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新車特約(車両新価特約・新車買替特約)とは。必要?

新車特約(車両新価特約)は必要?

せっかく新車を購入したのに事故で全損などをしてしまうと一大事です。まだ車のローンが終わっていなかったり、新たに車を購入する必要があったりと大きな出費になってしまいます。

車が全損などをしたときの補償として、新車特約(車両新価特約)を提供している保険会社もあります。
チューリッヒでは新車特約は扱っていませんが、新車特約が必要かどうかお悩みの方のために、新車特約についてご説明します。

新車特約(車両新価特約)とは

新車特約(車両新価特約)とは

新車特約とは、その名の通り新車を購入した際に加入する車両保険に付帯する特約のひとつです。保険会社によっては車両新価特約や、新車買い替え特約などと呼ばれ、すべての保険会社で取り扱われているわけではありません。補償内容や保険料、車両保険との違いなどを詳しく見てみましょう。

新車特約の補償内容

新車特約は新車などを購入後に車を破損した場合に、車の再購入費を補償する特約です。保険会社によっては、事故で車が全損または購入時価格の50%以上の修理費が必要になった場合、車の買い替え費用として保険金を受け取ることができます。

新車特約と車両保険の違い

車が事故で全損したり修理が必要になったりした場合は、車両保険でも補償されます。しかし、車両保険では車の購入時の価格ではなく、事故を起こしたときの車の市場価格をもとに保険金が支払われます。
たとえば購入時300万円の車が3年後の時価で190万円の場合、同時期の車両保険の保険金額も190万円が上限となってしまいます。
しかし車両保険に新車特約を付帯しておくと、購入時の価格である300万円と時価の190万円との差額である110万円が新車特約によって補償され、契約者には300万円の保険金が車の購入費として支払われます。

つまり車両保険では事故時の車の時価しか補償されませんが、新車特約を付帯すると契約期間内は新車購入時の価格が車の購入費として補償されるのです。

新車特約の特長は?

新車特約にはどのような特長があるのか要点を確認しておきましょう。

●新車購入時の保険金が補償される

新車特約のメリットは契約期限内なら何年たっても新車購入時の金額が保険金として補償されることです。これなら車のローンが残っていても安心して同クラスの車を購入することができます。

●補償対象となる状況や損害箇所が限定的

保険会社によっては、新車特約の補償対象となる状況や損害箇所が限定的である場合があります。

補償対象となる状況は

  • 車が全損となり走行不可能となった場合
  • 車が破損され修理費が車両保険の保険金の上限を上回った場合
  • 車が破損され修理費が新車購入時価格の50%以上になった場合

の3点などに限定される場合があります。

また修理費が新車購入時価格の50%以上になった場合も、シャーシやエンジンなど車の構造部分に影響がなく、内外装が壊れただけでは新車特約は適用されないようです。

このように新車特約では補償対象となる状況や損害箇所が限定的であることは留意すべき特徴です。
また補償対象となる状況や損害箇所は、保険会社によって違いがあるので、契約の前に必ず各社の補償対象を確認するようにしましょう。

等級への影響は?

新車特約は当然等級にも影響します。
新車特約を利用し保険金を受け取ると翌年度から3等級ダウンし、保険料の割引率が下がる事故有係数が3年間適用され保険料は高くなります。

新車特約の適用条件

新車特約の適用条件

新車特約には加入できる車や契約期間なども限定されます。こうした新車特約の適用条件は保険会社によって違いがあります。

加入できる車

新車特約に加入できる車は新車、並びに新車登録から一定期間内の車に限定され、期間内なら中古車も新車特約に加入できます。新車登録からの期間は通常2年から3年程度です。保険会社によっても違いがあり、1年以内の保険会社もあれば6年以内の保険会社もあります。同じ新車特約でも加入できる期間が1年と6年とでは支払う保険料などに大きな差が出てきます。新車特約に加入する際は新車登録からの加入できる期間も十分考慮し保険会社を選ぶようにしましょう。

新車特約で補償される費用の内訳

新車特約では原則として車を買い替える場合の購入費として保険金が支払われます。

車を購入する際は

  • 車両本体価格
  • 付属品
  • 消費税

がかかりますが、新車特約では原則としてこれらの金額が補償されます。

さらに車を購入する場合は上記以外にも登録費用や環境性能割、自動車税、重量税、自賠責保険料などがかかります。保険会社によっては、所定の要件を満たすとこうした諸費用も新車購入金額再取得時諸費用保険金などの名目で支払われます。
新車特約を加入する際は、再取得時諸費用保険金が支払われる商品を選んでおくといざというときに役立ちます。

車両保険の加入が必要

新車特約は車両保険の付帯補償なので、新車特約に加入するには車両保険への加入が条件です。
新車特約は事故などの要因で車を買い替えるための補償なので車の盗難は補償外となります。車の盗難は原則として車両保険で補償されるので、車両保険を選ぶ際は盗難がカバーされているかどうかも必ず確認しましょう。

新車特約は必要?

新車特約は必要?

ここまで新車特約についてご説明してきましたが、では新車特約は加入すべき特約なのでしょうか。

加入すべきかどうかは契約者の価値観次第

新車特約は補償内容が限定されていることはあらためて認識しておきましょう。事故で車が全損、または半損(車が破損され修理費が新車購入時価格の50%以上)になった場合、あるいは車両保険の保険金の上限を上回った場合などに、新車を買う際の費用を補償してくれる特約です。
補償範囲の広い車両保険の一般型に加入することでカバーできるケースもありますが、新車特約に加入すべきかどうかは契約者一人ひとりの価値観次第といえるでしょう。
新車特約に加入するかどうかは、高級車の購入時、あるいは免許取り立てで新車購入を検討する場合などには検討する価値のある特約といえます。

新車割引のある保険会社もおすすめ

チューリッヒでは新車特約は扱っていませんが、新車割引を設けています。対象となるお車については割引が適用されます。

新車特約に加入する際は各保険会社の内容確認を忘れずに

新車特約に加入する際は各保険会社の内容確認を忘れずに

新車特約は車両保険の付帯補償のひとつで、事故で車が全損などした場合、車を新たに購入する費用が保険金として支払われる特約です。加入できる車の条件や加入期間などの諸条件は保険会社によって違うので、必ず各社の補償内容を確認し、検討するようにしましょう。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

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インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちらをご確認ください。
  • お電話でお手続きされた場合“インターネット割引”は適用されません。
運営者情報
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(チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド)

A-211005-17

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