更新日2024年2月29日
公開日2021年11月26日
自動車を所有すると、自動車税や自動車重量税など税金がかかります。自動車税の税額は、車種や用途、総排気量などによって異なります。年数を経過した自動車の場合は税率を重くするといったルールもあります。
車の自動車税(種別割)の一覧をご紹介し、普通車・軽自動車・排気量別(1,000cc・1,500cc・2,000cc・2,500cc・3,000cc・3,500cc・4,000cc・4,500cc・6,000cc)の自動車税の金額はいくらなのかご説明します。
(2024年2月更新)
自動車税(種別割)とは、毎年4月1日時点の車の所有者が支払うべき都道府県税です。軽自動車の所有者に対しては、自動車税ではなく「軽自動車税(種別割)」という税が課せられますが、課税団体が市区町村である点以外は、自動車税(種別割)と同じです。
総排気量については、車検証の「総排気量又は定格出力」の欄で確認することができます。
自家用の乗用車(登録車)の自動車税(種別割)は、以下の表のとおりです。
総排気量 | 乗用車(2019年10月1日以後初回新規登録) | 軽自動車(2015年4月1日以後に初回新規検査) |
---|---|---|
1,000cc以下 | 25,000円 | 10,800円 (自家用乗用車) |
1,000cc超1,500cc以下 | 30,500円 | |
1,500cc超2,000cc以下 | 36,000円 | |
2,000cc超2,500cc以下 | 43,500円 | |
2,500cc超3,000cc以下 | 50,000円 | |
3,000cc超3,500cc以下 | 57,000円 | |
3,500cc超4,000cc以下 | 65,500円 | |
4,000cc超4,500cc以下 | 75,500円 | |
4,500cc超6,000cc以下 | 87,000円 | |
6,000cc超 | 110,000円 |
なお、一部の環境配慮車(電気自動車やハイブリッドカーなど)翌年度の自動車税、軽自動車税が軽減します(軽課)。一方で新車新規登録(軽自動車の場合は届け出)から一定年数を経過した自動車に対しては自動車税・軽自動車税の、税率が重くなります(重課)。
適用期間:2023年4月1日〜2026年3月31日
適用内容:上記適用期間中に初めて車両番号の指定を受ける減税対象車(三輪以上の軽自動車)を取得した場合に限り、当該年度の翌年度分について特例措置が適用
対象・要件など | 特例措置の内容 | |
---|---|---|
乗用車 |
|
概ね75%軽減 |
軽自動車 |
|
概ね75%軽減 |
※出典:国土交通省 自動車税のグリーン化特例の概要をもとに作成
2024年2月更新
原則として新車新規登録後13年超経過した自動車が重課の対象になります。
ただし、ディーゼル車については11年超経過すると重課の対象になる点に注意してください。
乗用車 | 特例措置の内容 |
---|---|
ガソリン車、LPG車:新車新規登録から13年を超えるもの | 概ね15%重課※ |
ディーゼル車:新車新規登録から11年を超えるもの |
※電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ガソリンプラグインハイブリッド自動車、ガソリンハイブリッド自動車、一般乗合バス及び被けん引車については、重課の適用外
※バス(一般乗合バスを除く)及びトラック(被けん引車を除く)については、概ね10%重課
※出典:国土交通省 自動車税のグリーン化特例の概要をもとに作成
2024年2月更新
次に、軽自動車税のケースです。乗用の軽自動車については、13年経過によって、もともとの税額よりも概ね20%重課されます。
軽自動車 | 特例措置の内容 |
---|---|
初めて車両番号の指定を受けてから13年を経過した三輪以上の軽自動車※ | 概ね20%重課 |
※電気自動車、燃料電池自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ガソリンハイブリッド自動車及び被けん引車を除く
※出典:国土交通省 自動車税のグリーン化特例の概要をもとに作成
2024年2月更新
排出ガス性能および燃費性能に優れた環境負荷の小さい自動車の自動車税・軽自動車税における軽課は自動車購入の翌年度のみです。
しかし、環境負荷の大きい自動車の自動車税・軽自動車税の重課は毎年の支払いになります。
自動車税(種別割)は、自動車の種類、用途、総排気量などの区分により、税額が定められています。
自動車税(種別割)を確認したい場合は、国土交通省や各都道府県のウェブサイトで確認することが可能です。
「グリーン化特例」によって自動車税(種別割)の税額が増減する場合がありますので、車検証を見て自身の車の初度登録年月を確認するようにしましょう。
また、自動車税(種別割)に関連する税制は法律改正によって変わる可能性もありますから、制度改正にも注目しておきたいところです。特にこれから車を購入する方は、どれくらいの自動車税(種別割)がかかるのかをシミュレーションし、車を選ぶとよいでしょう。
最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。
インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引