更新日2023年7月28日
公開日2020年7月8日
建設がすすめられてきた、新東名高速道路は約90%が開通し、残すは新秦野IC〜新御殿場IC間の延長25kmとなっています。
全線開通は2023年度とされていましたが、未開通部分の難工事のため工事の安全性確保から2027年度に予定が変更されました。
本記事では、新東名高速道路の開通区間や全線開通予定(計画)とルート図、どこからどこまで開通しているのかなどご説明します。
2023年5月執筆現在
2012年の開通から10年経った新東名高速道路の特徴について見てみましょう。
新東名高速道路は、ルート全体を通して勾配がゆるやかで、急カーブが少ない道路線形となっています。
新東名高速道路と東名高速道路とで交通が分散されることで、交通集中による渋滞発生回数の減少、渋滞緩和が期待されます。
新東名高速道路と東名高速道路のダブルネットワークにより、渋滞などによる所要時間のばらつきが減少し、安定した運行管理ができるようになりました。
新東名高速道路は、東名高速道路のルートよりも山側を通過するため、地震などの災害に対して被害を受けにくく、高速道路としての信頼性が高くなっています。
たとえば、東名高速道路が災害などにより通行止めになった場合、新東名を利用するといった選択も可能になるため、通行止め・災害時の交通機能が確保されます。
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新東名高速道路は、神奈川県海老名市から静岡県を経由し愛知県豊田市に至る、延長約253kmの高速道路です。2012年以来、以下のとおり開通区間が増え、2022年4月16日には伊勢原大山IC〜新秦野IC間が開通し、新東名高速道路の9割の区間が開通しています。
残すは新秦野IC〜新御殿場IC間の延長25kmです。
2012年4月 御殿場JCT〜浜松いなさJCT開通(清水連絡路・引佐連絡路も同時開通)
2016年2月 浜松いなさJCT〜豊田東JCT開通
2018年1月 海老名南JCT〜厚木南IC開通
2019年3月 厚木南IC〜伊勢原JCT開通
2020年3月 伊勢原JCT〜伊勢原大山IC開通
2021年4月 御殿場JCT〜新御殿IC開通
2022年4月 伊勢原大山IC〜新秦野IC開通
2027年度予定 新秦野IC〜新御殿場IC間(建設中)
2027年度に新秦野IC〜新御殿場ICまでの区間が開通すれば、海老名南JCTから名古屋方面まで、一度も東名を使わずに到着できるようになります。
これまでの各ジャンクションの開通日や所在地などは次の表のとおりです。
| 施設名 | 所在地 | |||
|---|---|---|---|---|
| 海老名南JCT | 海老名市 | 2018年1月28日 | ||
| 厚木南IC | 厚木市 | |||
| 2019年3月17日 | ||||
| 伊勢原JCT | 伊勢原市 | |||
| 2020年3月7日 | ||||
| 伊勢原大山IC | ||||
| 神奈川県 | 2022年4月16日 | |||
| 秦野丹沢SA/SIC | 秦野市 | |||
| 新秦野IC | ||||
| 2027年度開通予定 | ||||
| 山北SIC | 山北町 | |||
| 小山PA/SIC | 小山町 | |||
| 新御殿場IC | 御殿場市 | |||
| 2021年4月10日 | ||||
| 御殿場JCT | ||||
| 2012年4月14日 | ||||
| 長泉沼津IC | 長泉町 | |||
| 駿河湾沼津SA/SIC | 沼津市 | |||
| 新富士IC | 富士市 | |||
| 新清水IC | 静岡市 | 清水区 | ||
| 清水PA | ||||
| 新清水JCT | ||||
| 新静岡IC | 静岡県 | 葵区 | ||
| 静岡SA/SIC | ||||
| 藤枝岡部IC | 藤枝市 | |||
| 藤枝PA | ||||
| 島田金谷IC | 島田市 | |||
| 掛川PA | 掛川市 | |||
| 森掛川IC | 森町 | |||
| 遠州森町PA/SIC | ||||
| 新磐田SIC | 磐田市 | 2021年7月17日 | ||
| 浜松浜北IC | 浜松市 | 浜北区 | ||
| 浜松SA/SIC | ||||
| 浜松いなさJCT | 北区 | 2016年2月 | ||
| 新城IC | 新城市 | |||
| 長篠設楽原PA | 岡崎市 | |||
| 岡崎東IC | 愛知県 | |||
| 岡崎SA | 豊田市 | |||
| 豊田東JCT | ||||
新東名高速道路「伊勢原大山IC〜新秦野IC」間が2022年4月16日より暫定4車線で開通、それに伴い「秦野丹沢スマートIC」も開通しました。
走りやすい道路のための技術として、同区間はトンネルが多く漫然運転が起こりやすいため、出口までの距離などをトンネル内天井にプロジェクションマッピングで表示できるようになっています。
また、道路の低い位置に照明を設置し、霧が発生したときに光を散乱させず、外側の白線を集中的に照らして霧の中でも安全に走行できるような工夫がされています。
本区間の開通で、登山やハイキングスポットとして有名な「丹沢大山」エリアの観光地へのアクセスが良くなりました。
都心へのアクセスも向上、効率的な物流が実現しています。
特に秦野丹沢スマートIC周辺の工業団地では、秦野市内の渋滞箇所を回避した輸送が可能となり、物流効率が向上しました。また新東名沿線自治体でIC周辺の土地利用・開発が進展しています。
他にも、本区間開通後は三次救急医療機関への搬送時間が短縮され、地域の救急医療の安全・安心に大きく貢献しています。
新東名高速道路のうち、御殿場JCT〜浜松いなさJCT間の約145kmの6車線化工事が2020年12月22日に完成し、これに合わせて最高速度規制120km/hの本格運用が始まりました。
6車線化によって車線ごとの利用形態が変化し、追越車線を走行する大型車の割合が大きく低下しました。また、危険な追越行動が減少したほか、速度低下が減少する、片側2車線よりも事故率が低下することなどが期待され、さらに安全性や快適性が向上しました。
高速自動車国道における法定の最高速度が100キロとなっている車両が対象となります。
大型乗用自動車(大型バスなど)
中型乗用自動車(マイクロバスなど)
特定中型貨物自動車を除いた中型貨物自動車
(車両総重量8トン未満・最大積載量5トン未満)
準中型自動車
普通自動車
125ccを超える自動二輪車
緊急自動車
※大型トラックやトレーラーなどは最高速度が80km/hに据え置かれたままです。
6車線化により、通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」の利用も拡大しています。
それに伴い、ダブル連結トラック優先駐車マスの整備などのインフラ整備も進んでいます。
しかし、ダブル連結トラックの駐車スペースにダブル連結トラック以外の車両が駐車するなど、運行計画で休憩をスケジュールしているダブル連結トラックのドライバーが駐車できないという問題も発生しました。
この課題解消のために、ネクスコ中日本は浜松いなさIC路外駐車場、足柄SA(上り)で「ダブル連結トラック駐車場予約システム実証実験」を実施しています。
浜松いなさIC料金所外にダブル連結トラック専用の駐車スペース30台を整備、インターネットによる事前予約制です。
2023年5月執筆現在
新東名高速道路の工事は佳境に入っており、残すは神奈川県と静岡県を結ぶ新秦野IC〜新御殿場IC区間の約25キロとなっています。
首都圏と中京圏を結び人々の暮らしを支え、大規模災害時の支援ルートとしても指定されている新東名高速の全線開通は2027年度を予定、全線開通後は、ますます便利で安全な高速道路になることが期待されています。
また、高速道路を通行する予定がある場合は、NEXCO中日本が公開しているリアルタイム交通情報「アイハイウェイ」「工事規制予定MAP」などを事前に確認するのがおすすめです。
監修:ネクスコ中日本
※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
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