更新日:2025年5月8日
公開日:2023年4月13日
保険金請求書は、事故の補償を受けるなど保険金を請求する際、契約者が保険会社に提出する書類です。請求者の情報や事故の状況などを記載します。
保険金請求書は、正しく記載して提出しなければ保険金の支払いが遅れる場合があります。スムーズに保険金を受け取るためにも、誤りや漏れがないように記入することが大切です。
保険金請求書の書き方や、保険金を請求する際に必要な書類をご説明します。保険金を請求する方は、参考にしてください。
保険金請求書は、事故の補償を受けるなど保険金を請求する際、契約者が保険会社に提出する書類です。
加入する保険内容や保険会社によっては、保険金請求書の提出が省略される場合があります。
なお、チューリッヒでは提出が必要です。
保険金請求書の様式は、保険会社によって異なることがあります。保険金の請求が必要になった際は、様式を確認しましょう。
保険金請求書は、正しく記載しなければ保険金の支払いが遅れることがあります。
ここでは、チューリッヒの場合を例に、保険金請求書の書き方をご説明します。
記入例について詳しくはこちらを参照してください。
※2025年2月執筆現在
保険金請求書の「記入日」を記載します。
事故発生日を記載します。
保険証券に記載されている証券番号を記載します。
請求者の氏名、住所、連絡先を記載し、忘れずに捺印してください。実印ではなく認印でも問題ありません。請求者が未成年の場合は、親権者が請求権者となります。請求する保険の種類により、請求者が異なる場合があります。
保険金を受け取る口座の情報を記載します。
車両の向きや速度、道幅などの事故状況を記載します。センターライン(道路の中央に引かれた線)やゼブラゾーン(交差点の手前などで斜めの白線を白い枠線で囲んでいる区画線)、道路標示などをわかる範囲で記載してください。
事故があった場所を思い出せない場合は、Google ストリートビューなどの地図アプリを活用するとよいでしょう。補足説明を記載する際は、事故の状況をできるだけわかりやすく書いてください。
警察への届出日、届け出た警察署、届出種類を記載します。診断書を警察に提出していれば、人身事故扱いになります。
保険金請求をする保険以外に請求可能な保険があれば、請求の有無とあわせて記載します。
事故時に運転していた方の氏名、住所、生年月日、免許証情報を記載します。ゴールド免許の場合は「優良」に◯印を付けます。免許の種類は、免許証の表記を確認しながら◯印を付けてください。
本記事の内容は、一般的な書類の作成方法や取得方法の説明です。
保険会社や担当の行政機関によっては、ご案内内容が異なる場合があります。
保険金請求書を書く際の注意点をご説明します。
保険金請求書をはじめとする保険に関する重要な書類は、黒色のボールペンで記載してください。消えるタイプのボールペンは使用できません。摩擦などによる熱で文字が消える可能性があるためです。
記載内容を誤ったときは、誤った文字に二重線を引き、訂正印を押してください。修正ペンや修正テープなどは利用しないようにしましょう。保険会社のウェブサイトで保険金請求書をダウンロードできる場合は、再度印刷して書き直すのがおすすめです。
保険金請求者と契約者は、異なるケースがあります。たとえば請求者が未成年の場合は親権者が請求者となり、契約者が死亡した場合は契約者以外の方が請求者になります。
保険の種類や事故の状況によっては保険金請求者と契約者が異なることがあるため、保険金請求者を間違えて記入していないか確認しましょう。
保険金請求書を記載したあと、「記入漏れがないか」「印鑑を押し忘れていないか」「誤っている箇所がないか」を確認してください。保険金請求書の内容に誤りがあると、支払いが遅れる場合があります。問題がなければ、保険会社に郵送してください。
保険金請求書を入手する方法は保険会社によって異なりますが、大きく分けて以下の2パターンがあります。
チューリッヒの場合は、契約者に郵送します。
保険金請求書の入手方法がわからないときは、加入する保険会社の契約者ページを確認しましょう。事故対応の担当者に問い合わせることも可能です。
保険金請求の際に必要な書類があります。担当者から提出を求められたら、速やかに対応しましょう。
保険金の意志確認または保険金請求権があることを確認するために必要な書類 |
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事故原因または事故状況の確認のために必要な書類 |
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損害の範囲、損害の額または傷害の程度を確認するために必要な書類 |
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保険の対象の所有者を確認するために必要な書類 |
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公の機関や関係先への調査のために必要な書類 |
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被保険者が損害賠償責任を負担することを確認するために必要な書類 |
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保険金請求書は、保険会社に郵送で提出しましょう。提出期限は、具体的に「何日以内」といった決まりはありません。しかし、保険金請求書を提出しなければ手続きが進まないため、できるだけ早く提出しましょう。
事故にあい、保険金を受けとる場合、一般的には保険金請求書の記入と保険会社への提出が必要です。
保険金請求書は、契約者が保険会社に保険金を請求する際に必要な書類です。正しく情報を記載しなければ、保険金の支払いが遅れる場合があります。
スムーズに保険金を請求するため、わからない点は担当者に相談し、できるだけ早く提出するようにしましょう。
保険会社は、保険金請求が受理され次第、対応を進めます。保険金請求書の記載内容に誤りがある場合は、保険会社は確認作業が必要となり、保険金の支払いが遅れる可能性があります。保険金請求書は速やかに、かつ正確な内容のものを提出してください。
資格:CFP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンとして勤めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
保険金請求書とは、契約者が保険会社に保険金を請求する際に提出する書類のことです。請求者の情報や事故の状況を記載します。
保険金請求書は契約者本人が書くようにしましょう。
事故日より、30日以内に保険会社へ連絡してください。チューリッヒでは、専用ダイヤルやメール、LINEのチャットでも保険金請求が可能です。
※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。
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