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犬や猫など動物との交通事故で自動車保険は使える?

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犬や猫など動物との交通事故で自動車保険は使える?

山道を走行しているとき、道路にいきなり野生の動物が飛び出してきて衝突してしまうケースがあります。また街中でも、猫や犬など誰かのペットと衝突してしまうこともあるかもしれません。こういった動物との事故で、自動車保険の補償を受けられるのかご紹介します。

動物は物損事故扱いになる

動物相手の交通事故の場合、人身ではなく物損事故の扱いになります。もしも車で動物と衝突してけがを負わせてしまった場合には、自動車保険(任意保険)では対物賠償保険を使って補償を受けることになります。対物賠償保険は、通常自動車保険(任意保険)の補償に含まれているため、動物相手の交通事故を起こしたときに備えて、何らかの特約に新たに入らなければいけないわけではありません。

ただし自賠責保険の場合、補償内容が対人賠償のみであるため、対物賠償はカバーされていないので注意が必要です。場合によってはそれなりに大きな賠償金を請求されるケースもあるので、万が一に備えて任意保険に加入しておくことをおすすめします。

野生動物と衝突してしまったら

野生動物と衝突してしまったら

一般道路や山道、高速道路などを走行しているときに、野生動物が急に道路に出てきて衝突してしまうというケースもあります。このように、車との衝突で野生動物が事故死してしまうことを「ロードキル」と呼びます。

実際に2013年のデータによると、年間で18,600件近くの事故が報告されています。最も多いのはタヌキとの衝突事故で、次に多いのは鳥との衝突であるといわれています。高速道路の管理者側も、これらを深刻な状況と捉えてさまざまな対策を施しています。

たとえば、野生動物が道路に侵入してこないように防止柵を設置することや、ドライバーに注意喚起する標識の設置、また獣道を確保して動物が道路に侵入しないよう防止するといった対策です。それでも動物の自然行動を人間がコントロールすることは難しく、完璧に交通事故を避けられるまでには至っていません。

野生動物との交通事故を起こしてしまった場合も、警察に速やかに連絡するようにしましょう。そして生きている場合には、動物病院や保護施設に運びましょう。動物病院の中には野生動物の無償治療を行っているところもありますが、そうでない場合には運転手が治療費の負担をしなければなりません。

もし動物が息をしていないのであれば、路肩など他の自動車の走行の邪魔にならない所に移動させましょう。感染症などのリスクがあるので、タオルや段ボールなどを使って、極力素手では触れないように対処しましょう。とくに野生動物は、ペットに比べて菌を多く持っている可能性があるので注意が必要です。

動物の毛や糞などを吸い込んでしまって、そこから感染症にかかってしまうこともあるので十分気を付けましょう。マスクを装着した状態で処理をすると安全です。

実際には、こうした適切な処理がされず、野生動物と衝突してもそのまま通り過ぎてしまう車両も多く見受けられます。

轢かれた野生動物を後続車両として発見する場合もあるでしょう。その際には、二次災害防止の観点からも、#9910という道路緊急ダイヤルに電話をかけることをおすすめします。全国共通で通話料無料ですので、後続車の事故を防ぐためにも意識しましょう。

ペットと衝突する事故を起こしてしまったら

ペットと衝突する事故を起こしてしまったら

ペットとの交通事故を起こしてしまった場合は、警察署に速やかに連絡をして事故証明書を発行してもらいましょう。

また、衝突してしまった動物が生きている場合には、保護処置をすることが大事です。近くの動物病院などにすぐに運んで、少しでも生存確率を高められるように努めましょう。動物に触れる場合には衛生面や感染症の問題もあるので、タオルもしくは段ボール箱のようなものの中に入れて、直接触れないことが大事です。動物が暴れてしまって確保できない場合には、動物病院にその旨を連絡して指示に従いましょう。無理に動物を捕まえようとすると、引っ掛かれたり噛まれたりしてけがをしてしまう可能性があります。

動物の衝突事故に限らず、警察署に連絡することに抵抗感のある人もいるかもしれません。しかし事故証明書の発行には警察への届出が必要であるため、警察への連絡が必要となります。
中には交通事故の付加点数が気になる人もいると思いますが、先述したように、動物との事故の場合はあくまでも物損事故として処理されます。警察に通報しても点数に影響することはありません。

ロードキルやペットによる車両の損壊は補償される?

野生動物やペットと交通事故を起こした場合、相手だけでなく自分の車にもダメージが及ぶ可能性があります。野生動物との事故の場合、例えばシカのような大型動物と衝突すれば、修理が必要なくらいに大きな損傷を受ける場合も考えられます。その他にも動物を避けようとして急ハンドルを切った結果、ガードレールや縁石にぶつかって損傷を受けるケースもあるでしょう。

もしも、その動物に飼い主がいる場合には、その飼い主に修理費用を請求できる可能性があります。しかし野生動物との衝突の場合、動物には責任能力はないので修理費用は自己負担することとなってしまいます。動物の飼い主がわからず賠償請求できない場合には、自動車保険に車両保険を付けていれば、そこから補償を受けられます。

車両保険のタイプによっては補償されないことも

車両保険には一般的に、一般型とエコノミー型の2種類があります。(なおチューリッヒでは一般型=ワイドカバー型、エコノミー型を限定カバー型と呼んでいます)
一般型であれば問題はありませんが、エコノミー型の場合、動物との事故において補償を受けられない恐れがあります。野生動物との交通事故は単独事故扱いとなることが多く、エコノミー型の場合は単独事故は補償対象外であるため、補償を受けることができなくなってしまいます。
ただし、鳥などが飛来してきて接触したり、窓ガラスだけが壊れたのであれば、エコノミー型の車両保険でも対応できるケースもあります。このように細かく補償を受けられるケースと受けられないケースが出てきます。そこで、もし動物と接触事故を起こして車両が壊れてしまった場合は、保険会社に事故の状況を細かく説明して、補償が受けられるかどうか確認することをおすすめします。

野生動物が原因で他の事故に発展したケースは自己責任となるケースも

野生動物が原因で他の事故に発展したケースは自己責任となるケースも

野生動物が相手の事故の場合、責任を問うことができないため単独事故扱いにされてしまうことが多いです。相手に責任を問えないどころか、自分が加害者になってしまうケースも考えられます。
たとえば動物が飛び出してきたときに、衝突を避けようとして急ハンドルを切り事故が発生してしまうケースです。

急ハンドルを切った先に対向車が来て衝突してしまったり、歩道に乗り上げて、たまたま通りかかった歩行者と衝突してしまうこともありえます。そうなると今度は自分が加害者になって、賠償請求される立場になってしまいます。

ペットの場合は飼い主が管理しているので、急な飛び出しもリードなどで防止できることもあるでしょう。しかし野生動物の場合はコントロールしてくれる人がいないので、事故が発生するリスクはどうしても高くなります。

野生動物の飛び出しの多いところは、「○○注意!」のように道路標識で注意を促している場所があります。そのような所を頻繁に走行するのであれば、飛び出してくることを予想して、常に動物の飛び出しに警戒した運転を心掛ける必要があります。タヌキ相手の交通事故が多いと紹介しましたが、タヌキは夜行性の動物です。夜間から早朝にかけて遭遇する可能性が高くなるので、上向きライトにするなどの対処で事故を未然に防ぐことも心がけましょう。

動物の急な飛び出しによる交通事故は、日本国内で1日に数十件のペースで起きているので、決して珍しい事故ではありません。もしもの事態に備えて、自動車保険(任意保険)に加入しておいた方が安心でしょう。

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