更新日:2024年4月17日
公開日:2022年9月9日
自動車税(種別割)では、排気量ごとに税額が異なります。また、初回新規登録から一定年数を経過した自動車などの税率を重くする重課制度なども導入されています。
ハイブリット車やグリーンディーゼル車などの自動車税早見表についてご説明します。※2024年4月執筆現在自動車税(種別割)とは、毎年4月1日時点で自動車を所有している人に課せられる都道府県税です。自動車の種類や排気量、用途などにより税額が定められています。
また、環境保護の観点から排出ガス性能や燃費性能に優れた自動車の税率を優遇し、初回新規登録から一定年数が経過した自動車の税率を重くするグリーン化税制が採用されています。
自家用乗用車の自動車税(種別割)の年額は、以下の自動車税早見表をご確認ください。月割の額については、各都道府県のウェブサイトでご確認ください。
単位:円
排気量・区分 | 税率 | グリーン化税制による税率 | ||
---|---|---|---|---|
2019年9月30日以前に初回新規登録をした場合 | 2019年10月1日以降に初回新規登録をした場合 | 75%軽課 | 15%軽課 | |
電気自動車 | 29,500 | 25,000 | 6,500 | - |
1.0リットル以下 | 29,500 | 25,000 | 6,500 | 33,900 |
1.0リットル超1.5リットル以下 | 34,500 | 30,500 | 8,000 | 39,600 |
1.5リットル超2.0リットル以下 | 39,500 | 36,000 | 9,000 | 45,400 |
2.0リットル超2.5リットル以下 | 45,000 | 43,500 | 11,000 | 57,700 |
2.5リットル超3.0リットル以下 | 51,000 | 50,000 | 12,500 | 58,600 |
3.0リットル超3.5リットル以下 | 58,000 | 57,000 | 14,500 | 66,700 |
3.5リットル超4.0リットル以下 | 66,500 | 65,500 | 16,500 | 76,400 |
4.0リットル超4.5リットル以下 | 76,500 | 75,500 | 19,000 | 87,900 |
4.5リットル超6.0リットル以下 | 88,000 | 87,000 | 22,000 | 101,200 |
6.0リットル超 | 111,000 | 110,000 | 27,500 | 127,600 |
※2024年4月執筆現在
環境性能割とは自動車を取得した際に課せられる税金で、税額は自動車の燃費性能などに応じて定められています。
適用期間によって環境性能割は異なるため、注意が必要です。
対象・要件など | 自家用・営業用別 | 特例措置の内容 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
|
自家用 および 営業用 | 非課税 | ||||
排出ガス性能/燃費性能 | 令和12年度燃費基準 | |||||
60% | 70% | 80% | 85% | |||
ガソリン車・LPG車 (ハイブリッド車を含む) | 平成17年排出ガス規制75%低減また は 平成30年排出ガス規制50%低減 | 自家用 | 3% | 2% | 1% | 非課税 |
営業用 | 1% | 0.5% | 非課税 |
対象・要件など | 自家用・営業用別 | 特例措置の内容 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
自家用 および 営業用 | 非課税 | ||||||
排出ガス性能/燃費性能 | 令和12年度燃費基準 | |||||||
70% | 75% | 80% | 85% | 90% | 95% | |||
ガソリン車・LPG車 (ハイブリッド車を含む) | 平成17年排出ガス規制75%低減また は 平成30年排出ガス規制50%低減 | 自家用 | 3% | 2% | 1% | 非課税 | ||
クリーンディーゼル車(ハイブリッド車を含む) | 平成21年排出ガス規制適合または 平成30年排出ガス規制適合 | 営業用 | 1% | 0.5% | 非課税 |
その一方で、初回新規登録から13年を経過したガソリン車(ハイブリッド車を除く)・LPG車および11年を経過したディーゼル車(乗用車)を概ね15%重課する制度です。ハイブリッド車、燃料電池車、クリーンディーゼル車、電気自動車の自動車税環境性能割の税率は、以下のようになっています。
単位:円
排気量・区分 | 重課 |
---|---|
電気自動車 | - |
1.0リットル以下 | 33,900 |
1.0リットル超1.5リットル以下 | 39,600 |
1.5リットル超2.0リットル以下 | 45,400 |
2.0リットル超2.5リットル以下 | 51,700 |
2.5リットル超3.0リットル以下 | 58,600 |
3.0リットル超3.5リットル以下 | 66,700 |
3.5リットル超4.0リットル以下 | 76,400 |
4.0リットル超4.5リットル以下 | 87,900 |
4.5リットル超6.0リットル以下 | 101,200 |
6.0リットル超 | 127,600 |
出典:神奈川県ウェブサイト「自動車税(種別割)月割税額表 重課 (初回新規登録:ガソリン・LPG車登録後13年超、軽油車登録後11年超
※2024年4月執筆現在
自動車税(種別割)の延滞金は、納付期限の翌日から1ヵ月以内に納税した場合は年7.3%、それより後になる場合は年14.6%の割合で計算された金額が加算されます。
延滞金は1年を365日として、日割り計算されます。
くわしくは、各都道府県のウェブサイトをご確認ください。
自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点で自動車を所有している方に課せられます。税額は、自動車の種類や排気量、用途などにより定められています。
どのような車に乗るか、また何年乗るかによって、税率は大きく変わります。
※記載の情報は、2024年4月時点の内容です。
「クルマは楽しくなくっちゃネ!」をモットーに、日本車・輸入車問わずカーライフを女性の視点で発信している。
現在はTV出演、ラジオ番組のパーソナリティなどを務める他、MCやレポーター、コメンテーター、イベントでのトークショーなど、多方面で活躍中。
プロダクション人力舎所属
アンガーマネージメントファシリテーター
日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)副会長
日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員
国際交通安全学会(IATSS)会員
なお初回新規登録から13年を経過したガソリン車(ハイブリッド車を除く)・LPG車および11年を経過したディーゼル車(乗用車)は、概ね15%重課しています。
また運輸支局に隣接する、自動車税申告窓口で「自動車税(種別割)申告書」を提出します。
くわしくは、自動車税申告窓口にてお問い合わせください。
インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引