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自動車税の支払い方法。クレジットカードやコンビニ払いはできる?

更新日:2024年4月11日

公開日:2020年8月6日

自動車税は、毎年4月1日時点の車の所有者に対して課される地方税の一つです。自動車税の支払い方法も、さまざまな方法があります。自動車税の支払い方法について、クレジットカードやコンビニ払いができるのかなどご説明します。

ポイント

  • 自動車税は、パソコンやスマートフォンを利用してクレジットカード払いをすることも可能です。
  • クレジットカード払いでは、コンビニや金融機関の窓口まで足を運ぶ必要がなく、分割払いをすることもできます。
  • クレジットカード払いには手数料が必要です。分割払いやリボ払いを選択した場合には、別途手数料が発生します。
  • 納税証明書発行まで時間がかかるため、納税証明書が早急に必要な場合は注意が必要です。
  • くわしくは、各自治体のウェブサイトにて確認してください。

自動車税の支払い方法

自動車税の支払い方法には、以下の方法があります。

クレジットカード インターネット
現金払い 指定金融機関の窓口、コンビニエンスストアなど
※納付書が必要です
電子マネー 一部のコンビニエンスストア
Pay-easy(ペイジー) インターネット、ATM
口座振替(自動払込) 納税者の指定した金融機関
QRコード決済 スマートフォンでキャッシュレス決済

自動車税をクレジットカードで支払う方法

自動車税は、さまざまな方法で支払うことができます。そのなかで、いつでもどこでも支払い可能なのがクレジットカードを利用して自動車税を支払う方法です。また、クレジットカードによる納税の場合は、クレジット利用代金が引き落とされる日まで、実際の支払日を遅らせることができるというメリットもあります。

インターネットでクレジットカード払いにする

クレジットカードで自動車税を支払う場合は、パソコンやスマートフォンからインターネットを介して支払いを行います。支払方法は一括払いの他、分割払いやリボ払いを選択することができます。

支払い時に現金を用意する必要がなく、高額な税金をすぐに準備できない場合でも分割して支払うことができるため便利です。ただし、分割払いやリボ払いを利用する際にはクレジットカード会社が定める手数料などがかかることがあります。自動車税をクレジットカードで支払う場合は、自治体が指定する支払いサイトにアクセスする必要があります。

自治体によって独自の納付サイトを用意しているケースや「F-REGI公金支払い」サービスなどを利用しているケースがあります。くわしくは該当の自治体のウェブサイトや納税通知書の記載事項などを確認してください。また、コンビニや金融機関の窓口などでクレジットカード払いをすることはできませんので注意してください。

モータージャーナリスト 竹岡 圭

クレジットカードでの納税は、決済手数料がかかります。金額的に節約したいという場合は現金となりますが、銀行に現金を預けてある場合は、引き出し手数料などとの比較も必要です。

クレジットカードと電子マネーを使って、コンビニで支払う

コンビニでクレジットカードを使って、自動車税を支払うことはできません。しかし、電子マネーによってはその都度、クレジットカードからチャージすることができるものもあります。そのような場合では、クレジットカードから電子マネーにチャージし、コンビニで電子マネーを使って自動車税の支払いを行うことが可能です。

東京都民が自動車税をクレジットカードで支払う場合

東京都では自動車税をはじめとした各種都税をクレジットカードで支払うことができます。支払い時には、納税通知書・納付書に記載されている「納付番号」、「確認番号」、「納付区分」が必要になります。

納税通知書・納付書とクレジットカードを準備し、必要事項を入力するだけで支払い手続きを行えます。手続きが完了すると、決済日時に応じた納税証明書発行可能日が画面上に表示されます。

車検などで納税証明書が必要な場合は、ウェブサイト上にも「納税証明書発行スケジュール」が記載されているため、そちらで納税証明書の発行可能日や運輸支局での納税確認可能日を確認することができます。

モータージャーナリスト 竹岡 圭

自動車税の納税時期に手元にすぐ現金が用意できない場合は、クレジットカードを使うのが便利です。その場合はリボ払いなどにも対応しています。

クレジットカード払いでの注意点

クレジットカードの決済手数料がかかる

便利なクレジットカード払いですが、気をつけなければならないのが、自動車税の他に決済手数料がかかるということです。自動車税だけでなく複数の支払いがある場合は、1件ごとそれぞれに決済手数料がかかります。自治体によっては、税額に応じて段階的に手数料が変わるところもあります。

たとえば東京都の場合は、以下の通りです。

税額 決済手数料(税込)
1円〜10,000円 83円
10,001円〜20,000円 167円
20,001円〜30,000円 250円
30,001円〜40,000円 334円
40,001円〜50,000円 418円
※以降も同様に10,000円を超えるごとに決済手数料が加算されます。
※出典元:国税クレジットカードお支払サイト
※2024年4月現在

決済手数料は、「国税クレジットカードお支払いサイト」にて確認することができます。

領収書が発行されない

クレジットカード支払いにすると、領収書が発行されません。そのため、クレジットカード会社の利用明細で確認する必要があります。また領収書が必要な場合は支払い手続き画面を印刷し、記録として残しておきましょう。

納税証明書が約10日間発行されない

至急、納税証明書が必要となる場合は、クレジットカード納付ではなく、金融機関などの窓口またはコンビニでの納付をおすすめします。

自動車税納税証明書。再発行やコンビニ・ネット納付について
モータージャーナリスト 竹岡 圭

納税証明書がすぐに必要な場合は、クレジットカードの決済は向いていません。車検が近いという方は気をつけましょう。

自動車税のコンビニ払い

自動車税に限らず、都道府県の納税額が30万円以下の場合はコンビニで支払うことが可能です。営業時間内であれば、土日でも支払いができます。平日が忙しい方は納付書を持参のうえ、コンビニで土日を使って支払うとよいでしょう。

ただし以下の場合は、コンビニで支払うことはできません。

  • 納付書のバーコードに、汚れや破損がある場合
  • 納付書の支払金額を修正した場合
  • 納付書および領収済通知書にある「バーコード」や「Pay-easy(ペイジー)」「クレジット」の納付期限を過ぎた場合
  • 納税額が30万円を超えた場合

自動車税の納付期限

納付書が届いてから、支払い期限まで意外と時間がないのが自動車税の支払いです。ご自身にあった方法を選んで、期限内に納付しましょう。

まとめ

自動車税はパソコンやスマートフォンを使って、クレジットカード払いをすることが可能です。一括払いはもちろん、分割払いやリボ払いをすることができます。ただし、分割払いやリボ払いを選んだ場合は、手数料がかかるので注意が必要です。くわしくは、各自治体のウェブサイトで確認しましょう。

※記載の情報は、2024年4月11日時点の内容です。

自動車税のよくあるご質問

Q自動車税は、コンビニで支払える?
A 自動車税に限らず、都道府県の納税額が30万円以下の場合はコンビニで支払うことが可能です。
営業時間内であれば、土日でも支払いができます。

平日がお忙しい方は納付書を持参のうえ、コンビニで土日を使って支払うとよいでしょう。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

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