員本人」です。家族が利用する場合は、別途家族会員として入会する必要があります。
自動車保険とJAFでは、ロードサービスの内容自体に大きな差はありません。
ただし、自動車保険のロードサービスの場合、回数やレッカー移動の距離など、無料で利用できる範囲が設けられていることがあります。その一方、保険会社によっては、レッカー後の移動にかかる交通費や宿泊費をサポートしてもらえる場合もあり、この点では補償が充実しているといえるでしょう。
JAFは回数に制限なくロードサービスを利用できますが、交通費や宿泊費などのサポートはありません。
自動車保険のロードサービスでは、原則として入会金や年会費はかかりません。ただし、一部のサービスや、無料の補償範囲を超えた救援は有料となる場合があります。
一方、JAFの場合は入会金と年会費が必要です。会員になると多くのロードサービスを追加費用なしで利用でき、非会員の場合は利用のたびに料金が発生します。
※2025年10月執筆時点
自動車保険付帯のロードサービスとJAFは、それぞれ特長やメリットが異なるため、車の利用状況やもとめるサービス内容を踏まえて選ぶことが大切です。
自動車保険付帯のロードサービスは契約している車のみが対象で、入会金や年会費がかからない点が魅力です。
レッカー移動やバッテリー上がり、ガス欠など幅広いトラブルに対応でき、保険会社によっては宿泊費や帰宅費用まで補償される場合もあります。入会金や年会費の負担を避けたい方や、自分の車のみでサービスを利用したい方にとっては、十分といえるでしょう。
一方、JAFは契約対象が「会員本人」であるため、知人の車やレンタカー、二輪車を運転していた場合でもサービスを受けられます。複数の車を使用する方や二輪車も頻繁に運転する方にとって便利なサービスです。
ロードサービスは便利ですが、補償範囲や利用条件は保険会社やサービス内容によって異なります。利用前に確認しておきたい注意点は以下の3つです。
自動車保険のロードサービスを利用しても、等級に影響はありません。バッテリー上がりやガス欠、鍵の閉じ込みといったトラブルでロードサービスを呼んでも、等級が下がることはないため安心です。
等級に影響があるのは、「3等級ダウン事故」や「1等級ダウン事故」に該当する事故で保険金を請求したときです。たとえば、衝突事故や単独事故などによる修理費用に保険金が支払われた場合は、翌年の等級が下がり保険料が高くなります。
自宅での故障やトラブルでも、ロードサービスに救援を依頼することは可能です。ただし、その場で修理ができない場合は、レッカー車で修理工場などへ移動されることになります。
また、保険会社やサービス内容によっては、自宅でのトラブルが対象外となる場合もあります。万が一の際に慌てないよう、事前に補償範囲を確認しておきましょう。
チューリッヒでは、自宅でのキー閉じこみやバッテリー上がりといったトラブルでも、ロードサービスを無料で利用できます。
ロードサービスを無料で利用できる回数は、保険会社やサービス内容によって異なります。
チューリッヒのスーパー自動車保険の場合、バッテリー上がり、キー閉じこみ・紛失、ガス欠(燃料切れ)については、保険期間中にそれぞれ年1回まで無料で利用できます。それ以外のサービスは、契約期間中であれば回数の制限なく利用できます。
多くのロードサービスを何度でも無料で利用できるため、突然のトラブルにも備えられるでしょう。
車の事故や故障などのトラブルの際は、安全を確保したうえで、保険会社やロードサービスに連絡しましょう。
自動車保険に付帯するロードサービスは、入会金や年会費が不要で利用でき、等級への影響もありません。万が一の車のトラブルに備えられる、心強い存在となるでしょう。
ロードサービスが充実した自動車保険をお探しの方は、チューリッヒをご検討ください。
※ロードサービスが無料で付帯されるのは、スーパー自動車保険をご契約のお客さまに限ります。
いざというときのために、ロードサービスへの連絡方法を確認しておきましょう。車のトラブル時は、まず安全確保を最優先し、その後、加入している自動車保険のロードサービスに連絡する流れとなります。翌年の保険等級は下がらないので、安心してご利用いただけます。
資格:CFP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンとして勤めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
ロードサービスを提供している自動車保険であれば、利用することが可能です。バッテリー上がりやガス欠などのサービスは無料であることが多いですが、作業内容によっては有料になることがあります。
無料補償の範囲は保険会社によって異なるので、加入している保険会社のウェブサイトなどを事前にチェックしておきましょう。
なお、チューリッヒのロードサービスは、24時間365日利用できます。
自動車保険のロードサービスでは、バッテリー上がりへの対応は無料で対応してもらえる場合があります。チューリッヒのスーパー自動車保険では、保険期間中1回のみ無料です。
無料で利用できる回数は保険会社によって異なります。たとえば、チューリッヒのスーパー自動車保険の場合、バッテリー上がり、キー閉じこみ・紛失、ガス欠(燃料切れ)は保険期間中1回のみ無料で利用できます。
※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。
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