現在の保険証券
更新日:2024年5月20日
公開日:2019年9月13日
記名被保険者とは、「ご契約の車を主に使用される方」のことです。一般的には記名被保険者と保険契約者が同じであることが多いですが、異なっていても問題ありません。
しかし、契約上の記名被保険者が実態と異なる場合は「告知義務違反」にあたります。告知義務違反をすると、お申込みや契約締結の際に故意または重大な過失によって、事実と異なる告知をされた場合は、「告知義務違反」としてご契約が解除となることや、保険金をお支払いできないことがあります。記名被保険者が変わった際は、速やかに変更手続きを行いましょう。
本記事では、記名被保険者と保険契約者の違いや記名被保険者の変更方法についてご説明します。記名被保険者の変更が必要な方は、参考にしてください。
記名被保険者とは、ご契約の車を主に使用される方で、保険証券などに記載された被保険者をいいます。
自分で車を買って自動車保険に加入すると、通常、記名被保険者と保険契約者が同じになります。
記名被保険者と保険契約者は、異なる場合もあります。たとえば初めて自動車保険に加入する18歳未満の方は、保険契約者になれません。この場合は成人した親族が保険契約者になり、運転する未成年の方は記名被保険者になります。
保険契約者とは、自動車保険に申込みをして保険料を支払う方のことです。保険契約者は、記名被保険者と異なっていても問題ありません。保険契約者は契約そのものの当事者であるため、補償内容など契約内容の変更や解約が可能です。
たとえば、息子が乗るための車を、父親が購入して父親名義で自動車保険に加入したとしましょう。主に車を運転するのは息子ですが、父親が保険料を支払います。この場合は、記名被保険者は息子で保険契約者は父親です。
車両所有者は、被保険自動車(保険契約により保険の対象となる自動車)を所有している方のことです。車両所有者は、記名被保険者と異なっていても問題ありません。
たとえば父親が購入した父親名義の車を息子が運転する場合、記名被保険者は息子ですが、車両所有者は父親です。車両所有者は、自動車検査証(車検証)の「所有者」の欄で確認することができます。
記名被保険者が実態と異なっている場合、告知義務違反となる可能性があります。告知義務違反にあたるのは、主に運転する方以外を記名被保険者に設定した場合などがあります。
父親(50歳)と息子(20歳)の例を見てみましょう。主に車を運転するのは息子であるにもかかわらず、記名被保険者を父親に設定した場合、告知義務違反にあたります。
自動車保険は、年齢が低いほど高額になる傾向があります。そのため、息子ではなく父親が記名被保険者になったほうが保険料を抑えやすくなりますが、主に運転する方として実態が異なっていた場合は、告知義務違反に問われます。
なお保険契約者、記名被保険者および車両保険の被保険者には、契約上重要な事項のうち保険会社が告知を求めた告知事項について、事実を正確に告知していただく必要(告知義務)があります。
記名被保険者や記名被保険者の情報のうち、記名被保険者については、以下が告知事項となります。
告知義務違反をすると、「事故が発生しても保険金が支払われない」「契約が解除される」という影響があります。記名被保険者が変わる場合は、速やかに変更手続きをしましょう。
記名被保険者を変更する場合、手続き方法は保険会社によって異なりますが、電話などで変更可能です。
変更手続きの際は、現在の保険証券と車検証が必要になります。手元に準備をしたうえで電話しましょう。チューリッヒの場合、カスタマーケアセンターに電話すると変更手続きができます。

現在の保険証券

車検証
※車両所有者の名義変更がある場合
契約上の記名被保険者が実態と異なっていると告知義務違反に該当するため、記名被保険者を変更する場合は、速やかに手続きを行う必要があります。ここでは、記名被保険者の変更手続きをするタイミングを説明します。
主に車を運転する方が変わったら、記名被保険者を変更しましょう。たとえば以下のようなパターンが該当します。
これらに該当し、記名被保険者が変わったときは変更手続きを行ってください。
結婚などで記名被保険者の氏名が変わったときも、変更を行う必要があります。氏名が変わったら、忘れずに自動車保険の名義変更を行いましょう。
結婚によって住所の変更も生じる場合は、あわせて変更手続きを行いましょう。
記名被保険者を変更した場合、等級を引き継げるのか気になる方もいるかもしれません。通常は記名被保険者が変更になった場合は、等級の引き継ぎはできません。自動車保険の等級は、記名被保険者に紐付いているためです。
ただし、記名被保険者の変更先が以下の場合にかぎり、等級引き継ぎが可能となります。
引き継いだ等級によっては、保険料を抑えられるケースもあります。等級は、新規契約のときは6等級からスタートします。事故を起こさなければ毎年1等級ずつ上がり、等級が上がるほど保険料が割引かれるしくみです。
たとえば20等級の父親から等級を引き継ぐ場合、新たに契約して6等級からスタートするよりも保険料が割引かれます。
記名被保険者を変更すると、保険料が変わる可能性があります。ここでは、記名被保険者の条件によって保険料が変わるポイントを説明します。
記名被保険者の年齢を保険料の算出要素に適用しています。これにより、同一の運転者年齢条件であっても、記名被保険者の年齢によって保険料が異なります※。
※記名被保険者が個人の場合に限ります。
※原則として、保険始期時点の年齢により保険料を算出します。
免許証の色には、グリーン、ブルー、ゴールドの3種類があります。
チューリッヒでは、ご契約締結時の記名被保険者の運転免許証の色を、保険料の算出要素に適用しています。
ゴールド免許所有者は過去5年以上交通違反行為のない「優良運転者」であり、事故のリスクが低いため保険料の割引が適用されます。
チューリッヒでは、ゴールド免許を所持している方は、ブルーなど他の免許証の色の場合より保険料が安くなります。
住む地域が変わると、自動車保険料が変わる可能性があります。チューリッヒでは記名被保険者の住所によって、全国を7つのエリアに分けて保険料を算出しています。
そのため、引越しなどで都道府県に変更があった場合は保険料が変わる可能性があります。住所が変わった際は、自動車保険の変更手続きを行いましょう。
記名被保険者を変更するときは、補償範囲が変わる可能性がある点に注意しましょう。
補償範囲とは、補償の対象となる運転者のことです。補償範囲は、記名被保険者を起点にして決まります。記名被保険者を変更すると、これまで補償対象だった方が対象外になる可能性があります。チューリッヒでは、以下の3区分から補償範囲の選択が可能です。
たとえば、記名被保険者の父親(50歳)に娘(19歳/別居・未婚)と息子(20歳/同居)がいたとしましょう。現時点で「運転者家族限定」を選択していた場合、記名被保険者の同居の親族や別居の未婚の子が補償範囲に含まれます。つまり、娘・息子ともに補償対象です。
しかし、記名被保険者を父親から息子に変更した場合、これまで補償対象だった娘は補償対象外になります。息子と娘は別居しており、「運転者家族限定」は別居の親族(未婚の子を除く)が補償範囲外であるためです。記名被保険者を変更するときは、補償範囲の見直しが必要かなど契約内容をあわせて確認することが大切です。
記名被保険者が変更になる場合は、速やかに更新・変更の手続きを行いましょう。加入する自動車保険のカスタマーケアセンターなどへ連絡すると、手続きを行えます。
契約上の記名被保険者と実態が異なると、告知義務違反にあたる可能性があります。車に乗る方が変わった場合は、速やかに手続きを行ってください。
同居の子どもが免許を取得して運転する場合、新たに自動車保険に加入するより、記名被保険者変更で親の等級を引き継いだほうが保険料を安く抑えられることがあります。ただし記名被保険者の設定を誤ると事故のときに補償されないため、十分内容を確認しましょう。
資格:CFP
東証一部上場企業で10年間サラリーマンとして勤めるなか、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。
記名被保険者とは、被保険自動車を主に運転する方のことです。記名被保険者は、保険証券や契約者ページなどで確認できます。
記名被保険者とは、被保険自動車を主に運転する方です。契約者は、保険加入の申込み手続きをし、保険料を支払う義務がある方のことです。
たとえば、親が子どもに車を購入したときは、主に車を運転する子どもが記名被保険者、車を購入し保険加入の手続きをした親が保険契約者になります。記名被保険者と保険契約者の名義が違っても問題ありません。
チューリッヒの場合、記名被保険者の変更は、カスタマーケアセンターへ連絡して手続きを行ってください。
※本記事の内容は特段の記載がない限り、チューリッヒの保険商品ではなく、一般的な保険商品の説明です。
※チューリッヒの自動車保険に関する内容について
本記事内で紹介しているチューリッヒの自動車保険に関する内容につきましては、ご契約の保険始期および契約条件によって、ご契約のお客さまに適用されない場合がございます。
必ずお客さまの保険証券、約款、重要事項説明書の記載などをご確認ください。
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