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型式別料率クラスとは?自動車保険料との関係も解説

更新日:2022年9月9日

公開日:2018年9月20日

自動車保険料はさまざまな基準をもとに算出されており、その基準のひとつに「型式別料率クラス」があります。

型式別料率クラスは、事故にあうリスクを車の型式別に数字で表したものです。車種ごとの特性やおもなユーザー層によって事故にあう確率が変わってくるため、型式にあったリスクを数字で判断して保険料に反映しています。

自動車保険の補償内容や運転条件が同じであっても、型式が異なると保険料が変わる場合があります。これは、自動車の型式に合わせて料率クラスが使われているためです。
当記事では型式別料率クラスとは何か、自動車保険料にどのような関係があるかを説明します。

ポイント

  • 型式別料率クラスは、自動車の型式ごとのリスクを数字で表したものです。
  • クラスの数字が大きくなると、自動車保険料が高くなります。
  • 自動車保険は型式別料率クラスで試算できます。

型式別料率クラスとは

型式別料率クラスは、過去の事故発生状況などから車の型式ごとにリスクを数字で表現したものです。

自動車保険では、運転目的(乗用、貨物用)や車の種類・事故歴などを鑑みて保険料が決められるよう、料率区分が設定されています。

自動車保険の補償や運転条件・等級が同じでも保険料が違った場合は、型式別料率クラスが原因かもしれません。事故が多く発生している車種は料率クラスで大きい数字が設定され、保険料が高くなる傾向にあります。

型式別料率クラスは、料率算出団体である「損害保険料率算出機構」が算出しています。

損害保険料率算出機構
自賠責保険の損害調査や保険データの収集・分析を行っている組織です。保険会社から収集したデータや外部データをもとに、料率クラスを決めています。損害保険料率算出機構が定める料率クラスは参考純率です。提示された参考純率を使用するか否かは各保険会社が判断しています。

損害保険料率算出団体に関する法律では、保険料率は「合理的かつ妥当なものでなければならず、また、不当に差別的なものであってはならない。」(引用:損害保険料率算出団体に関する法律)と定められています。損害保険料率算出機構では「合理的」「妥当」「不当に差別的でない」を3つの原則として、料率クラスの見直しを毎年行っています。

損害保険料率算出機構とは。損害保険料の参考数値となる参考純率について

型式別料率クラスが適用される車種

型式別料率クラスは、すべての車に適用されるわけではありません。使用される車種・使用されない車種は以下の通りです。

型式別料率クラスが使われる車 型式別料率クラスが使われない車
  • ・自家用普通自動車
    (大型セダンや大型ミニバンを含む普通車)
  • ・自家用小型乗用車
    (コンパクトカーや小型ミニバン)
  • ・自家用軽四輪乗用車
    (軽自動車)
  • ・自家用小型貨物車
    (1BOXバンやライトバン)
  • ・自家用四輪軽貨物車
    (軽1BOXバンや軽トラック)
  • ・自家用普通貨物車
    (小型トラック)
  • ・特殊用途自動車
    (キャンピング車)

普通車は17段階、軽自動車は3段階で評価される

型式別料率クラスは、普通車は1〜17の段階、軽自動車は1〜3の段階で評価されます。

普通自動車は9段階までで評価されていましたが、2020年1月1日から17段階で評価されるようになりました。同じタイミングから、これまで型式別料率クラスが適用されていなかった軽自動車でも適用されています。

普通車(自家用普通乗用車・自家用小型乗用車)の料率クラス

普通車はクラス1が最も事故にあう確率が低いと判断され、保険料が安くなります。料率クラスの数字が大きくなるにつれて、事故のリスクが高い車と判断されて保険料が高くなるしくみです。事故の頻度が多い車種や修理代が高い車種は、料率クラスの数字が大きくなる傾向があります。

軽自動車(自家用軽四輪乗用車)の料率クラス

軽自動車の料率クラスは3段階に分けられています。普通車と同様にクラス1が最も保険料が安く、クラスが上がると保険料が高くなります。

型式別料率クラスは損害ごとに分類される

型式別料率クラスは以下の4つの項目に分類され、それぞれの損害ごとにクラスが定められています。

  • 対人賠償責任保険
  • 対物賠償責任保険
  • 人身傷害保険・搭乗者傷害保険
  • 車両保険

普通自動車、小型自動車、軽自動車それぞれの例を確認すると、4つの損害ごとのクラスは以下のようになっています。

料率クラスの一例
普通自動車
トヨタのアクア
(型式NHP10H)
普通自動車
BMW
(型式1Z00)
小型自動車
ホンダの1300
(型式H1300)
軽自動車
スズキのワゴンR
(型式CT21S)
対人賠償責任保険 6 7 7 1
対物賠償責任保険 7 12 5 1
人身傷害保険・搭乗者傷害保険 9 7 9 2
車両保険 6 16 5 1

※保険始期が2022年1月1日〜12月31日の場合。記載の情報は、2022年6月時点の算出結果です。

軽自動車は1〜3までの数字で、普通自動車や小型自動車は1〜17の数字で料率クラスが表現されています。BMWのような高級車は、「修理費が高くなりやすい」「盗難にあいやすい」といった理由から車両保険の数字が大きくなる傾向があります。

見直しは毎年1月に行われる

料率クラスは、損害保険料率算出機構によって毎年1月に見直されます。毎年見直される理由は、型式によるリスクが社会環境や事故の発生状況によって変化するためです。最新の事故発生状況や保険会社のデータを踏まえて、実際のリスクと料率クラスが合っているかを確認します。

設定されているクラスよりリスクが低いと判断された場合は、事故の状況や実態に合わせてクラスが「-1」または「-2」下がります。反対に、リスクが高いと判断された場合は、その度合いによってクラスが「+1」「+2」上がるしくみです。

発売後3年が経過した型式でリスクが低いものは、クラスが「-3」「-4」と大きく下がることもあります。できるだけ早く、実態に合ったクラスにするためです。

新しく販売された型式には、事故や保険のデータがありません。新しい型式には、普通自動車の場合は排気量や新車の価格・販売年月からクラスが設定され、軽自動車は一律クラス2が設定されます。

型式別料率クラスと保険料との関係

型式別料率クラスが変化することによって、保険料にも影響があります。ここでは、クラスの変化による保険料への影響を説明します。

型式別料率クラスが上がると保険料が高くなる

一般的に、型式別料率クラスが上がると自動車保険料が高くなります。事故が増えた型式は、翌年以降の料率クラスの段階が上がって、保険料が高くなる可能性もあります。

損害保険料率算出機構によると、クラスごとの保険料率の差は1.1倍です。クラスが1段階上がると、純保険料(保険料のうち、事故が発生したときの保険金に充てられる金額)が1.1倍になるということです。普通自動車の場合、最小クラス1と最大クラス17の保険料率を比較すると、約4.3倍の差があることになります。

型式別料率クラスが影響するのは純保険料

保険料には「純保険料」と「付加保険料」に分けられます。

純保険料は、自動車事故が発生したときの保険金に充てられる部分です。付加保険料は保険会社が事業を行うための費用で、各保険会社が決めています。

純保険料は、保険を契約するときには金額が決まっていません。過去の事故や保険データをもとに、将来発生しうる事故の保険料を算出して、過不足が発生しないように金額を決定しています。

保険料を決めるための基礎数値となるのが「純保険料率」と「付加保険料率」です。純保険料率は、損害保険料率算出機構が算出します。

保険料率:純保険料率 参考数値を算出しています。 事故が発生したときに、保険会社が支払う保険金に充てられる部分 付加保険料率 保険会社が保健事業を行うために必要な経費などに充てられる部分

型式別料率クラスが変わったときは、純保険料率の算出に影響します。自分が事故を起こしていなくても、乗っている自動車の事故の発生が多くなれば「リスクが高い車種である」と判断され、翌年の保険料が高くなってしまうパターンもあります。

保険料が高くなることに不安がある方は、保険料を抑えるために通販型(ダイレクト型)への見直しなどを検討しましょう。自動車保険には、保険の代理店を通して自動車保険に加入する「代理店型」と、保険会社と直接契約する「通販型」があります。

通販型は代理店の手数料がかからない分、代理店型より保険料が安くなるケースが多いです。もし、現在契約されている自動車保険が代理店型の場合は、通販型への切り替えを検討してみましょう。

自動車保険の通販型・ダイレクト型とは。代理店型自動車保険との違い

型式別料率クラスの調べ方

型式別料率クラスは、損害保険料率算出機構の検索サイトから調べられます。ここでは、自分で型式別料率クラスを調べる方法を説明します。

車の型式を調べる

まずは車の型式を確認しましょう。型式は、自動車の型を分類するために付けられている公的な記号です。車の購入時や車検終了時に受け取る自動車検査証に、型式が記載されています。自動車検査証の「型式」欄を見て、「〇〇-▲▲」の▲部分を確認してください。

検索サイトで調べる

損害保険料率算出機構の「型式別料率クラス検索」で、「メーカー・車名で検索する」「型式で検索する」いずれかを選択してください。入力する項目はそれぞれ以下の通りです。

メーカー・車名で検索する 型式で検索する
  • ・自動車タイプ(普通・軽・小型)
  • ・メーカー
  • ・車名
  • ・自動車タイプ(普通・軽・小型)
  • ・型式

自動車保険は型式別料率クラスで試算できる!検討前に確認を

型式別料率クラスは保険料を決める基準のひとつであり、自動車リスクによって段階が決められています。料率クラスの数字が大きければ大きいほど、自動車保険料が高くなります。自分の車の料率クラスを知りたい方は、料率クラスを調べてみてください。

「車の購入や買い替えを検討しているが、自動車保険料を抑えたい」という方は、型式別料率クラスで小さな数字が設定されている車の種類を選んだり、保険会社を代理店型から通販型にしたりするといった策も考えるとよいでしょう。

金子 賢司

外車の保険料が高いのは、外車は車両保険の型式別料率クラスの数字が高い傾向にあるためです。車両保険を付加しなければ一般的な国産車と保険料は変わらない可能性もあります。こうした、型式別料率クラスの特徴も知っておきましょう。

料率クラスのよくあるご質問

A

運転される方の年齢や運転目的、事故が起きる可能性を加味するためです。契約時は過去の統計データから保険料を決定しており、現在の保険料と実態との間に差異が生じた場合は、料率や算出基準を変更します。

A

あります。契約されたお車の料率クラスが高くなった、被保険者の年齢が高くなったといった原因が考えられます。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

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本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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