近年、自動車保険会社がサービスを開始したことでも注目を集めている保険に「テレマティクス保険」があります。まだ耳慣れない保険なので、ご存知ない方も多いかと思います。
もともとテレマティクスとは、カーナビをはじめとした情報端末を利用して電子メールを送受信したり、交通渋滞情報を受信したりする最先端のテクノロジーをさすものです。安全運転につなげられる点や、運転者ごとの特性から事故のリスクが測れるようになったことで注目を集め、保険会社がこの特徴を活かした保険を提供するようになりました。
テレマティクス保険は、ヨーロッパやアメリカの先進国では既に認知が高まっている保険サービスです。とはいえ、まだ新しい保険で国土交通省の発表によれば、現在イタリアやイギリスでは普及率が10%程度。しかし、今後2020年には欧米の自動車保険加入者のうち約3割がテレマティクス保険の加入者となる見通しであるとしています。
普及の理由は、保険料が自身の運転技術によって減額される仕組みがお得に感じられることや、保険料の算出方法が明確であり、よりフィットした保険料が適用されることが挙げられます。また、テレマティクス保険に加入していると、安全運転の意識が高まり、交通事故の抑制にもつながるため、どの国でも政府が奨励しているという背景も認知が高まっている理由の一つです。
日本でも、メーカーと共同開発の装置を使って保険会社がテレマティクスサービスを提供する事例が登場しており、今後さらに認知度と普及率が高まってくるはずです。
テレマティクス保険は、加入によってさまざまなメリットを得られます。なかでも、下記のようなものが代表例です。
事故に関わるさまざまな数値が記録されるうえに、それが保険料にもつながることから加入者の安全運転意識が高まることもメリットの一つです。実際に、イギリスの保険会社では、17〜21歳の加入者の事故率がテレマティクス保険の導入によって低下したというデータもあるといいます。
テレマティクス保険によって安全運転が促進されれば、社会的な貢献にもつながることが政府によって発表されています。その理由は、交通事故の減少による事故渋滞の解消などが挙げられます。
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