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車のGPS発信機・GPSトラッカーとは。盗難防止用のGPS追跡機能。車のどこに取り付ける?

駐車場、道路上、住宅など、毎年さまざまな場所で多くの車両盗難被害が出ています。

車が盗難にあったとき、GPS追跡機能が車両に備えてあれば、スマホやパソコンを使って盗まれた車の現在地がわかります。

万が一の事態に備え、盗難対策を考えておくことは大切です。車の盗難防止策としてのGPS発信機についてご説明します。

車の盗難、自宅や駐車場でも安心はできない

※イメージ画像です。

警視庁の発表によると、2022年中の都内の「自動車盗」の発生件数は179件、発生場所で最も多かったのは「駐車場」です。

次いで「住宅(自宅車庫)」となっており、車を駐車場や自宅に停めていても安心できないことがわかります。

警察庁の統計を見てみると、2022年の自動車盗難認知件数は5,734件です。
2003年は64,223件でしたので、ピーク時に比べると自動車盗難は減少傾向にあります。

しかし特定の地域では依然多発しており、犯罪グループが組織的に関与し、犯行に及んでいる場合もあります。

万が一の事態に備え、車の盗難防止策を考えておくことは重要だといえるでしょう。

車の盗難防止策としてのGPS発信機、GPSトラッカーとは

車の盗難防止策の1つとして、GPS(Global Positioning System)発信機が注目されています。

GPSは衛星測位システムのことで、衛星からの信号を受信器で感知して、現在の位置を知ることができるものです。

居場所・位置情報がリアルタイムでわかるGPS発信機や車の盗難防止に特化したGPSトラッカーについて詳しく見てみましょう。

代表的商品「ココセコム」

ホームセキュリティや防犯対策などの警備で知られるセコムでは、持ち歩けるセキュリティ専用端末「ココセコム」の自動車用サービスも行っています。

2001年のサービス開始以来、セコムでは900台以上もの車をオーナーのもとに取り戻したといいます。
「万が一盗まれても追跡する」ことを考えて設計されたココセコム自動車用サービスには、次の2つの特長があります。

位置情報サービス

ココセコムを車に搭載しておけば、盗難に遭った場合でもパソコンやスマートフォンなどで車の現在位置がすぐにわかります。

要請があれば、全国約2,600ヵ所の緊急発進拠点から緊急対処員が現場へ急行、対応しています。

異常監視サービス

ココセコムには、位置情報の検索サービスだけでなく、車が一定の距離を超えて移動した時点で通報する異常監視サービス付きのプランを選択することができます。

このサービスは、駐車した車の一定距離の移動を検知して、セコムへ異常信号を送信し、盗難発生と同時に対処できるしくみになっています。

車に異常が発生したら、ただちに契約者に連絡を行い、必要に応じて緊急対処員が駆けつけます。

参考:ココセコム 自動車を見守るサービス内容

GPSトラッカー

GPSトラッカーとは、手のひらに収まる発信機とスマートフォンのアプリなどから構成されている小型の端末です。

GPSトラッカーは子供やお年寄り、要介護者の見守り端末として普及してきましたが、領域を問わず幅広い目的で利用され、車の盗難防止にも利用されています。

いろいろなGPSトラッカーが販売されていますが、多くはスマートフォンやパソコンからデバイスを追跡することができますので、車に取り付けていれば車の位置追跡を行えます。

また車に異常が起きると、

  • 離れたところにいても瞬時にメールが届く
  • 車の現在地をGoogleマップで確認でき、盗難を行った相手の位置と自分の位置をスマートフォン上に同時表示する
  • 過去のデータも見ることが可能

という商品もあります。

GPS発信機、GPSトラッカーなどのメリット

GPS発信機やGPSトラッカーを利用した場合、どのようなメリットがあるのでしょうか。代表的なものを見てみましょう。

車の現在位置を確認できる

GPSによって、車の現在位置を特定できます。

盗難に遭っても車がどこにあるかがすぐにわかり、専用の地図上に表示されます。

パソコンやスマートフォンから専用ウェブサイトにアクセスし、車の現在位置を確認できます。

ココセコムの場合、GPSだけでなく携帯電話基地局も使って測位をしているため、GPSの電波が届きにくかったり、まったく届かない場所にあっても、所定の携帯電話の電波さえ届いていれば現在位置を測定することが可能です。

ただし、携帯電話基地局を利用した位置検索の場合は精度誤差が大きくなります。

車を取り戻す確率が高まる

どのような場所で盗難に遭っても、車を取り返せる確率が高くなります。

ココセコムの場合、盗難に遭った際に連絡すると、セコムが車の位置を検索し、状況に応じて110番に連絡します。
また、警察への連絡だけでなく、契約者からご要請があれば、ココセコムの緊急対処員も車両を捜索します。

即座に対応でき、早期解決が可能

車が盗難に遭っても、迅速な対応が可能になります。

駐車していた車が一定の距離を超えて移動したと判断される場合、すぐに契約者に異常が知らされるため、早期解決が期待できます。

GPSは車のどこに取り付ける?

※イメージ画像です。

自動車窃盗を行う犯罪グループは、事前に目星を付けた車の入念な下調べを行うといわれています。

GPS発信機やGPSトラッカーの存在に事前に気づかれてしまうと、犯行中に取り外されてしまう可能性があります。

GPS発信機やGPSトラッカーは、犯罪グループに発見されない場所に設置することが重要です。

機器の取り付けは、GPS発信機やGPSトラッカーのメーカーや販売店でも行っています。
取り付け作業を要するGPSは、車両電装に関する詳しい知識と技術がある方以外は、メーカーや専門的知識と技術を持った販売店に相談したほうが望ましいです。

まとめ

車の位置情報を把握、追跡することができるGPS発信機やGPSトラッカーをご説明してきました。

リアルタイムで位置検索できるGPS発信機は、車の盗難防止対策の1つとして有効です。

その他の盗難防止に使えるグッズなどと合わせて、適切なものを選ぶようにしましょう。

最後に、車を所有されている方は、チューリッヒの自動車保険をぜひご検討ください。
万が一の車の事故・故障・トラブルに備えておくと安心です。

※記載の情報は、2024年9月時点の内容です。

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