更新日:2025年1月30日
公開日:2017年9月5日
セカンドカー割引とは、2台目以降の車で自動車保険を新規契約する際に、通常よりも保険料を抑えられる割引制度です。
自動車保険に新規加入する際、通常なら6等級のところ、セカンドカー割引が適用されれば7等級からスタートできます。
自動車保険では、等級が高いほど割引率が大きくなるため、1等級でも高くスタートすることで保険料を抑えられます。
特に、若い年代のほうが事故リスクは高く、保険料が高いことが一般的です。セカンドカー割引やその他割引・キャンペーンを活用して、自動車保険をお得に契約しましょう。
セカンドカー割引とは、2台目以降の車で自動車保険を新規契約する際に、通常よりも保険料がお得になる割引制度です。
「1台目が11等級以上であること」など一定の条件を満たせば、2台目以降の保険料や自己負担額を軽減できます。
自動車保険を新規契約する場合、通常であれば6等級からスタートします。しかし、セカンドカー割引なら、2台目の新規契約を7等級からスタートできます。
自動車保険は、事故を起こさなければ毎年1等級上がり、等級に応じて保険料が割り引かれるため、1つでも等級が上がった状態でスタートできれば保険料を抑えることが可能です。
セカンドカー割引の適用には、条件を満たす必要があります。2台目を購入すれば必ず適用されるわけではありません。
チューリッヒの自動車保険の場合、以下の条件を満たせばセカンドカー割引(複数所有新規)が適用されます。
セカンドカー割引が適用されるには、1台目の車に適用されている等級が11等級以上であることが必要です。
セカンドカー割引が適用されるには、1台目と2台目の車の用途車種がいずれも自家用8車種であることが必要です。自家用8車種には以下が該当します。
※「特種用途自動車(キャンピング車)」のお見積り・お申込み、および車両入替はお電話にて承ります。当社カスタマーケアセンターまでお問合わせください。
セカンドカー割引は、2台目の車で初めて自動車保険を契約するときに適用されます。すでに契約中の保険を切り替えるときには、セカンドカー割引は適用されません。
自動車保険における記名被保険者とは、ご契約の車を主に使用される方で、保険証券などに記載された被保険者です。
チューリッヒの場合、セカンドカー割引が適用されるには、以下の記名被保険者の条件を2つ満たす必要があります。
※同居の親族とは、同一の家屋に居住する「6親等内の血族」、「配偶者」および「3親等内の姻族」をいいます。
たとえば、子どもが自分で車を購入して自動車保険を新規契約する場合、同居している父が11等級以上であればセカンドカー割引が適用され、7等級からスタートできます。
なお、別居している場合は適用されないため注意が必要です。子どもが就職・独立を機に車を購入して自動車保険に加入する場合、実家に住む親が11等級以上であっても、セカンドカー割引を利用できません。
セカンドカー割引が適用されるには、以下の車両所有者の条件を2つ満たす必要があります。
車両所有者は、車検証に記載されています。車をローンで購入すると車両所有者がディーラーやリース業者となっているケースもありますが、その場合は車の使用者が所有者とみなされます。
セカンドカー割引を活用すると、以下のメリットがあります。
新規契約時は等級が低いため保険料が高くなりがちですが、セカンドカー割引が適用されれば、保険料を抑えられます。1人で複数の車を所有する場合はもちろん、家族で複数の車を所有する際も保険料負担の軽減につながります。
2台目を購入する際は、自動車保険を契約する前にセカンドカー割引を利用できるかを、あらかじめ確認しておきましょう。
セカンドカー割引の適用によるデメリットはありません。
ただし、適用にあたって以下の条件や注意点があります。
セカンドカー割引の適用条件は複数あり、すべてを満たさないと割引を受けられません。たとえば1台目が11等級未満の場合や、1台目あるいは2台目が法人契約の車またはバイクの場合も、適用の対象外です。
また、セカンドカー割引は2台目の自動車保険の新規契約時のみに適用されるため、すでに2台目の自動車保険を契約している場合は利用できません。
2台目の自動車保険の手続きには、車検証と運転免許証が必要です。手続きに必要な書類は、セカンドカー割引の適用の有無に関わらず、自動車保険加入時と同じです。
契約中である1台目の車の分も必要となるため、2台分用意しておきましょう。
なお、保険料をクレジットカードで支払う場合は、クレジットカードも必要です。
2台目以降の自動車保険を契約する場合に、特約や補償内容が重複してしまうケースがあります。特約や補償が重複していると、重複分の保険料を払いすぎてしまうため、注意しましょう。
補償が重複している場合、どちらの保険からも事故の補償を受けられますが、損害額以上の保険金を受け取ることはできません。2台目の自動車保険を契約する際は、1台目の契約内容も含めた全体の補償内容を検討し直すことが重要です。
チューリッヒの場合、複数の自動車保険を契約する際に重複しやすい特約は、以下の3つです。
これらの特約は、ひとつのご契約で記名被保険者またはそのご家族が補償対象です。そのため、1台目の自動車保険に付帯している場合は、2台目の自動車保険で付帯する必要はありません。
2台目以降のご契約時には、1台目の自動車保険の特約と照らし合わせたうえで、必要な特約を慎重に検討しましょう。
補償の重複で注意すべきことについて詳しくはこちら
セカンドカー割引などの割引制度だけでなく、各自動車保険が実施しているキャンペーンにも注目すると、2台目以降をよりお得に契約できる可能性があります。
チューリッヒが実施しているのは、2台目以降の自動車・バイクの保険料がお得になる「おまとめキャンペーン」です。
インターネットから2台目以降の自動車保険またはバイク保険を契約した場合
さらに、セカンドカー割引の条件を満たしていれば、おまとめキャンペーンとセカンドカー割引の併用もできます。セカンドカー割引の条件に合致しない場合も、おまとめキャンペーンのみを適用することは可能です。
「おまとめキャンペーン」の詳細はこちら
チューリッヒの「おまとめキャンペーン」の適用条件は以下のとおりです。
〈スーパー自動車保険をご契約中の方の適用条件〉
〈スーパーバイク保険をご契約中の方の適用条件〉
「おまとめキャンペーン」の対象になるのは、スーパー自動車保険とスーパーバイク保険の新規ご契約です。以下の商品・条件は対象外となるため注意してください。
<対象外の商品・条件>
※2025年1月執筆現在
免許を取ってはじめて車を購入する場合、一般的には6等級からスタートするため保険料が高くなりがちです。新たに自動車保険に加入をする方で、車を運転している親族がいるときは、セカンドカー割引を使えないか確認してみましょう。
資格:CFP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンとして勤めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
セカンドカー割引の対象となるのは、1台目の車に適用されている等級が11等級以上の場合です。
チューリッヒの場合、セカンドカー割引が適用されるには、以下の記名被保険者の条件を2つ満たす必要があります。
※同居の親族とは、同一の家屋に居住する「6親等内の血族」、「配偶者」および「3親等内の姻族」をいいます。
セカンドカー割引の適用の有無に関わらず、自動車保険加入時と同じ「車検証」と「運転免許証」が必要です。
契約中である1台目の車の分とあわせて2台分用意しておきましょう。
※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。
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