閉じる

「記名被保険者」と「保険契約者」との違い。記名被保険者の変更時の注意点

  • シェア
  • ツイート
  • LINEで送る
  • はてブ

「記名被保険者」と「保険契約者」との違い。記名被保険者の変更時の注意点

自動車保険を契約するときに「記名被保険者」という用語が出てきます。記名被保険者は保険料を決定する大きな要素の1つです。記名保険者の変更によって追加の保険料の支払いが必要になったり、返金が発生したりすることがあります。
本記事では、記名被保険者と保険契約者との違い、変更の条件、注意点、申込み方法まで詳しく解説します。

そもそも「記名被保険者」とは?保険契約者とは違うの?

そもそも「記名被保険者」とは?保険契約者とは違うの?

自動車保険には、保険契約者・記名被保険者・車両所有者という3つの名義があります。保険に加入するときに目にされているはずですが、覚えていない人も多いでしょう。チューリッヒでは、それぞれ次のように規定しています。

保険契約者:保険契約の申し込みをし、保険料を支払う人

保険契約者:保険契約の申し込みをし、保険料を支払う人

記名被保険者:主に契約の車を運転する人。補償の中心になる人

記名被保険者:主に契約の車を運転する人。補償の中心になる人

車両所有者:補償対象となる車の所有者

車両所有者:補償対象となる車の所有者

保険契約者と記名被保険者は必ずしも同じ人である必要はありません。
たとえば親が保険料を支払ってくれているのであれば、保険契約者は「親」で、車を主に運転するのが自分であれば、記名被保険者が自分ということになります。

記名被保険者の決め方

記名被保険者の決め方

記名被保険者は車を主に運転する人

記名被保険者は契約の車を主に運転する人です。主に運転する人というのは、運転する頻度が最も高い人と考えておけばよいでしょう。そして自動車保険の補償は、この記名被保険者を基準に設定されるということです。

記名被保険者は

  • 自動車保険の被保険者(補償対象となる人)の範囲
  • 等級や事故有係数適用期間の継承範囲
  • 年齢別料率区分

などが決まる重要な要素だということを覚えておいてください。

自動車保険の契約の際は、記名被保険者が決まったら、記名被保険者の生年月日、居住地、運転免許証の色などを入力します。年齢、運転免許証の色によって保険料は変わります。つまり、保険料は記名被保険者によって変わるのです。では、なぜ記名被保険者を変更すると、保険料が変わるのか、詳しく見てみましょう。

保険料は、年齢・免許の色・等級によって変わる

保険料は、年齢・免許の色・等級によって変わる

自動車保険の保険料は、損害保険料率算出機構が提示している「参考純率」をもとに保険会社が料率を計算し、さまざまな要因によって決定されますが、記名被保険者にかかわるのは、次の3つです。

  1. 年齢
  2. 免許の色
  3. 等級

保険料は、記名被保険者の年齢、免許証の色、等級によって変わります。詳しく見てみましょう。

(1)年齢
記名被保険者の年齢を保険料の算出要素に適用しています。これにより、同一の運転者年齢条件※であっても、記名被保険者の年齢によって保険料が異なります。年齢については記名被保険者が個人の場合に限ります。

(2)免許証の色
ゴールド免許の人は、事故にあう危険性が低いと判断され、保険料が安くなります。
契約締結時の記名被保険者の免許証の色が通年適用されますので、契約途中で免許証の色が変わっても保険料の変更はありません。
チューリッヒでは、ゴールド・ブルー・グリーンの区分を設け、ゴールド免許の人は「ゴールド免許割引」が適用され、特に割安となります。

(3)等級
事故にあう危険性は、等級でも判断され、保険料にも反映されます。等級とは、事故(=保険金請求)歴に応じて保険料の割引・割増をするしくみです。

等級は、1等級から20等級まであり、等級が高い人ほど事故にあう危険性が低いと判断され保険料が安くなり、等級が低い人ほど事故にあう危険性が高いと判断されて保険料が高くなります。その等級は契約の車や保険契約者ではなく、保険契約における記名被保険者(主な運転者)に適用されます。

記名被保険者を変更する際の注意

記名被保険者を変更する際の注意

記名被保険者の設定が保険料に影響することは、ご理解いただけたでしょうか。たとえば単身赴任や車の譲渡などで車を主に運転する人が変わる場合には記名被保険者の変更手続きが必要になります。ここでは変更時の注意点をお話しします。

(1)記名被保険者を引き継げる「条件」
記名被保険者は誰に名義変更してもよいわけではありません。記名被保険者を変更できる範囲は、次のように定められています。

変更できる記名被保険者の範囲 記名被保険者の配偶者
記名被保険者の同居の親族
記名被保険者配偶者の同居の親族

ここで大事なポイントは、配偶者以外はすべて「同居」が条件になっていることです。別居している親や子どもには、記名被保険者を引き継げません。

(2)変更後に補償を受けられる人たちの「範囲」が変わる
冒頭でお話ししたとおり、自動車保険は記名被保険者を基準に補償範囲が決まります。すなわち記名被保険者の変更によって、補償される人(被保険者)が変わる可能性があります。
被保険者とは、補償を受けられる人・保険の対象となる人です。被保険者の範囲は、次のように定められています。

被保険者 補償を受けられる人・保険の対象となる人の範囲
(1)記名被保険者(補償の中心になる人)
(2)記名被保険者の配偶者
(3)記名被保険者の同居の親族
(4)記名被保険者の別居の子ども(未婚)

被保険者は、記名被保険者を起点にして決定します。ということは、記名被保険者を変更すると、補償を受けられる人・保険の対象となる人の範囲も変わるのです。たとえば、「父親・母親・別居の長女(未婚)・同居の次女」という家族を例にして考えてみましょう。

変更前:補償を受けられる人・保険の対象となる人の範囲
記名被保険者(補償の中心になる人) 父親
記名被保険者の配偶者 母親
記名被保険者の同居の親族 同居の次女
記名被保険者の別居の子ども(未婚) 別居の長女(未婚)

「記名被保険者」が「父親」だった場合、「別居の長女(未婚)」も「記名被保険者の別居の子ども(未婚)」に該当するので補償を受けることができます。

しかし「記名被保険者」を「父親」から「同居の次女」に変更した場合、「別居の長女(未婚)」は「同居の次女」にとって「姉」ですから「記名被保険者の別居の子ども(未婚)」ではなくなります。また「記名被保険者の同居の親族」でもないため、補償を受けられなくなってしまうのです。

変更後:補償を受けられる人・保険の対象となる人の範囲
記名被保険者(補償範囲の中心となる人) 次女
記名被保険者の同居の親族 父親・母親

このように自動車保険は、記名被保険者を中心にして、補償や特約の範囲が決まります。記名被保険者を変更すると、記名被保険者と被保険者との「関係」も変化し、上記のケースのように補償を受けられない人が出てくる場合があるのです。

記名被保険者を変更する際には、被保険者=補償を受けられる人・保険の対象となる人の「範囲」や「関係」をしっかりと確認しておきましょう。

(3)等級の引き継ぎ範囲
自動車保険では記名被保険者の等級を、新しい記名被保険者に引き継ぐことが可能です。ただし引継ぎできる範囲が決められています。
範囲は、以下のとおりです。

  • 記名被保険者の配偶者
  • 記名被保険者の同居の親族
  • 配偶者の同居の親族

チューリッヒの場合、記名被保険者の配偶者に関しては、内縁関係でも認められていますが、手続き上で内縁を証明する書類が必要なことがありますのでご注意ください。

告知義務違反に注意

告知義務違反に注意

本記事では「記名被保険者」とは何か、記名被保険者を変更する際の注意点についてお話ししてきました。
記名被保険者は、自動車保険の保険料算出や補償範囲に影響する重要な事項であることがおわかりいただけたと思います。

また、記名被保険者を決めるときに注意しなければならないのが告知義務違反です。記名被保険者は、「主に車を使用する人」とご説明しました。保険料を安くする目的で、ほとんど車を使用(運転)しない人を記名被保険者に設定することは、告知義務違反となり、保険契約の解除や保険金が支払われないことがあります。

記名被保険者の設定や変更にあたって不明点があれば、保険会社に問合わせてみましょう。

最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。

※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。

チューリッヒの自動車保険

インターネットから申し込むと、
初年度最大21,000円割引

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちらをご確認ください。
  • お電話でお手続きされた場合“インターネット割引”は適用されません。

DD190719-1

「保険の手続き」の記事一覧

プレゼントキャンペーン

自動車保険のサービス・補償内容

特別コンテンツ


TAGS

専門家のコラム

公式SNS

チューリッヒの自動車保険 ネット申込みで最大21,000円割引(※) 自動車保険のお見積りはこちら

TAGS

チューリッヒの自動車保険
ネット申込みで最大21,000割引!

  • インターネット割引(最大20,000円)、e割(最大500円)、早割(最大500円)の合計金額。各種割引項目の詳細はこちら

自動車保険 お見積り