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ハイブリッド車の自動車税。13年超えや環境性能割について

自動車税(種別割)では環境負荷の小さい自動車を優遇する一方で、新車登録から一定以上の時間が経過した環境負荷の大きい自動車に対しては、自動車税(種別割)が重くなるしくみをとっています。

ハイブリッド車の場合は、自動車税(種別割)の優遇措置を受けることができるのでしょうか。
環境にやさしいといわれているハイブリッド車でも、新車登録から13年が経過した後は自動車税(種別割)が高くなるのでしょうか。

本記事では、ハイブリッド車の自動車税(種別割)や環境性能割についてご説明します。

※2021年11月執筆現在

ハイブリッド車の自動車税(種別割)

自動車税(種別割)とは、毎年4月1日時点で自動車を所有している人に課せられる都道府県税です。税額は、排気量によって決められています。

そこでCO2排出量が少なく、燃費効率の高い自動車の普及と開発を図ることを目的に、自動車税(種別割)では、環境に配慮した自動車の税金を優遇する自動車税(種別割)のグリーン化を取り入れています。

たとえば、ガソリンエンジンと電気モーターを掛け合わせたガソリンハイブリッド車は、自動車税(種別割)のグリーン化に該当する車です。

自動車税(種別割)のグリーン化(環境配慮型税制)とは

自動車税(種別割)のグリーン化とは、地球温暖化対策と地球環境を保護する観点から排出ガス性能と燃費性能の違いにより、自動車税(種別割)に異なる税率を適用する税制です。

排出ガス性能と燃費性能に優れた自動車は、新車新規登録の翌年度の1年に限り、税率が低くなります。

2021年度に新車新規登録を行った場合、税負担が軽くなる乗用車と軽減される税率は以下の通りです。

税負担が軽くなる対象の乗用車とその割合

対象となる普通車 対象年度 軽減割合
  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • プラグインハイブリッド自動車
  • 一定の天然ガス自動車
初回新規登録の翌年度1年間 概ね75%減
2018年排出ガス基準50%低減(★★★★)
または
2005年排出ガス基準75%低減(★★★★)の営業用乗用車(ガソリン車・ハイブリッド車・LPG車)
2030年度燃費基準90%達成かつ
2020年度燃費基準達成
2030年度燃費基準70%達成かつ
2020年度燃費基準達成
概ね50%減
対象となる軽自動車 対象年度 軽減割合
  • 電気自動車
  • 一定の天然ガス自動車
初回新規登録の翌年度1年間 概ね75%減
2018年排出ガス基準50%低減(★★★★)
または
2005年排出ガス基準75%低減(★★★★)の営業用乗用車(ガソリン車・ハイブリッド車・LPG車)
2030年度燃費基準90%達成かつ
2020年度燃費基準達成
概ね50%減
2030年度燃費基準70%達成かつ
2020年度燃費基準達成
概ね25%減
参照元:自動車税のグリーン化特例の概要(国土交通省) ※2021年11月執筆現在

また、自動車税(種別割)のグリーン化では、新車新規登録から一定の年数が経過した環境負荷が大きい自動車に対しては重い税率が課せられます。

重課の対象となる乗用車とその重課割合を、表にまとめました。

重課対象となる乗用車とその割合

対象となる普通車 重課割合
ディーゼル車 初回新規登録後11年超のもの 概ね15%重課
ガソリン車・LPG車 初回新規登録後13年超のもの
上記に該当するバス(一般乗合バスを除く)・トラック(被けん引車を除く) 概ね10%重課
対象となる軽自動車 重課割合
初めて車両番号の指定を受けてから13年を経過したもの 概ね20%重課
参照元:自動車税のグリーン化特例の概要(国土交通省) ※2021年11月執筆現在

ハイブリッド車も13年を超えると自動車税(種別割)が高くなるの?

ハイブリッド車は、新車登録から13年を経過した場合でも自動車税(種別割)の重課対象とはなっていません。

また、ハイブリッド車だけでなく電気自動車や燃料電池自動車、メタノール自動車、天然ガス自動車、一般乗合バス、被けん引車についても重課の適用外となっています。

自動車取得税が廃止に。導入された「環境性能割」

自動車税(種別割)のグリーン化は燃費性能がよく、高い基準の排出ガス性能をクリアした自動車に対して、毎年支払う自動車税(種別割)の税率を軽減しています。

掛け合わせるという意味をもつ「ハイブリッド」ですが、ガソリンエンジンとモーターのハイブリッド車や、ディーゼルエンジンとモーターのハイブリッド車など、さまざまな種類のハイブリッド車があります。

このようなハイブリッド車に対して、税率を軽減しています。

その一方で、一定の年数が経過した環境負荷の大きな自動車に対しては税率を重くするという制度です。

環境問題や地球温暖化問題への対策がよりいっそう求められる中、自動車税(種別割)だけでなく、自動車を取得する際に課せられる環境性能割でも、環境負荷の少ない自動車に対して税率を優遇するしくみが用いられています。

「環境性能割」とは

環境性能割とは自動車取得税に代わって、2019年10月から導入が開始された税です。

自動車を取得したタイミングで課税されるもので、燃費性能に応じて税率が変わります。燃費のよい自動車であるほど、税が軽減されるしくみとなっています。

「環境性能割」の税率 

環境性能割の税率は燃費性能に加え、自家用であるか営業用であるかによって変わってきます。

また、2021年度の税制改正によって、自家用の乗用車を購入した場合に環境性能割を1%軽減する臨時的軽減措置の期間が延長されました。
これにより、2021年12月31日までに取得した自家用乗用車については軽減措置が適用されるようになっています。

たとえばガソリンエンジンと電気モーターを掛け合わせた、ガソリンハイブリッド車の環境性能割の税率は、2021年12月31日までは非課税〜2%の間で設定されています。

環境性能割の税率を、普通自動車と軽自動車に分けて表にまとめました。( )内は、軽減措置の適用が終了する2022年1月1日以降の税率を記載しています。

普通自動車の税率

対象車 税率
自家用 営業用
  • ハイブリッド車
  • ガソリン自動車
  • LPG車
★★★★2018年排出ガス基準50%低減
または
2005年排出ガス基準75%低減
2030年燃費基準85%達成かつ
2020年燃費基準達成
非課税 非課税
2030年燃費基準75%達成かつ
2020年燃費基準達成
非課税
(1%)
非課税
2030年燃費基準65%達成かつ
2020年燃費基準達成
1%
(2%)
0.5%
2030年燃費基準60%達成かつ
2020年燃費基準達成
1%
(2%)
1%
上記以外 2%
(3%)
2%
  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • プラグインハイブリッド車
  • 一定の基準をクリアした天然ガス自動車
非課税 非課税
参照元:乗用車の環境性能割(神奈川県) ※2021年11月執筆現在

軽自動車の税率

対象車 税率
自家用 営業用
  • ハイブリッド車
  • ガソリン自動車
  • LPG車
★★★★2018年排出ガス基準50%低減
または
2005年排出ガス基準75%低減
2030年燃費基準75%達成かつ
2020年燃費基準達成
非課税 非課税
2030年燃費基準60%達成かつ
2020年燃費基準達成
非課税
(1%)
0.5%
2030年燃費基準55%達成かつ
2020年燃費基準達成
1%
(2%)
1%
上記以外 1%
(2%)
2%
  • 電気自動車
  • 燃料電池自動車
  • 一定の基準をクリアした天然ガス自動車
非課税 非課税
参照元:乗用車(軽自動車)の環境性能割(神奈川県) ※2021年11月執筆現在

ハイブリッド車の自動車税についてまとめ

自動車税(種別割)のグリーン化によって、ガソリン車では新車登録から13年が経過した車に関しては高い税率が課せられるようになりますが、ガソリンハイブリッド車は13年が経過しても重課の対象とはなりません。

また、環境性能割に関しても2021年12月31日までは排出基準や燃費基準をクリアしたガソリンハイブリッド車は、税率が優遇されるようになっています。

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※記載の情報は、2021年11月時点の内容です。

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