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任意保険証(自動車保険証券)とは。ないとどうなる?

更新日:2025年1月27日

公開日:2023年3月24日

任意保険証(自動車保険証券)とは。ないとどうなる?

任意保険証(自動車保険証券)とは、自動車保険の契約内容を証明するために交付される書面です。被保険者に関する情報や補償内容が書かれており、契約内容を変更するときや解約をするときに必要になります。
任意保険証の内容や紛失時の再発行の方法、e証券割引(e割)や任意保険証のどれが必要な情報かなどをご説明します。

目次

任意保険証(自動車保険証券)とは

任意保険証(自動車保険証券)に記載されている内容

チューリッヒの自動車保険の保険証券(自動車保険証券)には、以下の内容が書かれています。

任意保険証(自動車保険証券)に記載されている内容
  • 証券番号
  • 契約者の情報
  • 契約内容
  • 告知事項「記名被保険者(主に運転される方)」
  • 告知事項「契約した車の情報(補償の対象となる車)」
  • 保険料の支払いに関する情報
  • 補償内容および割引・特約内容

※2024年9月執筆現在

任意保険証の記載内容と自動車検査証の内容が異なる場合、インターネットで契約ができません。その場合は現在加入中の保険会社に連絡し、契約内容の変更手続きが必要です。

証券番号

証券番号は、事故や契約内容の問合わせをする際、契約を確認するための番号です。チューリッヒの場合、保険会社の問合わせなどで証券番号が必要になったときは、任意保険証(自動車保険証券)を確認してください。また、インターネットの契約内容照会ページからでも確認できます。

契約者の情報

契約者の情報欄には、氏名や住所、電話番号などの情報が書かれています。チューリッヒの場合、次の内容が書かれています。

  • 記名被保険者
  • 被保険自動車
  • 保険料算出項目
  • 前契約情報

契約者が変更となった場合は、保険会社に連絡しましょう。手順に沿って名義変更の手続きを行ってください。

契約内容

任意保険証には、以下のような自動車保険の契約内容が書かれています。契約内容を把握したいときは、任意保険証を確認しましょう。チューリッヒの場合、次の内容が書かれています。

  • 保険種類
  • 所轄店
  • 代理店
  • 保険期間
  • ノンフリート等級
  • 事故あり係数適用期間

告知事項「記名被保険者(主に運転される方)」

任意保険証には、年齢条件や運転者の範囲といった運転者の条件が書かれています。

年齢条件とは、運転する方の年齢を限定することによって保険料が割引になるしくみです。
運転者の範囲とは、「運転者本人・配偶者限定」「運転者家族限定」「限定しない」など運転する方の範囲を定めることで、保険料が割引になるしくみです。

年齢条件や運転者の範囲に当てはまらない方が運転した場合、万が一事故を起こした際に補償されない可能性があります。任意保険証に記載された年齢条件や運転者の範囲が実態と異なる場合は、保険会社に変更の手続きを行いましょう。

なお、チューリッヒの場合、次の内容が記載されています。

  • 記名被保険者の氏名
  • 性別
  • 生年月日
  • 運転免許証の色
  • 記名被保険者の年齢
  • 記名被保険者の住所

告知事項「被保険自動車(補償の対象となる車)」

任意保険証には、以下のような車の情報が書かれています。車や運転の使用目的などが変わる場合は、保険会社への連絡が必要です。

  • メーカー名・車名
  • 登録番号
  • 仕様
  • 型式
  • 初度登録年月
  • 車台番号
  • 用途・車種
  • 車両所有者

告知事項「その他の保険料算出項目」

告知事項には、被保険者や被保険自動車の情報以外で、保険料算出に必要な項目が書かれています。チューリッヒの場合、次の内容などが書かれています。

  • 使用目的
  • 年間予定走行距離
  • 重複契約について

告知事項「前契約情報」

前の自動車保険の契約内容から引き続き契約する場合は、前の契約内容も書かれています。チューリッヒの場合、次の内容が書かれています。

  • ノンフリート等級
  • 事故あり係数適用期間
  • 証券番号
  • 保険会社(共済)名
  • 事故件数

保険料の支払いに関する情報

任意保険証には、以下のような保険料の支払いに関する情報が書かれています。

  • 年間保険料
  • 払込み方法
  • 払込み期日 など

補償内容および割引・特約内容

任意保険証には、以下のような補償内容や保険証券などが書かれています。万が一事故を起こしたときに受けられる補償を確認しておきましょう。

  • 補償種目
  • 保険金額
  • 割増引
  • 補償される運転者の範囲

任意保険証(自動車保険証券)とは、自動車保険(任意保険)に加入後、契約内容を証明するために交付される書面です。任意保険証には、以下のような情報が書かれています。

  • 被保険者に関する情報
  • 契約した車の情報
  • 補償内容(付帯しているもの、補償金額) など

保険会社に問合わせをするとき、任意保険証に書かれた情報が必要になる場合があります。契約内容の変更・解約手続きを行う際にも必要になるため、紛失しないように保管しましょう。

任意保険証(自動車保険証券)が届くまで

自動車保険を申し込んだ後、任意保険証が「いつ発行されるのか」と不安になることがあるかもしれません。保険会社によって異なりますが、申込み後1週間前後で届くことが一般的です。

チューリッヒの場合、保険料の入金確認後4〜5日で届きます。日数が経過しても郵送されない場合は、保険会社に問合わせましょう。なお、任意保険証を発行しないペーパーレスの契約を選択している場合は、紙の書類は届きません。

チューリッヒで継続手続きをした場合、任意保険証の発送タイミングは支払方法や申込時期によって次のように異なります。

クレジットカード払い カード決済日の翌営業日
お振込
※満期日前日までにチューリッヒの口座に入金
チューリッヒが入金を確認した翌営業日
お振込
※満期日以降にチューリッヒの口座に入金
振り込み日の7日から10日後
コンビニ払い お支払い日の翌営業日

任意保険証が発行されないケース

保険会社によっては、任意保険証(自動車保険証券)のペーパーレス対応を行っていることがあります。「任意保険証を紛失してしまった」「まだ届いていない」という場合は、契約時にペーパーレスを選択しているかもしれません。

ペーパーレスを選択した場合、契約内容はインターネット上で閲覧が可能です。証券番号などを閲覧する際はIDとパスワードを使ってログインし、会員専用ページから確認できます。

e証券割引(e割)とは。任意保険証の発行は必要?

e証券割引(e割)とは、インターネットで新規または継続手続きを行い、保険証券、異動・解約承認書が不要の場合に適用される割引です。チューリッヒの場合、e証券割引が適用されると「保険証券などの書類が不要」という扱いになるため、保険料が最大500円割引※1になります。

「e証券割引」を選択後、あとから証券が必要になった場合はカスタマーケアセンターに問合わせましょう。e証券割引500円を削除して追加保険料※2を支払えば、保険証券の発行が可能です。

※1 クレジット分割払い(当社11回払い)でご契約の場合は年間で480円割引となります。
※2 クレジット分割払い(当社11回払い)でご契約の場合は最大500円の追加保険料が発生いたします。

チューリッヒの自動車保険の各種割引について詳しくはこちら

任意保険証が必要な場面

任意保険証(自動車保険証券)が必要な場面

任意保険証(自動車保険証券)が必要な場面には、以下のような場面があります。

  • 契約者の氏名が変わるとき
  • 車の所有者が変わるとき
  • 解約するとき
  • 保険会社を切り換えるとき
  • 事故を起こした・事故にあったとき
  • 保険金の請求を行うとき

契約内容を変更する際は、任意保険証を準備したうえで保険会社に問合わせましょう。

勤務先に提出する理由

会社によっては、勤務先に任意保険証の提出が必要になることがあります。提出する理由は、会社が「従業員が自動車保険に加入しているか」を確かめるためです。
通勤の際に従業員が事故にあった場合に備えて、自動車保険に加入しているかを確かめておく必要があります。

勤務先に提出する場合は、保険に加入していることや契約内容がわかればよいことになっています。そのため、提出する書類は原本ではなく、コピーでも可であることがほとんどです。

任意保険証がない場合の再発行方法

任意保険証(自動車保険証券)がない・紛失した場合は、保険会社のカスタマーケアセンターへ連絡すると再発行の手続きが可能です。
チューリッヒの場合、お電話にて受け付けています。手続きの際は氏名や生年月日、電話番号が必要です。
チューリッヒのカスタマーケアセンターの安心サポートについて詳しくはこちら

任意保険証の保管場所

「任意保険証(自動車保険証券)はどこに保管すればよいのか」と悩む方がいるかもしれません。任意保険証は、車検証のように「常に携帯していなければならない」ということはありません。

「必要なときに見つからない」といったことがないよう、原本は自宅で保管しましょう。あわせて任意保険証のコピーと車検証を、一緒にグローブボックスなどに保管しておくのがおすすめです。仮に原本を紛失しても、コピーがあれば証券番号などを保険会社に伝えることがスムーズになります。

金子 賢司
金子 賢司

多くの保険会社では、マイページというお客さま向けインターネットサービスを用意しており、スマートフォンやパソコンから自身の保険証券に関する情報が確認できます。必要なときにすぐに確認できるよう、マイページに登録しておきましょう。

任意保険証(自動車保険証券)についてよくあるご質問

Q任意保険証とはどのようなものですか?
A

任意保険証とは、自動車保険に加入後、契約内容を証明するために交付される書面のことです。被保険者に関する情報や、保険料、契約した車の情報、補償内容(付帯している特約、保険金額)などが書かれています。

Q任意保険証の再発行方法を教えてください。
A

任意保険証の再発行が必要となった場合は、保険会社に問合わせを行うことで手続きができます。

Q任意保険証はどのようなときに必要ですか?
A

任意保険証が必要になる場面は、保険の契約内容を変更するときや解約をするときです。
会社によっては、マイカー通勤をしている従業員に提出を求める場合があります。その際は、原本ではなくコピーの提出でも問題ありません。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

チューリッヒの自動車保険

インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちらをご確認ください。
  • お電話でお手続きされた場合“インターネット割引”は適用されません。
運営者情報
チューリッヒ保険会社
(チューリッヒ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド)

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